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小泉内閣メールマガジン ================================== 2001/08/30

今週から一部リニューアル!!
新たに「キーワード解説」と「官邸のこんな話」を追加

★☆ 今週のキーワード「PFI(ピー・エフ・アイ)」 ☆★
 骨太の方針(今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方
針)に5回も出ています。(解説は最後に)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 歌を詠む

[大臣のほんねとーく 〜 お答えします]
● 改革工程表(竹中経済財政政策担当大臣)
● H2Aロケットの打上げについて(遠山文部科学大臣)

[小泉内閣の動き]
● 内閣総理大臣のコメント(H2A打上げ成功)(01/08/29)
● 経済財政諮問会議(第16回)会合(01/08/28)
● 都市再生本部(第3回)会合(01/08/28)
● 内閣官房長官記者発表(内閣官房報償費について)(01/08/28)
● 政労会見(01/08/27)

[官邸のこんな話]
● 建築様式は当時人気の「ライト風」

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣小泉総理大臣プロフィール
● 歌を詠む

  小泉純一郎です。

 「柔肌の熱き血潮を断ち切りて仕事ひとすじわれは非情か」

 夏休みの最後の日、これからはじまる改革への心境を与謝野晶子の短歌を
モチーフにしてつくってみた。こういうのを「本歌どり」というと、俵万智
さんが教えてくれた。

 「大海(おほうみ)の磯もとどろに寄する波われてくだけてさけて散るか
も」(源実朝)
 私の好きな歌の一つだ。スケールが大きくて情景がまざまざと浮かんでく
る。

 「たのしみは朝おきいでて昨日まで無(なか)りし花の咲ける見る時」
という歌は、天皇皇后両陛下のご訪米の際、クリントン前大統領が歓迎スピ
ーチで引用していた。江戸時代末期の国学者橘曙覧(たちばなのあけみ)
の歌だが、「楽しみは」からはじまる歌がかなりある。

 私が少し前につくってみたのが、
 「たのしみはたまの休みに朝寝してせみの声聞き寝たり起きたり」
 休日の理想的な過ごし方だが、総理になってからは、なかなかできるもの
ではない。

 現在、改革へのスケジュール表である「改革工程表」を作成中。改革への
具体化を着実に進めていきたい。これからしばらくは、心やすまる時はない
だろう。

※ 橘曙覧について
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2001/0830-2.html

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[大臣のほんねとーく 〜 お答えします] 

 読者の方から、「構造改革と一言でいいますが、一体どのように進めるの
ですか。」、「構造改革を早く具体化して欲しい。」といったご意見が寄せ
られています。そこで、竹中大臣に、「改革工程表」について説明していた
だきました。  
竹中経済財政政策担当大臣竹中経済財政政策担当大臣プロフィール
● 改革工程表(竹中経済財政政策担当大臣)

 構造改革という言葉から、皆さんはいったい何を思い描くでしょうか?特
殊法人の見直し、不良債権問題の解決、規制緩和、IT革命の推進・・・。
様々なものがあると思います。

 構造改革は、文字通り経済や社会の「構造」を変えることです。1990
年代以降、グローバル化やIT革命など世界的な経済環境が激変する中で、
こうした構造の改革なくして日本経済の持続的な発展はありえない(景気の
安定的な回復はない)ことが明らかになっているのです。

 しかし、構造を変えるというのは大掛かりな作業です。そこで小泉内閣で
は、まず改革の基本方針を明らかにしました。これが6月末に決められた、
いわゆる「骨太の方針」です。

 おそらくこの名前はご存知だと思うのですが、実はこんな形で政策の大方
針を示したことは過去の内閣ではなかったことなのです。そしていま、いよ
いよ次の段階------具体的な政策を決める段階------になっています。

 そこで登場するのが「改革工程表」というものです。そもそも工程表とい
うのは、建築の際などに管理すべき各項目ごとにタイムスケジュールを示し
たものです。

 小泉総理は、骨太の方針で示した政策の各項目について、(1)すぐにで
きること、(2)9月以降の臨時国会でできること、(3)来年度予算でお
こなうもの、に分けて今後のスケジュールを明らかにするよう各大臣に命じ
ました。各大臣は、構造改革を目指して自分の担当する分野でどのようなこ
とをいつまでに行うかを示すのです。

 工程表は9月のどこかの時点で作成いたしますが、このため、経済財政諮
問会議で各大臣から報告してもらうことになっています(注)。だから大臣
も大変です。今回の工程表がどこまできちんとできるかによって、小泉改革
の成否が実質的に決まってしまう--------。私自身は、それほど工程表が重
要なものであると思っています。

 さあ、いよいよ構造改革が本格化します。皆さんもこの工程表の中身に注
目して下さい。そして、日本社会がどう変わって行くのか、次の時代にどん
な日本を作るべきか、家族や友達とも議論して頂きたいと思います。


(注)8月28日の経済財政諮問会議では6人の大臣から報告がなされまし
た。各大臣の提出資料については、以下のページからご覧下さい。また、8
月30日及び9月4日の諮問会議でも合わせて5人の大臣から報告がなされ
る予定です。
 http://www5.cao.go.jp/shimon/2001/0828/agenda.html

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「今度打上げられるH2Aロケットはどんなロケットですか。」、「ロケ
ットの打上げに失敗しないためには、国として今後どのような取り組みを行
っていくのですか。」、「H2Aロケットの打上げ成功を祈っています。頑
張って下さい。」といったご意見が読者の方から寄せられています。そこで
遠山大臣に、H2Aロケットの打上げについて説明していただきました。
遠山文部科学大臣遠山文部科学大臣プロフィール
● H2Aロケットの打上げについて(遠山文部科学大臣)

 文部科学大臣の遠山です。今回は、我が国にとって喜ばしい出来事につい
てご報告できることをうれしく思います。

 宇宙開発事業団は、昨日(8月29日)、種子島宇宙センターから、H2
Aロケット試験機1号機の打上げに成功いたしました。私も打上げに立ち会
いましたが、巨大なロケットが爆音をたてて空高く進む迫力、これを精密に
制御している技術力の高さには感激するばかりでした。

 H2Aロケットは、将来の人工衛星の打上げ需要などに柔軟に対応できる
よう、信頼性の向上と大幅なコスト低減を目指して、平成8年から開発を進
めてきた大型ロケットで、その能力は、国際的な競争力を充分に持つもので
す。

 また、今後は更に試験を重ね、人工衛星の打上げを行うとともに、能力を
より増強した機種を登場させていくつもりです。

 これまで、H2ロケットの打上げに連続して失敗するなど、国民の皆様に
ご心配をおかけしましたが、その教訓を踏まえ、念には念を入れた開発を進
めて参りました。

 宇宙開発は、システム技術、材料技術、電子技術など、広範な科学技術力
を結集して初めて成り立つものであり、そのいずれの実力が不足していても
実現できるものではありません。我が国の宇宙開発に関しては、とりわけ基
盤的な技術力の確保や信頼性の向上が必要になります。

 こうした科学技術への積極的な取組みは、H2Aロケットの開発に代表さ
れる宇宙開発のみならず、他の様々な産業分野に波及し、我が国の発展に多
大な貢献を果たすものと信じています。

 今回の成功がきっかけとなり、我が国が科学技術創造立国を目指してさら
に力強く前進して参ることを期待しております。

 なお、H2Aロケットの打上げなどに関する詳細な情報は、次のアドレス
のホームページでも御覧になれます。
 http://www.nasda.go.jp

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[小泉内閣の動き]

● 内閣総理大臣のコメント(H2A打上げ成功)(01/08/29)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2001/0829h2a.html
  H2Aロケット試験機1号機の打上げ成功に関する小泉総理のコメント

● 経済財政諮問会議(第16回)会合(01/08/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/08/28keizaizaisei.html
  改革工程表の作成に向けて、森山法務大臣、遠山文部科学大臣、坂口厚
 生労働大臣、平沼経済産業大臣、尾身科学技術政策担当大臣、柳澤金融担
 当大臣の6大臣からヒアリングを実施

● 都市再生本部(第3回)会合(01/08/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/08/28tosi.html
  民間都市開発投資促進のための緊急措置、都市再生プロジェクト(第二
 次決定)、都市再生として対応すべき重点分野の3つを決定

● 内閣官房長官記者発表(内閣官房報償費について)(01/08/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/tyokan/koizumi/2001/0828kisya.html
  外務省松尾元室長による内閣官房報償費詐取事件を重い教訓として受け
 止め、平成14年度概算要求では対前年度比10%減額要求
  官房長官就任後本年6月までの官房長官としての給与全額を返納

● 政労会見(01/08/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/08/27seiro.html
  約2年ぶりに行われた政府と連合の会合の模様
  連合の鷲尾会長が緊急雇用対策基金の創設など雇用対策を求める要請書
 を小泉総理に手交

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[官邸のこんな話]

● 建築様式は当時人気の「ライト風」

 現在の総理官邸は昭和4年(1929)3月18日の竣工。すでに70年
以上風雪に耐えています。主要部分は鉄筋コンクリート2階建て、本館延べ
面積は約1568坪。それ以前の総理官邸は、現官邸の北側にありました。
西洋風の木造2階建てで、太政大臣官舎として使われていたものを内閣制度
の創設とともに総理官邸に転用したものです。
 大正12年(1923)9月1日、関東大震災で中央省庁の建物が深刻な
被害を受けたことから、政府は「中央諸官衙(かんが:官庁のこと)建築計
画」を立案し、官邸はトップバッターとして新築されることになりました。
 総理官邸は、旧帝国ホテル(大正12年7月竣工)を設計したアメリカ人
建築家フランク・ロイド・ライトのものとよく混同されますが、実際の設計
者は大蔵省営繕管財局工務部技官の下元連(しももとむらじ)。ライトの様
式は当時の日本の建築家たちに大きな影響を与えていたが、下元氏は「ライ
トの模倣ではない。ライト風です。」と、のちの回顧談で話しています。た
だ耐震性は、竣工披露宴の日に震災に遭ってもビクともしなかった旧帝国ホ
テルなみに考慮されているとのことです。
竣工当時(昭和4年3月)の総理官邸写真をクリックすると拡大写真になります
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[キーワード解説]

● PFI(ピー・エフ・アイ)

 PFI(Private Finance Initiative)は、
道路、庁舎、廃棄物処理施設といった公共施設等の設計、建設、維持管理・
運営等を、国や地方公共団体が自らすべて行うのではなく、民間の資金、経
営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法のことです。
 PFIにより、事業コストの縮減やより質の高い公共サービスの提供、民
間の事業機会の創出を通じた経済の活性化が期待できます。
 PFI事業は、英国など海外で実施されており、我が国でも、平成11年
7月に「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」
(PFI法)が制定され、既に地方公共団体において、PFIの活用による
小学校、駐車場や病院などの整備の事業実施手続が進められています。
 また、骨太の方針で、効率的な社会資本整備に向けた方策などとしてPF
Iが取り上げられているほか、平成14年度予算の概算要求基準においても
公共投資全般についてPFIの積極的活用を図ることとされています。

※ 内閣府「PFIホームページ」
 http://www8.cao.go.jp/pfi/

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[編集後記]

 先日民放の夏休み企画で、子ども記者の皆さんの取材をうけました。まあ
子どもだからと気楽に考えていたら、「この絨毯は何で赤いのですか?」、
「階段の石は何の石ですか?」といった答えに詰まる質問が続出し、まいっ
たなーと言う感じでした。私は官邸ツアーガイドとしては失格の様です。
 そこで、というわけでもありませんが、今週から官邸に関する皆様のご関
心にお応えするための企画「官邸のこんな話」がスタートします。私もしっ
かり読んでおかなければと思っています。(晋)

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[小泉内閣メールマガジン]
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)
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