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小泉内閣メールマガジン ================================== 2001/09/06

★☆ 今週のキーワード「PKO(ピー・ケー・オー)」 ☆★
 世界の平和のために活躍しています。(解説は最後に)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 官邸の居心地

[大臣のほんねとーく 〜 お答えします]
● 厚生労働省はこんな予算の使い方をして欲しい(坂口厚生労働大臣)
● 食料自給率の向上をめざして(武部農林水産大臣)

[小泉内閣の動き]
● 「青年の船」参加青年の小泉総理表敬(01/09/05)
● 防災功労者表彰式(01/09/05)
● 経済財政諮問会議(第18回)会合(01/09/04)
● 東チモール国際平和協力隊の帰国挨拶(01/09/03)
● 総合防災訓練(01/09/01)
● 10月・11月の「タウンミーティング」開催都府県決定(01/08/31)
● 経済財政諮問会議(第17回)会合(01/08/30)
● 市町村合併支援プランを決定(01/08/30)
● 国際組織犯罪等対策に係る今後の取組みを決定(01/08/29)

[官邸のこんな話]
● 「鶴の一声」で生まれた総理官邸写真室

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣小泉総理大臣プロフィール
● 官邸の居心地

 小泉純一郎です。

 官邸についての質問をいろいろいただいています。

 住居にしている公邸の住み心地は悪くない。総理として24時間自由はな
いが、一人暮らしには慣れているし、不便はない。議員宿舎より広いし、噂
されていたようなお化けもまだでない。

 官邸の執務室では、セミの声や鳥のさえずりも聞こえることもある。ほっ
とするひとときだ。

 今の総理官邸は、昭和3年の田中義一総理以来、私まで42人の歴代総理
がお世話になってきた。

 官邸は、歴史の証人でもある。5.15事件や2.26事件もここでおき
た。当時の弾痕や刀の傷跡があるといわれている。

 沖縄返還協定の署名式(昭和46年)は官邸の大ホールで行われた。「平
成」の年号を発表したのも官邸の記者会見室だ。横山大観氏の絵画もある。

 来年(平成14年)春には、いよいよ新官邸が完成する。約70年の歴史
にひとつの区切りをつけていく。

 官邸で決定された政策や方針が、日本の歴史を刻んできた。官邸で日々過
ごす中に、常にその重みを感じつつ、平和で豊かな国を築いていくために、
小泉改革を断行していきたい。

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[大臣のほんねとーく 〜 お答えします] 

 厚生労働行政については、読者の方から多くのご意見をいただいており、
また、坂口大臣にも直接ご意見が寄せられています。そこで今回は、坂口大
臣に、厚生労働行政のあり方について述べていただきました。  
坂口厚生労働大臣坂口厚生労働大臣プロフィール
● 厚生労働省はこんな予算の使い方をして欲しい(坂口厚生労働大臣)

 7月も半ばのある日、「厚生労働省はこんな予算の使い方をして欲しい」
そういう一文が寄せられました。「チャレンジドを納税者にできる日本」を
主唱する竹中ナミさんからの手紙でした。チャレンジドとは、何事にも挑戦
する障害者のことです。

 「小泉フィーバーを愚挙、愚衆と呼ぶ評論家がいますが、国民はそんなに
バカではありません」こんな書き出しで手紙は始まっていました。そして、
次の文章へと続きます。

 小泉内閣の「痛み」に対応する「セーフティーネット」が従来型の「救済
のための補助金」では、国民は失望してしまいます。国民にとって真に必要
な「セーフティーネット」のキーワードは「誇りある自立」です。救済では
なく、国民の誇りある自立を促す予算が必要です。

 私は何度もこの手紙を読み返しました。青春のころ、心を寄せる人から届
いた文を、朝な夕な読み返したあの心境でした。

 かつて小児医療に携わっていた頃、小児マヒになった子が退院する日、そ
の若い母親が毅然として言った言葉を思い出しました。「この子の命を助け
ていただきました。この御恩に報いるためにも、足に障害は残りましたが、
必ず人を助けることのできる人間に育てます」。

 あの子はどう成長したであろうか。あの母親の思いは、チャレンジドを納
税者にしてみせると言う竹中さんの考えに通じるものがありました。そうい
えば、竹中さんも障害児を持つ親の一人でもあります。

 限りある予算を配分する時、ややもすれば機械的に、慣例に従い、細切れ
のものにしてはいないか。役所の論理としては筋が通っていても、国民生活
の現実からかけ離れてはいないか。確かに、救済のための補助金が余りにも
多い。「もっと補助金を」、そんな言葉が巷にあふれる中で、「誇りある自
立」を求める声はどれほど人の心を揺さぶり、勇気を与えてくれることか。

 障害があっても、「人を助けることのできる人間」に成長しようとする人
達のために、もう一度厚生労働行政を見直したいと思います。


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 次に、食料政策の基本となる食料自給率について、武部大臣に説明してい
ただきました。読者の方からは、「食料自給率を100%にせよとは言わな
いが、現在のような低い状態は異常としか言えない。」「なぜ食料自給率を
上げる必要があるのか。」といったご意見が寄せられています。
武部農林水産大臣武部農林水産大臣プロフィール

● 食料自給率の向上をめざして(武部農林水産大臣)

 日本の食料自給率は、1980年代末には約50%でした。それがどんど
ん低下して現在は40%です。当面は、まず10年で45%、将来、ゆくゆ
くは50%に回復させる計画です。

 これは容易ではありません。農業を担う、強い経営体や経営システムを作
り上げていかないと追いつきません。専業農家、法人、ひいては民間企業の
参入も念頭に入れないといけません。

 食料自給率の向上に貢献しようと思う方はどなたでも参入してもらう、と
いう考え方が大事です。やはり農業の世界でも競争政策の導入は避けられな
いと思います。

 今、中国あたりから、どんどん日本に食料が輸出されています。しかし、
かつて日本では、経済力の向上とともに食生活が変化し、コメからほかのも
のへ、魚から肉へとシフトが起こりました。

 同じ動きは、中国などでも起きるでしょう。すでに中国では高級魚が国内
で消費されるようになり、日本への輸出がストップしつつあります。この上
さらに、中国で肉へのシフトが起きたらどうなるか。

 肉を生産するには、穀物を直接食べるのに比べ、7倍程度の穀物が飼料と
して必要になります。いずれ中国が食料輸入国になってもおかしくありませ
ん。

 世界的に見ても、現在の人口は約60億人ですが、今世紀半ばには90億
人を超えると推測されています。現時点でも栄養失調に苦しんでいる人々は
8億人と推測されています。

 FAO(国際連合食糧農業機関)が栄養失調の解消を目指していますが、
地球上の土地が年間で、日本の全農地を上回る500万ヘクタールも砂漠化
している問題もあって、なかなか食料事情が改善しない状況です。

 日本としては、食料自給率を上げておく必要があります。でも、食料自給
率100%はとても無理でしょう。当面は45%、将来は50%が目標です
が、限度があります。食料の安全保障という観点からは、国際的な食料の集
団安全保障政策も必要だと思っています。

 たとえば国際的な備蓄です。日本はエネルギー輸出や軍事力では国際貢献
はできません。しかし、食料の分野では、新品種の開発や、栽培技術の移転
などで国際協力も可能となるのではないでしょうか。

  様々な問題があることは事実ですが、「食料」は、私たちにとって命の源
であるだけでなく、健康で充実した生活の基礎をなすものです。ヒューマン
・セキュリティという意味でも、食料の安定供給はしっかりと確保していか
なければなりません。

 今後とも、生産サイドのみならず消費者サイドの理解を得て、農林水産分
野の構造改革を通じて食料自給率の向上に努めていきたいと思っています。


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[小泉内閣の動き]

● 「青年の船」参加青年の小泉総理表敬(01/09/05)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/09/05seinennofune.html
  「東南アジア青年の船」に参加する日本及びASEAN10か国の青年
 の代表が総理を表敬

● 防災功労者表彰式(01/09/05)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/09/05bousaikourou.html
  災害発生時に、人命救助、被害の拡大防止などの防災活動に顕著な功績
 を挙げた方々を表彰

● 経済財政諮問会議(第18回)会合(01/09/04)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/09/04keizaizaisei.html
  改革工程表の作成に向けて最後のヒアリングを扇国土交通大臣から実施
  今後は、改革工程表のとりまとめに入る

● 東チモール国際平和協力隊の帰国挨拶(01/09/03)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/09/03easttimor.html
  東チモールで8月30日に行われた憲法制定議会議員選挙の選挙監視の
 ために派遣されていた隊員が帰国報告

● 総合防災訓練(01/09/01)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/09/01bousai.html
   東海地震、南関東直下型地震を想定して、第31回目となる総合防災訓
 練を実施

● 10月・11月の「タウンミーティング」開催都府県決定(01/08/31)
 http://www.inpaku.go.jp/town/
  9月8日から再開される「タウンミーティング」の開催都府県を決定
  10月は、山梨、滋賀、長野、京都、秋田、鳥取、山形、島根、富山、
 福岡、新潟、大分、宮崎、11月は、和歌山、香川、大阪、愛媛、千葉、
 沖縄、茨城、静岡、東京で開催
  一般参加者の募集は各会場とも開催日の約3週間前から1週間程度実施

● 経済財政諮問会議(第17回)会合(01/08/30)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/08/30keizaizaisei.html
  前回に引き続き、改革工程表の作成に向けて、片山総務大臣、武部農林
 水産大臣、川口環境大臣、石原行政改革・規制改革担当大臣の4大臣から
 ヒアリングを実施

● 市町村合併支援プランを決定(01/08/30)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/gappeisien/index.html
  市町村合併支援本部において、市町村合併を推進するための各省庁の具
 体的な支援策を盛り込んだプランを決定

● 国際組織犯罪等対策に係る今後の取組みを決定(01/08/29)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sosikihanzai/index.html
  国際組織犯罪等対策本部において、「世界一安全な国・日本」の再構築
 のため、不法入国・不法滞在、ピッキング用具を使用した組織的窃盗、盗
 難自動車の不正輸出などについての今後の取り組みを決定

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[官邸のこんな話]

● 「鶴の一声」で生まれた総理官邸写真室

 官邸に写真室が誕生したのは、昭和43(1968)年10月。前年に首
脳会談で渡米した佐藤榮作総理が、ホワイトハウスの専属カメラマンから贈
られたアルバムに感激。鶴の一声で、官邸写真室がスタートしました。
 以後、小泉総理まで18人の総理をカメラにおさめ、これまでに撮影した
写真は優に30万枚を超えます。スタッフは総勢4名。総理の公式行事には
必ず同行し、首脳会談では、通訳、SP、相手国の公式カメラマンとともに
「奥の奥まで」密着します。
 「歴代総理のなかには、こちらに気を配って撮りやすくしてくださる方や
写真があまりお好きではない方など、いろいろな方がおられます。小泉総理
は、ジェノバ・サミットでも各国首脳にどんどん話しかけるなど、絵になる
シーンが多く、撮りやすかったですね」と三代目の女性室長は話す。
 昨年8月の森総理の南西アジア訪問時からはデジカメも使うようになりま
した。首相官邸ホームページの「総理の動き」のコーナーで、総理の動向を
その日のうちに写真で紹介していくためです。
 首脳の握手の一瞬には、首から下げた数台のカメラを使い分ける早業が求
められています。

※ 公式カメラマンが撮影した写真
公式カメラマンが撮影した写真写真をクリックすると拡大写真になります
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[キーワード解説]

● PKO(ピー・ケー・オー)

 PKO(Peacekeeping Operations :平和維持活動)とは、国連が主体と
なって実施する国際的な紛争の平和的解決に寄与することを目的とした活動
のことをいいます。
 我が国では、「国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律」(国
際平和協力法)が、平成4年(1992年)6月に制定されました。
 この中で、「国際連合平和維持活動(PKO)への協力」に加えて、「人
道的な国際救援活動への協力」及び「国際的な選挙監視活動への協力」が、
国際平和協力業務の3つの柱として規定されており、これらの活動へは、停
戦合意の存在、受け入れ国の同意の存在などの「参加5原則」にしたがって
参加すべきことが定められています。
 なお、PKOの業務は停戦監視といったものが伝統的ですが、最近は、選
挙管理や監視などの行政的支援活動も行われています。「人道的な国際救援
活動への協力」及び「国際的な選挙監視活動への協力」は、PKO以外の形
態で行われる活動に対する協力ですが、新聞などでは、これらを含め、国際
平和協力法の対象となる活動全般について、PKOと呼ばれる場合もありま
す。
 「PKOへの協力」としては、平成4年9月のアンゴラ及びカンボディア
への派遣を始めとして、現在もゴラン高原に派遣されています。「人道的な
国際救援活動への協力」としては、平成6年9月から行われたルワンダ難民
の救援活動への協力などがあります。「国際的な選挙監視活動への協力」と
しては、本年8月30日に行われた東チモールでの憲法制定議会議員選挙の
選挙監視のために派遣された「東チモール国際平和協力隊」(今号の小泉内
閣の動きで紹介)などがあります。

※ 内閣府「国際平和協力本部事務局のホームページ」
 http://www.pko.go.jp/PKO_J/pko_main.html

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[編集後記]

 公邸は古くて、かび臭くあまり住み心地は良くない、というのが定説にな
っていましたが、小泉総理にとってはそうでもない様です。
 公邸の庭には池もあって、そこには鯉や金魚が居ます。蛙が大量に発生す
ることもあります。最近、亀が新しい仲間に加わりました。総理はご自身で
買ってきたせいか、気にかけている様子。でも散歩の好きなこの亀君達を我
々が目にすることはあまりありません。
 先週から大臣のほんねとーくは、皆様の声にお答えするかたちになりまし
た。政策中心で少し硬くなりますが、出来るだけ「分かりやすく」を心掛け
ていきたいと、各大臣にお願いしています。(晋)

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)
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