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小泉内閣メールマガジン 第23号 =========================== 2001/11/22

★☆ 今週のキーワード「NPO(エヌ・ピー・オー)」 ☆★
 改革先行プログラムにおいて、雇用創出・教育訓練の担い手としても期待
されている「NPO」。「NGO」とはどんな関係にあるのか知っています
か?(解説は最後に)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 尊敬する人物

[大臣のほんねとーく 〜 お答えします]
● なぜ医療費は増え続けるのか(坂口厚生労働大臣)
● 日本全国を一巡したタウンミーティング(福田内閣官房長官)

[小泉内閣の動き]
● 安全保障会議(01/11/20)
● 日・タイ首脳会談(01/11/19)
● 第27次地方制度調査会(01/11/19)
● 小泉総理犯罪被害者支援フォーラム出席(01/11/19)
● 小泉総理タウンミーティング出席(01/11/18)
● テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の決定(01/11/16)

[官邸のこんな話]
● 官邸の「食堂」は万能部屋・・・「小食堂」

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣小泉総理大臣プロフィール
● 尊敬する人物

 小泉純一郎です。

 先週の教育の話に、約600通のメールをいただいた。多くの方々から、
家庭や教育現場での悩みや取り組み、あるいは共感のメッセージをいただい
た。中学生、高校生や大学生の皆さんからは、将来の希望や不安などの意見
が届いた。これからも、日本の将来を担う子ども達の教育の充実のために、
リーダーシップを発揮していきたい。

 読者の方から「尊敬する歴史上の人物は?」との質問をいただいた。尊敬
する人物は多い。日本では、吉田松陰。松陰は、教育者であり、憂国の士。
私心がない。松下村塾を開き、多くの幕末の志士を輩出した。伊藤博文や高
杉晋作も門下生だ。

 海外では、ウィンストン・チャーチル。第二次世界大戦中、国家が最も危
機に瀕したときに、圧力に屈せず、ヒトラーに立ち向かった。国民を勇気づ
け、最後は勝利を導いた。政治家として、自信と希望を失わずに、信念をも
って立ち向かった不屈の精神を尊敬する。

 「私心がない」ことも「困難に屈しない」ことも大変難しい。人は、慢心
しやすく、やすきに流されるもの。私は、総理大臣として、私心をもたず、
困難に屈することなく、進んでいきたい。

 これから、特殊法人改革、医療改革など、様々な改革が本格化していく。

 民間はリストラで必死に努力しているのに、改革のもっとも遅れているの
が役所の構造改革だ。「民間でできることは民間に任せる」という考えで、
廃止、民営化を基本に、特殊法人改革に取り組んでいる。

 将来の我が国のあり方を見据えた上で、私心なく判断し、困難を乗り越え
ていきたい。


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[大臣のほんねとーく 〜 お答えします] 

 厚生労働省が医療制度改革の試案を出してから、読者の方から、「なぜ医
療費を減らさなければならないのか」、「なぜ自己負担分を3割に上げなけ
ればならないのか」といったご意見が寄せられています。そこで、坂口大臣
に医療費の増加について説明していただきました。
坂口厚生労働大臣坂口厚生労働大臣プロフィール
● なぜ医療費は増え続けるのか(坂口厚生労働大臣)

 最近医療費は前年に比較して4%位ずつ増え、額にして1兆円位増えてい
ます。増える中身を分析しますと、4%のうち2%は人口増や高齢者増によ
るもので、これからは人口は減りますが高齢者増は著しくなりますから、今
後も毎年医療費は増え続けることになります。

 あとの2%は、経済の変動による人件費や材料費も影響しますが、大きい
のは「技術進歩要因」といわれるものであり、たとえばMRIなどの画像診
断の発達によって、脳出血や脳梗塞などの診断はそのスピードと正確さで大
きな進歩を遂げましたが、医療費の増加の要因にもなっています。このほか
投薬・薬局調剤、入院日数などが大きな影響を与えています。特に入院日数
は欧米では10日前後ですが日本では30.8日です。

 技術の進歩により、個人への負担が少なく、確実に診断を受けられるよう
になりますが、診療報酬の点数を上げれば医療費が高くなります。しかし、
評価を下げて点数を低くすれば、新しい機器の開発を阻害することになりま
す。入院日数を抑制すれば患者の不満が高まり、長期入院を認めれば医療費
が嵩(かさ)みます。

 医療費とどんな医療を受けたいかはセットの話であり、それは負担のあり
方にも影響します。できる限り医療費の無駄を省くための対策を考えていま
すが、それでも高齢者が増え医療にかかる人が増えますので、医療費は増え
続けます。

 私たちの負担は税か保険料か自己負担か、その組み合わせをどうするかで
決まります。小泉総理は三方一両損で行こう、といっていますが、私もそう
お願いしたいと思います。厳しい年の瀬が迫ってきました。


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 読者の方から、「テレビでタウンミーティングについてのニュースをやっ
ていたが、どんなものなのか」、「今後もタウンミーティングを続けて下さ
い」といったご意見が寄せられています。そこで、福田官房長官にタウンミ
ーティングについて説明していただきました。
福田内閣官房長官の写真福田内閣官房長官プロフィール
● 日本全国を一巡したタウンミーティング(福田内閣官房長官)

 この「メルマガ」と「タウンミーティング」は小泉内閣の「国民との対話
」の両輪です。今日は、「タウンミーティング」についてお話します。

 タウンミーティングは、6月16日に鹿児島市と青森市で第1回目のスタ
ートをしてから、11月18日に小泉総理が出席して開催した50会場目の
「タウンミーティング・イン・東京」で、全ての都道府県を一巡しました。

 どの会場でも、小中学生、障害のある方、地方議会の議員から外国人留学
生まで、各地域の様々な方々と出席した大臣や副大臣が直接活発な話し合い
を行いました。

 有珠山を望みながら開催した北海道虻田町、離島の五島列島で開催した長
崎県福江市、米百俵の逸話ゆかりの小学校で開催した新潟県長岡市、現存す
る最古の芝居小屋である旧金毘羅大芝居で開催した香川県琴平町など地域特
性豊かな会場でも開催することができ、各会場にお集まりいただいた合計約
1万8千人の方々に心から感謝いたします。

 私は危機管理担当の大臣として東京を離れることができませんでしたが、
タウンミーティングの言い出しっぺである竹中経済財政政策担当大臣は「私
は毎週行きます」という言葉どおり、50会場のうち23会場出席と大活躍
していただき、大助かりでした。

 会場の参加者からは、「インターネットの活用等により自らの住む町を『
一流の田舎』にしたいが、行政の壁を感じている」、「どのような施設をど
こに作るかは、実際にその施設を使う地方の住民が決めたい」、「スピード
感のある構造改革が必要」など、地方自治や構造改革の必要性やその推進に
向けて、それぞれの生活体験等に基づいた数多くの政策提案をいただきまし
た。

 このタウンミーティングを通じて、皆さんが日本の現状や将来について真
剣に考えておられること、「構造改革なくして日本の再生と発展はない」と
の小泉総理の考えが皆さんの共感をいただいていること、そして、改革の成
功にはこのような新しい試みである国民との対話が不可欠であることを実感
しました。

 今後のタウンミーティングについては、小泉総理は、「引き続き、対話の
機会を設けていきたい」と、皆さんとの対話に意欲を示しています。

 今後は、例えば、「『雇用創出』など政策テーマ別のタウンミーティング
」、「地域の団体や地方自治体に企画していただくタウンミーティング」な
ど、政策形成への参加意識を高めていただけるよう、工夫を凝らしてみたい
と考えています。

 どうぞタウンミーティングへの皆さんの積極的な参加をお願いします。


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[小泉内閣の動き]

● 安全保障会議(01/11/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/11/20anpo.html
  PKF(平和維持隊)本体業務の凍結の解除を了承

● 日・タイ首脳会談(01/11/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/11/19kaidan.html
  タクシン・タイ首相との首脳会談の模様
  両国の経済関係の緊密化やミャンマーの民主化などについて意見交換

● 第27次地方制度調査会(01/11/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/11/19tihou.html
  「社会経済情勢の変化に対応した地方行財政制度の構造改革」について
 小泉総理が諮問

● 小泉総理犯罪被害者支援フォーラム出席(01/11/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/11/19hanzai.html
  小泉総理の「第6回犯罪被害者支援フォーラム」出席の模様
  犯罪による被害者が抱える様々な問題などについて意見交換

● 小泉総理タウンミーティング出席(01/11/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/11/18town.html
  小泉総理の「タウンミーティングイン東京」出席の模様
  特殊法人改革など幅広い問題について意見交換

● テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の決定(01/11/16)
 http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2001/1116keikaku_s.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/tyokan/koizumi/2001/1116danwa.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2001/11/16anpo.html
  閣議決定された基本計画と、決定に際しての内閣官房長官談話、閣議に
 先立ち開かれた安全保障会議の模様

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[官邸のこんな話]

● 官邸の「食堂」は万能部屋・・・「小食堂」

  今回は、小食堂の話をします。小食堂は、普段、総理などが昼食をとる場
所になっています。食事は大食堂も小食堂も総理官邸調理室が賄います。昼
食の献立は、総理の好みを重視したメニューになっていて、新しい総理が就
任すると好みを聞いて献立を作るそうです。ちなみに小泉総理は、メルマガ
21号の「らいおんはーと」にあるように、海の近くで育ったせいか、焼き
魚やしらすおろし、納豆、豆類やイモ類などが好みのようです。
 また、前回紹介した大食堂と同様、ここも、食堂だけに使われているわけ
ではありません。各国首脳との会談や安全保障会議などもここで行われ、党
首会談などの場にもなります。
 歴史を辿ると、昭和53年には、隣接している喫煙室とともに、ダッカで
起こった日本赤軍ハイジャック事件の「対策本部」がおかれました。現在は
官邸別館に危機管理センターが設けられたため、事故や災害などの対策本部
がおかれることはなくなりました。

※ 小食堂の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2001/1122p1.html

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[キーワード解説]

● NPO(エヌ・ピー・オー)

 NPO(Non Profit Organization :民間非営利団体)とは、継続的、自
発的に社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体の総称です。
 NPOは、社会福祉や環境、文化、教育、まちづくりなど、様々な分野で
活発に活動しており、政府の改革先行プログラムにおいても、緊急かつ臨時
的な雇用創出・教育訓練の担い手の一つとして取り上げられています。
 平成10年12月に施行された特定非営利活動促進法(NPO法)は、N
POに法人格を与えてその活動を促進しようとするもので、これまでに5千
以上の団体が法人として認証されました。
 一方、非営利目的の民間団体の中でも、開発、人権、環境など、地球規模
の問題に取り組むものについては、NGO(エヌ・ジー・オー)と呼ぶこと
があります。これは、もともと国連の場で使われていた言葉で、会議への参
加などを通じて国連諸機関と協力関係にある政府以外の組織のことを、政府
代表と区別してNGO(Non Governmental Organization :非政府組織)と
呼んでいたのが、次第に広まったものです。

※ 内閣府「NPO関係ホームページ」
 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/npo/

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[編集後記]

 総理は尊敬する人物として、吉田松陰を挙げておられますが、初めて総裁
選に立った時、松陰の句を引用し自らの心境を述べています。
 山口県では「松陰先生」と「先生」をつけて呼ぶのが慣わしです。それだ
け尊敬を集めているということでしょう。同県出身の私もそうさせていただ
きます。
 さてその松陰先生は、回天の大事業にあたって門下生に次のように述べて
います。
「天下の大患は、その大患たる所以を知らざるにあり。いやしくも大患の大
患たる所以を知らば、いずくんぞこれが計をなさざるをえんや」
 改革断行に際し総理も同じ気持ちではないでしょうか。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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