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小泉内閣メールマガジン 第30号 =========================== 2002/01/17

★☆ 今週のキーワード「ITS(アイ・ティー・エス)」 ☆★
 ITSは交通渋滞緩和や交通事故削減に役立ちます。(解説は最後に)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● アセアン諸国訪問

[大臣のほんねとーく 〜 お答えします]
● 「学びのすすめ」(文部科学大臣 遠山敦子)

[特別寄稿]
● 今こそ考えるエネルギー(経済産業大臣 平沼赳夫)

[小泉内閣の動き]
● ASEAN諸国訪問特集(02/01/09〜15)
・ 日・フィリピン首脳会談(02/01/09)
・ 日・マレーシア首脳会談(02/01/10)
・ 日・タイ首脳会談(02/01/11)
・ 日・インドネシア首脳会談(02/01/12)
・ 日・シンガポール首脳会談(02/01/13)
・ 小泉総理の政策演説「東アジアの中の日本とASEAN」(02/01/14)
・ 小泉総理の内外記者会見(02/01/14)

[官邸のこんな話]
● 総理官邸で最も見晴らしの良い「大客間」

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]

小泉総理大臣小泉総理大臣プロフィール
● アセアン諸国訪問

 小泉純一郎です。

 9日から15日まで、アセアン諸国を訪問し、フィリピンのアロヨ大統領、
マレーシアのマハディール首相、タイのタクシン首相、インドネシアのメガ
ワティ大統領、そして、シンガポールのゴー・チョクトン首相とお会いしま
した。うちとけた雰囲気の中で、日本とアセアンの将来や当面の課題などに
ついて、意見を交すことができました。

 東南アジアとの交流は古く、14世紀には琉球王国とタイの交易が行われ、
16世紀には朱印船貿易が活発になり、当時のタイの都アユタヤには、千名
もの日本人が住んでいました。

 25年前、福田元首相は、マニラでの演説で、日本とアセアンの関係を「
対等のパートナーシップ」、「心と心のふれあい」と言い表しました。以来、
日本は、一貫してアセアン重視の政策をとってきました。

 私は、この関係を一層深めていくために、最後の訪問国シンガポールで「
東アジアの中の日本とASEAN」と題した政策演説を行い、「ともに歩み、
ともに進む」という考え方に立って、21世紀の日本とアセアンの新しい姿
を築いていきたいと訴えました。

 会場には、ゴー・チョクトン首相をはじめ1,300人を超す聴衆が集い、
日本の東アジア政策に対する強い熱意と期待が感じられました。

 首脳会談では、各国が「改革」を推進しながら協力して一層の「繁栄」に
向かうこと、2003年を「日・アセアン交流年」とすること、「日・アセ
アン包括的経済連携構想」などの未来に向けた協力などを提案し、賛同をい
ただきました。

 シンガポールでは、日本ではじめての自由貿易協定となる「日・シンガポ
ール経済連携協定」の署名を行い、我が国の通商政策の新機軸を打ち立てる
ことができたと思います。

 日本に学んだ元留学生の方々とも面会しました。皆さんそれぞれ、各国で
重要な役割を担っています。アセアンとの交流を支える裾野の広い人脈がか
たちづくられつつあることを目の当たりにしました。

 各国首脳からは、心温まる歓迎を受け、夕食会では、各国の伝統芸能を披
露していただくなど、歴史と文化の豊かさにも触れることができました。

 来週から、通常国会が始まります。小泉構造改革は、日本のためだけに進
めるものではありません。アジアや世界の国々のためにも必要なことです。
そういう想いを今回の訪問を通じて、ますます強くしました。


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[大臣のほんねとーく 〜 お答えします]

遠山文部科学大臣遠山文部科学大臣プロフィール
● 「学びのすすめ」(文部科学大臣 遠山敦子)

 皆さん、こんにちは。文部科学大臣の遠山です。

 今年は、日本の教育にとっても大事な年になると思います。
 昨年以来、「学校が良くなる、教育が変わる」ことをめざした新たな教育
改革に取り組んでまいりました。今年の4月からは、完全学校週5日制がス
タートするとともに、小・中学校の新しい教育課程が本格実施されます。ま
た大学改革についても、流れをさらに加速し、より活力に富み、国際競争力
のある大学づくりを進めていきたいと考えています。

 就任以来、タウンミーティングも含め、できるだけ多くの機会に国民の皆
さんの声をうかがうように努めてきましたが、そこで感じたのは、教育への
期待と関心の大きさとともに、新しい学習指導要領や大学改革について、今
なお一部に誤解があるということです。

 そこで今回から3回にわたって、私から皆さんにお話しさせていただきた
いと思います。

 今日(1月17日)、全国都道府県教育委員会連合会の総会でご挨拶させ
ていただく予定ですが、私はその場で、「学びのすすめ」というアピールを
発表するつもりです。

 私は、これからの教育改革の二本柱は、「確かな学力」を身につけさせる
ことと、「心の教育」によって豊かな人間性を育てることだと考えています。

 新しい学習指導要領の全面実施を目前に控え、子どもたちの学力低下を心
配する声もあります。また昨年12月に公表されたOECD(経済協力開発
機構)の「生徒の学習到達度調査」結果によると、日本の子どもたちの学力
は国際的に見て上位に位置しているものの、「趣味として読書をしない」子
の割合や「宿題や自分の勉強の時間」が参加国中最低であるなどの問題点も
明らかになりました。

 このような状況も踏まえ、新しい学習指導要領のねらいとその実現のため
の施策を今一度明確に示すため、確かな学力の育成に向けての考え方を5つ
の方策にまとめ、アピールとしてお示しすることとしたものです。

 詳しい内容は、正式発表後に下記の文部科学省のホームページに掲載しま
すので、そちらをぜひご覧ください。(18日中に掲載予定)
 http://www.mext.go.jp/

 また、教育改革に関する御意見は、(voice@mext.go.jp)までお寄せくだ
さい。


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[特別寄稿]
平沼経済産業大臣平沼経済産業大臣プロフィール
● 今こそ考えるエネルギー(経済産業大臣 平沼赳夫)

 1973年10月、今から約30年前のことです。第四次中東戦争をきっ
かけに、いわゆる第一次オイルショックが世界を襲いました。翌年1月まで
の間に原油価格は4倍にはね上がり、生活に深刻な影響を及ぼしました。み
なさん、覚えていらっしゃいますか?

 当時、我が国のエネルギーに占める石油依存度は約77%、石油の中東依
存度は約78%でした。トイレットペーパーの確保に躍起になったり、夜の
街からネオンが消えたり、深夜番組が制限されたりと、大事なエネルギーを
如何に確保し、大切に使うかということが国民的な運動として広がりました。

 振り返りまして、現在、エネルギーに占める石油依存度は約52%と下が
ってはいるものの、依然としてエネルギーの過半を石油に頼っている状態で
あり、石油の中東依存度は約86%と当時より高い状況にあります。また、
以前に比べて、化石燃料の大量消費によって引き起こされる地球温暖化現象
が深刻な問題となっております。

 オイルショックの記憶が薄れていく中、今こそ、私たち一人ひとりがエネ
ルギーについて真剣に考えていかなければなりません。

 私どもは、政府一体となって省エネルギーを推進するとともに、産油国と
良好な関係を築いたり、備蓄を行うことなどにより石油が安定的に確保され
るように努めております。そして、原子力や新エネルギーなど、二酸化炭素
の排出量の少ないエネルギー源を中心として、多様な供給源の確保に取り組
んでおります。さらに、燃料電池のように新たなタイプのエネルギーも登場
しております。しかしながら、エネルギー問題は国民のみなさんの理解と協
力なくしては決して解決のできる問題ではありません。

 本日17日、青森県におきまして、「青い森・地球エネルギーフォーラム
」というイベントが開催されます。私も青森に飛び、議論に参加することに
しております。

 また、来る2月9日(土)には、今度は東京で「エネルギー・にっぽん国
民会議in東京」というシンポジウムを開催することにしております。評論
家の木元教子さんにコーディネーターをお願いし、石原東京都知事、木村青
森県知事、平山新潟県知事などをお招きして、日本の21世紀のエネルギー
について議論できる場を設けました。メルマガ読者のみなさんにも是非、御
参加いただきたいと考えております。

 大事なエネルギーです。いま一度、いっしょに考えてみましょう。

※ エネルギー・にっぽん国民会議in東京
 http://www.enecho.meti.go.jp/


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[小泉内閣の動き]

● ASEAN諸国訪問特集(02/01/09〜15)
・ 日・フィリピン首脳会談(02/01/09)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/01/09f.html
  最初の訪問国フィリピンのアロヨ大統領との首脳会談の模様
  両国の成熟した関係をより一層発展させることで合意

・ 日・マレーシア首脳会談(02/01/10)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/01/10malaysia.html
  2番目の訪問国マレーシアのマハティール首相との首脳会談の模様
  日本とASEAN諸国の関係や二国間を含む国際情勢について意見交換

・ 日・タイ首脳会談(02/01/11)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/01/11thai.html
  3番目の訪問国タイのタクシン首相との首脳会談の模様
  同国における中小企業振興や一村一品運動を引き続き支援

・ 日・インドネシア首脳会談(02/01/12)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/01/12indonesia.html
  4番目の訪問国インドネシアのメガワティ大統領との首脳会談の模様
  東チモール難民問題や奨学金基金の創設などについて協議

・ 日・シンガポール首脳会談(02/01/13)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/01/13sing.html
  最後の訪問国シンガポールのゴー・チョクトン首相との首脳会談の模様
  初の自由貿易協定である日本・シンガポール新時代経済連携協定に署名

・ 小泉総理の政策演説「東アジアの中の日本とASEAN」(02/01/14)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/01/14speech.html
  「率直なパートナー」として「共に歩み共に進む」との基本理念の下、
 繁栄・安定・未来に向けた日本とASEAN諸国との協力を強化
  教育・人材育成の重視、日・ASEAN包括的経済連携構想などを提案

・ 小泉総理の内外記者会見(02/01/14)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/01/14kaiken.html
  一連の訪問を終えるにあたり行われた小泉総理の記者会見の内容

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[官邸のこんな話]

● 総理官邸で最も見晴らしの良い「大客間」

  官邸の二階北側には「大(おお)客間」があります。同じ二階の南側には
総理執務室があります。以前紹介したように、官邸は南北で段差があるため
同じ二階でも高さが違います。執務室から「大客間」へ向かうには、廊下の
途中にある数段の階段を登ることになります。したがって、「大客間」は官
邸で最も「高い」場所にあるといえます。
 北側に面した窓からは国会議事堂や銀杏並木がよく見え、四季折々の変化
が楽しめます。
 「大客間」の広さは111平方メートルで、官邸では晩餐会などが催され
る大ホール、会議などが開かれる大(おお)食堂に次いで3番目に広い部屋
です。
 かつては、総理の内外賓客との会談や記者会見の場としても使われていま
したが、現在は、主に事務次官等会議や各種閣僚会議などに使われています。

※ 大客間と大客間から見た国会議事堂の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/0117p.html

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[キーワード解説]

● ITS(アイ・ティー・エス)

 ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)とは、
安全性や輸送効率の向上等を目的に、最先端の情報通信技術を用いて人と道
路と車を一体のシステムとして構築する新しい道路交通システムの総称です。
 ITSのうち、各経路の渋滞状況や所要時間情報をカーナビに提供する道
路交通情報通信システム(VICS)や、有料道路におけるノンストップ自
動料金支払いシステム(ETC)は、すでに実用化されています。また、周
囲の車の位置と動きをセンサーで察知して運転手に危険警告を行ったり、状
況によりハンドル・ブレーキ制御などの運転補助を行う走行支援道路システ
ムについても、実験が進められています。
 ITSの普及は、交通渋滞の緩和、交通事故の削減、二酸化炭素削減によ
る環境改善などの効果をもたらすほか、今後増加が予想される高齢ドライバ
ーの安全運転・自由な移動を支えるものです。
 緊急対応プログラム(12月14日決定)においても、構造改革のための
社会資本の整備の一環として、ITSの推進が掲げられています。

※ 国土交通省ホームページ(ITS)
 http://www.mlit.go.jp/road/ITS/j-html/

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[編集後記]

  総理は本年最初の外遊先として東南アジアを選びました。総理が師と仰ぐ
福田首相が、世界に向けて福田ドクトリンを発出した地であり、若い時から
このスピーチを何回も読んでいる小泉総理にとって、特別なところではない
かと思います。
 今回総理は「ライオンの都市」シンガポールで、アジアにそして世界に向
けスピーチを行いました。その中で教育、人材育成の重要性とこの分野での
日本の協力について述べています。国の未来のために教育が極めて重要であ
るということにおいては、東南アジア諸国も、日本も同じです。今週号から
三回連続で遠山文部科学大臣に教育改革について語っていただきます。小泉
内閣の教育改革にかける熱意を感じて頂けることと思います。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)