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小泉内閣メールマガジン 第40号 =========================== 2002/03/28

今週から新企画スタート!!

★☆ 数字でみる日本「126,925,843人」 ☆★
 世界で9番目です。(解説は最後に)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 卒業の季節に

[大臣のほんねとーく]
● 静かに広がるC型肝炎(厚生労働大臣 坂口力)
● 保護司−元祖ボランティア−(法務大臣 森山眞弓)

[小泉内閣の動き]
● 小泉総理の記者会見(平成14年度予算成立を受けて)(02/03/27)
● 生物多様性国家戦略の決定(02/03/27)
● 防衛大学校卒業式で訓示(02/03/24)
● 日・韓首脳会談(02/03/22)

[官邸のこんな話]
● 天皇陛下の御休所となった第二応接室

[数字でみる日本]
● 126,925,843人

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 卒業の季節に

 小泉純一郎です。

 卒業の季節です。卒業生の皆さんおめでとうございます。

 先日出席した防衛大学校の卒業式で、
 「子曰く、学んで時にこれを習う また説(よろこ)ばしからずや
      朋(とも)遠方より来(きた)る また楽しからずや
      人知らずしていきどおらず また君子ならずや」
という論語の一節を引用して、門出を祝いました。

 学問をして常にそれを復習し、身に付けていくことはなんと喜ばしいこと
ではないか、
 友達が遠方から訪ねてきてくれたりするのはなんと楽しいことではないか、
 人が自分を理解してくれない、あるいは実力を認めてくれない、そういう
場合にも不満に思わず、いきどおりを抱かず、自ら信じる生き方ができる人
はなんと立派な人物ではないか、
 という意味です。

 社会には、様々な仕事や役回りがあります。地味な目立たない仕事のほう
が多いかもしれません。くさらずに、自らの信念を貫いていったときに、他
人の痛みがわかる立派な人となっていけると思います。そんな若者に日本の
未来を託して、自信と誇りに満ちた日本をつくっていきたいと思います。

 先週訪問した韓国では、日韓交流年の記念レセプションで、日韓の子ども
達による童謡や両国の若手ミュージシャンによるワールドカップ公式テーマ
ソングの披露がありました。日韓の交流も若者達がになっているのだなぁと
痛感しました。

 3月27日に、平成14年度予算が成立しました。国債発行額を30兆円
以内にした上で、公共投資やODAなどを5兆円を削減し、重点7分野(少
子高齢化への対応、教育、ITの推進、科学技術振興、地方活性化、都市再
生、環境)に2兆円を重点配分した「改革断行予算」です。

  この予算を執行していくことが最大の景気対策です。そして、小泉内閣の
構造改革の着実な実施になるのです。
 
 これからさらに、医療制度改革や道路関係公団改革、郵政公社化など、改
革関連の法案の早期成立を目指して、改革のスピードを上げていきたいと思
います。


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[大臣のほんねとーく]
坂口厚生労働大臣プロフィール
● 静かに広がるC型肝炎(厚生労働大臣 坂口力)

 医学の進歩と共に手術が盛んになり、それに合わせて輸血用血液の需要が
増大した。話はさかのぼるが、昭和30年代は売血時代で輸血を受けた人の
50%は輸血後肝炎にかかり、もとの病気は快復したが肝炎で苦しむ人が多
かった。

 献血運動が全国的に起こったのは昭和40年からであり、それでも初期に
は30%台の輸血後肝炎がおこり、次第に低下はしたがそれでも8%前後の
発生率時代が平成元年まで長く続いていた。

 輸血後肝炎、血清肝炎と言われていたものが正体は何なのか、最初は非A
非B型肝炎、すなわちA型でもB型でもない「その他」の肝炎と一括りにし
て扱われていたが、昭和63年に新しいウイルスが発見され、C型肝炎と名
付けられたのである。輸血後肝炎の殆どはC型肝炎であることが分かり、そ
の検査方法が確立された平成2年からは発生率0.5%まで減少する。平成
11年からは更に検査方法が進歩して殆ど完璧に排除することができるよう
になる。

 私は過去に血液センター所長を務めたことがあり、多くの人が輸血後肝炎
にかかった事実を直視してきた。それだけに、過去に輸血や血漿製剤を受け
た人の健康診断が必要なことを実感している。

 それに加えて、昨年大臣就任直後であったが、S記者が現状のデーターを
示しながら、早く健診を実施してC型肝炎にかかっている事を自覚させる必
要がある、と進言してくれた。それによってC型肝炎から肝硬変、肝ガンへ
と移行することをくい止め、肝ガン死亡者を抑制することができると力説し
た。私は彼の進言に心から感謝している。彼はC型肝炎についての多くの記
事を書いたが、常に前向きに、実態調査を求め、責任追及型の記事は書かな
かった。

 私は直ちに省内で話を詰め、本年度補正予算でも計上し、14年度予算で
は60億円の健診費用や研究費を組むことができた。45歳とか50歳の節
目健診にC型肝炎の検査を導入するが、それ以外にいままでに輸血を受けた
経験のある人、血漿製剤を使用した人は是非最寄りの保健所で血液検査を受
けてほしい。特に平成4年以前に輸血を受けた人は受けて貰いたい。

 昭和47年から昭和63年までの間に血漿製剤を使用したことがはっきり
している人を検査したところ、C型肝炎にかかった人が約50%、現在も治
らずウイルスを持っている人が約30%という結果がでている。

 C型肝炎は休火山のように静かにしていることが多いが、しかし多くの危
険性を秘めている。気づいた時には遅い、それがこの病気の特徴である。


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森山法務大臣プロフィール
● 保護司−元祖ボランティア−(法務大臣 森山眞弓)

 全国には保護司が約50,000人おられます。

 刑に服した後、社会に戻った人々や少年たちが、職場、学校、家庭などで
普通にやっていけるように見守り、悩みがあれば相談にのってアドバイスす
るという大事な役目をもち、無報酬で活動していただいているボランティア
の方々です。

 罪を犯した人と一口に言っても、年齢、職業、家庭環境、性格など一人ひ
とり全然違います。このような人々の再犯防止や社会復帰には役所も努力を
していますが、どうしても限界があり、人生経験豊かで思慮深く、あたたか
い血の通った個人が受け持っていただくことが大変効果があるのです。

 もともとわが国では伝統的に社会の連帯感が強く、似たような活動が江戸
時代からありました。その後ももっぱら民間の力によってこのような活動が
拡大し、明治以降国の刑事政策に取り込まれるようになったのです。外国に
も余り例のない、いわばわが国独特のボランティアの元祖とでもいいましょ
うか。以来保護司の皆さんの働きは大変大きく、わが国社会の治安の維持、
安定に多大の貢献をしてこられました。

 一生懸命心を込めて指導しても聞いてくれない、何回も裏切られるという
苦い思いをしたり、時には逆恨みされる事さえもあります。一方、反抗的で
手の付けられなかった少年が、熱心に指導した結果、次第に素直になり、真
面目な社会人となって就職し、結婚して、折々感謝の手紙をよこしたりする
こともあり、そういう時はそれまでのすべての苦労を忘れさせてくれるとの
話も聞きます。

 保護司の仕事にはご家族の理解、協力が不可欠です。また他の公職と違っ
て保護司であることは宣伝できるというものではありません。ひたすら青少
年健全育成の情熱と社会奉仕の精神のみを基本とする、まことに地味な、し
かし尊いお仕事です。

 また、女性の団体で更生保護婦人会というのも会員約20万人をもって、
更生保護のために積極的に活動していますし、さらには18才から30才く
らいの若い男女が少年達の兄姉となって相談相手になるBBS運動も会員
6,000人余を数え、雇用主として協力して下さる方も約4,600人も
いらっしゃいます。

 お金にならないことには見向きもしない一般的風潮の中で、このような縁
の下の力持ち的な活動に黙々と汗を流して下さる善意の方々がこんなに多勢
いらっしゃることは本当に有難いことで、それが法務行政はもとより、大き
く言えば国家を支える大事な土台となっているのです。


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[小泉内閣の動き]

● 小泉総理の記者会見(平成14年度予算成立を受けて)(02/03/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/03/27kaiken.html
  来年度予算成立を受けての小泉総理の記者会見の内容
  着実な構造改革の実施、デフレ対策、規制改革、不良債権処理など

● 生物多様性国家戦略の決定(02/03/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/03/27earth.html
  自然と共生する社会の実現に向けて、地球環境保全に関する関係閣僚会
 議において「生物多様性国家戦略」を決定

● 防衛大学校卒業式で訓示(02/03/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/03/24bouei.html
  国際協調の必要性やテロとの闘いへの取組み、幹部自衛官としての心構
 えなどについて訓示

● 日・韓首脳会談(02/03/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/03/22kankoku.html
  金大中・韓国大統領との首脳会談の模様
  両国の友好協力関係を確認し、北朝鮮による拉致問題などについて協議

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[官邸のこんな話]

● 天皇陛下の御休所となった第二応接室

 官邸には、表示のない部屋がたくさんあります。総理大臣執務室、閣議室、
大食堂、小食堂、大客間からトイレに至るまで表札や案内板はほとんど見当
たりません。初めて来訪される方は、守衛の方に行き先を案内してもらった
りします。

 正面玄関を入ってすぐ左側に総理番の記者たちが陣取る通称「番小屋」と
いわれる記者室があり、その隣に二つ並んで小さな部屋があります。西側が
第一応接室、東側が第二応接室です。

 官邸を訪れるほとんどの人は、そのまま正面階段に向かうか、西側階段を
上るため、これらの部屋の存在に気がつく人は少ないようです。たとえ気が
ついたとしても、ここも表札がないためどんな部屋なのか分かるのは難しい
でしょう。

 応接室は、通常、秘書官などが来客と面談する際に使われることが多いよ
うですが、かつて第二応接室は、内閣制度創始100周年記念式典で昭和天
皇が初めて官邸にお見えになった折に、改装されて御休所として使われまし
た。

 官邸では、目立たない小さな部屋ですが、華やかな歴史が刻まれた由緒あ
る部屋のひとつです。

※ 第二応接室の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/0328p.html

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[数字でみる日本]

● 126,925,843人

 「126,925,843人」とは、平成12年国勢調査(同年10月1日現在)に基づ
く我が国の人口です。このうち男性は62,110,764人、女性は64,815,079人で、
女性が多くなっています。

 この数字は、世界の人口60.6億人の2.1%を占めており、日本は世界で9
番目に人口の多い国です。(1位:中国12.8億人、2位:インド10.1億人、
3位:アメリカ合衆国2.8億人)

 日本の人口は、江戸時代後期にはおよそ3000万人だったといわれています
が、明治維新以降、急速に増え続けました。統計を取り始めた明治5年には
3500万人であったのが、昭和10年代前半には7000万人に倍増し、昭和40年代
前半には1億人を突破しました。現在も増え続けていますが、出生率の低下
により、増加率は年々低下しています。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、平成18年に1億2774万人
でピークに達した後、人口減少過程に入り、平成62年(2050年)にはおよそ
1億人になるものと予測されています。つまり、あと50年ほどで、約2700万
人(現在の千葉・東京・神奈川の3都県分の人口に相当)が減ることになる
のです。

※ 総務省ホームページ(平成12年国勢調査の集計結果)
 http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2000/kihon1/00/mokuji.htm


※ 新企画「数字でみる日本」は、政府が発表しているデータを紹介し、日
本についてもっと知っていただこうというもので、今後隔週でお届けします。
来週の新企画第2弾もご期待下さい。

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[編集後記]

 21日からの総理訪韓は、両国間の信頼関係を深め、ワールドカップに向
かって二国間が相協力して前進していくことを世界に示すことになりました。
到着時、黄砂が吹き荒れどうなることかと思いましたが、釜山、慶州を訪れ
た最終日はみごとに晴れ渡りました。慶州の仏国寺で総理と共に鐘をつきま
した。鐘の音を聞くと心が平穏になるとのことですが、日本では煩悩を払う
といいますから、相通じるようです。鐘の真横で聞きましたが、政治家の煩
悩を消し去るのは難しそうです。帰ったら桜がすでに満開で驚きました。こ
の時期の桜の開花は記録的なスピードとのことですが、改革のスピードも上
げていきます。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)