首相官邸 首相官邸 トップページ
首相官邸 コニュニケーション
 トップ小泉内閣メールマガジンバックナンバー
小泉内閣メールマガジン
 

小泉内閣メールマガジン 第49号 =========================== 2002/06/06

★☆ 数字でみる日本「21,864人」 ☆★
 依然として不足しています。(解説は最後に)
--------------------------------------------------------------------

□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 真剣勝負

[大臣のほんねとーく]
● 消費者を軸にした農林水産行政に変えます(第3回)
  (農林水産大臣 武部勤)
● 構造改革の本当のねらいは暮らしを変えること
  (経済財政政策担当大臣 竹中平蔵)

[特別寄稿]
● 2002年日韓親善大使の大役を担って(日韓親善大使 藤原紀香)

[小泉内閣の動き]
● 小泉総理の談話(京都議定書の受諾)(02/06/04)
● ワールドカップサッカー大会開会式への小泉総理の出席(02/05/31)

[数字でみる日本]
● 「21,864人」

====================================================================
[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 真剣勝負

 小泉純一郎です。

 6月4日、日本対ベルギーの試合を観戦した。いい試合だった。まさに真
剣勝負。これまでサッカー観戦は3回目だが一番興奮した。日本代表もベル
ギー代表も全力を尽くして頑張ったと思う。

 会場を埋めたサポーターの声援もすがすがしかった。私もエネルギーをも
らった気がする。

 6月30日の決勝戦に向けて、一層盛り上がっていくことを期待したい。
サッカーを通じて、日本と韓国が世界中の国々と一体になって感動し、協力
し合う。そういうワールドカップにしたい。

 国内では、構造改革を一歩一歩進めている。道路公団改革や医療改革、郵
政事業民間参入などの重要法案が国会で審議されている。

 「経済活性化」や「あるべき税制改革」の姿について今月中に基本方針を
示していきたい。

 景気は依然として厳しいが、底打ち感がではじめるなど、明るい兆しも見
え始めている。こういう時こそ、気を引き締めていきたい。

 改革は真剣勝負だ。

 最近、非核三原則について報道されています。「核を持たず、作らず、持
ち込ませず」という非核三原則を堅持する立場に、いささかの揺るぎもあり
ません。唯一の被爆国として、核のない世界の実現を訴えていきます。


--------------------------------------------------------------------
[大臣のほんねとーく]
武部農林水産大臣プロフィール
● 消費者を軸にした農林水産行政に変えます(第3回)
  (農林水産大臣 武部勤)

 今回は、前回に引き続き、『「食」と「農」の再生プラン』の第二、第三
の柱についてお話したいと思います。

 再生プランの第二の柱は、「農業の構造改革の加速化」です。このため、
意欲ある経営体が躍進する環境条件をつくります。具体的には、ビジネスチ
ャンスを活かそうとする新規就農者や法人経営・集落営農に対し、支援を行
います。また、農業経営の株式会社化等を一層推進する等多面的戦略を展開
します。特に、構造改革が最も遅れた水田農業については、米の生産調整の
あり方を含めて米政策を大転換します。その際、農産物の著しい価格変動が
経営に及ぼす影響を緩和するセーフティネットとなる経営所得安定対策のあ
り方について、米政策の見直しと一体的に議論し、結論を提示します。さら
に、農山村地域の土地利用について法律による諸規制から市町村の土地利用
調整条例を基本とした新たな枠組みに移行することを検討します。

 再生プランの第三の柱は、「都市と農山漁村の共生・対流」です。今まで
は、おいしい水、きれいな空気、美しい自然は、都会に住んでいる人にとっ
て無い物ねだりでした。交通インフラが整備され、IT革命が進んでまいり
ますと、都市と農山漁村を行ったり来たりして都市の生活も田舎の生活も共
に手にすることができる「デュアルライフ(二重生活)を享受できる時代」
になると思います。都市と農山漁村で行き交う「わがふるさと」づくりが可
能となると思います。このため、「デイサービスセンター」などの医療・福
祉施設、郵便局と役場支所と農協が一つとなった「コミュニティーセンター
」があり、そこには小さなコンサートホールも併設されているような都市的
機能も備えた「むらづくり」を進めるとともに、都市と遜色のない情報基盤
の実現も目指します。また、自然再生のためのプロジェクトを推進し、都市
に住んでいる皆さんが魅力に感じる美しい自然と景観の維持・創造を進めま
す。

 私は、「食」と「農」に関する様々な課題が顕在化している今こそ、ピン
チをむしろチャンスと思って、「食」と「農」の再生に向けて全力で取り組
んで参りたいと考えております。以上、3回にわたって御説明してきました
『「食」と「農」の再生プラン』に基づき農林水産政策を抜本的に変革する
ことにより、食と農と美の国づくりに向けたいわば「食農一環」政策を展開
していきます。皆様のご理解をお願いいたします。

--------------------------------------------------------------------
竹中経済財政政策担当大臣プロフィール
● 構造改革の本当のねらいは暮らしを変えること
  (経済財政政策担当大臣 竹中平蔵)

 「構造改革」というと不良債権やデフレの話がまず頭に浮かんで、皆さん
の中には「私には関係ない」と感じている方もいらっしゃるのではないでし
ょうか。でも、構造改革の本当のねらいは、暮らしを変えることにあるので
す。そこで今回は、暮らしと構造改革というテーマについて書いてみたいと
思います。

 構造改革の基本は「普通の人が普通に努力すれば、未来に夢と希望が持て、
安心して暮らしていける社会」を創ることです。「正直者がバカをみない社
会」と言ってもいいでしょう。こうした社会が実現すれば、働き方・学び方
・住まい方など、様々な面で私たちの暮らしが変わり、より充実した生活を
送ることができるようになるはずです。

 具体的にはどう変わるのでしょうか。それをわかりやすく解説するために、
最近ハンドブックを作りました。「保育所が足りないと働く女性も困る!」
「ちゃんと年金をもらえるの?」などの問い掛けに対して、その説明を会話
形式でまとめてあります。イラストや図表もふんだんに盛り込んであります。
タイトルは「『で、構造改革で何がどう変わるの?』がすっきりわかる超手
引」です。政府刊行物センターのほか政府刊行物を取り扱う主要書店で販売
されています。内閣府のホームページにも掲載していますので、是非ご覧い
ただきたいと思います。

 暮らしと構造改革をめぐるもう1つの取り組みとして、先月末に「未来生
活懇談会」という懇談会をスタートさせました。福田官房長官と私が共同で
主催するもので、慶應義塾大学の清家篤教授に座長をお願いしています。こ
の懇談会は、社会が大きく変わるなかで、すべての国民が生まれてきてよか
ったと思える、生きがいのある人生を送ることができるようにするために、
今何をしなければならないかについて議論をする場です。

 新しい生活を考える場ですから、懇談会の運営スタイル自体も新しいもの
にしています。懇談会の模様は、ホームページ上で好きなときに動画で見て
いただけるようにしています。また、皆さんにメールアドレスをご登録いた
だき、インターネット上で議論に参加いただく「ネット委員」を随時募集し
ています。「ネット委員」の方々には事務局から、この懇談会の情報をタイ
ムリーに配信させていただくと同時に、関連したご意見を受け付けます。い
ただいたご意見は懇談会本体での議論に十分に反映させていきます。このメ
ルマガと同じように誰でも登録できますので、内閣府のホームページから是
非登録してみて下さい。

 国民の皆さんと一緒に、暮らしの視点から構造改革の議論を深めていきた
いと思います。

※ 内閣府ホームページ(「暮らしと構造改革」ハンドブック)
 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/2002/0430hand-book/index.html

※ 内閣府ホームページ(未来生活懇談会)
 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/mirai_seikatsu/index.html


--------------------------------------------------------------------
[特別寄稿]
藤原紀香-2002年日韓親善大使プロフィール
● 2002年日韓親善大使の大役を担って(日韓親善大使 藤原紀香)

 今回、日韓親善大使という重要な役割をいただいたことは、私の人生の中
でもたいへん光栄なこととうれしく思っています。人と人との心のふれあい
を大切にして、日本と韓国のいろいろな人たちの架け橋になれたらと考えて
います。

 親善大使のお仕事をしていく上では、自分の名前を名乗ったり、日常使う
挨拶などは韓国の言葉でしたいと思い、少しずつですが韓国語を習っていま
す。韓国側の親善大使であるキム・ユンジンさんとはすっかりお友達になり
ました。彼女は日本語を勉強しているので、お互いに韓国語と日本語を教え
あったりしてコミュニケーションをとっています。2人が話す時には英語で
すが、お互いの女優業のことなどを話したり、いろんな意味で勉強になりま
す。

 韓国に初めて行って日本と違う文化に触れたことを少しお話ししますと、
私は食べることが大好きなので、韓国でもたくさん食べてその国のことを吸
収しようと思いました。韓国料理というとどうしても焼肉のイメージが強か
ったのですが、本当は野菜とのバランスがよくスープなどを含めた小皿料理
がたくさん食べられます。またマナーも全然違っていました。例えば韓国で
はお碗を持ち上げませんし、あぐらをかいたり立膝で食べるのもよいマナー
でしたが、それが文化なのでとてもきれいに見えました。

 また、日本人の場合は多くの人が様子を見ながら少しずつ相手の心の中に
入っていこうとするのに対して、韓国の人は始めからガーンとぶつかってき
ます。最初はちょっとびっくりしますが、友達になるための最良の方法だと
言われました。一方では、韓国を旅して慶州(キョンジュ)などで見た仏像
や建築物などが日本と似ていて、文化の共通性を肌で感じたこともありまし
た。

 参加させていただいた行事では、親善大使にならなければ一生お目にかか
る機会がなかっただろう多くの方々とお目にかかることができ、まさに感激
の連続でした。1月には韓国で金大中大統領とお会いしました。小泉首相に
もご挨拶をさせていただく機会がありました。私はとても緊張していたので
すが、それを和ませてくださるかのような、とても朗らかな励ましのお声を
かけていただき、とてもうれしく思いました。また、先日の日韓宮中音楽交
流演奏会の会場では、天皇皇后両陛下からあたたかいお言葉をかけていただ
き、とても感激しました。

 親善大使として心がけていることは、今まで韓国は近いようで遠い国と言
われたこともあるように、色々なことがあったと思いますが、未来に向かっ
て若い世代から何か韓国への興味を持ってほしいと思い、親善大使として知
り得たことなどを色々な形で積極的に話していきたいと思っています。

 また、仕事でもプライベートでも韓国の人たちとたくさんコミュニケーシ
ョンをとって、その国のことをもっと知りたいと思います。それと同時に自
国の文化ももっと勉強するようになりました。この仕事を通して自分が日本
人であることを以前よりも強く意識するようにもなりました。これからも親
善大使として志高く、一生懸命がんばりたいと思います。


--------------------------------------------------------------------
[小泉内閣の動き]

● 小泉総理の談話(京都議定書の受諾)(02/06/04)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/06/04danwa.html
  「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」受諾を閣議決定し
 たことに関しての小泉総理の談話

● ワールドカップサッカー大会開会式への小泉総理の出席(02/05/31)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/05/31wcup.html
  日韓共同開催で行われるワールドカップサッカー大会の開会式に出席

--------------------------------------------------------------------
[数字でみる日本]

● 21,864人

 「21,864人」とは、最高裁判所のまとめによる平成13年4月現在の法曹人
口(簡易裁判所判事、副検事を除く)です。このうち弁護士は18,246人、裁
判官は2,243人、検察官は1,375人です。なお、法曹1人当たりの国民の数は
約5,800人です。ちなみに、アメリカの法曹人口は1,037,388人で、法曹1人
当たりの国民の数は約300人です。

 「法曹人口が全体として相当不足していると認められる。」−臨時司法制
度調査会がこの意見を出した昭和39年の法曹人口は9,955人でした。この年
に司法試験の最終合格者は戦後初めて500人を超えましたが、平成11年には
1,000人に達し、法曹人口も約40年を経てようやく約2倍になりました。

 しかし、法曹人口は依然不足しており、弁護士過疎となっているいわゆる
「ゼロ・ワン地域」(全国に203ある地方裁判所の支部区域内の弁護士が0
または1人の地域)は平成13年10月現在で64カ所にのぼります。また、大型
事件の長期化の原因の一つに裁判官不足があるとの指摘があり、検察官の不
足により経済事件、警察等からの送致事件に十分な対応がなされていません。

 今後、法曹需要は量的に増大するとともに、質的にますます多様化、高度
化することが予想されます。このため、今年3月に閣議決定された司法制度
改革推進計画では、法曹人口の大幅な増加を図る観点から、司法試験の合格
者数を、平成16年に1,500人程度、平成22年頃には3,000人程度とすることを
目指すとしています。そのような増加の経過をたどると、平成30年頃には実
働法曹人口が5万人規模(法曹1人当たりの国民の数は約2,400人)に達す
ることが見込まれています。

※ 首相官邸ホームページ(司法制度改革について)
 http://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/index2.html

--------------------------------------------------------------------
[編集後記]

 IWC下関会議ではかなり激しい議論の応酬がありました。なかでも日本
および捕鯨国の立場を力強く展開していた、水産庁参事官、小松正之氏の姿
はメディアでも流れ印象的でした。瀋陽での事件の後だけに特にそう感じた
のかもしれません。「クジラは食べていい!」という挑戦的なタイトルの著
書もある小松参事官は、捕鯨反対派の標的で彼のお面まで登場していました。
しかし氏は新著「クジラと日本人」で、長い間鯨と共生してきた日本の捕鯨
文化や、漁村に伝わる、鯨に感謝の気持ちをこめた「くじら歌」等を紹介し、
日本は決して鯨を絶滅させようとしているのではなく、目指すところは共存
だと説いています。捕鯨派、反捕鯨派の平行線に終わったとはいえ、両派と
も下関そして日本のホスピタリティーを賞賛していました。ワールドカップ
でもそうありたいと思います。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
====================================================================
[小泉内閣メールマガジン]

配信に関する手続き、ご意見などは以下のホームページからお願いします。
<配信中止・配信先変更・バックナンバー>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
<ご意見・ご感想、配信に関するお問い合わせなど>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
<携帯電話からの読者登録>
*http://www.kantei.go.jp/k/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)