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小泉内閣メールマガジン 第50号 =========================== 2002/06/13

★☆ 数字でみる日本「5,145万トン」 ☆★
 1人1日あたり1.1キログラムになります。(解説は最後に)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 改革に邁進

[大臣のほんねとーく]
● 100年デザイン(国土交通大臣 扇千景)

[特別寄稿]
● 環境を守る為に大事なこと(環の国くらし会議メンバー 西田ひかる)

[小泉内閣の動き]
● 国際平和協力懇談会(02/06/12)
● 今後の食品安全行政のあり方について(02/06/11)
● 第16回経済財政諮問会議における小泉総理大臣の指示(02/06/07)
● ワールドカップサッカー大会開会式出席の記録(ビデオ)(02/05/31)

[数字でみる日本]
● 5,145万トン

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 改革に邁進

 小泉純一郎です。

 国会も終盤に入り、重要法案の審議が続いている。
 
 先週は、道路公団民営化の第三者委員会の法律が成立。いよいよ道路公団
民営化の具体的な進め方の議論を始めることができる。民営化に向けた大き
な一歩だ。来週にも「改革意欲に富む人」を委員として人選し、委員会を立
ち上げたい。

 今週は私も出席して郵政公社化関連法案の国会審議が行われた。郵政事業
を公社化し、郵便事業に民間企業が参入する道を開く重要な法案。改革を進
めるにはこれらの法案を成立させなければならない。法案成立に向け全力で
努力し、改革を着実に進めます。

 経済情勢も目を離せない。先週発表された今年第1四半期の国内総生産
(GDP)伸び率は、前期比1.4%、年率で5.7%。一年ぶりのプラスに
なった。景気は底入れしているが、雇用や所得は依然として厳しい状況が続
いている。

 先週は、あるべき税制改革や経済活性化戦略を、なによりも経済社会の活
力を重視してとりまとめるよう、指示した。「改革なくして成長なし」の考
え方に立ち、気を緩めることなく、経済の再生に向けて改革を進めたい。


 盛り上がりを見せているワールドカップサッカー。毎日、手に汗握る試合
が続いている。明日はチュニジア戦。日本チームには持てる力を出し切って、
頑張ってもらいたい。


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[大臣のほんねとーく]
扇国土交通大臣プロフィール
● 100年デザイン(国土交通大臣 扇千景)

 今、日本が必要としているのは、100年先を見通したデザインと戦略で
す。日本は、長い低迷に苦しんでいますが、ワールドカップサッカーに見ら
れるように、新しい扉がアジアに開かれようとしており、時代は確実に変革
と飛躍に向かっています。

 新しい時代には、それに相応しい新しいビジョンが必要です。日本は、ア
ジア、世界に向けて新理念を発信していかなければなりません。そのために、
できることから始める必要があります。特に、国土交通省は、行革のメリッ
トを他省に先駆けて具体化する必要があり、新しい目標と戦略を必要として
います。

 このような考えに立ち、私は、新たに「国づくりの百年デザイン」の作成
に取り組むこととし、去る6月3日、これを作成するためのタスクフォース
を立ち上げました。本タスクフォースは、省内のイントラネットによる公募
で選ばれた32名の若手職員と、4名の主査の計36名で構成される大臣直
属の組織です。全メンバーに対し、大臣名の職務命令辞令を私から直接手渡
し、単なる勉強会ではなく、20部局を超える省内横断的な正式の組織とし
てスタートさせました。このような若手(平均年齢32歳)から成る大臣直
属の機関の設置は、霞が関初のものと言えます。

 イントラネットによる公募は、わずか6日間だけでしたが、気象庁から海
上保安庁まで実に144名の職員からの応募がありました。次世代を担う若
手が如何に今日の霞が関、日本の状況に危機感を抱いているかの現れである
と思います。

 タスクフォースは、遅くとも年内に中間報告を発表することとしています
が、抽象的なビジョンではなく、具体的な政策を打ち出したいと考えていま
す。

 50年、100年先の施策というと、ともすると夢物語の抽象的な作文に
終わってしまいがちです。しかし、真に歴史を動かし、国民の財産になるべ
き政策は、長期に耐え得る具体性のあるものでなければなりません。例えば、
明治神宮は、百年前には木がほとんどない御料地でしたが、明治天皇が崩御
された際、百年後に立派な森となることを意図して計画されました。国民の
森を作る、という具体的なビジョンが無ければ、現在の明治神宮は無かった
のです。

 また、今年1月にユーロが流通し始めましたが、このような通貨統合は、
1970年に示されたルクセンブルグのウェルナー首相が示した「ウェルナ
ー報告」という具体のビジョン無しには決して実現されることは無かったで
しょう。

 私は、一つの夢を抱いています。それは、アジアの若者が、互いの国に誇
りを持ちつつ、一つのテーブルで楽しく音楽や映画の話をする、一緒にスポ
ーツを観戦する、まさにワールドカップの世界が何気ない日常で実現する時
代が来る、という夢です。そのような日常にとっては、例えば、通貨一つみ
ても、どのアジアの国でも一つの通貨で小さな買い物ができる、そのような
インフラが整備されていなければなりません。いつの日か、必ずそのような
時代になると思いますが、ただ漠然と夢想するだけでは実現しないでしょう。

 夢は明確なビジョンを抱いてこそ実現するものです。今回のワールドカッ
プで、私は、電子マネー技術を使い、世界初の試みとして円とウォンを一つ
のカードに納めたICカードを実現させました。やがてこの技術が、アジア
通貨に発展していけば、というささやかな「ビジョン」を描きながら取り組
んできましたが、このように時代を見通した世界に通用するビジョンづくり
をしたいと考えています。


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[特別寄稿]
西田ひかる-環の国くらし会議メンバープロフィール
● 環境を守る為に大事なこと(環の国くらし会議メンバー 西田ひかる)

 小泉内閣メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは、西田ひかるです。

 地球温暖化防止とは何か。防止するには、何ができるか。個人レベルで、
町レベル、国レベル、地球レベルでできることを各界の方々が話し合う会議、
「環の国くらし会議」にこの春、参加させていただきました。

 どうやったら、今までの傷を治せるか、これ以上地球が痛まないように、
どうすればいいか。みなさまのお話を伺ったところ、正直、戸惑ってしまい
ました。今の生活の中で、改められるところはたくさんあるけれど、何から
始めればいいか、わかりませんでした。

 そんな中、先月、幼なじみの結婚式に出席するため、アメリカに行ってき
ました。私が通った学校(小・中)が近くで、懐かしくなり、プラッと寄っ
てみました。私が通っていたのは、約20年前。すっかり変わってしまって
いるんだろうなぁと、最初からあまり期待せずに行きましたら・・・なんと
ビックリ、雰囲気がほとんど変わっていなかったのです。建て直された校舎
もありましたが、ほとんどが大きな木に囲まれた一階建ての建物。設立当初
のイメージを壊さないようにしている様子や緑を大切にしようとしている様
子がうかがえました。現状を維持する・・・当たり前のことだけれど、とっ
ても難しいことなのですよね。

 母校を訪れて、思ったこと・・・
まず、身近なものを「大切」にし、それを大事に「維持」する、「育てる」
という気持ちを持つことが環境問題の第一歩なのではないかと思いました。
いくら、知識が増えても、ダメ。気持ちと意識を持ち、辛抱強く取り組み、
日々生きていくしかないような気がします。
次の世代にそれを伝えるのに、何をすればいいのか・・・
自分なりに、じっくり考えながら、環境問題に取り組んでいく必要を感じま
した。

 環境に対する色々な思いが、次の世代だけではなく、世界中の人々に伝わ
って欲しい。叶わぬ夢かもしれないけれど、それが私の願い。
これから「環の国くらし会議」を一つのきっかけとして、この思いを育んで
いきたいと思います。みなさんも一緒にどうですか?


※ 環のくらしホームページ
 http://www.wanokurashi.ne.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 国際平和協力懇談会(02/06/12)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/06/12kokusai.html
  小泉総理が先月シドニーで表明した「平和の定着及び国造り」のための
 国際協力の強化に向けて検討するため設置された懇談会の第1回会合

● 今後の食品安全行政のあり方について(02/06/11)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shokuhin/kettei/020611arikata.html
  食品安全行政に関する関係閣僚会議において、食品安全委員会(仮称)
 の設置、食品安全基本法(仮称)の制定方針を決定

● 第16回経済財政諮問会議における小泉総理大臣の指示(02/06/07)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/06/07siji.html
  6月下旬に予定される、いわゆる「骨太の方針−第2弾(仮称)」の取
 りまとめにあたっての小泉総理の指示

● ワールドカップサッカー大会開会式出席の記録(ビデオ)(02/05/31)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/index.html
  韓国(ソウル)で行われたワールドカップサッカー大会開会式への出席
 の模様をビデオで紹介

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[数字でみる日本]

● 5,145万トン

 「5,145万トン」とは、環境省の調査による平成11年度の一般廃棄物(生
活系ごみ、事業系ごみ)の排出量です。

 一般廃棄物の排出量は、平成2年度に5,000万トンを超え、ここ数年横ば
いになっています。一般廃棄物は、約9%が再生利用されるほか、焼却等の
中間処理によって約70%が減量化され、最終的に埋め立てられるのは約21%
の1,087万トンです。

 一方、産業廃棄物(事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、汚泥、動物の
ふん尿、がれき類など20種類の廃棄物)の排出量は、平成2年度に約39,500
万トンでしたが、平成8年度の約42,600万トンをピークにやや減少傾向で、
平成11年度は約40,000万トンでした。平成11年度のデータでは、このうち約
43%が再生利用されるほか、中間処理によって約45%が減量化され、約12%
の約5,000万トンが最終的に埋め立てられます。

 廃棄物の最終処分量は、平成2年度からの10年間で、一般廃棄物では約35
%、産業廃棄物では約44%減少しましたが、最終処分場の残余年数は、平成
11年度の全国平均では、一般廃棄物で12.3年、産業廃棄物で3.7年と深刻な
状況です。

 廃棄物の一層の減量のためには、廃棄物の「3R」(排出抑制:リデュー
ス、再使用:リユース、再生利用:リサイクル)に取り組むことが必要です。
このため、政府は、「廃棄物の最終処分量を平成22年度までに平成9年度の
概ね半分に削減する(一般廃棄物で640万トン、産業廃棄物で3,000万トンま
で削減)」ことなどを目標としていますが、この目標を達成するには、国民、
事業者、国及び地方公共団体が協力して3Rに取り組んでいくことが不可欠
です。

※ 環境省ホームページ(廃棄物処理の現状)
 http://www.env.go.jp/recycle/waste/index.html

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[編集後記]

 環境政策重視は、小泉政権の柱の一つです。政権が発足した直後、所信表
明演説の草稿を議論している時、総理自ら提案されたのが「3年以内にすべ
ての一般公用車を低公害車に切り替える」という宣言です。そこまで言い切
らないほうがという事務方の助言を押し切ってのことでした。そして今では、
大臣も我々副大臣も天然ガス車や、ハイブリッド車等の低公害車です。また
この宣言はメーカーの開発意欲を刺激し、燃料電池車実現に向けて進んでい
ます。今週のゲストは西田ひかるさんです。「環の国くらし会議」メンバー
として身近な環境観を述べていただきました。新婚早々にもかかわらずの寄
稿ありがとうございました。日曜日のWカップロシア戦すごかったですね。
この調子で頑張ってほしいと思います。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)