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小泉内閣メールマガジン 第56号 =========================== 2002/07/25

★☆ 数字でみる日本「78,812人」 ☆★
 平成13年には過去最高を記録し、目標達成まであと一息です。
 (解説は最後に)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 改革を続けていきます

[大臣のほんねとーく]
● サイバーテロに立ち向かう心強い技術者集団
  (国家公安委員会委員長 村井仁)

[特別寄稿]
● 教養とは
  (狂言師・中央教育審議会初等中等教育分科会臨時委員 野村萬斎)

[小泉内閣の動き]
● 特殊法人等改革の推進等についての小泉総理大臣の指示(02/07/22)
● 地球環境保全に関する関係閣僚会議・地球温暖化対策推進本部合同会議
  (02/07/19)
● 制度・政策改革集中審議に向けた小泉総理大臣の指示(02/07/19)
● BT戦略会議の初会合(02/07/18)

[新官邸こんな話]
● 新官邸のくつろぎのスペース・・・ホワイエ

[数字でみる日本]
● 78,812人

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 改革を続けていきます

 小泉純一郎です。

 暑い日が続いています。学校も夏休みに入り、子どもたちは遊びや夏休み
の宿題、課外活動などに生き生きとしていることでしょう。

 官邸では、国会の会期末も迫り、重要法案に全力を上げています。昨日郵
政改革関連法が成立しました。残された法案についても、成立に向けてもう
ひとがんばりです。

  8月にはいると、いよいよ、来年度予算編成に向けて作業がはじまります。
来年度も「民間でできることは民間に」、「地方でできることは地方に」と
いう考えに立って、予算の効率化、重点化を進め、「質の高い小さな政府」
を目指します。
    
 先週金曜日、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣はじめ七名の大臣に、
「年金制度の改革」や「公共事業関係計画のあり方の見直し」など、15年
度から進めてもらいたい改革と中期的な方向性について課題を出しました。

 特殊法人の改革や公務員の早期退職慣行と天下りの見直し、「政」と「官
」のあり方についても、指示を出しました。

 経済活性化の核となる「構造改革特区」を早急に立ちあげるよう、規制改
革などの作業を急がせています。

 今まで、当たり前と思われてきた制度や政策も、もう一度根本から見直し
ていかなければ、構造改革につながりません。

 難しい問題ばかりですが、それぞれの大臣には、大胆な改革をトップダウ
ンで進め、踏み込んだ改革案をまとめてもらい、8月下旬にも集中的に議論
をすることにしています。

 そして、9月には新しい方針を示したいと考えています。

  日差しを一杯に受け、元気に走り回る子どもたちに、私たちがいまできる
ことは、改革を実現することだと思います。

 暑さに負けずに頑張っていきます。


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[大臣のほんねとーく]
村井国家公安委員会委員長/防災担当大臣プロフィール
● サイバーテロに立ち向かう心強い技術者集団
  (国家公安委員会委員長 村井仁)

 インターネットは大変便利なもので、私自身、インターネット検索で情報
を入手するだけではなく、自分のウエブサイトで皆様に政治活動の報告を行
ったり、皆様と討論をしたりするなど、積極的に情報を発信しています。昔
であればこれだけのことをするのにどれほどの時間が必要だったかと思うと、
つくづくありがたい時代になったものだと感じ入ります。

 しかしその一方で、コンピュータウィルスをばらまいたり、ネットワーク
を悪用して犯罪を行うなどの行為が増え、さらには国民生活や社会経済活動
の基盤となる重要インフラを支える情報システムに対する攻撃、いわゆる「
サイバーテロ」の脅威も現実のものとなりつつあるなど、治安の面で憂慮す
べき状況がみられることも事実です。

 ところで、警察には「IT」という言葉が使われるはるか昔から、全国を
結ぶ大規模な情報通信ネットワークをつくり、支えてきた技術者の集団がい
ます。警察では、この技術者集団がもつITに関する専門的な知識、技能を
生かし、組織を挙げてハイテク犯罪の脅威に立ち向かうため、平成11年4
月、全国の警察を技術的にリードするナショナルセンターとして警察庁に「
技術対策課」を設置し、また、平成13年4月には、最先端のIT技術を有
する機動部隊として「サイバーフォース」を発足させました。

 サイバーテロは、他の犯罪のように日常的に起きているわけではありませ
んが、ひとたび発生すれば国民生活や社会経済活動に大きな影響を及ぼすお
それがあります。そのためサイバーフォースでは、重要インフラ事業者と連
携を取りつつ、その未然防止に努めるほか、24時間体制による予兆の把握、
事件の早期把握、容疑者の迅速な追跡への対応など、緊急対処体制を整えて
います。

 また、サイバーフォースのメンバーは、ハイテク犯罪に関する24時間コ
ンタクトポイントとして世界各国の捜査機関との間で連絡を取り合うほか、
G8ハイテク犯罪サブグループを始めとする国際会議への出席、そこでの技
術的な情報交換、独自にプログラムしたツールの提供といった活動を行って
おり、最近では外国の捜査機関から招聘されるなど世界的にも高い評価を受
けています。  

 最後になりますが、快適で安全なネットワーク社会の実現には、サイバー
フォース等の警察の活動に加えて、国民の皆様一人一人がネットワーク・セ
キュリティに目を向けていただくことが大切だと思っております。各都道府
県警察では、ハイテク犯罪等の相談への対応やハイテク犯罪の予防のための
広報啓発等を行う情報セキュリティ・アドバイザーの設置を進めていますの
で、こうした窓口の活用もお勧めします。

※ 警察庁ホームページ(ハイテク犯罪対策)
 http://www.npa.go.jp/hightech/index.htm


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[特別寄稿]
狂言師・中央教育審議会初等中等教育分科会臨時委員 野村萬斎プロフィール
● 教養とは
  (狂言師・中央教育審議会初等中等教育分科会臨時委員 野村萬斎)

 野村萬斎と申します。私は日本の伝統芸能・狂言の演者で、普段は教育の
現場に関わっているわけではないのですが、ご縁があって昨年5月、文部科
学省中央教育審議会臨時委員に任命されました。任命前に一度、『教養につ
いて語ってほしい』ということで審議会に呼ばれたことがあります。教養・
・・。教養とは一体なんだろう。

 私の考えた教養とは、人間が社会で生きるために必要な機能であり、狂言
師が舞台で表現するために必要な教養とは「型」であるということでした。

 狂言の教授方法は、師匠から弟子へマンツーマンで「口伝」します。特に
親子の伝承が多く、1対1で子が親の真似をしながらその「型」を覚えてい
きます。つまりそれは、動物が身を守ったり餌を取ったりすることを親の真
似をして覚えていくようなもので、頭で知識として覚えるものではなく、手
段・方法として体得することです。

 子どもの教育に個性の尊重が大切だと言われますが、このころの私たちの
稽古は、個性の尊重などとは無縁のものです。ひたすら、師匠の言ったこと
を確実に忠実に繰り返していく。この狂言の「型」を覚える稽古は、コンピ
ュータに喩えるとプログラミングするということに近いように思います。我
々の言い方でいうと「型にはめ込む」ことなのですが、そのようにプログラ
ミングして狂言師としての機能を身体にたくさん植え込むことが、とても大
切なことなのです。

 一般的に、型にはめ込む=没個性のように考えがちですが、デジタルに植
え込んだ「型」をアナログな人間が動かしているわけで、より多くの精巧な
情報を組み込まれたコンピュータを持っていれば、使いこなすうちに機能し
始め、それはさまざまな表現・個性となって発揮されることになります。

 一般的にも同じことが言えるのではないでしょうか。やみくもに最初から
個性ばかりを尊重しても仕方のないことで、まずは言語なり方法といった表
現の仕方をしっかり身につけることが重要だと思います。また、そういった
ことを身につける上で制約があったとしてもそれは別に不自由なことではあ
りません。基本型があるからこそ、それを応用するという次のステップに進
める喜びがあります。子ども達、若い人達には、そんな意識を持って自分な
りの教養とは何かを見つけてほしいと思っています。


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[小泉内閣の動き]

● 特殊法人等改革の推進等についての小泉総理大臣の指示(02/07/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/07/22jikan.html
  昨年12月にとりまとめた特殊法人等整理合理化計画を着実に具体化す
 るための事務次官等会議における小泉総理の指示

● 地球環境保全に関する関係閣僚会議・地球温暖化対策推進本部合同会議
  (02/07/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/07/19ondan.html
  京都議定書の排出削減実現に向け国内の体制を整備するため、「京都メ
 カニズム活用のための体制整備について」などを決定

● 制度・政策改革集中審議に向けた小泉総理大臣の指示(02/07/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/07/19siji.html
  制度・政策改革案の策定についての関係大臣への小泉総理の指示
  8月下旬に経済財政諮問会議において集中的に議論する予定

● BT戦略会議の初会合(02/07/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/07/18bt.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/index.html
  我が国としてのBT(バイオテクノロジー)戦略の樹立及びその推進を
 図ることを目的として設立された会議の初会合

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[新官邸こんな話]

● 新官邸のくつろぎのスペース・・・ホワイエ

 フランス語でロビーを意味するホワイエは、2階南側にあります。天井は
吹き抜けになっており、床には3階のエントランスホールと同じ黒みかげ石
が敷き詰められ、正面玄関からの連続性が強調されています。

 このホワイエは、中庭と一体となった開放的な空間で、中庭の竹や石を間
近に鑑賞することができます。さらに、現在進められている二期工事が完了
すると、緑豊かな南庭が眼前に広がることになります。

 フロアの両側には、木のベンチや、中庭と同じ庵治(あじ)石が置かれ、
リラックスした雰囲気が漂うスペースになっています。同じフロアに、小ホ
ールや大ホールが設けられているため、大きな会議やレセプションなどが開
かれるときは、出席者たちが打ち合わせに利用したり、お客さまが歓談する
ことができるようになっています。

 また、大ホールと小ホールの間には、墨染めの和紙が貼られた高さ8メー
トルほどの壁があり、日本ならではの素朴な美しさを醸し出しています。

※ ホワイエ、和紙の壁の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/0725p1.html

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[数字でみる日本]

● 78,812人

 「78,812人」とは、文部科学省の調査による平成13年5月1日現在の留学
生受入れ数です。「留学生」とは、いわゆる留学ビザにより、我が国の大学
(院)、短期大学、高等専門学校、専修学校の専門課程などにおいて教育を
受ける外国人学生のことをいいます。

 平成13年は我が国の留学生受入れ制度創設100年を迎え、留学生受入れ数
は過去最高を記録しました。その内訳は、我が国政府が奨学金を給付し、授
業料等を負担する国費留学生が9,173人、外国政府が自国の費用で派遣して
いる留学生が1,369人、それ以外の私費留学生が68,270人となっています。
また、159の国や地域からの留学生がおり、その約9割が中国・韓国・台湾
などアジア地域の出身となっています。

 留学生受入れのための中長期的な取組みとして、昭和58年に策定された「
留学生受入れ10万人計画」に基づき、21世紀初頭に10万人の留学生を受け入
れることを目指し、渡日前から帰国後までの体系的な施策を推進しており、
目標達成まであと一息という状況です。

 ただ、我が国の高等教育機関の在籍者数に占める留学生の割合は2.2%と、
17.8%のイギリス(留学生受入れ数は約22万人)や6.4%のアメリカ(同約
55万人)など欧米主要国に比べ著しく低くなっています。

 留学生は、我が国と諸外国との一層の相互理解の増進や友好関係の深化を
担うことが期待され、「未来からの大使」ともいわれています。

 先月、経済財政諮問会議において決定された「経済財政運営と構造改革に
関する基本方針2002」のなかでも、留学生交流、外国人留学生に対する支援
を我が国のグローバル戦略の一つとして掲げ、世界の安定と発展のための知
的国際貢献を図るための総合的な留学生政策を積極的に推進することとして
います。

※ 文部科学省ホームページ(留学生交流の推進)
 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/index.htm

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[編集後記]

 来週で長かった通常国会も閉幕します。この国会を通じて様々な分野にお
ける改革に着手しましたが、霞ヶ関で働く人たちの意識も変わり始めている
ように思います。先日、農水省農村振興局(旧構造改善局)のパンフレット
を見ましたら旧来のものとずいぶん違うので驚きました。農業関係者だけで
なく、一般の国民にもわかりやすく書かれており、農村とそこに生息する生
きものと局の事業との関係を丁寧に説明してあります。今までとは違いこの
パンフレットでは、鎮守の森、生垣、屋敷林、ため池、畦、堤といった農村
の美しいたたずまいやそこに生きるめだかやゲンゴロウをどうやって守るか
ということが書かれています。小泉政権は量から質への転換をはかります。
そして環境を大切にします。パンフレットに興味のあるかたは農林水産省農
村振興局事業計画課にお問い合わせください。(晋)

安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)