首相官邸 首相官邸 トップページ
首相官邸 コニュニケーション
 トップ小泉内閣メールマガジンバックナンバー
小泉内閣メールマガジン
 

小泉内閣メールマガジン 第60号 =========================== 2002/09/05

★☆ 「おんらいんアンケート」を引き続き実施しています。
 メールマガジンの登録者が対象です(9月11日まで) ☆★


★☆ 数字でみる日本「2,735,612件」 ☆★
 近年、急増しており、毎年戦後最高を更新中です。(解説は最後に)
--------------------------------------------------------------------

□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● ヨハネスブルグ・サミット

[大臣のほんねとーく]
● 住民基本台帳ネットワークシステムが稼働しました
  (総務大臣 片山虎之助)
● 東チモールにおける国連平和維持活動(防衛庁長官 中谷元)

[特別寄稿]
● ボールは今や国民の側のコートに
  (東京大学総長・首相公選制を考える懇談会座長 佐々木毅)

[小泉内閣の動き]
● ヨハネスブルグ・サミット特集(02/09/02〜03)
● 総合防災訓練(02/09/01)
● 小泉総理の北朝鮮訪問についての官房長官記者発表(02/08/30)
● 道路関係四公団民営化推進委員会の中間整理(02/08/30)
● 制度・政策改革集中審議(02/08/28〜30)

[新官邸こんな話]
● 官邸を守る警備隊

[数字でみる日本]
● 2,735,612件

====================================================================
[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● ヨハネスブルグ・サミット

 小泉純一郎です。

 南アフリカのヨハネスブルグで開かれた「環境と開発サミット」に出席し
てきました。一泊四日の忙しい日程でしたが、世界各国の首脳と直接意見交
換し、実り多い出張でした。

 今回のサミットのテーマは「持続可能な開発。」私は、ガーナで黄熱病の
研究に一身を捧げた野口英世博士の話を紹介しながら、「天然資源に恵まれ
ない日本が、今日の発展を築いてこれたのは『人』である。」と、教育と健
康の重要性を訴えました。

 日本が公害を克服して成長をとげ、環境と開発の両立をめざしていること
も訴えました。

 多くの首脳が私のスピーチに賛同し、演説の後、私のところへ握手を求め
にきました。ガーナの代表は、野口博士の話をしたことをとても喜んでいま
した。

 会議の参加者は約190カ国から約5万人。環境と開発に取り組む強い熱
気にあふれていました。

 日本からも、たくさんのNGOを含め約700人が参加。多くの日本人が
地球規模の課題に真剣にとりくんでいる姿に誇りを感じました。

 子供たちにこの美しい地球を受け継いでいくこと、そのために世界が力を
合わせていかなければなりません。

--------------------------------------------------------------------
[大臣のほんねとーく]
片山総務大臣プロフィール
● 住民基本台帳ネットワークシステムが稼働しました
  (総務大臣 片山虎之助)

 総務大臣の片山虎之助です。

 今回は、8月5日からスタートした住民基本台帳ネットワークシステムに
ついてお話しします。

 このシステムは、住民サービスの向上や国・地方を通じた行政の合理化を
図るため、全国の地方公共団体が共同に管理するシステムとして、住民基本
台帳をネットワークで結ぶもので、平成11年に住民基本台帳法が一部改正
されてから、市町村、都道府県をはじめとした多くの関係者が協力して準備
を進めてきたものです。

 現在、国民の皆さんが行政機関に申請や届出を行う場合には、住民票の写
しなどを求められることがよくありますが、このシステムを利用することに
よって、住民票の写しを取りに行ったり、生存確認の書類を出すといった負
担が軽くなります。また、行政の側でも常に最新で正確な居住情報などを確
認することができるため、年金の過払いの防止など、公平で効率的な行政を
行うことができます。さらに、このシステムは、行政情報をオンライン化す
る「電子政府・電子自治体」を実現するためにも不可欠な基盤となるもので
す。

 個人情報保護の観点から申しますと、個人情報保護法制をできるだけ早く
成立させられるよう引き続き努力してまいりますが、既にその特別法である
住民基本台帳法において、制度面・技術面・運用面から十分な措置が講じら
れています。まず、このシステムにおいては、都道府県や指定情報処理機関
が保有する本人確認情報は、法律によって「氏名・生年月日・性別・住所・
住民票コード・これらの変更情報」に限定されています。また、このシステ
ムを利用することができる行政機関や事務は、法律で具体的に限定されてお
り、目的外利用も一切禁止されています。さらに、関係職員が秘密を漏らし
た場合には、通常より重い罰則が科せられます。

 セキュリティの面では、このネットワークは安全性の高い専用回線でつく
られており、通信データの暗号化、通信相手となるコンピュータとの相互認
証、端末を操作する職員の厳重な確認などといった万全の対策を講じていま
す。また、緊急時対応計画を策定して、不正なアクセスなど不測の事態にも
迅速に対応できるようにしておりますが、技術が進展することに合わせて、
今後ともできる限りの対策を講じてまいります。

 皆さんには、お住まいの市区町村から住民票コードが通知されていると思
いますが、これは住民基本台帳ネットワークシステムをスムーズにご利用い
ただくためのものですから、大切に保管していただきますようお願いします。
また、民間部門で住民票コードを利用することは禁止されていますし、他人
に住民票コードを聞くこともできません。さらに、契約の相手方から住民票
コードを聞くことや住民票コードの記録されたデータベースを作成すること
に対しては、都道府県知事による中止勧告や命令権を設け、命令違反には罰
則が科せられています。特に、この点についてはご留意ください。

 これからも地方公共団体の皆さんと協力して、個人情報保護やセキュリテ
ィの確保のための対策を講じながら、国民の皆さんから信頼していただける
円滑なシステムの運営に努めていきますのでご理解のほどをよろしくお願い
いたします。

--------------------------------------------------------------------
中谷防衛庁長官プロフィール
● 東チモールにおける国連平和維持活動(防衛庁長官 中谷元) 

 国連の平和維持活動として、東チモールに派遣されている東チモール派遣
施設群の部隊視察を行いました。首都のディリはじめ4カ所の全宿営地を訪
問しましたが、派遣されてから5ヶ月経過し、熱帯特有の灼熱の太陽の下で、
真っ黒に日焼けし、道路や橋の修復建設工事や現地の人への民政支援を行い、
日本の目に見えた国際貢献を果たそうとする責任感と使命感に燃えて働いて
いる隊員の姿は、まさに、大変頼もしく、誇りに思いました。

 電気も水道も、インフラもない原野を整地した宿営地での生活は、入浴や
外出すらままならない、日本では想像もできないほど不自由なものであり、
忍耐力のいるものでありますが、みんな元気で明るく、現地や各国の人々と
力を合わせて懸命に活動を続けていました。治安はとても落ち着いており、
5月20日の独立を無事終了し、まさに、国のインフラを整備している段階
です。

 グスマン大統領やロドリゲス国防大臣などの政府の要人と会談しましたが、
日本からの派遣施設部隊の活動は、道路の修復という実質的な部分だけでな
く、日本のハイテク技術を東チモール国民に印象づけており、誰もが日本の
部隊の活動を高く評価していました。

 また、国連東チモール支援団(UNMISET)本部も訪問しましたが、現在、
29カ国がこのミッションに参加しており、インドのシャルマ国連事務総長
特別代表やタイのウィナイ軍事部門司令官のもとで、各国が地域や役割を分
担し、まさに、国を越えて、力を合わせて、この国の安定と国家建設のため
に努力しており、地球から戦争や紛争を除去し、平和と安定を作ろうとして
いる精神こそ、これからの世界に大切なものであると痛感しました。

 UNMISET本部では、日本から来ているボランティアの若者達とも会って話
をしましたが、現地の人たちと心を一つにして、民主的で平和な国を作ろう
としている意欲が伝わり、彼ら一人一人からも、人間としての大きな理想と
それを実現しようとする情熱の強さを感じました。

 国際ボランティアの人も年々多くなってきていますが、多くの日本の人た
ちが、世界の人たちと一緒になって、当事国へ行って、世界の平和や援助の
ために、高い志を持って重要な役割を果たしていることはすばらしいことで
あると思いました。

--------------------------------------------------------------------
[特別寄稿]
東京大学総長・首相公選制を考える懇談会座長 佐々木毅プロフィール
● ボールは今や国民の側のコートに
  (東京大学総長・首相公選制を考える懇談会座長 佐々木毅)

 小泉首相の指示で設けられた「首相公選制を考える懇談会」は、8月7日
に報告書を首相に提出し、1年余りにわたったその任務を終えて解散した。

 この懇談会はこれからの政治の仕組みのあり方を自由に検討したという意
味で、ほとんど前例を見ないものであった。その中には憲法の大規模な改正
を考えなければ実現できない議論が多数含まれている。こうした懇談会が設
けられた背景には首相の指示があっただけではなく、現在の仕組みに対する
国民の満足感の急速な低下がある。これは世論調査にも明らかなところであ
って、この点での国民の意識はこの十年の間に一変したといわざるを得ない。
中央の政治と違った仕組みを持つ地方政治が多くの関心を集めるようになっ
たこともこれと密接に関係している。

 懇談会報告書では国民が直接首相指名選挙を行なう方式について、かなり
具体的な提案を行なった。例えば、首相・副首相選挙をワンセットで行い、
しかも、過半数を得られることが当選の条件になるように2回投票制度の導
入を提案し、また、首相や大臣は議員を兼ねない(大臣になろうとする国会
議員は議員を辞任しなければならない)といった仕組みを提案したが、これ
らはわれわれのこれまでの政治的体験と大きく異なるものである。

 また、こうした提案と並行して、一院制の方向で現在の議院内閣制を見直
し、首相のリーダーシップを、例えば、一定の法案について国民投票を求め
るといった形で強化する、第二のタイプの提案も行なった。これらの提案は
憲法の大改正を必要とするものであるが、最後には現憲法下でも実現可能な
検討課題についても述べている。

 こうした議論をまとめ、報告書を作ることはそう容易な仕事ではなかった
が、懇談会としては、国民が今後政治の仕組みについて議論する際の重要な
手がかりにしてもらいたいという一念で作業を完遂した。この点は小泉首相
と懇談会とが認識を共有する点であり、これは懇談会終了の際の首相の談話
にも明らかである。

 このようにボールは今や国会議員や国民の側のコートにある。われわれは
このボールがどのように取り扱われ、打ち返されるかをじっくり拝見したい
と思っている。余り堅くならずに、学校においてであれ、職場においてであ
れ、このボールを思いのままに「こねまわして」もらいたい。それがわれわ
れの願いである。

※ 「首相公選制を考える懇談会」報告書
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousen/kettei/020807houkoku.html

--------------------------------------------------------------------
[小泉内閣の動き]

● ヨハネスブルグ・サミット特集(02/09/02〜03)
  南アフリカ共和国のヨハネスブルグで開かれた「持続可能な開発に関す
 る世界首脳会議」への小泉総理の出席の模様など
・ 小泉構想(02/08/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/08/21kousou.html

・ 総理スピーチ(02/09/02)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/09/02speech.html

・ 内外記者会見(02/09/03)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/09/03press.html

・ 小泉総理の動き(02/09/02・03)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/09/02nan.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/09/03nan.html

● 総合防災訓練(02/09/01)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/09/01bousai.html
 <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/index.html
  「防災の日」に行われた平成14年度総合防災訓練の様子

● 小泉総理の北朝鮮訪問についての官房長官記者発表(02/08/30)
 http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2002/08/30_p.html
  今月17日に、小泉総理が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の平壌を
 訪れ、金正日総書記との間で首脳会談を行う予定であることを発表

● 道路関係四公団民営化推進委員会の中間整理(02/08/30)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/road/kouhyo/index.html
  道路関係四公団の改革に関する議論の中間とりまとめ
  年末までに委員会としての最終意見を小泉総理に提出する予定

● 制度・政策改革集中審議(02/08/28〜30)
・ 経済財政諮問会議(02/08/29)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/08/29keizai.html
  7月19日に関係7閣僚に指示した「基本方針2002」の具体化に向
 けた改革プランの検討状況の聴取の模様(3日間の集中審議の2日目)

・ 集中審議を終えての小泉総理の所感(02/08/30)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/08/30shokan.html
  経済財政諮問会議における3日間の集中審議を終えての小泉総理の所感

--------------------------------------------------------------------
[新官邸こんな話]

● 官邸を守る警備隊

 新官邸は、幾重もの入退室のチェックシステムを導入したり、高度なセキ
ュリティシステムを取り入れています。

 新たに官邸警備のために編成された警視庁総理大臣官邸警備隊は、テロな
どの不測の事態に万全を期せる態勢をとっています。隊員は機動隊などから
選ばれた、平均年齢30歳の精鋭ぞろいです。また、様々な事態を想定して、
隊員の中には外国語や手話などができる者も配置しています。

 ちなみに、この官邸警備隊は、旧官邸の『守り神』であったミミズクをモ
チーフとした腕章を制服の左袖につけています。

 さらに、新官邸全体が阪神・淡路大震災級の大地震にも耐えられる最新の
免震装置で守られており、いかなる緊急事態が発生しても対応できる態勢が
とられています。

※ 警視庁総理大臣官邸警備隊の発隊式の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/0905p1.html

--------------------------------------------------------------------
[数字でみる日本]

● 2,735,612件

 2,735,612件とは、警察庁の集計による平成13年の犯罪(交通事故に係る
業務上過失致死傷を除く刑法犯)の件数です。これは約12秒に1件犯罪がお
きている計算になります。

 その内訳を見ると、窃盗犯が約234万件と全体の約85.6%を占めています。
殺人や強盗などの凶悪犯は比率では約0.4%にすぎませんが件数では約1万
2千件にものぼります。

 これまで、我が国は世界的に見て治安がよいといわれてきました。我が国
と外国とでは犯罪とされるものの範囲などが異なり、正確な比較は困難です
が、平成13年版犯罪白書によると、平成11年の我が国の主要な犯罪の発生率
(人口10万人あたり発生件数)は約1,700件で、イギリス(約10,000件)の
6分の1、ドイツ(約7,700件)の4分の1程度にすぎません。

 しかし、犯罪件数は増加を続けており、ここ5年間で約50%も増加してい
ます。中でも、強盗、ピッキング用具(特殊な解錠道具)を使用した侵入盗、
傷害、暴行等の増加が目立っています。また、社会を震撼させるような凶悪
事犯や不可解な動機に基づく重大犯罪等が連日のように報道されています。

 他方、犯罪の検挙率は低下を続けており、平成13年は犯罪全体で19.8%と、
前年に比べ3.8ポイント減少し、戦後最低を記録しました。これは、従来の
聞込み捜査等の手法を活用した捜査が困難になっているほか、犯罪の増加に
検挙が追いつかないことに大きな原因があります。

 また、来日外国人による犯罪の検挙人数は7,168人で、20年前と比べ7倍
以上に増加していますが、その対応には、言葉の壁があるなど、困難な捜査
を余儀なくされています。

 治安の悪化への国民の不安が高まっていることを踏まえ、政府は、今年度
警察官を4,500人増員し捜査体制の充実を図るなど総合的な治安対策を推進
しています。

※ 警察庁ホームページ(犯罪統計資料2001)
 http://www.npa.go.jp/toukei/keiji1/hanzai.htm

-------------------------------------------------------------------
[編集後記]

 総理と同行し9月1日から4日までヨハネスブルグを訪問し「持続可能な
開発に関する世界首脳会議」に出席してきました。南アはちょうど日本の逆
で冬ですから、蒸し暑い日本と違い、気持ちのよい涼しさなのですが、現地
には一泊しかせずしかもほとんどホテルのなかで、残念ながらすがすがしい
大気の恩恵に与る事はありませんでした。
 現地の治安状況は極めてわるく、夜の移動は勿論の事、20分しかかから
ない場所への昼間の移動も注意が必要でした。こうした治安の悪化を生む貧
困や、衛生など、発展の弊害となる要素の除去になにができるか、小泉総理
は日本の提案として発表しました。
 昨年森総理が日本の総理として初めてアフリカを訪問し、そして今回と、
2年続けて日本の首相がアフリカの地を訪れたことは、アフリカ諸国にとっ
てもおおきな意味があったといえるでしょう。
 なお、先週から引き続いてオンラインアンケートを実施しています。まだ
の方は、ぜひご参加ください。結果は後日メルマガでご報告します。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
====================================================================
[小泉内閣メールマガジン]

配信に関する手続き、ご意見などは以下のホームページからお願いします。
<配信中止・配信先変更・バックナンバー>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
<ご意見・ご感想、配信に関するお問い合わせなど>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
<携帯電話からの読者登録>
*http://www.kantei.go.jp/k/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)