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小泉内閣メールマガジン 第67号 =========================== 2002/10/24

今週号から「おんらいん読者感想」を開始します!

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 他策なかりしを信ぜむと欲す

[大臣のほんねとーく]
● ロシア訪問を終えて(外務大臣 川口順子)

[特別寄稿]
● 国民の活力を引き出すための3つの提案
  (弁護士・さわやか福祉財団理事長、税制調査会委員 堀田力)

[小泉内閣の動き]
● 日・ガーナ首脳会談(02/10/21)
● 特殊法人等の廃止・民営化等及び独立行政法人の設立等に当たっての基
 本方針の決定(02/10/18)
● 第155回国会における小泉総理の所信表明演説(02/10/18)
● 「愛・地球博」起工式への小泉総理の出席(02/10/17)

[新官邸こんな話]
● 官邸の「階段」ばなし

[数字でみる日本]
● 13億3200万トン

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 他策なかりしを信ぜむと欲す

 小泉純一郎です。

 臨時国会がはじまりました。不良債権処理の加速とデフレ対策、北朝鮮問
題など重要案件が山積しています。

 所信表明演説では、「今直面する最重点の課題は厳しさを増す環境の中に
ある日本経済の再生です。」と申しあげました。経済の活力をとりもどすた
め、これからの半年間で改革を加速するとともに、今月中に総合的な対応策
をとりまとめます。

 その際、雇用や中小企業対策といったセーフティネットの強化などに万全
の配慮をしてまいります。

 「他策なかりしを信ぜむと欲す。」伊藤博文内閣で外務大臣を務めた陸奥
宗光の言葉です。日清戦争の回想録「蹇蹇録(けんけんろく)」の中で、三
国干渉への対応をめぐり、「他の誰であってもこれ以外の策はなかった。」
との思いを綴っています。           
                         
 北朝鮮との国交正常化交渉の再開を決断した私自身の思いでもあります。

 29日からマレーシアで日朝国交正常化交渉がはじまります。拉致問題に
くわえ、核開発問題など安全保障上の問題を最優先に、米国、韓国とも連携
を密にして、交渉を進めます。

 明日(25日)、国会の予算委員会終了後、APEC首脳会議に出席する
ためメキシコへ出発します。北朝鮮問題やテロ、イラク問題、世界経済など
さまざまな課題について各国首脳と意見交換をする予定です。

 忙しい政治日程が続きますが、元気でがんばっています。

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[大臣のほんねとーく]
川口外務大臣プロフィール
● ロシア訪問を終えて(外務大臣 川口順子)

 私は、10月12日(土)から14日(月)にかけて、ロシアを訪問しま
した。12日にイワノフ外相との間で外相会談を行い、14日にはプーチン
大統領を表敬するとともに、フリステンコ副首相との間で貿易経済に関する
日露政府間委員会を開催しました。

 ロシアといえば、私が2月に外務大臣に就任して初めて会談した相手がイ
ワノフ外相であり、以来、日露関係の発展は私の大臣としての優先課題の一
つと考えてきました。一方、その後、国内では支援委員会を巡って国民の皆
様から厳しいご批判を頂戴し、一部で日露関係の停滞といったご指摘も受け
ました。しかしながら、ロシアとの間では順調に政治対話を行ってきていま
す。特に最近では、北朝鮮問題を巡り、緊密に連絡を取り合ってきました。

 今回の訪問を通じて、ロシアの順調な発展ぶりをこの目で見ることが出来
ました。13日に、モスクワ市内を視察するとともに、ジュースや乳製品を
作っているロシア企業の工場を見学しました。ロシアといえばどうしても旧
ソ連崩壊後の混乱というイメージがありましたが、最新の設備が導入された
工場などを見ていると、文字通り「百聞は一見に如かず」という思いがしま
した。

 ではこのようなロシアと、どのような関係を築いていけばいいのでしょう
か。何よりもまず、北方領土問題を忘れることはできません。私も8月に北
海道を訪問して、領土問題の解決に向けた決意を新たにしたところです。

 同時に、日露間には、国際舞台においても、貿易・経済関係においても、
協力できる分野が数多くあり、これは両国のみならず、北東アジア地域、ひ
いては世界の安定と発展のために重要です。今回のロシア訪問を通じて、私
はプーチン大統領を始めとするロシアの方々に対して、平和条約を締結して、
日露の関係を質的に新たなレベルに高めなければならないということを強調
し、ロシア側もこれに賛同しました。

 来年1月には、小泉総理の訪露が予定されており、その際には「日露行動
計画」が発表されることになっています。これを契機に日露関係が幅広い分
野で進展していくよう、全力で取り組んでまいります。

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[特別寄稿]
弁護士・さわやか福祉財団理事長、税制調査会委員 堀田力プロフィール
● 国民の活力を引き出すための3つの提案
  (弁護士・さわやか福祉財団理事長、税制調査会委員 堀田力)

 日本の国民を元気にするために、小泉総理から官僚に指示してほしい提案
が、3つあります。

 1つは、「スタイペンド(謝礼金)」の採用です。
 スタイペンドは、ボランティア活動をした者に支払う謝礼金です。労働の
対価ではないので、最低賃金以下の額にします。

 アメリカでは、子育て支援や教育、環境保護その他の地域サービスに広く
支払われています(たとえば1999年国内ボランティアサービス法など)。

 この制度は、学生や高齢者の社会貢献意欲を刺激するだけでなく、失業者
にいきがいと最低限度の社会保障を与えます。政府の「530万人サービス
雇用創出計画」を補完する働きをするのです。

 労働担当官僚は、労働でない活動にお金を払う仕組みを認めるのに、ため
らいがあります。だから、総理から強く御指示頂きたいのです。

 2つは、「地域通貨」の環境整備です。

 地域通貨は、御承知のとおり、冷戦終結後、世界の先進諸国で自然発生的
に広がっており、日本でも、各地に600ほど生まれています。

 その原因は、地域通貨が、
(1) 地域住民の助け合いを引き出し、あたたかく、住みよい社会を創り
   出すこと
(2) 地域の産業や商店の保護・振興に役立つこと
にあります。

 ただ、地域通貨が(2)の機能を果たすためには、地域通貨で地域の産品
を売った人がこれを円と交換できることにする必要があります。この可能性、
限度などにつき、通貨発行権を独占する国(財務省)との話合いが必要です。
財政支出なしに地域を活性化する「地域通貨」について、御検討頂ければ幸
甚です。

 3つは、NPO支援税制の拡大です。経済財政諮問会議は提言してくれて
いますが、財政・経済担当官僚の腰が重い。しかし、日本の活性化の切り札
は、住民参加です。支援税制拡大の御指示を期待しております。

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[小泉内閣の動き]

● 日・ガーナ首脳会談(02/10/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/10/21ghana.html
  クフォー大統領との首脳会談の模様
  第3回アフリカ開発会議の成功に向けて協力していくことで一致

● 特殊法人等の廃止・民営化等及び独立行政法人の設立等に当たっての基
 本方針の決定(02/10/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/10/18tokushu.html
  今後、特殊法人等整理合理化計画に従って特殊法人等の廃止・民営化等
 及び独立行政法人の設立等を行うに当たっての基本方針を決定

● 第155回国会における小泉総理の所信表明演説(02/10/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/10/18syosin.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/10/18syosin.html
  臨時国会開会に当たっての小泉総理の所信表明演説
  「改革なくして成長なし」、日朝国交正常化交渉再開、経済再生への取
 組、「官から民へ」「国から地方へ」、日本経済の潜在力への信頼など

● 「愛・地球博」起工式への小泉総理の出席(02/10/17)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/10/17banpaku.html
  平成17年3月から9月まで、愛知県で開催される「愛・地球博」(愛
 知万博)の起工式への小泉総理の出席の模様

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[新官邸こんな話]

● 官邸の「階段」ばなし

 旧官邸では、通称「男の花道」といわれた正面階段や、組閣や内閣改造時
に集合写真を撮影する西階段など、歴史的な階段がありました。

 新官邸では、フロア間の移動は、基本的にエレベーターやエスカレーター
が使われますが、3階の正面玄関からエントランスホールに入って左手に2
つの階段があります。大ホールや小ホールがある2階につながる階段と閣議
室や特別応接室などがある4階につながる階段です。

 これらの階段を利用すると、美しい中庭をゆっくりと眺めることができ、
なかなか人気が高いようです。

 組閣時などの記念撮影は、旧官邸では西階段で行われていましたが、先日
の小泉改造内閣発足時には、2階から3階へつながる階段で行われました。
この撮影が新官邸になってはじめてのものとなりました。この階段でも、こ
れから数々の歴史が刻まれていくことでしょう。

※ 内閣改造時の写真、階段の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/1024p1.html

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[数字でみる日本]

● 13億3200万トン

 13億3200万トンとは、我が国の平成12年度の温室効果ガスの総排出量(二
酸化炭素の排出量に換算したもの)です。温室効果ガスとは、温室効果のあ
る大気中の二酸化炭素、メタンなどの気体のことをいいます。これらの気体
は、日射しを受けて地表が放射する赤外線を吸収して地表を温めます。この
うち93%は二酸化炭素であり、その9割以上はエネルギーの使用に伴って発
生しています。

 京都議定書による基準年(平成2年)の排出量(12億3300万トン)と比べ
ると、この量は8.0%増加していますが、京都議定書が発効すれば、我が国
は、2008年から2012年の期間に基準年比で6%(平成12年度比では14%)の
温室効果ガスを削減しなければなりません。

 世界の二酸化炭素濃度は、産業革命(18世紀後半)以前より32%増加して
います。この100年間でも、二酸化炭素の排出量(炭素換算)は、1900年の
5億3400万トンから1997年の65億9000万トンへと約12倍に増加し、その間、
地上の気温は世界全体で約0.6度、日本では約1度上昇しています。

 気候変動に関する国際機関であるIPCCによると、このまま対策がなさ
れなければ、21世紀末までに地表の平均気温は約1.4〜5.8度上昇し、海面水
位は9〜88cm上昇すると予測されています。仮に海面が65cm上昇すると、日
本の8割以上の砂浜が失われ、南方の島国では国全体が水没してしまう危機
に見まわれるほか、洪水の増加、地下水の塩水化等により、生態系・食料生
産等への大きな影響をもたらすといわれています。

 地球温暖化対策の実効性を確保するためには、全ての国が一つのルールの
下で行動することが重要です。昨日(23日)からインドのニューデリーで開
催されているCOP8(気候変動枠組条約第8回締約国会議)でも、我が国
は、本年6月の京都議定書の締結など、日本の取組を説明し、地球温暖化防
止に向けた国際的な枠組みを実行に移すために主体的に関与していくことと
しています。

※ 環境省ホームページ(平成12年度の温室効果ガス排出量について)
 http://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/index.html

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[編集後記]

 18日、臨時国会が開幕しました。小泉総理の所信表明演説は約4500
字と、今まででもっとも短い演説でしたが、総理の思いはこもっていたと思
います。むすびで、がんばっている日本人、日本企業を紹介していますが、
なかでも人工衛星をめざす東大阪の中小企業は、21世紀のプロジェクトX
といえるでしょう。所信表明で紹介できなかった、がんばっている企業、日
本人の例は星の数ほどあります。たとえば壊滅的な打撃を受けた神戸のケミ
カルシューズ産業は、東京に設置された「神戸ブランドプラザ」から、新た
なブランドイメージを発信したりと、たくましい企業家魂を発揮し、震災以
前の生産量を回復しつつあります。日本人の力を引き出すことのできる環境
をいかに作れるか、それも私たちの使命だと思います。
 今週から「おんらいん読者感想」をはじめました。読者の皆さんから毎週
ご意見をいただき、翌週号で結果を公表していきます。いただいたご意見を
参考に、メルマガを更によいものにしていきますので、奮ってご参加くださ
い。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)