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小泉内閣メールマガジン 第71号 =========================== 2002/11/21

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 大樹の如く

[大臣のほんねとーく]
● 一分一秒真剣勝負(防衛庁長官 石破茂)
● 産学官連携を促進、日本経済の活性化のために
  (科学技術政策担当大臣 細田博之)

[小泉内閣の動き]
● 平成15年度における税制改革についての答申の手交(02/11/19)
● 防衛大学校創立50周年記念式典への小泉総理の出席(02/11/17)

[新官邸こんな話]
● 訪問客を迎える様々な装飾品

[数字でみる日本]
● 2,165,535台

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 大樹の如く

 小泉純一郎です。

 紅葉の便りが聞かれる季節になりました。来年度予算案の編成作業がいよ
いよ本格化しています。

 歳出面であらゆる無駄をなくし、国民の税金が有効に、そして効率的に活
かされるよう、徹底的な歳出改革を進めています。

 日本の未来にとって重要な研究開発予算も例外ではありません。各省タテ
割りでムダな予算になっていないか、長期にわたるプロジェクトについて原
点に立ちもどった見直しがなおざりになっていないか。

 政府の全ての研究開発予算を、ノーベル賞受賞者の白川博士をはじめとす
る総合科学技術会議の民間議員の方々に徹底的にチェックしていただきまし
た。そして、S、A、B、Cの四段階に評価してもらいました。

 これをもとに、研究開発予算の徹底見直しを進めます。

 経済は生き物です。構造改革を加速しながら、経済情勢に応じ、必要な場
合には大胆かつ柔軟に対応していきます。厳しい経済情勢の中、補正予算を
編成するかどうかも現在検討しています。

 「小泉内閣は政策変更している。」という声を聞きます。

 構造改革の基本方針は全くゆらいでいません。

 大木も、四季に応じて葉の色を変えます。変化した葉の色を見て幹まで変
わったと思うのはあたりません。

 堅持すべき幹の部分と変えてもよい葉の部分。これをしっかり見極めて国
政にあたるのが総理大臣のつとめです。

 構造改革という幹は、決してゆるがせません。

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[大臣のほんねとーく]

石波防衛庁長官プロフィール
● 一分一秒真剣勝負(防衛庁長官 石破茂)

 防衛庁長官を拝命する際、総理から「国民の信頼を回復するため、綱紀粛
正に努め、内局と制服が一体となった組織運営に努めるように」また「陸・
海・空三自衛隊の統合運用や有事法制への対応を含め、我が国の安全保障体
制を一層充実するように」との御指示がありました。この中に、私のなすべ
きことが凝縮されていると思っています。

 防衛力の本質は抑止力です。いかにして「戦争」を回避するかという目的
のために、より有効に機能する防衛庁・自衛隊を構築すべく、法制面、運用
面から装備面にわたる体制の整備に努める所存です。

 新しい脅威への対応、国際情勢のめまぐるしい変化、情報通信技術をはじ
めとする科学技術の進歩など、時代の趨勢に応じ、防衛力の在り方について
不断に見直しを行うことは私どもの責務です。

 特に現在は、今まで議論されなかったこと、あるいは議論をしながらも結
論が出せなかったことについて的確に答えを出していくことが求められてお
り、我が国の防衛力とはいかにあるべきかを真摯に考えてまいります。

 有事法制はなぜ必要なのかと問われることがありますが、端的に言えばそ
れは民主主義国家を守るためです。国家の如何なる緊急事態においても民主
的な手続を担保する有事法制は、民主主義国家においてこそ必要なのです。
この有事法制の本質を幅広く理解頂けるよう努力してまいります。

 最後になりますが、国民の信頼を得るために、実際に諸課題に取り組んで
いくこと、そして我々政治の側が国民に対して正面から安全保障や外交を語
りかけることが、大切であると考えます。とりわけ防衛庁・自衛隊は、国民
の生命・安全を守る最後の砦であるが故に、最も信頼を頂ける組織でなけれ
ばならないと考えております。

 防衛庁長官を拝命して以来、一分一秒真剣勝負との覚悟で臨んでおります。
今日一日どれだけの進歩があったのか、日本の平和と安全と独立を保つため
に、世界の安定のために何をしたかということを自問しつつ、与えられた責
務を精一杯果たしてまいる所存です。

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細田沖縄及び北方対策担当大臣・科学技術政策担当大臣・情報通信(IT)担当大臣プロフィール
● 産学官連携を促進、日本経済の活性化のために
  (科学技術政策担当大臣 細田博之)

 細田博之です。小泉内閣の閣僚となってから一ヵ月半が過ぎましたが、こ
の間の科学技術政策の動きをお伝えします。

 今週11月18日に、昨年に続き「第2回産学官連携サミット」を開催しまし
た。

 会場では、2002年ノーベル化学賞の田中耕一さんの特別講演、2002年京都
賞のレロイ・フッドさんら国内外の産学官トップによるパネルディスカッシ
ョンに続いて、出席された国立・私立大学の学長や企業の会長・社長の方々
などによる真剣な質疑応答が行われました。

 最後に産学官トップの決意を綴った「サミット共同宣言」を採択しました
が、ここには、経済活性化のための研究開発プロジェクトの推進、基礎研究
の推進と研究開発の重点化、研究開発型ベンチャー創出への集中的支援など、
科学技術を通じた小泉改革の推進への力強いメッセージが込められています。

 参加された小泉首相からは、「今回の参加者は前回の4倍の1200名。大変
な盛り上がりを実感した。成功事例をもっと聞きたい」との激励をいただき
ました。

 また、これに先立ち、2日の京都でのタウンミーティングと9日の島根で
の中国地域産学官連携サミットに、私も参加してまいりました。

 地域経済の活性化を実効あるものにするためには地域レベルでの産学官連
携の強化が不可欠です。各地域では、産と学とが熱心に協力を推進し、官が
それを強力に支援することによって、公共事業に依存するばかりではなく、
科学技術駆動型の地域経済への転換が進みつつあることを実感しました。

 こうした流れを全国的に加速させるためにも、政策支援が必要です。平成
15年度の科学技術関係予算においては、産学官連携の推進を含む概算要求施
策について、重要性や必要性を判断し、総合科学技術会議がS、A、B、C
の4段階の優先順位付けを行いました。

 このような予算の主要部分の優先順位付けは、科学技術の歴史上初めての
ことです。例えばライフサイエンスの分野では、遺伝子情報を解析して一人
ひとりの体質に合った薬を処方するテイラーメイド医療のための研究に、S
の評価を付けています。

 この結果については、小泉総理をはじめ、財務大臣や関係大臣を訪れて、
私から直接説明し、この優先順位付けを十分踏まえた、メリハリの効いた科
学技術関係予算が確保されるよう申入れを行いました。

 産学官連携による研究開発・事業化等の促進は、日本経済を活性化し国際
競争力の回復を果たす政策の要です。産学官連携を飛躍的に発展させ、日本
の科学技術の潜在力を顕在化するために、私が先頭に立って頑張ってまいり
ます。

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[小泉内閣の動き]

● 平成15年度における税制改革についての答申の手交(02/11/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/11/19zeicho.html
  政府税制調査会が平成15年度税制改正の答申を小泉総理に手交

● 防衛大学校創立50周年記念式典への小泉総理の出席(02/11/17)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2002/11/17boudai.html
  昭和27年に保安大学校として発足した防衛大学校の創立50周年記念
 式典への小泉総理の出席の模様

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[新官邸こんな話]

● 訪問客を迎える様々な装飾品

 官邸には、旧官邸から移動してきた様々な装飾品が展示されています。そ
の中でひときわ目立つ存在は、池上秀畝(しゅうほ)氏の作品の「鷲(わし
)」ではないでしょうか。

 旧官邸では、正面階段を上がったところにありましたが、今は、閣議室に
通じる入り口の横に鎮座して、カッと目を見開き、荒磯に羽を広げた鷲が閣
議へ向かう閣僚を出迎えています。この前で、総理が記者からインタビュー
を受ける姿をテレビでご覧になることも多いのではないでしょうか。

 この他にも官邸には、ホールや会議室などに絵画や書、彫刻などがありま
す。中庭などにある、日本的な自然の落ち着きをたたえた竹や石に加え、こ
うした装飾品が、訪問客をあたたかく出迎えています。

 緊張感ただよう官邸の中で、ちょっとした憩いと潤いを提供する装飾品。
訪問客も足を休め、それぞれに見入ることもあるようです。

※ 池上秀畝作「鷲」の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/1121p1.html

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[数字でみる日本]

● 2,165,535台

 2,165,535台とは、平成14年3月31日現在、我が国で保有されている低公
害車の台数です。

 実用段階にある低公害車としては、天然ガス、電気、メタノールといった
ガソリン以外の燃料を使用する車、電気とガソリンの両方を使用する車、ガ
ソリンのみを使用する車のうち低燃費かつ低排出ガス車として認定を受けた
車があります。

 台数の内訳をみると、それぞれ、天然ガス自動車(8,990台)、電気自動
車(778台)、メタノール自動車(132台)、ハイブリッド自動車(74,256台
)、ガソリン低公害車(2,081,379台)となっています。

 近年、自動車メーカーの積極的な技術開発や政府の支援などにより、低公
害車が急速に普及しています。特に昨年度は、低公害車を新車登録した場合
に、その取得や保有にかかる税を軽減する自動車グリーン化税制の導入など
により、大幅に増加しました。

 グリーン化税制の対象となる車の型式は、税制導入前の平成12年末には79
種類でしたが、平成13年度末には187種類に増加しました。この影響もあり、
昨年度に新規登録された低公害車は1,542,445台にのぼり、普通自動車・小
型自動車の新規登録台数(3,905,574台)の39.5%を占めています。

 しかし、それでも平成13年度末の普通自動車・小型自動車の保有台数(約
5,054万台)に占める低公害車の割合は約4%にすぎません。

 政府は昨年、「低公害車開発普及アクションプラン」を策定し、実用段階
にある低公害車については、2010年度までのできるだけ早い時期に1,000万
台以上、試験段階にある燃料電池自動車については、2010年度において5万
台の普及を目指しています。

 小泉総理は、今年度以降3年間で、全ての一般公用車を低公害車に切り替
えることを指示し、政府をはじめとする公的部門は率先して低公害車を導入
しています。来月2日には、内閣官房、経済産業省、国土交通省、環境省に
燃料電池自動車が導入される予定です。

※ 国土交通省ホームページ(自動車税制のグリーン化)
 http://www.mlit.go.jp/jidosha/green/green_.html

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[編集後記]

 今年のノーベル賞は、日本人から三年連続、そして田中耕一さん、小柴昌
俊さんのダブル受賞となり、我々に夢や希望を与えてくれる出来事でした。
先日、16年前に、日本人初のノーベル生理学・医学賞を受賞された、利根
川進MIT教授とお目にかかる幸運を得ました。小泉内閣における総合科学
技術会議の取組、BT戦略会議、知的財産戦略会議など、研究開発重視の姿
勢は評価していただけましたが、このままではノーベル賞受賞者は出なくな
る、とのことでした。その理由は、画期的、創造的論文を書くことができる
年代は30代であるが、日本では30代の研究者が創造力を活かせる環境整
備がまだ不十分ということでした。参考にしていきたいと思います。
 なお、博士は、外から日本を見ていて、いまの対北朝鮮外交は支持できる
とおっしゃっておられました。心強いかぎりです。(晋)

安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎 
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三  
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)