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小泉内閣メールマガジン 第92号 ===================== 2003/04/24-05/01

★☆ 合併号 次回配信は5月8日 ☆★

★☆ おんらいん読者感想 ☆★
  ※メールマガジンの登録者が対象です(5月5日まで)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 構造改革特区の誕生

[大臣のほんねとーく]
● 小泉内閣2年(内閣官房長官 福田康夫)
● 構造改革特区第1号誕生!(構造改革特区担当大臣 鴻池祥肇)

[特別寄稿]
● いよいよ構造改革特区――その先鞭は港から(財務大臣 塩川正十郎)
● 人口は減っても、経済文化は栄える(内閣特別顧問 堺屋太一)

[小泉内閣の動き]
● 「観光カリスマ タウンミーティング イン 東京」(03/04/22)
● イラク問題対策本部(03/04/21)
● 構造改革特別区域計画の認定式(03/04/21)
● チャレンジ支援ネットワーク検討会の総理表敬(03/04/21)
● 「桜を見る会」への小泉総理の出席(03/04/19)

[観光カリスマ百選]
● 人と文化の輝くまちづくり(長野県小布施町)

[キーワード解説]
● ORHA

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 構造改革特区の誕生

 小泉純一郎です。

 21日にいよいよ構造改革特区が誕生しました。ユニークで魅力あふれる
57の特区が第一次分として実現します。各地域がみずから知恵をしぼった
さまざまな規制改革や構造改革のアイデアが走り出します。

 全国から寄せられたアイデアの中に、山梨県の「ワイン特区」があります。
通常、株式会社は農業経営できませんが、世界に誇れる山梨産のワインづく
りを目指して、特区ではワインを造る事業者がみずからぶどう作りに参入で
きるようにしました。

 不登校児童・生徒のための体験型学校特区や満三歳になる年度の当初から
幼稚園に入園できる特区、オリーブ振興特区など、もりだくさんです。

 失敗を恐れず、まず挑戦してみようと、やってみて駄目だったら変えれば
いい、そういう地方や民間の意欲をこの特区で支援していきたいと思います。

 私のところでもやってみたい。自分の地域でも試してみたい、そういう意
欲がでてくることを期待しています。これからも募集しますので、どんどん
アイデアをよせてください。

 22日は、東京で開かれたタウンミーティングで、観光カリスマの方々と
お会いしました。(メルマガでも紹介していますので、皆さんご存知だと思
います。)何もなかった地域やさびれてしまった地域を、創意と工夫で魅力
あふれる地域に生まれ変わらせて、年間何百万人もの観光客をあつめる力は、
カリスマという名前にふさわしいものだと思います。

 これからも眠っている観光資源をほりおこし、日本のみならず世界の人に
わかってもらいたい、「観光立国」をめざして、皆さんのカリスマ性を大い
に発揮していただきたいと思っています。

 先週末、新宿御苑で恒例の「桜を見る会」を開きました。八重桜の花びら
が風に舞い、見る人を楽しませてくれました。

 「たのしみは朝おきいでて昨日(きのう)まで無(なか)りし花の咲ける
見る時」

 そのときの挨拶で紹介した歌で、幕末の国学者、橘曙覧(たちばなのあけ
み)の作です。日本人は何気ない日常の中に、喜びや、楽しみ、生きる勇気
をみいだしていく、すばらしい国民性があるものだと感じました。

 私もこの26日で総理に就任して丸2年になります。私の改革路線はまっ
たく変わっておりません。これからも、困難な状況にも屈せず臆せず、皆さ
んと一緒によりよい日本をつくっていきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]
福田内閣官房長官プロフィール
● 小泉内閣2年(内閣官房長官 福田康夫)

 メルマガ読者の皆さん、お久しぶりです。内閣官房長官の福田康夫です。

 小泉政権が誕生して間もなく2年になります。いろいろなことや思わざる
ことがあり、本当に、あっという間の2年間でした。

 小泉政権は、発足以来、経済・社会の構造改革にまい進してきました。郵
政、道路、医療、規制改革、いずれも実現困難と思われていた課題でしたが、
着実に改革の方向へ向かっています。また、9・11テロやイラク問題への
対応、日朝関係などの大きな外交課題がありましたが、日本丸の舵取りを誤
ることのないように、全力で取り組んできました。いずれも、小泉総理の決
断力と強いリーダーシップによるものです。

 動き始めた新たな制度や仕組みを定着させていくことがこれからの仕事で
す。疲れを知らない小泉総理には更なる奮闘をお願いし、我々も全力で総理
を支えていきます。

 記念ということでもう一つ、新官邸も1歳の誕生日を迎えました。旧官邸
と比べ、いろいろな面で仕事をするための機能が強化され、環境が改善され
ました。構造改革を進めつつある今、これまで以上に首相を中心とした官邸
主導の政治が求められています。新官邸の機能をこれからもフルに発揮して
いきたいと思います。

 小泉内閣は「暮らしの改革」にも取り組んでおり、私の担当分野で、最近
二つの大きな進展がありました。

 一つは男女共同参画の分野です。日本の女性の社会での活躍状況は、国際
的にも低く、能力を十分に発揮していません。そこで、男女共同参画会議で
は、「2020年までに、指導的地位に女性が占める割合を30%程度にす
る」ことなどを目標にした「女性のチャレンジ支援策」を、8日にまとめま
した。実は、この30%という数値は、国際的には1995年までの目標と
されており、けっして突出したものではありませんが、社会参画のための情
報を一元化するネットワークの形成などの環境整備に努めていきます。

 もっと女性が活躍できるようになれば、日本の社会や経済も元気になれる
ということを、男性にも理解してもらうことが必要です。また、男女共同参
画の基本的考え方について、誤解を招くことがないように、きちんと説明し
ていきます。

 もう一つは、未来社会を担う青少年の育成です。この15日に、「青少年
の育成に関する有識者懇談会」の報告書が出来上がりました。その中で、社
会経済構造の変化によりフリーターの増加や親への依存の長期化など、若者
が大人になることが難しくなり自立が遅くなっていることが指摘されました。
社会的自立の促進には、青年になってからの就労支援などだけでなく、小さ
い子供の頃からのかかわり方も重要です。乳幼児を母親だけでなく父親や地
域の様々な人たちとの係わり合いの中で育てることや、家事の分担やボラン
ティアなどで誰かの役に立つ経験をさせることなどです。

 このようなことを含めて、青少年育成の基本理念や重点課題、施策の基本
的方向をわかりやすく示す「青少年プラン」といったものを、夏ごろまでに
作成する予定ですので、皆さんからもいろいろな意見をお寄せいただきたい
と思います。

※ 内閣府ホームページ(「女性のチャレンジ支援策」)
 http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/challenge_kaigikettei.pdf

※ 内閣府ホームページ(「青少年の育成に関する有識者懇談会」)
 http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/kondan.html
鴻池構造改革特区担当大臣プロフィール
● 構造改革特区第1号誕生!(構造改革特区担当大臣 鴻池祥肇)

 以前このメルマガでお約束したとおり、4月21日に57もの構造改革特
区を誕生させることができました。

 内閣官房に構造改革特区構想を推進するための室ができたのは昨年7月の
ことです。直後の8月と1月に特区のアイデア募集を行いました。全国の地
方公共団体や民間から合わせて1077件もの提案をいただきました。その
提案の一部ではありますが、特区で実施する規制緩和140、全国で実施す
る規制緩和188が、この一年足らずの間に実現しました。これは皆さんの
熱意がそうさせたと思っています。

 今回誕生した57の特区は、昨年8月にいただいた1回目のアイデア募集
を受けて実現した規制緩和を利用したものです。誕生した特区の例をいくつ
か見てみましょう。

 群馬県太田市では日系外国人が多く働いています。そこで太田市では、市
と民間とが協力して国語等を除いた大半の授業を外国人教員が英語で行う新
しい小中高一貫教育の学校を作るという「太田外国語教育特区」を作りまし
た。

 「24の瞳」で有名な小豆島はオリーブの島としても有名です。そこで小
豆島内海(うちのみ)町では、企業が町内の遊休農地を利用してオリーブを
栽培し、栽培から加工までを一体的に行って新しいビジネスを起こすという
「小豆島・内海町オリーブ振興特区」を作りました。

 東京都の下町足立区は、産業・雇用の創出が課題となっていました。そこ
で、区が提供する施設内で、官と民が一体となって、就労へのカウンセリン
グも含めた単なるお役所仕事ではできない高度な職業紹介を行う「人材ビジ
ネスを活用した雇用創出特区」を作りました。

 ここで紹介したのはたった3つですが、その3つだけみても地域の実情に
合わせたユニークな特区だと思いませんか。このように地方から我が国の構
造を改革していくような大胆でユニークな特区があちこちに誕生しているの
です。

 でも、これらはまだ第一歩に過ぎません。特区の取組みは、まだまだ続き
ます。5月には57に加え、新たに特区が追加認定される予定ですし、6月
には3回目の特区アイデアの募集を行い、特区で実施できる規制改革のメニ
ューを追加していきます。10月には「どぶろく特区」など、2回目の提案
を受けた、さらにユニークな特区の申請受付を行うことになっています。

 今回誕生した特区やユニークな提案を見て、全国の人たちが「よし自分た
ちの町でもやってみよう」「もっといいアイデアはないだろうか」「国だけ
に頼っていてはいけない」ということになっていけば、この国はきっと変わ
るはずです。

※ 首相官邸ホームページ(構造改革特区第1弾認定について)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/030417nintei.html

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[特別寄稿]
塩川財務大臣プロフィール
● いよいよ構造改革特区――その先鞭は港から(財務大臣 塩川正十郎)

 近年、物流分野における国際競争が進展し、各国の国際港湾の間では激し
い貨物誘致合戦が繰り広げられています。その結果、例えば、20年前には
コンテナ取扱量の世界ランキング4位にあった神戸港が、今では27位に転
落するなど、かつてランキング上位にあった我が国の港湾は、釜山、シンガ
ポールといった新興港湾に軒並み追い越され、多くの貨物とそれに付随する
仕事を失っています。

 こうした状況の中、私は、税関を監督する財務大臣として、この課題に強
い関心を持ち、隣国のライバル港に伍していくために我が国港湾の魅力を一
層高める施策を展開していきたいと考えています。

 そのひとつとして、今回の構造改革特区では、民間からのご要望を踏まえ、
税関の執務時間外手数料を半額とするとともに、東京、横浜、名古屋、大阪、
神戸といった主要な港湾を中心に、平日夜間・土日祝日においても円滑に通
関ができるよう、税関職員が常駐対応する体制を整備することとしました。

 昨年10月より、税関職員の常駐体制をこれらの港湾で試行的に実施して
きました。幸い、港湾関係事業者の方々からも、国際化への理解と協力が得
られ、スムーズに業務の展開が図られました。

 その結果、試行期間における平日夜間・土日祝日の通関実績は、前年同期
比で3.4倍に増えました。こうした施策によって、我が国の港湾がより使
い易いものとなり、他港に移ってしまった貨物が呼び戻されることが期待さ
れます。

 勿論、こうした課題は行政機関だけで達成し得るものではなく、港湾関係
者をはじめとする皆さんの協力がなければ「絵に描いた餅」に過ぎません。
官民が一体となって国際物流改革に取り組み、我が国の構造改革が一層推進
されることを期待します。

※ 財務省ホームページ(構造改革特区に対する税関の取組み)
http://www.mof.go.jp/jouhou/kanzei/ka150424.htm

堺屋太一氏プロフィール
● 人口は減っても、経済文化は栄える(内閣特別顧問 堺屋太一)

・ 人口減がルネッサンスを生んだ

 日本の未来に、悲観的な見方が横行している。その根拠の一つは人口問題。
日本は少子高齢化が進み、2006年頃からは人口総数も減少する。これで
は将来の経済発展や文化の栄光も期待できない、というのである。

 確かに、ここ200年間ほどの近代においては、経済が発展し文化が栄え
た国(地域)では、人口が増加している。だがそれは、経済が発展し文化が
栄えた結果、平均寿命が伸び幼児死亡率が減って人口が増加したのであって、
人口が増えたから経済文化が栄えたわけではない。

 世界の歴史を見ると、人口が減少したにもかかわらず、経済が発展し文化
が繁栄した例も珍しくはない。典型的なのは15世紀のイタリアである。

 世界の人口学者の研究によると、1340年にはイタリアの人口は930
万人だったが、1500年には550万人になっていたという。160年間
に約4割の減少である。そしてその間にこそ、ルネッサンスの文化が花開い
たのである。

 理由は至極当然のことだ。人口が減少すると、人々は生産性の低い土地を
捨て、生産性の高い分野に集中した。このため一人当たりの所得は向上、工
芸品を購入する余裕が生まれ、教会などへの献金も増えた。このため手工業
が栄え、祭も教会建築も盛んになった。

 東からは麦と香料を、北からは銀と材木を輸入、消費者により安価な商品
を提供できた。このことがまた、商工業の繁栄を生み、やがてはラファエロ
やミケランジェロが絵筆を振う華麗な文芸を築き上げたのである。

・ 繁栄は自由と勇気の成果だ

 もちろん、人口の減少が経済の衰退と文化の荒廃をもたらした例もある。
人口の減少は繁栄を約束するものではないが、衰退を必然するものでもない。
そのいずれになるかの鍵は、自由な移動と新奇への挑戦にある。

 15世紀のイタリアには、農民を土地に縛りつけるほど強力な領主も、様
式を押し付けるほどの権威も存在しなかった。多くの都市で手工業が興り、
いくつもの港に交易船が出入りした。自由な競争と新奇な挑戦を讃える気質
が、人口の減少を文芸の革新に結び付けたのだ。

 21世紀の日本は、変化を恐れず保護に頼らず、自由な競争と新奇な挑戦
に対する国民の志気を盛り上げるなら、人類文化に貢献する繁栄を築くこと
ができるだろう。

 今は、それに向かう脱皮の時期である。

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[小泉内閣の動き]

● 「観光カリスマ タウンミーティング イン 東京」(03/04/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/22town.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2003/04/22town.html
  「観光カリスマ」に選ばれた方たちを招き、観光振興による魅力ある地
 域づくりについて開催されたタウンミーティングへの小泉総理の参加

● イラク問題対策本部(03/04/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/21iraq.html
  国際協調の下で、復興支援に積極的に取り組んでいく方針を確認すると
 ともに、早急に実施する人道・復興支援のための措置等を決定

● 構造改革特別区域計画の認定式(03/04/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/21tokku.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2003/04/21tokku.html
  第1回目の特区計画として認定申請されたもののうち、第1弾として認
 定したものについて、小泉総理が認定書を交付

● チャレンジ支援ネットワーク検討会の総理表敬(03/04/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/21sien.html
  「女性のチャレンジ支援策」を受けて男女共同参画会議に設けられた「
 チャレンジ支援ネットワーク検討会」有識者委員が小泉総理を表敬

● 「桜を見る会」への小泉総理の出席(03/04/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/19sakura.html
  総理主催の「桜を見る会」を新宿御苑にて開催
  政財界や文化・スポーツ界、国際貢献関係者などの招待者が参加

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[観光カリスマ百選]

● 人と文化の輝くまちづくり(長野県小布施町)

 長野市に隣接する小布施町は、かつてはこれといった観光資源の無い町で
した。しかし、現在では、葛飾北斎の40点余の肉筆画を展示する北斎館を
中心とした景観整備と、住民参加によるまちづくりにより、年間100万人
以上の観光客が訪れる活気ある町へと変身を遂げました。

 葛飾北斎と小布施町の関係は、当時の豪商、高井鴻山(こうざん)の招き
で、北斎が晩年小布施町を訪れ、計3年半にわたり滞在して多くの肉筆画を
残したことに遡ります。北斎館は、北斎の肉筆画を展示する日本唯一の美術
館として1976年に建設され、小布施の名前を全国に知らしめることにな
りました。この北斎館の成功を機に、小布施町は周辺の景観整備をすすめて
いくことになります。

 唐沢彦三町長は、「宅地造成事業で誕生した小布施の新住民と、古くから
小布施に住む住民が触れ合えるようなテーマを探していた。結果として『北
斎』になり、観光地になった。最初から観光地をつくろうとしていたわけで
はない。」と述懐します。住民の発想や意識を積極的に育て、住民と町が協
力してアイデアを出し合う住民参加のまちづくりが推進されました。

 その中で注目されるのがア・ラ・小布施です。これは、町の商工会のメン
バーを中心に1993年に設立された第3セクターで、住民の参加のもと、
地元の新鮮な野菜や果物を即売する「栗どっこ市」や、土蔵を再生した宿泊
施設「ゲストハウス小布施」の運営、「小布施国際音楽祭」「北信濃小布施
映画祭」の支援など、各種イベントを通じて小布施の魅力を内外に発信して
います。代表である市村良三氏は「ここは古くから町人の町で、根っからお
客さんが好きなんですよ。」と、住民主役が成功した理由を説明します。

 北斎館を中心とした景観整備と、住民参加のまちづくりで発展した小布施
町。二人の観光カリスマが奏でるこれからの小布施も、大いに楽しみです。

※ 小布施町の様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2003/0424k.html

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[キーワード解説]

● ORHA

 ORHA(Office of Reconstruction and Humanitarian Assistance:復
興人道支援局)とは、米国国家安全保障会議の下に設立された機関で、人道
支援、復興、文民統治を担当する部門で構成されています。

 イラクでの戦闘が終息に近づき、復興支援が極めて重要な課題になってい
ます。ORHAは、イラクの新たな政権が発足するまでの間、イラク国内の
復旧・復興活動の中心となることが予定されており、米国だけでなく、英国、
オーストラリアやデンマークなどが参加しています。

 我が国も、先週、ORHAとの連携を通じたイラクにおける人道・復興支
援や行政支援に対する協力を行うことを決定しました。これは、イラクに対
する人道支援や復旧・復興支援において、我が国が初期の段階から積極的な
役割を果たし、復旧・復興プロセスで我が国の考え方をできる限り反映させ
ていくうえで、極めて効果的であると判断したためです。

 我が国は、すでに国連機関などを通じた人道支援を行っていますが、国際
協調の下、実施できることから積極的に取り組んでいくこととしています。

※ 首相官邸ホームページ(我が国のイラク復興支援策等について)
 http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/iraq/030421sien.html

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[編集後記]

 今週、特区が誕生し、総理も、担当大臣も特区について語っていますが、
当欄でも少しふれたいと思います。
 構造改革特区構想を打ち出したときには、いろいろなご批判もありました。
そのひとつで、それなりに説得力があったのが、「規制緩和は一部の地域で
行うのではなく全国で行うべきだ」という批判です。特に、省庁からの批判
として強くありました。確かにそのとおりですが、いまだに残っている規制
は、難しいものばかりで、当の省庁が動きませんでした。それに風穴を開け
たのが、特区でした。そして、その主張をした役所には、それでは全国でや
りなさいと言って、188もの規制改革を全国展開させました。市町村にと
って特区は、知恵の出しどころです。国がメニューを決め、補助金が降って
くるのではありません。
 57の特区は第一弾です。さらに、物議を醸すものでも、意欲的に申請し
てほしいと思います。突破力のある鴻池大臣に期待します。
 なお、来週は休刊とし、次号は5月8日に配信いたします。今後のメルマ
ガの紙面づくりの参考とするため、読者の皆さんを対象とした第2回オンラ
イン・アンケートを実施いたしますのでご期待ください。(晋)

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安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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[小泉内閣メールマガジン]

ご意見、配信に関する手続などは以下のホームページからお願いします。

<国政に関するご意見、配信に関するお問い合わせなど>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
<配信中止・配信先変更・バックナンバー>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
<携帯電話からの読者登録>
 *http://www.kantei.go.jp/k/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)