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小泉内閣メールマガジン 第93号 =========================== 2003/05/08

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 訪欧を終えて

[大臣のほんねとーく]
● 「仕送り社会」と「年金社会」(厚生労働大臣 坂口力)

[特別寄稿]
● 日本の未来の光を見る
  (デザイナー・プロデューサー、観光立国懇談会メンバー 山本寛斎)
● 看板広告を撤去しましょう(都市再生戦略チーム座長 伊藤滋)

[小泉内閣の動き]
● 欧州諸国訪問特集(03/04/26〜05/03)
● 「観光立国懇談会報告書」の手交(03/04/24)

[数字でみる日本]
● 男性45.9%、女性9.9%

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 訪欧を終えて

 小泉純一郎です。

 4月26日から5月3日まで、イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、
そしてEU議長国であるギリシアを訪問し、各国の首脳とイラクの復興支援、
北朝鮮問題、そして二国間関係について会談しました。

 イラク問題をめぐっては、今回訪問した欧州各国の立場や考え方はそれぞ
れ違いますが、首脳との会談を通じて、いずれの国も、イラクの大量破壊兵
器の廃絶と世界の平和に向けて、真剣に、難しい決断をしてきたということ
を強く感じました。

 武力行使をめぐって米国と協調した国と対立した国、立場の違いがあった
のは事実ですが、過去は過去の問題として、今後は国際協調の立場にたって
復興を支援していくこと、そして、その中で国連の果たす役割が重要である
ことについて共通の認識をもつことができました。

 日本は、医療などイラク国民の生活基盤回復や文化財保護などの面で積極
的に支援していく方針です。

 北朝鮮問題については、核問題だけでなく、拉致の問題、ミサイルの問題、
過去、現在、将来の問題について包括的な解決をはからなくてはなりません。
日朝平壌宣言の誠実な実施が国交正常化につながるという基本方針に基づい
て、粘り強く、平和的な解決を目指すという日本の立場に対して理解と支持
を得ました。

 外国から日本への観光客と投資を倍増させて、交流を活発にしていきたい
という話をして、日本のPRもしてきました。 

 パリに滞在中、ブッシュ大統領とも電話で会談しました。ブッシュ大統領
とは5月中に米国で会う予定です。

 一連の首脳会談を終えて、アテネを出発するまでの短い時間でしたが、ア
クロポリスの丘に登って神殿の跡をみることができました。紀元前5世紀の
時代によくあんなに立派なものを作り上げたものだと思います。

 今週は、早速休み明けの火曜日から、衆議院の本会議での質疑やSARS
対策など、懸案解決に向けて多忙な毎日を送っています。

 いよいよ今日(8日)からは、「産業再生機構」の営業がはじまります。
民間の叡智と活力を結集し、不良債権処理の加速と産業再生を一体的にすす
めていきます。

 目に見える成果が上がるよう一歩一歩努力を続けてまいります。

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[大臣のほんねとーく]
坂口厚生労働大臣プロフィール
● 「仕送り社会」と「年金社会」(厚生労働大臣 坂口力)

 人生50年は太平洋戦争以前の話ですが、最近新しい意味での「人生50
年」が話題になっています。人生50年に達すると、ぼつぼつ年金の必要性
を痛感するようになるというのです。49歳と50歳では1歳違うだけです
が、不思議なもので50歳という語感には人生の山を越えて下り坂に向かう
という哀愁が秘められているようです。

 最近、20歳代、30歳代の国民年金の納付割合が50〜60%台となる
など、若い人たちの間には、公的年金の保険料を払わない人が増えてまいり
ましたが、50歳を越えると殆どの人が加入者になっています。年金への思
い入れが強くなっている証拠です。

 内閣府が平成15年に行った「公的年金制度に関する世論調査」をみます
と、約7割の人が公的年金を基本に将来の生活設計を考え、子供からの仕送
りに頼る人は僅かに2.3%に止まっています。現在、高齢者世帯の所得構
成をみても、仕送りその他の所得は4.3%であり、殆どの人が子供に頼る
ことなく老後を送っています。

 来年の年金改革を迎えて、年金を大幅に削減する案を主張する人がいます
が、それはもう一度子供からの仕送りを受ける社会へ戻ることを意味します。
高齢社会でありますから、親が95歳、子供が70歳、そして孫が45歳と
なれば、孫が親へも祖父母へも仕送りをしなければならない社会になりかね
ません。「仕送り社会」は仕送る方も、仕送りを受ける方も、ぎりぎりの生
活で消費を抑制せざるを得ない社会となり、消費が落ち込み、経済は厳しく
なります。

 従って、年金の保険料が高いという人がいますが、保険料を少しずつ納め
るか、それとも将来親の仕送りをするか、いずれを選ぶかの話であり、よく
よく考えてみれば個人にとっても国にとっても「仕送り社会」よりも「年金
社会」の方が得策だと思うのですが、いかがでしょう。

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[特別寄稿]
山本寛斎氏プロフィール
● 日本の未来の光を見る
  (デザイナー・プロデューサー、観光立国懇談会メンバー 山本寛斎)

 イベントの神様になりたいと思っている私、寛斎が、嫉妬を覚える程、「
お見事!」といえるスーパーなイベントが2つあります。

 1つが、2000年から2001年へと時が移る瞬間。

 場所は、パリのエッフェル塔。そのプロデューサーは、イブ・ペパン氏。
あのエッフェル塔全部に花火をしかけ、縦方向、横方向、天空180度に向
かって打上げる、というイベントです。

 その模様は世界に放映されました。

 ミレニアムのイベント中で、最高・・・と、私の魂が震えました。

 次に、大驚嘆の気持ちで見たのが、時は2001年。

 場所は上海。芸術監督は蔡國強氏。上海の歴史的建造物群の屋上や黄浦江
など、広大な空間を使っての龍をイメージした花火と音楽のイベントでした。

 APECの世界中のリーダーが集まるタイミングに合わせての催しです。
開催の背景には、中国政府の強い意志や情熱等々、ぶっとく熱いモノを感じ
ました。

 観光立国という単語を「日本の未来の光を見る」と訳す体質の私は、彼ら
に勝るとも劣らない心の温度と日本人の魂の燃焼を、表現したいと思ってい
ます。

 場所は都心の二重橋前広場、及び、皇居を取り囲む数キロのお堀、光や炎
や花火や水や音楽を使って、「いのちの煌き」を表現したいなあと思ってお
ります。

 このイベントが実現したら、世界の人は思うでしょう。日本ってすごいな
あ、日本の才能って熱いなあ、日本の未来って楽しみだなあ。


伊藤滋氏プロフィール
● 看板広告を撤去しましょう(都市再生戦略チーム座長 伊藤滋)

 街そして郊外に看板広告が氾濫しています。企業と地主が結びついて風景
を汚しているのです。郊外に行きますと、道路の交叉点にゴルフ場・レスト
ラン・モーテルの看板が乱立しています。道路に沿って延々と大売出しの旗
が並んでいます。街のはずれに行きますと、ディスカウントストアの屋上広
告が建物より大きく乗っています。

 これらの看板広告が折角の田園風景を台無しにしています。この野放図な
看板ビジネスを許して良いのでしょうか。これをアジア的風景といって見過
ごしても良いのでしょうか。誰もが一応は嘆きますが、それ以上に真剣には
なりません。

 この日常的光景を皆で直して見ようと行動をするのが、21世紀型の草の
根街づくりであると思っています。最近、長崎県が美しいまちづくり推進条
例をつくり、交叉点付近に立並ぶゴルフ場看板を、デザインを工夫しながら
ひとつにまとめようとしています。とても良いことです。地方自治体にも、
この看板広告の氾濫を整理しようという動きが出てきたわけです。

 ヨーロッパの風景が美しいのは看板が無いからです。日本は本来簡素をむ
ねとする美しい国でしたが、ひどいことになりました。地主が看板設置料を
取っていますが、これは止めてもらいましょう。

 看板広告を規制している役所は地方自治体です。ですから役所にその設置
を原則禁止にする厳しい条例をつくってもらいましょう。都市計画で、住民
が作成する地区計画でもその規制は可能であると思います。

 皆さん、役所に出かけて、看板の整理撤去の方策を相談しませんか。その
違法行為を監視するのは、地元のNPOを使えばよいのです。NPOの仕事
が生まれ、地元の雇用が増えます。私達が求める観光都市とは看板の無い都
市です。看板の無い田園風景にかこまれて老後を送るのが私の夢です。


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[小泉内閣の動き]

● 欧州諸国訪問特集(03/04/26〜05/03)
・ 日・英首脳会談(03/04/26)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/26england.html
  ブレア首相との会談で、イラク復興支援に関連して、米国と協力しなが
 ら国際協調体制を確立することが極めて重要との認識で一致

・ 日・スペイン首脳会談(03/04/28)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/28spain.html
  アスナール首相との会談で、イラク復興支援について、国連の役割が重
 要で、十分な関与が必要との認識で一致し、国際協調体制の確立に向けて
 努力することで合意

・ 日・仏首脳会談(03/04/29)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/29france.html
  シラク大統領との会談で、イラク復興問題について、国際協調体制の確
 立と国連の役割が重要との認識で一致

・ 日・独首脳会談(03/04/30)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/30germany.html
  シュレーダー首相との会談で、イラク復興問題について、未来志向で国
 際協調体制の再構築を目指す方針で一致

・ 日・EU定期首脳協議(03/05/02)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/05/02eu.html
  欧州連合(EU)議長国ギリシャのシミティス首相、欧州委員会のプロ
 ーディ委員長らとの協議の模様

● 「観光立国懇談会報告書」の手交(03/04/24)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/04/24kanko.html
  観光立国懇談会が、我が国の観光立国を実現していく上での課題と戦略
 などの提言をまとめた報告書を小泉総理に手交

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[数字でみる日本]

● 男性45.9%、女性9.9%

 男性45.9%、女性9.9%とは、平成13年における日本人の喫煙率です。「
喫煙率」とは、過去1カ月間に毎日または時々たばこを吸ったことのある人
数が全体に占める割合をいいます。

 男性の喫煙率については、先進国(ドイツ39.0%、フランス38.6%、アメ
リカ25.7%)の中でも極めて高くなっています。とりわけ、20〜40歳代では
2人に1人以上(20歳代:58.9%、30歳代:58.1%、40歳代:58.4%)が習
慣的にたばこを吸っています。

 また、女性の喫煙率については、比較的低くなっていますが、20〜30歳代
で約16%と40歳代以上より高くなってることから、今後の上昇が懸念されて
います。

 たばこの煙には60種類以上の発ガン物質などが含まれており、喫煙は、が
んや心臓病など生活習慣病の大きな原因の一つとなっています。喫煙がなけ
れば、我が国では1年間に9万5,000人が死亡せずにすみ、1兆3,000億円の
医療費負担が不要であったとの試算もあります。

 たばこの煙による健康への悪影響は喫煙者本人にとどまりません。他人の
煙を吸わされる受動喫煙については、流涙、頭痛などの症状だけでなく、長
期的には、肺ガンや循環器疾患などのリスクが高まることを示す研究もある
のです。

 今月1日に健康増進法が施行され、受動喫煙を防止するために飲食店、事
務所など多くの人が利用する場所では、施設管理者に分煙など必要な対策を
とるよう努めてもらうことになりました。「愛煙家」の皆さんも、たばこを
吸う際には、自身の健康にはもちろん、大切な家族や会社の仲間など周囲の
人の健康にも十分な注意を払いましょう。

※ 厚生労働省ホームページ(たばこと健康に関する情報ページ)
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html

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[編集後記]

 今年の連休は、飛び石となってしまいましたが、読者の皆様はどのように
おすごしになったでしょうか。
 小生は、4月26日から5月3日まで、総理訪欧に同行しました。今回、
各国首脳とそれぞれワーキングディナー、ワーキングランチというスタイル
で会談を行いました。いわゆる社交中心の晩餐会、午餐会と違い、食事をし
ながら首脳会談を行うかたちですが、普通の首脳会談にくらべ、より親密な
雰囲気になります。それぞれの国のおいしそうな料理が出されますが、我々
随行者はメモをとりながらの食事で、味わっている余裕はありません。
 エリゼ宮ではやはりフランス料理でしたが、40回以上来日している日本
通のシラク大統領は、ワインではなく日本の芋焼酎を飲んでいらっしゃった
のが印象的でした。会談の中身については、「小泉内閣の動き」をクリック
して頂きたいと思います。
 毎号で行っている「おんらいん読者感想」では、読者の皆様から手厳しい
ご意見もいただいています。「構造改革の進捗状況がみえない。」というの
もその一つです。先月、内閣府が作成したパンフレットでは、特区や子育て
・仕事支援などこれまでの成果をわかりやすくまとめています。パンフレッ
トは下記のホームページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。
 なお、今週から「第2回オンラインアンケート」をはじめました。こちら
は、読者の皆様の声を今後のメルマガの紙面づくりの参考にさせていただく
ためのアンケートです。こちらもふるってご参加ください。(晋)

※ ここまで進んだ小泉改革[経済構造改革の成果と進捗状況]
http://www.kantei.go.jp/jp/kouzoukaikaku/kaikaku.html

※ 第2回オンラインアンケート
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安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)