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小泉内閣メールマガジン 第97号 =========================== 2003/06/05

★☆ 「らいおんミーティングin官邸」の参加者募集中!! ☆★

★☆ おんらいん読者感想 ☆★
  ※メールマガジンの登録者が対象です(6月8日まで)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● サンクトペテルブルクからエビアンへ

[大臣のほんねとーく]
● 食べる(農林水産大臣 亀井善之)

[特別寄稿]
● どうなるか消費税アレルギー
  (一橋大学学長、税制調査会会長 石弘光)

[小泉内閣の動き]
● エビアン・サミット特集(03/06/01〜03)
● ロシア訪問特集(03/05/30〜31)
● 米国・中東訪問の記録(ビデオ)(03/05/22〜26)

[観光カリスマ百選]
● 新しい形の都市農村交流(長野県飯田市)

[お知らせ]
● メルマガ100号記念企画「らいおんミーティングin官邸」の開催と
 参加者募集について

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● サンクトペテルブルクからエビアンへ

 小泉純一郎です。

 5月29日から6月4日まで、サンクトペテルブルクとエビアンに行って
きました。この1ヶ月で3回目の外国出張です。

 サンクトペテルブルクは、ロシアの西の端、バルト海に面した古い都。
1703年にピョートル大帝が築いた美しい水の都で、プーチン大統領はこ
こで生まれたそうです。

 世界各国から40人以上の首脳が建都300年記念行事に集まりました。
実は、このスケジュールは、去年のサミットの場で急に決まったんです。

 去年の6月、カナダのカナナスキス・サミットの時、プーチン大統領から
「来年の5月30日、サンクトペテルブルクに是非来て欲しい。」という話
があって、各国首脳がどうしようかと話していたところ、フランスのシラク
大統領が、「それじゃあ、フランスで開くサミットを記念行事の翌日に変更
しよう。そうすれば、みんなそのあと直接エビアンに来ればいいんだから。
」と提案して、その場で決まったんです。

 首脳が集まれば当然首脳外交がはじまります。各国首脳同士が行事の合間
に会談や合意文書の署名式をしていました。

 プーチン大統領とは、彼が学生時代に稽古したという市内の柔道場で会談。
大統領は柔道6段級の腕前とか。「柔道ではプーチン大統領の方がくわしい
かもしれないけれども、チャイコフスキーやラフマニノフのロシア音楽は私
の方がくわしいよ。」と、文化論からはじまって、日本とロシアの協力につ
いて話し合いました。とても良い会談でした。

 中国の胡錦濤主席とは同じ1942年生まれの61歳同士、初めての会談
でしたが、前日の音楽会や晩餐会でとなりの席でしたので、お互いにうち解
けた感じの話し合いになりました。中国は北朝鮮問題で大きな役割を果たし
ています。日中関係を未来志向で発展させていこう、そして北朝鮮問題を拉
致問題を含めて包括的に解決していこうということで一致しました。

 サンクトペテルブルクから飛行機で3時間、ジュネーブからヘリコプター
で15分間で、ミネラルウォーターで有名なフランスのエビアンに着きます。

 サミットは、3回目、参加各国の首脳とは何度も会っているので、個人的
な信頼関係もあって、率直かつ有意義な会議を行うことができました。

 写真撮影の時、となりのブレア首相に、「ブレアというのは英語でどうい
う意味?」と話しかけたら、一段下の段に立っていたブッシュ大統領がこち
らを振り返って、「『ブレア』とは『勇気』という意味だよ!」と笑って答
えるなど、時々冗談をまじえながら、厳しい世界情勢について真剣に話し合
いました。

 私は、「北朝鮮の問題は核開発問題だけでなく拉致問題も含めた解決が必
要だ。」と強く主張して、議長声明にも盛り込みました。

 イラク問題をめぐって一時期意見の相違があっても、三日間の会議を通じ
て、国際協調の重要性という価値観をサミット諸国首脳の間で共有すること
ができたのは良かったと思います。

 帰国してすぐに、木曜日、金曜日と国会審議、土曜日には韓国のノ・ムヒ
ョン大統領との会談と、あいかわらずきつい日程が続きますが、会議の合間
にホテルの部屋から見えるレマン湖の景色を眺めて英気をやしない、今週も
頑張っていきます。

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[大臣のほんねとーく]
亀井農林水産大臣プロフィール
● 食べる(農林水産大臣 亀井善之)

 私は戦時中に子どもの頃を過ごしたせいか、嫌いな食べ物はありません。
逆に、好きなものはたくさんあります。中でも、地元の農家の方が秋になる
と持ってきてくれるニンジンは格別です。土づくりにこだわって作られたニ
ンジンの何とも言えない色と甘い味は、料理するのがもったいないほどです。
食べ物の思い出もたくさんあります。昔、母が藁を燃やしてお釜で炊いてく
れたごはんのおこげの香りなどは、とりわけ懐かしいものです。

 食べるということは、単に栄養補給をするだけではありません。風土や文
化の原点だと思います。食事を通じた家族の団らんの中で、心も文化も育つ
のではないでしょうか。

 最近は、皆さん忙しくて、家族揃って夕食をとれなかったり、朝食をぬい
てしまう方も多いようです。「旬のもの」を食べることも減っていますし、
旬がいつか知らない人も増えています。米や野菜がどのようにして田んぼや
畑で成長し、食卓まで届けられるのかよく知らない子どもも多いのではない
でしょうか。

 一方で、変化のきざしも感じています。地元の園芸祭りの参加者は年々増
え、都市に住んでいる方が、トマトやなすの苗などを買い、庭や市民農園で
育て、家族で食べて楽しむ。すばらしいことだと思います。直売所も盛況で、
地域でとれる新鮮な旬の農作物を食べたいという皆さんの思いを強く感じま
す。

 こういう皆さんの思いをサポートできるよう、私たちは、安全で安心な食
べ物が供給されるようにすることはもちろん、国民一人ひとりが「食」に関
する基礎的な知識を身につける「食育」を進めたり、子ども達に体験農業が
できる環境を整えたり、市民農園を設置しやすくしたり、と色々な取り組み
をしています。農林水産大臣として、皆さんが健康で元気よく色々な分野で
活躍する源である食べ物を担当することに改めて大きな責任を感じています。

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[特別寄稿]
石弘光氏プロフィール

● どうなるか消費税アレルギー
  (一橋大学学長、税制調査会会長 石弘光)

 昨年末から年初にかけ一時期、将来の消費税率の引上げに関し、経済界あ
るいは政界から支持する声が高まった。これは高齢社会のもとで年金のみな
らず医療、介護を公的に維持するために財源確保が不可欠と睨んでのことで
あろう。

 しかしながら、この誘い水に呼応するでもなく、小泉首相は再選されても
任期中に消費税率の引き上げは考えないとムードを打ち消してしまった。

 小泉首相のこの判断には、それなりの理由があると思う。消費税はその生
い立ちから、政治的に暗い影を落としている。1979年の大平首相の「一
般消費税」導入の失敗以来、歴代の首相は消費税と悪戦苦闘を強いられ、国
民あるいは野党の反発を受け、時には退陣の原因となってきた。このように
過去の結果を見ると、国民には消費税アレルギーが根強く存在するというこ
とであろう。

 しかしながら、このような消費税アレルギーは、若い世代にはかなり希薄
になってきているように思う。

 この国際化時代に、若者の多くはしばしば海外、とりわけ欧州に出掛けて
いる。欧州では、消費税にあたる付加価値税の税率が、20%を超える国も
多い。帰国してみると、日本の消費税はわずか5%にすぎない。彼らは国の
借金が膨大な額になることを知っている上に、公的年金が果たして将来自分
たちに支給されるか心配し出している。

 かかる状況の下、若い世代にとって高齢者も等しく負担する消費税による
財源確保に、それほど抵抗がないのかもしれない。このことは昨年全国で開
催した政府税制調査会の「税についての対話集会」の結果、明らかになった
ことだ。

 目下のところは一昔前政治家が心配していた状況とは風向きがだいぶ変わ
ってきたように思うが、しかし、いざ具体的に消費税率引上げとなるならば、
与野党間の総選挙での駆け引きもあり、どうなるか分からない。消費税アレ
ルギーがどうなるのか、今後の少子高齢社会の下で日本のゆくえを大きく左
右することになるだろう。

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[小泉内閣の動き]

● エビアン・サミット特集(03/06/01〜03)
・ 今回のサミットの成果
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2003/06/03soukatu.html

・ 小泉総理の動き(03/06/01〜03)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/06/01summit.html
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/06/02summit.html
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/06/03summit.html

● ロシア訪問特集(03/05/30〜31)
・ 日ロ首脳会談(03/05/30)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/05/30russia.html

・ 日中首脳会談(03/05/31)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/05/31china.html

● 米国・中東訪問の記録(ビデオ)(03/05/22〜26)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2003/05/22houbei.html

  米国、エジプト、サウジアラビアの3カ国での首脳会談などの模様をビ
 デオで紹介

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[観光カリスマ百選]

● 新しい形の都市農村交流(長野県飯田市)

 長野県南部に位置する飯田市では、南アルプスと中央アルプスに挟まれた
豊かな自然の中、古くから梨、ぶどう、りんごなどの果物の栽培が盛んです。

 飯田市農政係長の井上弘司さんは、平成10年、農村の現場を歩く中で、
担い手不足で離農する農家が増え、人口の減少で伝統的な祭りすらできなく
なっているという状況に直面します。そこで考え出したのが、都市と農村の
交流事業「南信州ワーキングホリデーいいだ」でした。

 ワーキングホリデーはもともと、海外で働きながら休暇を過ごし、その国
への理解を深める制度ですが、飯田市では、人手が必要な梨やりんごの収穫
作業などに、都市住民にボランティアとして参加してもらい、その中で農家
の素朴で温かな生活や農業体験の喜びを味わってもらいます。

 農業を体験したい都市部の人と、繁忙期の手助けや後継者がほしい農家の
間を結び、農村を元気にする新しい手法として注目を集め、平成14年には
受入れ農家数74戸、参加者は900人以上、実際に飯田市に定住して就農
する参加者も出るようになりました。

 さらに、夏休みには「南信州こども体験村」「どんぐりの森づくり」を実
施、子供たちにも農村の魅力を伝えるとともに、家族で参加できる企画もお
こなうなど、農業を素材とする新しい形の観光に意欲的に取り組んでいます。

 「参加者はみな飯田のサポーターになってくれます。」と、胸を張る井上
さん。平成13年には、農家の人たちが授業を行う中で人材の育成と交流を
はかる「南信州あぐり大学院」を開校するなど、溢れる情熱とアイデアは尽
きることがありません。

 この飯田市のワーキングホリデーに、安倍副長官秘書官の田原芳幸さんが
連休を利用して参加しました。その体験談を紹介します。

・ 「南信州ワーキングホリデーいいだ」に参加して

 副大臣会議での都市と農山漁村交流への取組を通じて「南信州ワーキング
ホリデーいいだ」のことを知り、妻とともに3泊4日の日程で参加しました。

 飯田市は高速バスで新宿から約4時間。受け入れ農家の原さんはりんご、
梨などの果樹栽培が中心の農家。農業を何も知らない私達を暖かく迎えて下
さいました。りんごの花摘み作業をお手伝いしましたが、南アルプスの雄大
な山並のもと、農家の方とお話をしながら働いているとあっという間に時間
が過ぎてしまいます。

 夕食では、近くで採ったわらび、たらのめなどの山菜のてんぷらや郷土料
理の五平餅といったスローフード作りを体験。原一家に私達を加えた9人で
囲んだ食卓は賑やかで楽しく、家族というものの暖かさを改めて感じました。

 4日間という短い期間でしたが、温泉やリゾート地などでの普通の観光旅
行では得られない貴重な体験ができました。奉仕活動への参加という感覚で
はなく、新しい形の余暇の楽しみ方として、メルマガの読者の方々に飯田市
のワーキングホリデーを是非お勧めしたいと思います。

※ 飯田市の様子
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2003/0605k.html

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[お知らせ]

● メルマガ100号記念企画「らいおんミーティングin官邸」の開催と
 参加者募集について

 平成13年6月14日に創刊した「小泉内閣メールマガジン」は、本年6
月26日で100号をむかえます。

 アンケートでいただいた皆さんのご要望におこたえし、メルマガ100号
記念企画として、皆さんの中から希望者を抽選で官邸にご招待して、小泉総
理と直接対話する機会をもうけることにしました。直接、小泉総理が皆さん
の質問にお答えします。

 当日の模様は、翌日配信するメルマガ100号の紙面で紹介いたします。

日時:平成15年6月25日(水)17:00〜18:00(予定)
   (集合は15:30)
場所:首相官邸
募集期間:平成15年5月29日(木)〜6月7日(土)当日消印有効

 参加をご希望の方は、ホームページで詳細をご覧ください。

※ 「らいおんミーティングin官邸」参加者募集について
      メールマガジンの登録者が対象です

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[編集後記]

 当欄でも何回かふれましたが、小泉内閣で推進している「都市と農山漁村
交流」の一環として、副大臣プロジェクトチームで山梨県須玉町を訪問しま
す。そばを打ったり、田植えをしたりとミニ農村体験をして、その楽しさを
少しでも全国に発信できたらと思います。須玉町では都市部の子どもたちに
農村体験をさせる事業をおこなっています。ほんとうはゆっくりして、都市
生活とは違う時間のながれを感じたいところですが、そうもいきません。今
週の観光カリスマ百選で小生の秘書官、田原君が自らの交流体験を語ってい
ます。東京生まれで都心に住んでいる彼にとっては、花摘み作業も新鮮だっ
たようですが、その大変さも経験したようです。彼は財務省から来ています
が、よい経験になったと思います。
 なお、以前もご紹介しましたが、都市と農山漁村の交流に関する情報を集
めたホームページが立ち上がっており、現在、その内容の充実に取り組んで
います。ご関心のある方はアクセスしてみてください。(晋)

※ 農山漁村でゆとりとやすらぎを
http://www.kyosei-tairyu.jp/
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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[小泉内閣メールマガジン]

ご意見、配信に関する手続などは以下のホームページからお願いします。

<国政に関するご意見、配信に関するお問い合わせなど>
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
<配信中止・配信先変更・バックナンバー>
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
<携帯電話からの読者登録>
*http://www.kantei.go.jp/k/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)