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小泉内閣メールマガジン 第101号 ========================== 2003/07/03

★☆ おんらいん読者感想 ☆★
  ※メールマガジンの登録者が対象です(7月6日まで)

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 夏のはじめに

[大臣のほんねとーく]
● 食品安全委員会、始動しました!(食品安全担当大臣 谷垣禎一)
● 夏本番を迎えて(環境大臣 鈴木俊一)

[特別寄稿]
● これからの国と地方のかたち
  (太平洋セメント株式会社相談役、地方制度調査会会長 諸井虔)

[小泉内閣の動き]
● 「e−Japan戦略II」の決定(03/07/02)
● 安全功労者への内閣総理大臣表彰(03/07/01)
● 「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」の決定(03/06/27)

[観光カリスマ百選]
● 現代の清里に息づく開拓魂(山梨県高根町)

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 夏のはじめに

 小泉純一郎です。

 先週は、メルマガ100号記念企画で、全国から3000人の応募者のな
かから抽選で選ばれた20人の読者の方々と、官邸でお目にかかりました。
総理大臣というのは、いつも批判にさらされていますので、「総理!いつも
国民がお世話になっています。」というねぎらいの言葉に、思わずうれしく
なってしまいました。

 実は、当日は、朝9時から夕方5時まで、イラク復興支援法などの国会審
議で答弁に立ち、読者との対話のあとにも重要な予定がつまっているという、
目が回るようなさなかでしたが、皆さんからの鋭い質問や心にせまる訴えに
夢中でお答えしているうちに、大幅に時間をオーバーしてしまいました。

 最後に発言した視覚障害の高校生の「目が見えないからできることもたく
さんある。」という言葉には、逆に教えられました。

 たくさんの方々から応募していただいて、どうもありがとうございます。
これからも、読者の皆さんと直接お目にかかって話ができる機会をつくって
いきたいと思います。今回選にもれた方も、是非ご応募してください。また
皆さんとお会いできることを本当に楽しみにしています。

 国会では、いま、イラク復興支援法の審議が続いています。私は、イラク
の人道支援や復興支援については、日本の国力にふさわしい支援をしていか
なければならないと、ずっと言ってきました。

 飲み水の供給や医療支援などの面で、自衛隊の活動に期待されている分野
はたくさんあります。安全面の対応など十分配慮しつつ、国会で十分審議し、
なるべく早く法案が成立するよう努力しています。そして、日本ができるこ
とをやっていきたいと思います。

 昨日(2日)は、日本の情報化政策の柱となる「e−Japan戦略」第
二弾を決定しました。『2005年までに世界最先端のIT国家を目指す』
ことを目標にこれまで努力した結果、学校へのインターネットの普及や役所
への電子申請や電子入札など、この2年間で格段に進歩しました。日本はい
まや、世界でもっとも速くて、安いインターネットを利用できる国になりま
した。

 これからは、IT実感社会をめざして、国民一人ひとりがITの恩恵を身
近に実感できる社会を目指します。

 7月に入ってむし暑い日が続きますが、読者の皆さんの励ましやご批判の
声を胸に、一歩一歩改革を進めていきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]


谷垣食品安全担当大臣プロフィール
● 食品安全委員会、始動しました!(食品安全担当大臣 谷垣禎一)

 現在、我々の食生活は実に豊かになっています。おいしいお米、新鮮な魚、
様々な果物など世界中の食品が食卓に並びます。この食生活に「安全」とい
うものは欠かすことができません。しかしながら、一昨年に我が国で発生し
たBSEや輸入冷凍野菜の残留農薬問題など、食の「安全」を脅かす事件が
相次いで発生し、その土台が揺らいでいる状況です。

 そこで、私たちの食の「安全」を確保し安心して食生活を送ることができ
るよう、食品の安全性確保のための枠組みを作る法律(食品安全基本法)が
制定され、7月1日から施行されました。食品安全委員会は、この法律に基
づいて設置されたもので、新たな食品の安全を確保する体制の目玉となるも
のです。

 この委員会は、厚生労働省や農林水産省といった食の安全を担当する省庁
に対して「科学の目」で評価や勧告を行うことが主な仕事となります。

 食というものは我々の生活の基本であり、なくてはならないものですが、
その「安全」を確保するために国の省庁が行う仕事については、今まで、「
その判断の基準が判りにくい」などの皆さんの声がありました。

 これからは、この食品安全委員会が食の「安全」を確保するための各省庁
の仕事について「科学の目」で評価を行い、必要な時には各省庁に勧告も行
います。また、委員会の議事は原則公開とし、情報の提供に努めます。それ
だけではなく、この委員会は皆さんとの意見交換を行うための、意見交換会
の開催やホームページでの意見募集も行い、より開かれた委員会を目指しま
す。

 皆さんの食の安全を確保するために活動を行う食品安全委員会の今後の活
動にご期待下さい。


鈴木環境大臣プロフィール
● 夏本番を迎えて(環境大臣 鈴木俊一)

 「雨にもまけず 風にもまけず 雪にも夏の暑さにもまけぬ 丈夫なから
だをもち……そういうものにわたしはなりたい」 これは「銀河鉄道の夜」
や「風の又三郎」などの作品を残した、私の郷里岩手県の生んだ詩人、宮沢
賢治の有名な詩の一節です。

 夏は、海水浴や登山などの計画を楽しみにされている方も多いと思います
が、その一方、暑さそのものには心身ともにまいってしまうと感じることも
少なくありません。

 過去100年間で地球上の平均気温は0.6度、日本では1度上昇しまし
た。しかし、日本の大都市では平均気温で2.5度、東京では3度も上昇し
てしまったそうです。

 このように都市の中心部の気温が郊外と比べて高くなる現象をヒートアイ
ランド現象と呼んでいます。この現象は、冷房需要を増大させるため、冷房
排熱が増大し、ますます気温が上がるという悪循環を発生させています。ま
た、温室効果ガスである二酸化炭素の排出量も増大しますし、大気汚染にも
悪影響を与えることが懸念されています。

 このため、私たちは、関係する省庁と十分連携しながら、ヒートアイラン
ド現象の機構を解明する調査研究を進め、また、人工排熱の低減、人工化さ
れた地表面被覆の改善、都市形態の改善などの対策をしっかり行うこととし
ました。現在、実施すべき対策について、皆さんからの提言を募集していま
すので、よろしかったら環境省ホームページをご覧下さい。また、こうした
取組の一環として、7月8日(火)には東京で、16日(水)には大阪でヒ
ートアイランド対策シンポジウムを開催します。こちらも参加のご希望を募
集中です。

 茶道では夏の涼しさを表現するため、打ち水をしたり、冷たいお菓子をだ
すなどの様々な工夫をします。夏の暑さを乗り切るためには、こうした暮ら
しの工夫も考えてみませんか。

※ 環境省ホームページ(ヒートアイランド対策に関する提言募集)
 http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4145

※ 環境省ホームページ(ヒートアイランド対策シンポジウムについて)
 http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4178

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[特別寄稿]
諸井虔氏プロフィール
● これからの国と地方のかたち
  (太平洋セメント株式会社相談役、地方制度調査会会長 諸井虔)

 皆さん、こんにちは。地方制度調査会会長の諸井虔でございます。

 私は、一昨年まで6年にわたり、地方分権推進委員会の委員長として、明
治維新・戦後改革に次ぐ「第三の改革」というべき地方分権改革の、いわば
ベースキャンプづくりに取り組んでまいりました。残された最大の課題が、
地方税財源の問題です。

 さる5月23日、地方制度調査会では、地方への税源移譲、地方交付税の
見直し、国庫補助負担金の廃止・縮減等の改革を、同時併行でバランス良く、
三位一体で推進することを中心に、地方税財政に関する意見をとりまとめ、
小泉総理に提出しました。

 この問題については、各方面で議論を呼びましたが、このたび、小泉総理
の裁定により、先月とりまとめられた「経済財政運営と構造改革に関する基
本方針2003」において、ついに「三位一体改革」の方向が示されました。
ここに至るまでの関係者のご努力に対し、心から敬意を表します。

 とりわけ、積年の課題ともいうべき国から地方への税源移譲が明示され、
しかも、所得税などの基幹税の充実を基本に行うとされたことについては、
地方分権の理念を踏まえた案として、高く評価できるものと考えております。

 大切なことは、これをいかに具体化していくかということです。たやすい
ことではありません。この点に、第2次分権改革の成否がかかっていると言
えましょう。3つの改革が同時併行で一体のものとして進められるよう、ま
ずは来年度の予算編成に注目したいと思います。

 言うまでもなく、地方分権とは、単に国から地方に権限や財源を移すのが
目的ではありません。真の狙いは、皆さんの身近なところでチェック機能を
高め、行政サービスの効率化と国民全体の負担軽減を図っていくことです。
地域や生活に関連したことは、その地域の人たちが自分たちで決めていく、
それが住民自治であり、民主主義の原点なのです。

 このような考えから、地方制度調査会では、先に発表した中間報告におい
て、住民に一番身近な市町村がもっと強く、たくましくなるよう、市町村合
併の推進策や、合併後も旧市町村の名前を残し、人々のつながりを維持し、
身近な事務を処理する「地域自治組織」の創設を提案しています。

 地方制度調査会では、今年11月の最終答申に向け、引き続き、多くの皆
さんのご意見をうかがいながら、これからの国と地方のかたちについて、議
論を進めてまいりたいと思います。 

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[小泉内閣の動き]

● 「e−Japan戦略II」の決定など(03/07/02)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/07/02it.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2003/07/02danwa.html
  日本科学未来館で行われたIT戦略本部における我が国のIT戦略の第
 二弾の決定と、決定に際しての小泉総理の談話

● 安全功労者への内閣総理大臣表彰(03/07/01)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/07/01anzen.html
  産業災害、交通事故、火災など国民の日常生活の安全を脅かす災害の発
 生の防止に功績のあった方を小泉総理が表彰

● 「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」の決定(03/06/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/06/26shimonkaigi.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2003/06/27danwa.html
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizai/kakugi/030627f.html
<ビデオ> http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2003/06/26simon.html
  経済財政諮問会議の答申を受けての閣議決定と、閣議決定に際しての小
 泉総理の談話

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[観光カリスマ百選]

● 現代の清里に息づく開拓魂(山梨県高根町)

 舩木上次(ふなき じょうじ)さんが清里で喫茶店「ロック」を開業した
のは1971年のことでした。当時は観光客も多くなく、喫茶店の開業も地
元の若者の交流の場をつくることを目的としていました。

 ところが、70年代の終わり頃から周囲の様相は一変します。清里に急激
なリゾート開発ブームが起こり、「メルヘン化」をキーワードに、ペンショ
ンやタレントショップが次々と作られました。多くの旅行誌が清里の特集を
組み、清里は若い女性を中心とした観光客が押し寄せる「ミニ原宿」と化し
ていったのです。

 その中で舩木さんは自問自答していました。「清里の自然景観や開拓の歴
史、地域文化とはあまり関係のない『清里の原宿化』は、清里を個性のない
観光地にしてしまうのではないか」。その思いから舩木さんは、清里ブーム
に逆らうかのような独自の活動をはじめます。

 1978年には、清里の自然素材をいかした手作り工房を中心とする「萌
木の村」を設立。さらには、アメリカ人ラッシュ博士による清里の開拓から
地域に息づく洋風文化をいかして、オルゴール博物館を開館し、野外バレエ
公演「清里フィールドバレエ・コンサート」を開催するなど、清里の個性と
地域文化を大切にした事業を展開していったのです。

 平成に入ると、清里の「メルヘン化」ブームは終焉をむかえ、多くの店が
閉店を余儀なくされました。そのなかで舩木さんの事業はしっかりと地元に
根付き、バレエ公演は8000人以上の観客が集まる夏の一大イベントとな
り、「萌木の村」には年間40万人が訪れるようになりました。

 このような活動を支えてきたのは、舩木さんが子どもの頃から胸に刻んで
きた「清里開拓の父」ラッシュ博士の言葉だといいます。"Do your best, 
and it must be first class"(最善を尽くせ、しかも一流であれ)。この
言葉とともに、舩木さんは清里の観光に第二幕をひらいているのです。

※ 高根町の様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2003/0703k.html

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[編集後記]

 先週の100号記念「らいおんミーティングin官邸」に読者の皆様から
とっても多くのご意見をいただきました。厳しいご批判もお寄せいただきま
した。「参加者はもっと厳しい意見をいうべきだ」という批判が、批判的意
見のなかでは一番多かったようです。総理を前にして、あまり厳しい批判は
しにくいという事はあったかもしれませんが、皆さんリラックスしてご自身
のお考えを短い時間の中でしっかりとおっしゃっていた様に思います。「お
んらいん読者感想」に寄せられたご意見では、7対1の割合で今度の企画を
支持していただきました。出席者は厳正な抽選で選ばれましたが、障害者の
方々は18名の中から3名選出させていただきました。ノーマライゼーショ
ンそしてデジタルディバイド解消(障害者も健常者と同じように活躍できる
社会建設と情報格差解消)は、小泉内閣の柱のひとつだからです。
 車椅子で遠方から来られた方もおられ大変だったと思います。視覚障害者
の高校生の言葉、すばらしかったですね。森内閣当時、視覚障害者の皆様が
パソコンを利用しやすいように、点字ディスプレイ、音声化ソフトなどの購
入費に補助金をつける制度を創設したことは、当欄でも紹介しましたが、こ
れからも誰でも楽しめるメールマガジンを目指し、そのためのバリアフリー
に努力してまいります。(晋)

安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)