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小泉内閣メールマガジン 第106号 ======================= 2003/08/07-21

★☆ 夏の合併号 次回配信は8月28日 ☆★

★☆ おんらいん読者感想 ☆★
  ※メールマガジンの登録者が対象です(8月24日まで)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 広島、大阪、甲子園

[大臣のほんねとーく]
● 子どもと農村を結ぼう(農林水産大臣 亀井善之)
● 8月25日から、住基ネットがさらに便利になります。
  (総務大臣 片山虎之助)

[特別寄稿]
● 新しい日本銀行券の発行について(財務大臣 塩川正十郎)
● 子どもたちに明るい未来を
  (作家、少子化への対応を推進する国民会議委員 鈴木光司)

[小泉内閣の動き]
● 中小企業訪問など(03/08/06)
● 広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式への参列(03/08/06)
● 「観光立国行動計画」の決定(03/07/31)

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 広島、大阪、甲子園

 小泉純一郎です。

 官邸にもやっと夏らしい日差しが照りつけ、夏本番になりました。子ども
たちは夏休みの真っ最中。私も金曜日の午後と月曜日に休みをとりましたが、
今年の夏休みは、こま切れに4、5日取れればいいかな、というところです。
休みには、セミの声を聴きながら、読書したり、音楽を聴いたりして、英気
を養いたいと思っています。

 最近の子どもたちは、夏休みにどんなことをして過ごしているのでしょう
か。夏休みは勉強も大事だけれど、遊びも大事。遊びの中から学ぶことがた
くさんあります。「よく学び、よく遊べ」で、夏休みを楽しんでください。

 昨日(6日)、広島の原爆死没者慰霊式と平和祈念式に出席しました。広
島、長崎の悲劇を二度と繰り返してはならない。式典に出席するたびに、「
平和」の大切さをあらためて噛みしめます。戦後一貫して世界平和実現に向
けてとり組んできた市民の願いは、「ヒロシマ」の名前とともに世界中の人
々の心に届いていると思います。子どもたちのためにも、世界の平和と安全
を築く努力を続けていかなければならないと決意を新たにしました。9日に
は長崎に行く予定です。

 広島での式典のあと、大阪では、厳しい状況の中でも知恵と工夫で頑張っ
ている中小企業を視察しました。曇りにくいスキーゴーグルをつくり、世界
のオリンピック選手に愛用されて世界のトップブランドとなっている企業や、
1ミリの百万分の一が1ナノですが、そのナノ技術をつかって精密部品をつ
くっている企業の方々にお会いし、世界で評価される日本の中小企業を誇ら
しく思いました。

 関西元気文化圏推進協議会とタウンミーティングにも出席しました。阪神
タイガースも快調ですが、文化の面でも頑張っている関西の元気に触れて、
私も元気いっぱいになりました。

 今日(7日)は、夏の甲子園大会で始球式をします。始球式にそなえて、
休日に公邸の壁に向かってキャッチボールをして練習しました。どんな球を
投げられるか楽しみです。

 甲子園は高校球児のあこがれの聖地。予選で敗れた学校も、代表校に思い
を託し、熱戦が繰りひろげられることでしょう。勝っても負けても、全力で
戦う姿に感動します。かつて、西武の松坂投手が横浜高校時代、延長17回
の熱戦を投げ抜いた試合には大変感動しました。今回は、義足というハンデ
ィをもちながらすばらしい活躍をしている今治西高校の選手や、久しぶりの
都立高校の出場など、私も注目の選手や高校がたくさんあります。もてる力
を出し切って、頑張ってほしいと思います。

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[大臣のほんねとーく]
亀井農林水産大臣プロフィール
● 子どもと農村を結ぼう(農林水産大臣 亀井善之)

  8月に入り、子どもの夏休みに合わせて海や山、そしてふるさとへと出か
けられる方も多いと思います。

 今の子どもにとって、カブトムシやクワガタはお店で買うもののようです。
私達は祖父母や両親から、米という字を分解すると「八十八」となり、これ
は米を作るのに八十八回の手間をかけるからだよ、お百姓さんが丹念に作っ
たのだから、ごはん粒を残してはいけないよ、と言われたものですが、今で
はこのような会話が食卓で交わされることも少ないのではないでしょうか。

 生き物を大切に、食べ物を大切にということを口で教えることも大事です
が、まずはこの夏、子どもと農村に行き、一緒にあぜ道を歩いたり、虫を捕
まえたり、とれたてのスイカやとうもろこしをほおばったりしてみませんか。
体験農場に行ったり、色々な体験をさせてくれる農家民宿に泊まってみるの
も良いかもしれません。農村の景色や自然、その土地の食べ物に直接出会っ
た経験は、子ども達が大人になっても必ず心と体に残ると思います。

 子どもと農村を結ぶと言えば、農家の方が学校で野菜づくりを教えたり、
地元でとれたものを学校給食の献立にのせるところもあります。さらに、農
村を子ども達が身近に感じ、訪れてみたくなるような魅力的な場所にしてい
くことも必要だと思います。

  こんな思いを胸に、我が省の若手職員がこれまでの慣例にとらわれずに自
由な発想で、子ども向けの読み物「いただきますが言えた日〜卓也ともう一
つの世界」をつくりました。卓也という少年が、異次元に迷い込み、農業や
林業、水産業の体験をしていくというストーリーです。この夏、ぜひご家族
みなさんで読んでもらえればと思います。まずは農林水産省のホームページ
をクリックしてみて下さい。

※ 農林水産省ホームページ(「いただきます」が言えた日)
 http://www.maff.go.jp/itadakimasu/

片山総務大臣プロフィール
● 8月25日から、住基ネットがさらに便利になります。
  (総務大臣 片山虎之助)

 今回は、住民基本台帳ネットワークシステムについてお話をしましょう。

 みなさんは昨年の8月からスタートした『住基ネット』をご存じですか。
行政機関では、この住基ネットを利用することで本人確認などが行えるよう
になったため、皆さんがパスポートの申請の際に住民票の写しを添付したり、
年金支給のための確認書類等を提出する必要がなくなっています。

 また、私たちは、今、電子政府・電子自治体をつくろうと取り組んでいま
すが、これができますとほぼ全ての行政手続きを自宅などから24時間イン
ターネットで電子申請できるようになります。この電子申請を行う際には、
確実な本人確認を行うため公的個人認証サービスが必要となりますが、この
サービスも住基ネットからの情報提供を受けて行います。

 私たちの暮らしにこんなに役立つ住基ネットですが、8月25日からさら
に便利になります。

 まず、ご自分の住民票の写しが全国どこの市町村でもとれるようになり、
引越しの際の手続きも簡略化されます。また、希望される方には、住基カー
ドが交付されます。この住基カードは、住基ネット端末での迅速な本人確認
に利用できるほか、条例により、例えば、公共施設の予約サービスや外出先
で倒れた場合の緊急連絡先などが記録された救急支援サービスなどにも利用
できます。写真付きのカードを希望された場合には、運転免許証などと同じ
ように身分証明書としても利用できます。

 住基ネットは、セキュリティーの面でも万全です。現に、昨年8月の第1
次稼働以来、不正アクセスなどトラブルは一切発生していません。住基ネッ
トで流される情報も、もともと公開されている基本4情報(氏名、生年月日、
性別、住所)と住民票コード、その変更情報に限られています。さらに、す
べての面で現在考えられる最高水準の個人情報保護対策を施しています。

 これからも、住基ネットの安全な運用に努めてまいりますので、皆さんの
ご理解をお願いいたします。

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[特別寄稿]
塩川財務大臣プロフィール
● 新しい日本銀行券の発行について(財務大臣 塩川正十郎)

 去る7月29日、独立行政法人国立印刷局の滝野川工場で新しい一万円札
の印刷開始式が行われました。私が、印刷機の始動ボタンを押すと、新しい
一万円札の第1号券が印刷されました。

  現在の日本銀行券は、約20年前、日本の経済成長が頂点に達しようとし
た時代に発行されました。その後、日本経済は紆余曲折を歴史に刻み、21
世紀に入って、現在、私たちは一丸となって構造改革に取り組んでおります。
そのような新しい時代のシンボリックなものとしてこの新しい日本銀行券が
位置付けられるのではないかと思っております。

  私は、新しい日本銀行券が流通することで国民の皆様の気分が一新し、日
本経済にも新しい息吹が起こってくると期待しています。国民の皆様の気分
を明るくする、そのことが今回の新札発行の何よりも大きな経済効果になる
のではないでしょうか。

  そもそも、今回、新しい日本銀行券を発行する目的は、偽札に対する抵抗
力を強化することです。そこで、新しい日本銀行券には、見る角度によって
模様が変化する「ホログラム」のほかに、すかしの技術を用いて棒状の模様
を組み込んだ「すき入れバーパターン」や、傾けると数字や文字が現れる「
潜像模様」、コピー機では再現が困難な「マイクロ文字」など、あらゆる偽
造防止技術を導入しています。

  現在、日本には約106億枚(うち1万円札は約65億枚)、金額にして
71兆円もの日本銀行券が流通しており、この規模は日本経済のスケールの
大きさを表しています。そのような中、新しい一万円札に続いて、新しい千
円札(肖像:野口英世)は10月頃、新しい五千円札(肖像:樋口一葉)も
12月頃には印刷を開始し、来年の7月から一斉に発行を開始したいと考え
ています。

  これから16年7月までの1年足らずで30億枚を超える新しい日本銀行
券を用意し、万全の体制を整えなければなりませんので、これからが正に新
札発行の正念場になると思います。

鈴木光司氏プロフィール
● 子どもたちに明るい未来を
  (作家、少子化への対応を推進する国民会議委員 鈴木光司)

 昔に比べて、女性の生き方に関する選択肢は格段に増えた。戦前、適齢期
に達した女性は結婚を強いられ、結婚した女性は出産を強いられ、自由意志
というより世間の目に縛られて、ひとつの選択肢しか選ぶことができなかっ
た。

 しかし、現在では、どんな選択肢も可能である。結婚するしない、仕事を
持つ持たない、子どもを生む生まない、子どもは欲しいけれど夫はいらない
・・・。何を選んでも、女性の生き方はしっかりと保障されねばならず、そ
れによって不利益を被るべきではない。女性の生き方に多様性がもたらされ
たのは、明らかな進歩といえる。

 その過渡期の中、少子化という問題が付随して生じるのは、仕方のないこ
とであり、あまり焦って改善をはかるべきではない。生めよ増やせよの政策
は、時代に逆行して、女性の選択肢をより狭めることになりかねない。

 少子化の原因は、女性が結婚しようとしないことにあり、では、なぜ結婚
しないのかといえば、メリットが少ないからである。女性の母、あるいは祖
母が、結婚によってより幸福になったというモデルが過去にあれば、そんな
風潮は生まれないはずだ。ぼくたちの母は、結婚によって家に縛られ、子ど
もたちの世話、夫の世話、夫の両親の世話と、三世代の世話を押しつけられ、
苦労ばかりしてきた。そんな母たちの姿を見て育った女性たちが、結婚に憧
れを抱かず、デメリットばかりカウントしてしまうのは当然である。

 ポイントはムード作りである。未来が少しでも良くなっていると感じられ
れば、ごく自然に「子どもでも生んでみようかな」という気持ちが生じる。
逆に悪くなっていると感じれば、とても子どもを生み育てる気にはなれない。

 これから子どもを生もうとする女性たちに、明るい未来を提示できるかど
うかにかかっている。社会をよりよくすることによって、次世代への関心を
高めていくべきだ。

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[小泉内閣の動き]

● 中小企業訪問など(03/08/06)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/08/06osaka.html
  世界最先端の技術で活躍している大阪の中小企業視察や「タウンミーテ
 ィング イン 大阪」出席などの模様

● 広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式への参列(03/08/06)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/08/06hirosima.html
  58回目の「原爆の日」に行われた式典の模様と小泉総理の挨拶

● 「観光立国行動計画」の決定(03/07/31)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/07/31kanko.html
    観光立国関係閣僚会議において、観光立国実現のための具体的な施策と
 その目標期限を定める計画を決定

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[編集後記]

  「らいおんはーと」で小泉総理が予告をしていますが、当号の配信日、7
日、甲子園のマウンドに総理があがります。
 9.11テロ後、ブッシュ大統領はワールドシリーズ第3戦で始球式を行
いました。「ブッシュの戦争 ボブ・ウッドワード著」によると、ヤンキー
スの遊撃手ジーターがブッシュに「プレートから投げますか、それともマウ
ンドの下から投げますか」「下から投げるとブーイングですよ」と言い、さ
らに「マウンドから投げても、ワンバウンドならブーイングですよ」とささ
やきました。ブッシュはピッチャーズプレートから投げ、そして球は見事ス
トライクでした。
 総理もピッチャーマウンドから投げ込みます。ストライクでも暴投でも、
高校球児や国民の皆様に小泉総理のチャレンジ精神が伝われば幸いです。
 なお、来週・再来週は休刊とし、次号は8月28日に配信いたします。充
電後のメルマガにご期待ください。(晋)
安倍内閣官房副長官プロフィール安倍内閣官房副長官
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 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
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 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 安倍晋三
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)