首相官邸 首相官邸 トップページ
首相官邸 コミュニケーション
 トップ小泉内閣メールマガジンバックナンバー
小泉内閣メールマガジン
 

小泉内閣メールマガジン 第116号 ========================== 2003/11/13

★☆ おんらいん読者感想 ☆★
  ※メールマガジンの登録者が対象です(11月16日まで)
--------------------------------------------------------------------
□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 皆さんの期待に応えて

[大臣のほんねとーく]
● やる気とアイディアで勝負!規制や制度は変えられる
  (構造改革特区担当/地域再生担当大臣 金子一義)

[特別寄稿]
● 道路四公団民営化のこれまでとこれから
  (作家、道路関係四公団民営化推進委員会委員 猪瀬直樹)

[小泉内閣の動き]
● 海上自衛隊の観艦式(03/10/26)
● 地域再生本部の初会合(03/10/24)

[数字でみる日本]
● 417万人

====================================================================
[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 皆さんの期待に応えて
  
 小泉純一郎です。

 総選挙でしばらくらいおんはーとをお休みしていましたが、今週からまた
みなさんとお話していきたいと思います。

 9日の総選挙では、与党全体で、国会運営を安定的に進めるのに必要な多
数の議席を獲得することができました。就任以来「構造改革なくして日本の
再生と発展はない」「民間にできることは民間に」「地方にできることは地
方に」という方針で進めてきた改革を、多数の国民が支持していただいた結
果だと受けとめています。

 これから、総理大臣として、ようやくでてきた改革の「芽」を「大きな木」
に育てていくことが、皆さんの期待に応えていくことだと確信しています。

 当面、まず年末に向けて予算編成が目前です。日程はとてもきついですが、
年金の問題、道路公団民営化の問題、国と地方の「三位一体の改革」などの
案をまとめなければなりません。すでに大きな方針は示してありますので、
方針にそって、各論に踏み込んで、具体的な改革案、法案をまとめてまいり
ます。これは、当然、来年の国会で審議されます。

 並行して、来年秋までには郵政民営化の具体案もまとめなければなりませ
ん。民営化是か非かの議論はもう終わっているのですから、民営化のための
案をまとめます。

 重要な課題がたくさんあって、いくつ体があっても足りないくらいで、息
つくひまもありませんが、方針にそって着実に改革作業を進めていきたいと
思います。

 この二週間、全国各地をまわって、年金や景気、教育、治安など、皆さん
の悩みや将来の不安を聞かせていただきました。

 小泉内閣が目指す日本は、高齢者と若者がともに支えあう持続可能な社会
保障制度のもとで、誰もが安心して暮らし、夢と希望をもって未来を描ける
社会、一度や二度失敗しても、勇気をもって新たな挑戦ができて、努力が報
われる社会、それを実現していくことです。

 引き続き、断固たる決意をもって改革を進めていきたいと思います。

 全国を飛びまわる中で、うれしいことがありました。京都では、メルマガ
100号記念企画の「らいおんミーティングin官邸」にはるばる車イスで
参加された方が、最前列で話をきいていてくださいましたし、福岡では、別
の参加者の方が花束を持ってきてくださいました。メルマガ読者はありがた
いなぁと思いました。
 
 引き続き、メルマガでいろいろなことをお話してまいりますので、楽しみ
にしていてください。

 皆さんの期待に応えられるよう、がんばります。 

--------------------------------------------------------------------
[大臣のほんねとーく]
金子構造改革特区担当/地域再生担当大臣プロフィール
● やる気とアイディアで勝負!規制や制度は変えられる
  (構造改革特区担当/地域再生担当大臣 金子一義)

 美濃焼で有名な私の地元、岐阜県瑞浪(みずなみ)市には、保育所はあっ
ても幼稚園のない地区が多く、幼稚園に通えない子供がいます。そこで、市
は、保育所の一部を幼稚園として使うことを考えました。

 ところが、部屋や遊具を、保育所用と幼稚園用とにきっちり分けるという
規制があるため、せっかく、同じ所に通えるようになっても、保育所の子供
と幼稚園の子供とが一緒に遊ぶような活動はできません。幅広い年齢層の子
供と触れ合うことで、上の子が下の子の面倒をみたり、下の子は上の子を手
本にしたりと、子供にプラスの効果が期待できるのに、今の規制の下では、
一緒の活動が認められませんでした。

 そこで、市では、特区を申請して、子供たちが同じ部屋で一緒に活動でき
る道を開いたのです。

 ところが、問題はこれだけではありませんでした。

 特区が認められ、いざ、保育所の一部を幼稚園として使おうとすると、今
度は、補助金の返還という別の問題にぶつかりました。というのも、補助金
で建てた保育所を、10年たたないうちに他の目的(この場合は、幼稚園)
に使うときは、補助金を返還しなければならない制度になっていたからです。

 そこで、私から坂口厚生労働大臣に事情を説明して、このような場合には、
補助金を返さなくてもいいようになりました。これは、画期的なことです。

 この例を見ても分かるように、今や、地域の提案やアイディアで、国の規
制や制度を動かすことが可能になっています。特区は、地域主導で規制改革
を実現する有効な手段ですが、地域発の構造改革に一層はずみをつけるため、
政府は、先日、「地域再生本部」を立ち上げ、私が担当大臣に任命されまし
た。この本部では、規制の問題に限らず、幅広く地域の相談を受け付けます。
皆さんの声をどんどん聞かせてください。

 小泉内閣のキーワードの一つは「中央から地方へ」です。地域の皆さんに、
国の背中を押してもらいたいと思っています。皆さんのやる気とアイディア
に期待しています。

※ 首相官邸ホームページ(構造改革特別区域推進本部)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/index.html

※ 首相官邸ホームページ(地域再生本部)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiikisaisei/index.html

--------------------------------------------------------------------
[特別寄稿]
猪瀬直樹氏プロフィール
● 道路四公団民営化のこれまでとこれから
  (作家、道路関係四公団民営化推進委員会委員 猪瀬直樹)

 2001年6月に石原行革担当大臣の諮問機関として行革断行評議会がつ
くられました。僕はまずそこに参加したのです。小泉首相が163ある特殊
法人・認可法人の廃止・民営化を打ち出したので、森内閣時代から作業をつ
づけていた内閣官房行革推進事務局とは別個に行革断行評議会のほうでもプ
ランを出すことになりました。

 道路四公団分割民営化プランを行革断行評議会案として小泉首相に提案し
たのはその夏のことです。日本道路公団へ投入されていた3000億円の税
金をゼロにしても、新規建設を凍結すれば40兆円の借金は30年以内に返
済することが可能である、というものでした。

 実際には新規建設ゼロはあり得ないのですが、この試算を示したことで、
では9,342キロを全部つくった場合の残事業費(残り2,300キロ相
当)がおよそ20兆円である、と国交省が試算を出さざるを得なくなりまし
た。こうして、今後の高速道路の適切な投資額はどのくらいか、初めて国民
の前で議論することができるようになりました。

 国民経済的な観点からの適切な投資額は、交通需要予測から導き出されま
す。その予測がどの程度に信頼できるのか、厳しく吟味されなければいけま
せん。日本の道路予算は道路特定財源と一般財源と財政投融資の総計で11
兆円にもなります。国土が25倍のアメリカの道路予算に匹敵するのですか
ら、日本の産業構造がいかに政策的に歪められてきたか明らかです。

 行革断行評議会のときに民営化プランを発表し、翌2002年6月、道路
関係四公団民営化推進委員会の設置法が成立しました。民営化委員会は、6
月から12月まで150時間の審議をへて小泉首相に正式に「意見書(答申
)」を提出しました。

 小泉首相は9月の自民党総裁選で、民営化委員会の意見を基本的に尊重す
る、との公約を掲げて再選されました。いま国交省が法案化作業を準備して
いますが、民営化委員会は意見書通りに進められるよう監視しています。道
路公団の民営化は、いわばホップ、ステップ、ジャンプの道筋を辿ってきた
わけですが、最後のジャンプで飛距離が出るかどうかにすべてがかかってい
ます。

--------------------------------------------------------------------
[小泉内閣の動き]

● 海上自衛隊の観艦式(03/10/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/10/26kankansiki.html
 自衛隊記念日の中央行事として行われた海上自衛隊の観艦式に小泉総理が
出席

● 地域再生本部の初会合(03/10/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/10/24chiiki.html
 地域経済の活性化と地域雇用の創造を、地域の視点から積極的に進めてい
くことを目的に設置された地域再生本部の初会合に小泉総理が出席

--------------------------------------------------------------------
[数字でみる日本]

● 417万人

 417万人とは、平成13年におけるフリーターの数(平成15年版国民生活白
書、内閣府作成)です。ここではフリーターを「学生と主婦を除く15〜34歳
の若年のうち、パート・アルバイト(派遣社員などを含む)及び働く意志の
ある無職の人」と定義しています。

 417万人というのは、学生、主婦を除く若年人口のおよそ5人に1人に当
たります。平成2年におけるフリーターの数は183万人、学生、主婦を除く
若年人口のおよそ10人に1人でした。このところ、年齢が上がってもフリー
ターの状態にある人が大幅に増加しています。

 また、学校を卒業しても進学せず、正社員として就職しない「新卒フリー
ター」も増加しています。平成14年においては、高校卒業者の38.4%、大学
卒業者の31.3%が新卒フリーターとなっています。

 なぜ新卒フリーターが増えているのでしょうか。これまでは、1つの仕事
にとどまらずいろいろな経験をしたい、自分に合わない仕事ならしたくない
というように、若年者の就業に対する考え方が変わってきていると言われて
いました。しかし、現在では、厳しい経済状況の中、企業が新規採用を抑え
ているために、正社員になりたいという希望がありながらもなることができ
ない学生が増えていることも挙げられます。

 政府は、学生が夏休みなどを利用して現場で仕事を体験する機会を作るイ
ンターンシップの実施や、学校やハローワークなどで就業意識を高めたり適
職を見つける手助けをする「若年キャリアコンサルタント」を養成すること
で、就職活動を支援し、就職に対する意識を高めていく環境づくりを進めて
います。

 また、若年者がそのライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことができる
よう、年金保険などの社会保障制度、職業訓練の機会や職種などの面におい
て、働き方に中立となるような見直しを行うことが求められています。

※ 内閣府ホームページ(平成15年版国民生活白書)
 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h15/honbun/index.html

--------------------------------------------------------------------
[編集後記]

 総選挙が終わり、小泉内閣が引き続き政権を担うこととなりました。年末
の予算編成まであと1カ月半です。その間に、年金制度の改革や国と地方に
関する「三位一体の改革」、道路公団の民営化、税制改正など我が国の将来
を左右する大事な問題に方向付けをすることになります。
 これからの1カ月半は、日本再生を掲げる小泉内閣にとってまさに正念場
です。このメルマガでも、ひとつひとつの改革についてできるだけわかりや
すく紹介していきたいと思います。皆さんも、ぜひ、今まで以上に小泉内閣
の動きに注目してください。(博)
細田内閣官房副長官プロフィール細田内閣官房副長官
====================================================================
[小泉内閣メールマガジン]

ご意見、配信に関する手続などは以下のホームページからお願いします。

<国政に関するご意見、配信に関するお問い合わせなど>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
<配信中止・配信先変更・バックナンバー>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/
<携帯電話からの読者登録>
*http://www.kantei.go.jp/k/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 細田博之
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)