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小泉内閣メールマガジン 第122号 =============== 2003/12/25-2004/01/01

★☆ 年末合併号 次回配信は1月8日 ☆★

★☆ おんらいん読者感想 ☆★
  ※メールマガジンの登録者が対象です(1月4日まで)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 重圧の一年を終え、新年に向かって

[大臣のほんねとーく]
● みんなで支える子どもと若者
  (青少年育成及び少子化対策担当大臣 小野清子)

[特別寄稿]
● 総理へのラヴ・レター(音楽評論家、作詞家 湯川れい子)

[小泉内閣の動き]
● イラク派遣の航空自衛隊部隊編成完結式への小泉総理の出席
  (03/12/24)
● 規制改革の推進に関する第3次答申の手交(03/12/22)
● 小泉総理ラジオで語る 第11回 イラク人道復興支援(03/12/20)
● 「地域再生推進のための基本指針」の決定(03/12/19)
● 平成16年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(03/12/19)
● 「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」の決定(03/12/18)

[キーワード解説]
● 道路関係四公団民営化

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 重圧の一年を終え、新年に向かって

 小泉純一郎です。

 早いもので、今年も残すところ後わずか。メルマガで皆さんとお会いでき
るのも、今年はこれで最後になります。

 昨日(24日)朝、平成16年度の政府予算案を閣議決定しました。厳し
い財政状況の中で、景気の回復をめざしながら改革を進めなければならない。
極めて狭いみちでしたが、メリハリをきかせたよい予算ができたと思います。

 この予算案に対しては、両方から批判があります。「緊縮予算だ、これで
は景気は回復しない」と批判する人々は、もっと国債を増発して、借金を増
やせというのでしょうか。

 逆に、「国債をこんなに発行してよいのか、放漫財政ではないか」と批判
する人々は、どの予算をこれ以上削れというのでしょうか。社会保障や景気
回復のための事業のどこを削減しろというのでしょうか。

 どちらからも批判を浴びるということは、この予算がよい予算だというこ
とにほかならないと思っております。

 昨日午後は、航空自衛隊小牧基地を訪れ、イラクに出発する部隊の編成完
結式に出席しました。必ずしも安全とはいえないイラクの地で、厳しい自然
環境、言語や生活習慣の違いなど、精神的にも肉体的にも多くの困難がある
中で、人道復興支援の任務を果たすことができるのは、日ごろから厳しい訓
練に耐えてきた自衛隊です。使命感に燃えて派遣先に赴く自衛隊員の諸君に、
心から敬意を表します。

 総理になって2年8カ月、いろいろなことがありました。この一年は、内
政、外政ともに、まさに「重圧の一年」でした。これからも緊張と重圧から
解き放たれることはないと思います。

 そういう中で、メルマガ読者の皆さんからいただくご意見や、励ましの言
葉を拝見すると、また新たな問題に立ち向かっていこうという勇気がわいて
きます。

 日本の歴史には、苦難の時がいくたびもありました。そういう時、わたし
たちの先輩は、勇気と希望をもって困難に立ち向かい、新しい時代を切り拓
いてきました。これからも、日本の力と可能性を信じて、明るい未来をつく
るために頑張ってまいります。

 来年は、申(さる)年です。申(さる)というと、孫悟空を思い出します。
苦難をのりこえ、天竺にいって三蔵法師が仏典を授かるのを助けた。中国の
長編小説「西遊記」の中のお話です。

 申(さる)に、人という字をたすと「伸」になります。来年が、「ものご
とが伸展し、発展していく年」になることを期待しています。

 今年も、メルマガを愛読いただきありがとうございました。

 皆さん、どうぞよい年をお迎えください。

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[大臣のほんねとーく]
小野青少年育成及び少子化対策担当大臣プロフィール
● みんなで支える子どもと若者
  (青少年育成及び少子化対策担当大臣 小野清子)

 今月9日に、「青少年育成施策大綱」を決定しましたので、青少年育成と
少子化対策についてお話します。

 大半の青少年は健やかに育っています。一方で、まことに残念なことに、
少年犯罪が連日ニュースでとりあげられています。

 犯した罪にはしっかりと対処しなければなりません。しかし、青少年が積
極的に活動をする多様な機会や場所を作り、子どもたちに気配りや目配りし
て犯罪を起こさせないような地域にすることは、皆さんのお力があってこそ
実現するものです。

 子どもたちが目標に向かって挑戦でき、そして地域社会の一員として積極
的に活動できる社会の実現は急務です。先月の善行青少年の表彰式や、10
月の東南アジア青年の船事業で、地域の一員、日本の一員としてがんばって
いる青少年と直接語り合う機会がありました。地域を、そして日本を明るく、
元気にする大きな力である彼らの活動を、大変心強く思います。長年にわた
る体操選手の経験から、青少年の健やかな成長にとって、知識の習得と共に
体力の向上が不可欠と考えており、学校や地域の創意工夫が求められます。

 少子化対策では、来年5月を目途に策定する「少子化社会対策大綱」の第
1回検討会を今月10日に私の主宰で開催し、閣僚や有識者の方々と熱心な
議論を交わしました。

 子育ては毎日が新発見の連続で、だからおもしろい。私自身、仕事を持ち
ながら5人の子どもを育て上げた経験から、子育ての楽しさや喜びを実感し
ながらの子育ての大切さを痛感しています。

 少子化の流れを変えるためには、親の仕事の有無にかかわらず安心して子
育てできるような支援を充実するなど、子どもや子どもを生み育てている方
々にやさしい社会をつくっていくことが必要です。こうした点を念頭におい
て、「大綱」の策定に向け、議論を深めていきたいと思います。

 これまでも政治家としてとくに関心を持ってきた重要課題に、目下、担当
大臣として全力で取り組んでいます。

※ 内閣府ホームページ(青少年育成施策大綱)
 http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/yhonbu/taikou.pdf

※ 内閣府ホームページ(少子化社会対策大綱検討会)
 http://www8.cao.go.jp/kourei/shoushi/kentoukai.html

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[特別寄稿]
湯川れい子氏プロフィール
● 総理へのラヴ・レター(音楽評論家、作詞家 湯川れい子)

 エルヴィス・プレスリーという、20世紀最大のスピリチャルで心根が優
しい歌手を通して、同じファンであるということから、総理には勝手に親し
みを抱いています。

 音楽は連帯と共生、理解の窓口です。好きな歌を、誰もが自由に歌える国
が理想です。ジョン・レノンの『イマジン』が、どんな時でも放送できる国。
そのことが解って下さる総理だと信じています。

 戦死した兄は、音楽と絵が好きな、才能豊かな人でした。奇跡的に生き残
って帰ってきた次兄は、特攻隊の隊長でした。戦争で父と長兄を失った私の
トラウマは、今も消えることなく、私が生き、発言し、行動し、音楽を愛す
ることの原点ともなっています。

 憲法9条、不戦の誓いは、日本が世界に向かって自慢できる最高無二の宝
物です。どんなに自慢したって足りないくらいの、人間の理想を言葉にした
夢の憲法です。なぜこの素晴らしい不戦の誓いを変えなければいけないのか、
私にはどうしても理解できません。どうぞ私にも理解できるように、一度ゆ
っくりと説明して下さい。出来ることなら美味しい日本酒の熱燗でも飲みな
がら。

 今、子守唄復興運動をしています。どうやら人間の母性というのは本能で
はなく、刷り込みと知性と教育によるもののようです。戦後アメリカ式の出
産と育児の方法が日本に持ち込まれて60年。親子のコミュニケーションは、
ヘソの緒を切られたと同時に断ち切られ、核家族化がますます非人間的な人
間を育てるという悪循環の中に入り込んでいます。日毎、夜毎、子供達の悲
鳴が聞こえてきます。同時に若いお母さん達の悲鳴も。これは景気回復以上
に、早急に取り組まなければいけない重要課題なのではないでしょうか。

 それと、男の子にとって成長に必要な“理想的な男のモデル”を、どう作
るか。どうぞ戦争に断固NO!と言って、新しい世界のモデル像となって下
さい!死ぬ気で応援します。

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[小泉内閣の動き]

● イラク派遣の航空自衛隊部隊編成完結式への小泉総理の出席
  (03/12/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/12/24komaki.html
 航空自衛隊小牧基地で行われた、イラク人道復興支援活動に派遣される航
空自衛隊の部隊編成完結式に小泉総理が出席し、派遣隊員を激励

● 規制改革の推進に関する第3次答申の手交(03/12/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/12/22kisei.html
 総合規制改革会議が規制改革の具体的施策を取りまとめた最終答申を小泉
総理に手交

● 小泉総理ラジオで語る 第11回 イラク人道復興支援(03/12/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2003/1220.html

● 「地域再生推進のための基本指針」の決定(03/12/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/12/19chiiki.html
 地域再生本部において、持続可能な地域再生を実現するため、地域再生に
関する基本的な考え方や取組の方針等をまとめた指針を決定

● 平成16年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(03/12/19)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/12/19keizai.html
 経済対策閣僚会議において、「平成16年度の経済見通しと経済財政運営
の基本的態度」が了承され、引き続き閣議で了解

● 「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」の決定(03/12/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/12/18hanzai.html
 犯罪対策閣僚会議において、「世界一安全な国、日本」の復活を目指して、
政府を挙げて取り組むべき内容をまとめた行動計画を決定

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[キーワード解説]

● 道路関係四公団民営化

 小泉内閣では、「民間でできることは民間に委ねる」との原則のもと、行
政の構造改革の一環として特殊法人の改革を進めています。

 なかでも、道路関係四公団(日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速
道路公団、本州四国連絡橋公団)については、改革を牽引する最重要課題と
して、
1.債務の確実な償還を図る
2.真に必要な道路について、会社の自主性を尊重しつつできるだけ少ない
  国民負担の下でつくる
ため、民営化することとしました。 

 民営化を前提とした新たな組織などの枠組みは、第三者機関である道路関
係四公団民営化推進委員会で審議され、昨年12月に意見書が取りまとめら
れました。

 政府は、「推進委員会の意見を基本的に尊重する」との方針の下、地方公
共団体や与党などの意見も踏まえた上で、22日に、新たな民営化の枠組み
について具体案を決定しました。

 新たに決定した枠組みは、従来、特殊法人である公団が、20兆円の事業
費で、整備計画策定済み高速道路9342kmをつくるとしてきた方式を改
め、

(1)9342kmといえども聖域化することなく「抜本的に見直す道路」
   を設けること
(2)20兆円の有料方式による高速道路の事業費をコストの大幅削減
  (6.5兆円減)などにより、10.5兆円に半減させること
(3)40兆円にのぼる高速道路の債務については、上限を設定する仕組み
   を設け、45年で確実に完済して高速道路を無料化すること
(4)公団を廃止して新たに設ける民営化会社については、
   ・自主性を尊重する観点から、国からの命令方式を廃止して協議制を
    導入すること
   ・競争性の高い、より地域に密着した事業経営を行うため道路公団を
    3社に分割すること(経営安定化時に本四公団を統合)
   ・出来る限り自由な関連事業の展開を認めること
(5)料金は、民営化に先立ち一割の引下げを実施するとともに、マイレー
   ジ割引や夜間割引等、更に多様で弾力的な引下げを実現すること

などとしています。

  あわせて、つくる必要はあるが採算が厳しくて会社ではできないような道
路について、地方負担を求めながら国自らが建設を行う「新直轄方式」の対
象となる路線も、地方公共団体の意見を聴いて、来年1月中旬に決定します。

 今後、こうした枠組みを前提として、次期通常国会に民営化のため必要な
法案を提出し、17年度中の民営化を実現します。

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[編集後記]

 今週の特別寄稿は、湯川れい子さんから総理への熱いラヴ・レターをいた
だきました。
 予算、税制、地方分権、年金、道路といった重要なテーマの枠組みが決定
され、忙しい年末となりました。そんな中、私は国際熱核融合実験炉を設置
する場所を決めるための会議に出席し、63時間で世界を一周してきました。
飛行約28,000km、地球の大きさを実感しました。
 来年がより良い年になりますよう、編集部一同お祈り申し上げます。(博)
細田内閣官房副長官プロフィール細田内閣官房副長官
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 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 細田博之
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)