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小泉内閣メールマガジン 第223号 ========================== 2006/02/23

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 世界に向けてもっと開かれた日本

[大臣のほんねとーく]
● 国の行政機関の定員の5%以上純減に向けて〜ご意見募集中〜
  (行政改革担当大臣 中馬弘毅)

[特別寄稿]
● 北朝鮮による日本人拉致問題
  (内閣官房副長官、拉致問題特命チーム議長 鈴木政二)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 竹中直人プロデュース番組掲載(7ch) など

[小泉内閣の動き]
● 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策大綱の決定等 など

[キーワード解説]
● 最深積雪

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● 世界に向けてもっと開かれた日本

 小泉純一郎です。

 先週号で、海外から日本への旅行者を増やそうという話をしましたところ、
「いろいろな国の人と交流するべきだ」、「日本や日本人のよいところ世界
に伝えたい」という意見、外国人にやさしい街づくりについての具体的な提
案、外国人による犯罪への対策に関する要望など、たくさんのメールをいた
だきました。ありがとうございます。

 小泉内閣では、海外から日本への訪問者を増やすだけでなく、外国から日
本への資金の流れ、対内直接投資を倍増させる目標を立てて、その実現のた
めに努力しています。

 日本人には、もともと、外国に対して、二つの相反した感情があると思い
ます。一つは舶来尊重主義。もう一つは外国への警戒論。歓迎論と警戒論が
常にどこかに存在しているのです。

 江戸時代の鎖国の時代にも、一部に外国に対する強いあこがれと排外主義
の両論がありました。江戸幕府が倒れて明治時代になると、それが一挙に舶
来尊重主義になった。ところが、現在ですら、外資が参入してくると、逆に
警戒論が出てきます。しかし、現在、外国から日本への直接投資のレベルは、
欧米諸国に比べて十分の一程度にすぎません。

 しかし、現在のような国際化の時代においては、外資警戒論を歓迎論に変
えていかなければならないと思っています。日本の中だけに閉じこもってい
ては、縮こまってしまいます。本来の日本のよいものは大切にしつつ、外国
のよいものはどんどん取り入れていく。

 「和魂洋才」という言葉があるように、外国のよいものが日本の中にとけ
込んで、それがまた日本のよさを外国に伝えていく一つの契機となっていく
のではないでしょうか?

 外国から日本への投資を5年間で倍増させる計画は着実に進んでいます。
北海道では、近年、夏と冬、季節が逆で、時差もほとんどないオーストラリ
アからのスキー客が増えている。こういう海外からの観光客向けにリゾート
事業をはじめたオーストラリアの企業があります。

 一時期、工場や研究所が日本からコストの安い中国などに移転して、日本
が空洞化してしまうという心配が聞かれましたが、最近では、逆に外国企業
が日本に最先端技術の研究施設をつくり始めました。これは、やはり日本の
研究者はレベルが高い、そして世界一厳しい目を持つ日本の消費者に受け入
れられれば世界のマーケットでも受け入れられる、そういうことでこういう
新しい動きが出てきたのだと思います。

 外資歓迎論は、これからの日本経済に大きな刺激を与え、日本経済の活性
化に向けてあたらしい途を開くと思います。

 外国から日本への旅行者とあわせて、外国から日本への投資を倍増させ、
日本を外国人にとっても魅力的な国にしていくことによって、日本を日本人
にとっても、よりよい国にしていきたいと思います。

 外国で活躍している日本人がその地で暖かく迎えられることを多くの日本
人は望んでいると思います。同じように、日本に来ている外国人に暖かく接
することが大事なことではないでしょうか。

 フィリピンのレイテ島で起こった大規模な地滑りの被害状況には、胸が痛
みます。国際社会が救援の手を差しのべる中、日本政府も、緊急に必要とな
るテント、毛布、浄水器、発電機などの援助物資を直ちに送り届けました。
フィリピン政府の要請があれば直ちに国際緊急援助隊が出動できるように備
えています。現地の要望を聞きながら、できるだけの支援をしていきたいと
思います。

 トリノ・オリンピックはいよいよ終盤。夜中に目が覚めて、テレビをつけ
ると放送しているので、つい引き込まれてしまって、寝不足気味ですが、持
てる力をぎりぎりまで発揮して頑張っている選手たちの活躍に声援を送って
います。

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[大臣のほんねとーく]
中馬大臣プロフィール
● 国の行政機関の定員の5%以上純減に向けて〜ご意見募集中〜
  (行政改革担当大臣 中馬弘毅)

 小泉改革、中でも「総人件費改革」は、「財政赤字解消のためのなりふり
かまわぬ公務員減らしだ…」と誤解されている方もおられるようです。

 しかし、これは違います。国家公務員の数が減るのは、目的ではなく、結
果なのです。

 我が国は、戦後の復興の過程で、食糧増産や産業育成、鉄道建設、教育か
ら福祉まで、国が大きな責任を持って行ってきましたが、それが必要とされ
た時代はとっくに終わっています。

 今や、個人も地域も企業も力をつけ、国にやってもらうより、むしろ自分
達に任せてもらえば、もっと効率よく、安価に、迅速に、しかもサービスも
ずっとよい形でできるという声が出ています。実際にも、国鉄や電電公社を
民営化し、JR、NTTにしたら、半分程度の人数で、それまでより高いサ
ービスを、効率よく国民へ提供できるようになりました。

 「郵政民営化」にとどまらず、私たちが今回の「総人件費改革」で行おう
としているのは、まず、国が行っている個別の業務の要否や実施主体の見直
しを行い、廃止すべき業務は廃止し、民間が担うべき業務は民間へ、地方が
担うべき業務は地方へと移管し、国が担うべき業務でもIT化等の合理化を
行うということです。

 そして、その結果として、国家公務員の数を今後5年間で5%以上純減さ
せることをねらっています。こうすれば、行政サービスの質は、むしろ向上
するはずです。

 もちろん、このような見直しは、簡単ではありません。このため、企業の
経営者、学者、地方行革の先駆者といった方々のお知恵をお借りするため、
去る1月23日に、「行政減量・効率化有識者会議」を発足させました。

 さらに、この有識者会議の議論を実りあるものにするため、広く国民の皆
さんのご意見を募集することといたしました。専用ホームページを設けまし
たので、皆さんが、これまで、暮らし、働き、学ぶ中で、国のこんな仕事は
やめた方がよい、民間でもできるではないか、もっと効率的にできないのか、
などとお感じになったことを、ぜひともお寄せください。

 お寄せいただいたご意見は、有識者会議の議論で活用いたします。今回の
改革を成功させるため、日本の未来のため、ご意見をお待ちしております。

※ 行革事務局ホームページ(行政減量・効率化有識者会議)
 http://www.gyoukaku.go.jp/genryoukourituka/

※ 行革事務局ホームページ(ご意見募集専用ホームページ)
 http://www.gyoukaku.go.jp/soujinkenhi/

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鈴木内閣官房副長官プロフィール
[特別寄稿]

● 北朝鮮による日本人拉致問題
  (内閣官房副長官、拉致問題特命チーム議長 鈴木政二)

 私は、昨年秋の内閣改造により内閣官房副長官に就任し、政府の拉致問題
に関する専門幹事会(拉致問題特命チーム)議長として、北朝鮮による日本
人拉致問題の解決に取り組んでいます。

 北朝鮮は、平成14年9月17日の日朝首脳会談で長年否定していた日本
人の拉致を初めて認め、同年10月に、拉致被害者のうち5名が24年ぶり
に帰国しました。

 しかしながら、残りの拉致被害者の方々の安否については、未だに北朝鮮
当局から納得のいく説明がなされていません。

 また、今月4日から8日まで、日朝包括並行協議を北京で開催し、「拉致
問題の解決無くして日朝国交正常化なし」との基本方針の下、拉致問題だけ
でも10時間以上の協議を行いましたが、北朝鮮の対応は極めて残念ながら
誠意あるものとはいえませんでした。

 拉致被害者の皆さん、また、拉致被害者のご家族にとって、本当に長い年
月が経ってしまいました。拉致被害者の皆さんは、今、北朝鮮の厳しい冬空
の下で、日本への、故郷への思いを一層募らせておられると思います。

 私は、こうした拉致被害者及びご家族の皆様の長年にわたるご辛苦、ご心
労を痛切に受け止め、一日も早く拉致被害者全員の帰国を実現するため、小
泉総理及び安倍官房長官とともに、あらゆる努力を行う決意です。

 この拉致問題を解決するためには、政府が一体となって、あらゆる知恵を
結集して取り組むことが不可欠です。このため、拉致問題特命チームのメン
バーを全省庁に拡大し、体制の充実を図りました。また、国民の関心を高め、
諸外国との協調を図ることも重要であることから、国内外への広報を更に強
化いたします。

 今後、拉致問題解決に向けた北朝鮮の誠意ある対応を引き出すべく、「対
話と圧力」により、全力で取り組んで参ります。

* 編集部注:
  2月16日より首相官邸ホームページに拉致問題に関する特集コーナー
 を設けました。これまでの政府の取組状況などを掲載しています。

※ 首相官邸ホームページ(北朝鮮による日本人拉致問題)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/rati/index.html

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報(06/02/16〜22)

 <1CH>らいおんウィークリー(06/02/13〜19)
   冬季パラリンピック壮行会、経済財政諮問会議、中央防災会議 など

 <6CH>大臣のほんね
  ・小坂文部科学大臣(後編)

  〜小坂大臣の「ほんね」抜粋〜

 (小坂)・・・人間の力というものを育てる教育というのは、やはり誰も
  が関心を持っている非常に重要な部分ですから、この部分でやはり一つ
  大きな、小坂がいたからよかった、あいつがいたからこういうことをや
  ってくれたと言ってもらえるような何かを残したい。私は幼稚園から宇
  宙までと言っているんですが、すごく広いんです。でも、少なくとも教
  育改革において、また科学の分野において、だんだん欲張ると、スポー
  ツも芸術もになってしまいますが、自分なりの実績を残したいとそう思
  っております・・・

  ・中馬大臣(規制改革、行政改革、構造改革特区・地域再生担当)
   (前編)

 <7CH>改革続行中
  ・築地で見えた!おいしい構造改革!!
   (竹中直人プロデュース(*))

    * 『ひろがる、NIPPON構造改革』と題して、各分野にわた
     る構造改革の成果と今後の挑戦の方向性を分かりやすくお伝えし
     ます。竹中直人さん(俳優、映画監督)をプロデューサーに迎え、
     政府インターネットテレビを始め、新聞、雑誌、テレビ等で総合
     的に展開していきます。

  ・規制改革まっただ中!(前編・後編)

 <8CH>ニッポンの元気
   福岡県北九州市
  「北九州エコライフステージ2005 さあ、環境首都をはじめよう!
   エコスタイルタウン」

●お知らせ
  オープニング映像が新しくなりました!

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 内閣総理大臣のコメント(H‐IIAロケット9号機打ち上げについて)
  (06/02/18)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2006/02/18comment.html

● 小泉総理ラジオで語る 外国人にも魅力ある日本(06/02/18)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2006/0218.html

● 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策大綱の決定等(06/02/17)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/02/17bousai.html
  中央防災会議で日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策大綱を決定等

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[キーワード解説]

● 最深積雪

 最深積雪とは、ある期間中の積雪の深さの最大値のことです。雪・あられ
が地面の半分以上を覆うと積雪があるといい、その積もった雪の深さを積雪
の深さと言います。

 今冬の大雪で、2月22日現在、全国1道12県23地点の観測所で年間
の最深積雪の記録を更新しています。今冬でもっとも大きな積雪が観測され
ているのは453cmを記録している青森県青森市ですが、同市では平成1
7年3月に日本の観測所の最深積雪記録である501cmを記録しました。

 これまでには昭和2年2月に滋賀県伊吹山で観測された1182cmとい
う記録が残されていますが、これは世界で最も大きな値であるとも言われて
います。このように日本は世界でも積雪の多い国であることがわかります。

 今冬の記録的な大雪により、3000棟以上の住家が被害にあったほか、
ライフラインでは電力・水道などが一時的に停止、現在でも道路の一部に通
行止め、鉄道の一部に運転中止区間があるなど、被害は甚大なものとなって
います。

 また、100名以上の方が亡くなられています。特に、全国各地で除雪作
業中の事故などが相次いでおり、その被害者の大半が65歳以上の方です。

 政府においては国民の安全と安心を守るため、災害救助法の適用による住
宅の除雪支援や自衛隊の災害派遣を行うとともに、道路交通の確保のための
除雪費支援などを行ってきました。

 今後気温が高くなるにつれて、雪崩や融雪による洪水の危険が高まります。
131名の方が亡くなられた昭和59年の大雪においては3月に発生した雪
崩や融雪による洪水のため住家被害が相次ぎました。

 最新の気象情報の十分なチェックや危険な箇所へ近づかないことなど、身
近な取組を怠らないことが重要です。

※ 気象庁ホームページ
 http://www.jma.go.jp/jma/index.html

※ 内閣府ホームページ(大雪による被害状況(第5報))[PDF]
 http://www.bousai.go.jp/kinkyu/2005yuki-higai/2005yuki-higai_5.pdf

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[編集後記]

 先週号で被用者年金一元化の問題を取り上げましたが、皆さんから大きな
反響をいただき、年金についての関心の高さを改めて認識しました。気を引
き締めて取り組んで参ります。
 先日、大臣政務官による「家族・地域の絆再生」プロジェクトチーム(私
が座長をつとめています。)で、聖マリア病院副院長の橋本武夫先生から、
あたたかい心を育む育児の提言として、「おっぱい」の話をお聞きしました。
 それによると、赤ちゃんがお母さんのおっぱいに吸い付くことが重要であ
り、それによって初めて女性が母性にめざめ、赤ちゃんが親子であることを
体得するということでした。子や親に対するいまわしい事件が相次ぎ、少子
化が大問題となっていますが、赤ちゃんにおっぱいに吸い付かせることがこ
れらの解決に資するとすれば、大いに傾聴すべきことと思います。
 少子化対策としては、経済的な支援に目が行きがちですが、このようなこ
とも含めて、じっくり考えていきたいと思います。(じんえん)

長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)