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小泉内閣メールマガジン 第229号 ========================== 2006/04/06


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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 初心忘るべからず

[大臣のほんねとーく]
● 道州制(総務大臣 竹中平蔵)

[特別寄稿]
● トルコ、欧州とアジアが交差する親日国・後編
  (前イスタンブール日本人会会長 菅野洋一)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 7CH、竹中直人(構造改革の成果と挑戦)「電子申請」編 など

[小泉内閣の動き]
● 国家公務員合同初任研修で訓示 など

[官邸こぼれ話]
● 官邸と桜

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 初心忘るべからず

 小泉純一郎です。

 官邸の周りは桜が満開、散りはじめた桜の花が風に舞うのもまた美しいも
のです。新しい年度が始まり、各地で入学式や入社式が行われていることと
思います。

 霞ヶ関でも、新人の公務員諸君が元気に働き始めました。昨日は、その合
同初任者研修の初日に、政府の一員として将来の日本の行政を担う新人諸君
に対して、激励の言葉を贈りました。

 「自ら望んで、志願して国家公務員になった。そのことを決して忘れない
でほしい。つらいときも苦しいときも、『初心忘るべからず』。誰に指示さ
れるのではなく、自らの意思で、使命感をもって公務員の仕事に臨んでもら
いたい。」そういう挨拶をしました。

 私も、衆議院当選12回、30数年間国会議員として生活をおくっていま
すが、当初国会議員になって4、5年は悩むことがありました。苦しむこと
がありました。自ら望んで、自ら立候補して、望んで就いた国会議員の職で
したが、果たして私のようなものが務まるのか、私は国会議員にあっている
のか、ずいぶん悩みました。

 平日は国会活動、土日は地元で選挙活動、どこに行っても休む暇がない。
こういう生活で、精神的にも肉体的にも、国会議員の仕事が務まるのだろう
か。そう思ったこともたびたびでした。そういう私でさえ、悩みながら、何
とかここまでくることができました。

 自らの意思で選んだ道を進むことができるということは、とても恵まれた
ことだと思います。長い人生で、人は必ず悩み、苦しむものです。時には逃
げ出したくなることもあるでしょう。そういうときには、初心にかえって、
困難を乗り越えていってほしい。そういうときこそ一番充実感を覚えるとき
ではないでしょうか。

 苦しいとき、つらいときこそ、明るく、声は大きく、元気を出して、頑張
ってほしいと思います。

 3日の夜、イタリアの作曲家プッチーニのオペラ「トゥーランドット」を
鑑賞しました。会場では、トリノ・オリンピックのフィギュアスケート金メ
ダリストの荒川静香さんとご一緒しました。

 これは私の大好きなオペラの一つ。荒川静香さんは、オリンピックの金メ
ダルを決めた演技で「トゥーランドット」の中の「誰も寝てはならぬ」とい
う美しいアリアを使いました。素晴らしい演技に加え、選曲が優雅な滑りに
ぴったりだったと思います。

 出演者の熱唱と力強いオーケストラの演奏、金メダリストとともに最高の
オペラを鑑賞できるとは、私には運がついていると思いました。

 総理に就任して5年近く。一人の平凡な人間が、ここまでやってこられた
のは、多くの国民のみなさんのご支援、ご協力があったこと、そして運が良
かったということだと思います。いつも何かに守られている、国民のみなさ
んが支持してくれている、運がいいな、と思いながら、精一杯頑張らなけれ
ばならないと思っています。

 今週から、国会で行政改革推進法案の審議が始まりました。簡素で効率的
な政府の実現をめざして、公務員を5年間で5%削減すること、都心の公務
員宿舎の売却など国有財産の売却と効率的な利用を進めること、政府系金融
機関を一つに統合し残りは民営化すること、特別会計の数を大幅に削減する
ことなどの行政改革を進めるために、法案の早期成立を目指します。

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[大臣のほんねとーく]
竹中大臣 プロフィール
● 道州制(総務大臣 竹中平蔵)

 最近、道州制に関するニュースに接することが多くなりました。都道府県
や地域団体では道州制に関する研究会が活発に開催されており、道州制の導
入を求める提言を各方面からいただいています。

 日本の地方自治制度は、都道府県と市町村の二層から成り立っています。
このうち市町村については、分権時代における基礎自治体として基盤を強化
するために合併が進められ、その数はこの7年間で3,232から1,82
0へと減少しました。

 一方で、都道府県は、明治21年以来、その区域と構成は基本的に変わっ
ていません。市町村がしっかりとした規模を持ち大きな役割を担うようにな
るなかで、都道府県の位置づけが改めて問い直されているのです。

 こうした中、2月28日に、総理の諮問機関である地方制度調査会から
「道州制のあり方に関する答申」が提出されました。答申では、「広域自治
体改革を通じて国と地方双方の政府のあり方を再構築し、我が国の新しい政
府像の確立を目指す見地に立つならば、その具体策としては道州制の導入が
適当と考えられる」としています。

 このメッセージ、すなわち、道州制は単に都道府県の問題にとどまるので
なく、「国のかたち」にかかわる問題であるとの指摘は、極めて重要です。
今後、改革をさらに加速するには、「地方にできることは地方に」との考え
方の下、国と地方のあり方を一体的に見直すことが必要です。そして、簡素
で効率的な政府を実現することが不可欠なのです。

 むろん、道州制の導入への道程は平坦ではありません。中央省庁はどうあ
るべきか、金融・報道をはじめ都道府県単位の経済社会インフラはどうなる
のか。難しい課題が目前に拡がっています。

 しかし、だからこそ、国民的な論議を深めていかなければならないと思う
のです。国民の皆さん一人ひとりが道州制を考える機会が増えること。それ
が道州制実現への第一歩だと考えます。

※ 総務省ホームページ(道州制)
http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/dousyusei/index.html

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菅野氏 プロフィール
[特別寄稿]

● トルコ、欧州とアジアが交差する親日国・後編
  (前イスタンブール日本人会会長 菅野洋一)

(編集部注)筆者は商社勤務、約2年前からイスタンブールに駐在。今週は
     トルコの経済に焦点をあててご紹介いただきました。なお、イス
     タンブール日本人会会長は4月1日付けで交代されています。

 トルコはオスマントルコの過去の栄光に浸っている訳ではありません。欧
州ではドイツに次ぐ7千万を超える人口を有し、ダイナミックな経済成長と
相俟って大きな消費市場に発展すると見られています。現政権は改革を強力
に推進しており、国営企業の民営化も強力に遂行しています。

 トルコ経済はかつてローラーコースター経済と呼ばれ、経済の不安定さに
苦しんできました。元々経済成長の潜在力はあるが、不安定な政治、政策が
経済を駄目にしてきたと言われています。現在EU加盟に向け、ベクトルを
合わせて一貫性のある政策を実行しており、今後も安定的な経済成長が見込
まれています。

 最近は欧州市場の自動車、家電の製造拠点として脚光を浴びています。ト
ルコ民族は騎馬民族ですが、昔から製造業にかかわってきたようです。その
ような背景もあってか、トルコ人は物作りに向いていると言われており、ト
ルコ製品の品質は極めて高いとの評価を得ています。

 日本企業の躍進も目立っています。日本の大手自動車メーカーの現地法人
は2004年、2005年と2年連続でトルコにおける輸出企業NO.1に
なりました。また現在日本の公的資金を得てボスポラス海峡を横断する海底
トンネルを日本企業が建設中です。イスタンブールを象徴するボスポラス第
二橋やトルコ国営電力会社向けの火力発電所の40%は日本の資金を使って
日本企業が手がけてきたものです。

 トルコは農業国でもあります。生産量を見るとオリーブオイルが世界第4
位、スパゲッティなどパスタ類は世界第2位、ドライフルーツは世界第1位
など、様々な農業製品で世界有数の生産国です。日本でケチャップとして使
われるトマトの25%はトルコ産であることをご存知でしょうか。

 また、他の東アジアの国々はトルコを国際戦略上重要な国として位置づけ
ているようです。

 中国は価格競争力のある繊維製品やエアコンを中心とする消費財をトルコ
に輸出していますし、最近では製鉄プラント、発電機器の輸出も手がけてい
ます。また中央アジアのエネルギー確保をめぐり、ボスポラス海峡・トルコ
経由西側に輸送しようとする欧米・トルコと中国、ロシア等との間で資源獲
得競争が激化しています。

 韓国は官民一体となってトルコに進出しています。大手自動車メーカーも
生産拠点を構えていますし、鉄道分野にも積極的に取り組んでいます。

 日本も欧州とアジアが交差するトルコの戦略的重要性を意識する必要があ
ります。この国で活動している我々も日本の高度の技術と資金を梃子にして
トルコ経済の発展に資するようなビジネスに取り組み両国の絆が一層深まる
よう力を尽くしたいと考えております。

※ ボスポラス第二橋を通る貨物船
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0406a.html

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報(06/03/30〜04/05)

 <1CH>らいおんウィークリー(06/03/27〜04/02)
   予算成立、さくらの女王の表敬、日本・モンゴル首脳会談 など

 <3CH>総理からのメッセージ
   第40回国家公務員合同初任研修における小泉総理大臣訓示

 <6CH>大臣のほんね
   北側一雄国土交通大臣(前編)

 <7CH>改革続行中
  ・「身近で頼れる司法へ」
  ・竹中直人(構造改革の成果と挑戦)「郵政民営化3つのステップ」編
             「電子申請」編

 <8CH>ニッポンの元気
   福井県「食育のススメ(ふくい食育ボランティア)」

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 国家公務員合同初任研修で訓示(06/04/05)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/05kensyuu.html
  「忘れてならないのは、皆さん自ら望んで、志願して国家公務員になっ
 たのだと言う気持ちを忘れないことだと思います。」と訓示

● 「21世紀新農政2006」の決定(06/04/04)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/31syokuiku.html
  食料・農業・農村政策推進本部で、国際戦略、国内農業の体質強化の取
 組などを定めた「21世紀新農政2006」を決定

● 「食育推進基本計画」の決定(06/03/31)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/31syokuiku.html
  食育推進会議で、平成18年度から平成22年度までの食育の推進に関
 する施策の推進を図るため、「食育推進基本計画」を決定

● 「桜の女王」の表敬(06/03/29)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/03/29sakura.html
  ドイツから来日した「ハンブルグ桜のプリンセス」と「日本さくらの女
 王」が小泉総理を表敬

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[官邸こぼれ話]

● 官邸と桜

 平年より早く全国各地で桜が満開となり、先週末はどこもお花見の客で賑
わっていましたが、官邸やその周辺でも桜が綺麗に花を咲かせました。なお、
官邸にある桜はソメイヨシノだけではありません。12種類、82本の桜が
植えられています。

 武蔵野の雑木林をイメージして造られた庭は昨年の春完成し、ヤマザクラ
やオモイガワなどが植えられています。ソメイヨシノは、ほとんどは外に面
した、公邸側の東側の通りや西門の近くに合計で30本植えられています。

 いずれも新官邸を作った際に新たに植えたものですので、どれもまだ各地
にある名木と言われる桜の木には程遠いのですが、せわしげに道行く人も桜
の前ではしばし歩みを緩めてまぶしそうに桜を眺めていきます。この木が順
調に育てば、官邸が桜の名所となる日もくるかもしれません。

※ 官邸と桜(リンクの写真は壁紙としてダウンロードできます)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0406b.html

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[編集後記]

 今日で小泉総理の在職期間が1807日となりました。戦後の歴代総理の
在職期間では、中曽根康弘元首相を抜き、佐藤栄作元首相、吉田茂元首相に
次いで単独3位となります。このことは、ひとえに構造改革という目標を掲
げて一生懸命行ってきたことを国民の皆様にご理解いただいたお陰だと感謝
しております。国会では、構造改革を次につなげていくための行政改革推進
法案の本格審議が始まりました。連日のように白熱した論戦が行われていま
すが、改革を継続していくためには大変重要な法案です。小泉総理の意気込
みは大変なものです。我々官邸スタッフもしっかり支えていきたいと思いま
す。
 今週号から、編集部企画「官邸こぼれ話」を始めることにしました。庭や
総理の住まいである公邸を含め、昨年4月にすべて完成した新官邸。様々な
エピソードや四季の姿を折に触れてお伝えしていきたいと思います。どうぞ
お楽しみに。
 今週号は「官邸と桜」です。画像をダウンロードしてパソコンの壁紙や携
帯電話の待ち受け画面に設定することもできますので、是非ご覧ください。
 新年度が始まりました。官邸を支えるスタッフにも異動があり、私の周り
にも少し変化がありました。(じんえん)
長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[ご意見、ご感想]

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)