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小泉内閣メールマガジン 第230号 ========================== 2006/04/13

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 今週のらいおんウィークリー(1CH)は「トム・ハンクス氏表敬など」

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● かっこいい日本

[大臣のほんねとーく]
● 開発途上国「一村一品」キャンペーンについて
  (経済産業大臣 二階俊博)

[特別寄稿]
● 暖かい心を育む育児への提言〜おっぱい・語りかけ・そしてHUG〜
  (聖マリア病院副院長 橋本武夫)
● さくらの国での微笑みに学ぶ〜インドネシア警察官の日本体験〜
  (インドネシア警察本部鑑識課、大尉 ヘンリー・ブディマン)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 額賀防衛庁長官への質問募集中 など

[小泉内閣の動き]
● 北方領土返還要求運動団体の代表者と会談 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● かっこいい日本

 小泉純一郎です。

 4月6日から春の交通安全運動を実施中です。10日の月曜日には、都内
の小学校で開かれた「春の全国交通安全運動中央大会」に出席し、交通安全
教室で、子供たちと一緒に、青信号を確認してから横断歩道をわたる練習を
しました。

 交通事故にあわないように気をつけましょう。

 今週号のメルマガでは、大阪に研修にきていたインドネシアの警察官ヘン
リー・ブディマンさんから寄稿していただきました。交通安全運動など住民
と協力して進めている、私たちにとっては当たり前になっている日本の警察
の活動が、外国人からは驚きと賞賛の対象になっているということを知って、
とても興味深く思いました。

 先日も、イラクの警察官が来日して、指紋分析など科学警察の分野の研修
を受け、帰国後イラクの犯罪捜査の前線で活躍しているという話を聞きまし
た。

 交番が、「KOBAN」という言葉で、シンガポール、カンボジア、ブラ
ジルなどの国々から注目されるなど、日本の警察の仕組みが世界の関心を集
めていることを心強く感じています。

 日本にいると当たり前になっていることが、外国人から高く評価されると
いうことは、他にもたくさんあるようです。

 外国のお客様とお話ししていると、時々「ジャパン・クール」とか「クー
ル・ジャパン」という言葉を耳にします。「クール」というのは、日本では
「涼しい」と訳されていますが、アメリカでは「かっこいい」という意味に
も使います。ですから、「かっこいい日本」というような意味でしょうか。

 日本の伝統文化や伝統芸能もそうですが、最近は、日本のアニメや料理な
どのテレビ番組、ゲームやキャラクター商品、マンガやハイテク、日本食な
どが、外国で「かっこいいもの」として受け入れられているという話をよく
聞きます。

 軍事力や政治力、経済力などではなく、平和な日本の市民レベルの生活が
世界の注目を集めているということかもしれません。

 先週、官邸でお会いしたアメリカの映画俳優トム・ハンクスさんは、「京
都で泊まった和風旅館が素晴らしかった。」と言っていましたし、一昨日官
邸を訪ねてこられた渡邊美佐さんからは、エルビス・プレスリーの娘さんの
リサ・マリー・プレスリーさんが京都で結婚式を挙げたという話をお聞きし
ました。

 とかく日本では「ダメだ、ダメだ」と悲観的な見方がよく取り上げられま
すが、身の回りにあって当たり前になってしまっているものの良さや大切さ
をもう一度見直して、お互いに良いところをもっと伸ばし、良いものをもっ
と増やしていくことが大事だと思っています。

 景気もようやく明るさが見え始めました。改革を続行して、景気回復を本
格的なものにしていきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]
竹中大臣 プロフィール
● 開発途上国「一村一品」キャンペーンについて
  (経済産業大臣 二階俊博)

 世界には成長著しい先進国とまだまだ発展の道半ばにある開発途上国があ
ります。私たち日本人は、明るい未来を目指して懸命に努力している途上国
のために一体何ができるのでしょうか。

 私は、日本で生まれたアイデアがアジア・アフリカの一部の国々にも点火
され成功を収めている、国際版の「一村一品」運動をより多くの途上国に積
極的に拡大したいと考えています。

 国際版の「一村一品」運動は、もともと我が国の大分県で始まった素晴ら
しい発想をもとにしており、すでに各地で実績を挙げております。地域住民
の皆さんが自らのふるさとの特産品を発掘し、国内のみならず、世界の市場
にも進出できる魅力ある製品に仕上げ、地域の活性化を図ろうという活動で
す。

 我が国も今や経済大国と言われていますが、60年前は戦後の瓦礫の中か
ら立ち上がり、塗炭の苦しみの中で努力をし、本日の繁栄を築いてきた国で
す。

 私は、資源のない我が国がどのような挑戦と失敗を繰り返し、品質の高い
製品を作り上げてきたのか、その過程で何を考え、何を学んできたのか、そ
の経験を途上国の皆様にも是非伝えたいのです。そのことを理解され、熱意
ある真剣な取組を行われる途上国への支援は惜しまないつもりです。

 今年2月から9月までを開発途上国「一村一品」キャンペーン期間としま
した。途上国産品の展示・販売などを集中的に行っています。キャンペーン
に親しんでいただくようロゴマークも決定いたしました。

 喜ばしいことに展示会は盛況で、2月に開催されたカンボジア、ラオス、
ミャンマー、タイ、ベトナムの製品を紹介するメコン展には3,000人、
3月に開催された途上国22か国73品目を紹介した経済産業省本省展には
2,000人を超える方々にご来場いただきました。

 成田空港、関西空港、中部空港、神戸空港、羽田空港のご協力を頂き、途
上国のアクセサリー、置物、布製品などの販売を行う「一村一品マーケット」
も3月下旬から順次オープンしています(*)。

 日本の皆様には、途上国の魅力的な製品のショッピングを楽しんでいただ
くとともに、途上国の今後の製品開発の参考となるよう様々な御意見をお寄
せいただければと思います。

 一人一人の国民レベルの友情と誠意を示すことにより、世界の全ての人々
の幸せの実現に貢献できる喜びは国際化社会に生きる私たちにとって実に、
素晴らしいことではありませんか!

* 成田空港は3/25、関西空港は4/1、中部空港は4/9、神戸空港
 は4/15にオープン。羽田空港については準備中

※ 経済産業省ホームページ(開発途上国「一村一品」キャンペーン)
http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/ovop/index.html

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橋本氏 プロフィール
[特別寄稿]

● 暖かい心を育む育児への提言 〜おっぱい・語りかけ・そしてHUG〜
  (聖マリア病院副院長 橋本武夫)

<暖かい心を育む育児のために>
 医療の進歩により、日本は世界で最も赤ちゃんの死なない国となりました。
しかし、一方で、虐待はじめ、犯罪、自殺、キレる子どもなどにまつわる社
会問題が急増しています。

 このような問題への対策は短絡的なものではなく、乳児期の母と子の絆
(基本的信頼関係の構築)にまでたどりつく必要があります。そして、その
原点は、やはり歴史的にも人間生物学的見地からも母乳育児へと、たどりつ
きそうです。

<歴史的に見た育児の原点「女から母へ」>
 昔から、「女は子どもを生んだだけでは母になれない」と言われてきまし
た。「女」が「母」になるためには、女という文字に、ヽヽをつけると「母」
になる。ヽヽは乳首であり、子どもを生んだ女性は乳首を吸われてはじめて
母親になるといわれてきたのです。

 この先人の驚異ともいえる経験的な知恵は、現在、新しい科学の進歩によ
り確認され、今、母乳の大切さが再認識されています。

<母と子の基本的信頼関係(人間生物学的見地から)>
 赤ちゃんによる母親の乳首への吸啜(きゅうせつ)刺激が、母親の下垂体
からプロラクチン、オキシトシンという母性愛ホルモンを分泌させます。こ
れは母性行動の発達に関与します。そして、赤ちゃんは空腹のストレス状態
から母親に抱かれながら乳首を吸うことにより、至福の眠りへと移行するの
です。

 この「哺乳・授乳」を通じての繰り返しが切っても切れない、母と子の絆、
すなわち「基本的信頼関係」を構築し、これが子どもにとっての愛の原点、
心の故郷となっていくのです。

 すなわち最近の母乳育児は、粉ミルクと母乳という物質の比較ではなく
「抱いて語りかけて、お母さんの乳首を通しての授乳行為そのものが、育児
のひとつである」という観点から理解すべきであります。

<母乳をあたえられなくても・・・>
 母乳を与えられなかった母親は、母親失格か?という訴えが届きます。し
かし、残念ながらそのほとんどは、母乳育児についての真の理解が得られて
いなかったか、母乳を与えることが出来たのに、専門家の無理解による出産
直後の支援の不足によるとも言えます。

 やりたかったが何らかの理由で母乳を与えられなかった、ある母親が、
「哺乳ビンで粉ミルクを飲ませながら、私のおっぱいをさわらせていました」
と話しています。これは、乳首を吸わせながらテレビを見ているお母さんよ
りも、まさに、母乳育児の心であり、感動です。大切なのは、母乳をやれな
かった分、しっかり抱いて、語りかけてあげることです。

 これが暖かい心を育む育児の原点なのです。

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ヘンリー氏 プロフィール
● さくらの国での微笑みに学ぶ〜インドネシア警察官の日本体験〜
  (インドネシア警察本部鑑識課、大尉 ヘンリー・ブディマン)

(編集部注)日本では、インドネシア警察の若手幹部を日本の交番や駐在所
          に約2カ月間受け入れ、研修を実施しています。この研修成果を
     個人的なものに終わらせることなく広く役立たせようと、インド
     ネシアで、昨年12月、「さくらの国での微笑みに学ぶ」と題し
     た1冊の本にまとめられました。本寄稿は、この本に掲載された
     研修体験者の1人、ヘンリー・ブディマンさんの体験談を要約し
     たものです。

 大阪天王寺警察署の駅前交番は、交番の建物が象の形をしていることから、
「象交番」と呼ばれています。私は、この交番での研修を通じて将来インド
ネシア警察に取り入れられるべき教訓を得ました。

 日本の警察官とともに警らした際に体験したことは、警察官が指導に従わ
ない市民に対して決して感情的になったり、ぞんざいな言葉を吐いたりしな
いということです。

 「感情を抑制できる能力」が高いのだと思いました。交番の勤務員に、ど
うして我慢できるのかと尋ねたところ、警察学校で「誇りが警察官を創る」
と教え込まれたと言う。

 その他にも、「時間厳守」、「市民への声かけや挨拶」、「高いプロ意識
の徹底」、剣道や柔道といった武道の教育を通じて一人一人の心に育まれて
いる「さわやかな姿勢、態度」等得られたものは多い。

 交番や駐在所で行っている住民への身近な活動にも一緒に同行しました。
インドネシア警察でも昔からこうした活動は行ってきているにもかかわらず、
インドネシアではどうして住民と警察の距離が近くないのだろうか?住民の
警察に対する信頼が欠けているのだろうか?やり方のどこが間違っているの
だろうか?我々は原則に忠実でないのだろうか?そんな疑問を感じました。

 日本の警察官は、国民への奉仕者として働くことに喜び・幸福感を感じて
いるように見えました。適材適所の原則に基づいて、個人の持っている能力
や技能に応じて仕事をしています。いつになれば、我々も彼らのように変わ
れるのだろうか?

 改むるに遅きに失することはない!残るは、国民の共感を勝ち得ている世
界で一番安全な国と言われる日本警察のシステムを汲み取ることによって、
我々すべて、インドネシア警察のすべての警察職員が、国民の信頼を勝ち得
るよう切磋琢磨し合う意志を持ち実行することのみだと今は確信しています。

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[編集後記]

 先週金曜日に民主党の新代表が決定しました。今後、国会論議などにどの
ような影響があるか注目されていますが、全力で改革を進めて参ります。
 先日、聖マリア病院副院長の橋本先生の「おっぱいの話」を編集後記でと
りあげたところ(223号、2月23日配信)、「子どもとはなんと愛おし
いものか多くの人が知るだけでも少子化対策になる」「少子化対策は何も前
進していない」などたくさんのご意見がよせられました。今週号は、その橋
本先生に暖かい心についての提言をご寄稿いただきました。
 また、一昨日、少子化社会対策推進専門委員会に出席しました。猪口大臣
が先頭に立って、有識者の皆さんと、働き方に関わる施策、地域や家族の多
様な子育て支援、経済的支援のテーマを中心に議論しておられます。猪口大
臣の強い熱意・意気込みが待ったなしの少子化対策の推進力となっています。
 少子化に歯止めをかける基本は、「結婚して、子どもを産み育てるのが自
然だと思う社会となること」ではないでしょうか。そのような社会を作るた
めに何をすればいいのか、政府としてできることから着実に行っていきたい
と思います。(じんえん)
長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/04/03〜09)
   トム・ハンクス氏表敬、公邸でサウジアラビア皇太子と首脳会談、国
  家公務員合同初任研修で訓示 など

 <2CH>ビデオで見る総理
   全国交通安全運動中央大会に出席

 <6CH>大臣のほんね
  ・北側一雄国土交通大臣(後編)

  〜北側大臣の「ほんね」抜粋〜

 (北側)(耐震偽装問題マンション住民支援策について)自然災害のとき
  やってないのにこちらでやっているじゃないかと。そうじゃない。自然
  災害のときやっているような制度を活用しているんです。ですから、決
  して特別扱いをしているわけではありません。ただ、今ある既存の制度
  を精一杯活用して、そして危険なマンションにお住まいの方々の総合的
  な支援策を取ったわけです。・・・

  ・沓掛大臣(国家公安委員会委員長、防災担当、有事法制担当)(前編)

 <7CH>改革続行中
   変わる!日本の農業 〜農政改革〜

 <8CH>ニッポンの元気
   大阪府八尾市「ものづくりのまち八尾 PRビデオ制作プロジェクト」

●お知らせ

 <6CH>大臣のほんね
      額賀防衛庁長官が登場します。
   額賀大臣に聞いてみたいことをお寄せください。
     「テーマ」欄に「額賀大臣に質問」とご記入ください。
     100字以内で、4日15日(土)までにお願いします。

   ご記入はこちら http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html


※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 北方領土返還要求運動団体の代表者と会談(06/04/11)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/11hoppou.html
  北方領土返還要求運動団体代表らが、小泉総理に対して、一日も早い領
 土問題の解決に向けた積極的な政府の取組などについて要請

● 全国交通安全運動中央大会に出席(06/04/10)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/10koutu.html
  式典で児童たちに「交通事故に遭ったら元気でいられなくなっちゃうで
 しょ、交通事故に遭わないように気をつけましょう」と呼びかけ

● 日本・サウジアラビア首脳会談(06/04/06)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/06saudi.html
  スルタン皇太子と会談し、二国間関係、石油分野における協力、中東情
 勢などについて意見交換

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)