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小泉内閣メールマガジン 第232号 ==================== 2006/04/27-05/04

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 小泉総理と「でんじろう先生」の楽しい実験模様は2CHで配信!
 ゴールデンウィークにご家族でどうぞ!

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 就任以来5年

[大臣のほんねとーく]
● 小泉内閣の改革の5年間(内閣官房長官 安倍晋三)

[特別寄稿]
● イラクのバグダッドから(前在イラク大使館公使 山田彰)

[官邸こぼれ話]
● 鯉のぼり

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 「大臣のほんね」松田大臣 など

[小泉内閣の動き]
● 日本・オーストリア首脳会談及び日・EU定期首脳協議 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 就任以来5年

 小泉純一郎です。

 平成13年4月に総理に就任して以来、昨日で5年になりました。私は、
就任以来、毎日毎日、総理大臣の職責というものをいかに果たしていくか考
えながら、全力投球してきました。「気がついてみたら5年経過していた」
というのが率直な気持ちです。

 この間、メルマガ読者のみなさんをはじめ、多くの国民から、厳しいご批
判、暖かい激励の言葉、力強いご支持をいただいて、今日まで精一杯やって
まいりました。

 就任当時の日本経済は停滞していて、経済成長率は実質でマイナス0.8%、
それが昨年の実質経済成長率は2.7%のプラス成長に回復しました。

 当時大きな課題だったのは不良債権処理の問題でした。主要銀行の不良債
権比率は8.4%に上っていました。ところがいざ不良債権処理を始めると、
「ますます倒産が増える、失業率が上がる。」という批判と、逆に、「遅す
ぎるのではないか。倒産を恐れず、一時的に失業者がでても、日本の将来を
考えればもっと早くやれ。」と、両方から批判がでました。

 しかし、結果的に、不良債権比率も目標の4%台を達成し、現在は目標を
超えて2%台に減ってきた。そして、経済にも企業活動にもやる気が見えて
きました。業績は向上して税収も上がってきました。

 失業率は、一時期ピークには5.5%まであがり、このままいくと2桁に
なるとまで言われていましたが、増えるどころか最近は4.1%にまで下が
り、失業者は減って就業者が増えてきました。求人数も増えてきました。

 しかし、仕事を探している側と求人側でまだミスマッチがあります。ある
業種では人手が足りない。一方ではまだまだ就職できない方々もたくさんい
る。このミスマッチをどうやって改善していくかというのもこれからの重要
な課題です。

 一時期、日本では、「ダメだ、ダメだ」という悲観論ばかりでしたが、よ
うやく「やればできる」という意欲が出てきました。この明るい兆しを本物
にしていくのが小泉内閣のこれからの仕事です。

 同時に、世界的な関心事である地球温暖化、環境保護も大切です。就任以
来、「環境保護と経済発展を両立させる」これを重要な政策課題として取り
組んでまいりましたが、この鍵を握るのは科学技術です。ほとんどの予算を
前年度以下のマイナスにする中で、増やしているのは科学技術予算と社会保
障費だけです。

 最近、格差についての議論をよく耳にしますが、格差というのはどの時代
でもどの国にもあるものです。かつては、悪平等という批判もかなり言われ
ていました。努力しても努力しなくても同じというのでは、悪平等になって
しまいます。一人ひとりが持てる力を発揮できる社会、努力が報われる社会
というのは、世界中どの国でも好ましい社会と言われているのではないでし
ょうか。

 力のある人には、努力して、もっとその力を伸ばし、思う存分発揮しても
らう。それが社会の活力になるのだと思います。

 人にはそれぞれ得手不得手があります。スポーツも芸術も、人間にはいろ
いろな能力があります。何も勉強ばかりが能力ではありません。学校の成績
が悪くても、それ以外の分野で素晴らしい能力を発揮する方がいっぱいいま
す。

 人には様々な持ち味があります。それを一面だけで評価するのではなく、
それぞれの持ち味、多様性、個性を活かしていけるような場を提供する。そ
して、頑張っている人は評価する。成功者をねたんだり、足を引っ張ること
なく、むしろそういう人に頑張ってもらう。そういうような環境なり、意識
の持ち方が必要なのではないかと思います。

 同時に、どうしても一人では立ちいかない人に対しては、能力のある人が
支える、みんなで助け合っていく、そういう状況が必要なのではないでしょ
うか。

 私の好きな言葉ですが、明治時代の歌の一節に、次のような歌詞がありま
す。

 「友の憂いに吾(われ)は泣き、吾が喜びに友は舞う」

 友達の悩み、憂いについては同じように憂え、しかし、自分の喜びに対し
て友達は喜んでくれる。これは、お互いが助け合って、支え合っていく生き
方です。

 他人の意欲、業績に対しては拍手を送る。しかし、どうしてもやっていけ
ない苦境に陥った人に対しては手を差し伸べる。個人においても、企業にお
いても、国においても必要なことでないかと思っております。

 あさって29日からは大型連休。私は、この期間を利用して、アフリカの
エチオピア、ガーナ、そして北欧のスウェーデンを訪問します。読者のみな
さんも、仕事や勉強、あるいは休養、行楽に、それぞれ充実した連休をお過
ごしください。

* 編集部注:小泉政権誕生日を前に、4月25日、5年間をふりかえって
 総理インタビューが行われました。この模様は、インターネットテレビ3
 CHでご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[大臣のほんねとーく]
安倍官房長官 プロフィール
● 小泉内閣の改革の5年間(内閣官房長官 安倍晋三)

 小泉内閣が発足して5周年になりました。就任直後に掲げた「改革なくし
て成長なし」というスローガンのもと、ゆるぎない姿勢で構造改革に邁進し
てきた5年間です。

 5年前を思い出してみると、当時はまだ景気は停滞しており、銀行の不良
債権は積み上がっていました。

 「まず景気対策を優先するべきである」、あるいはまた、「まずは不良債
権の処理を優先すべきである」という声もある中、総理は、大胆に勇気を持
って構造改革を進めるという大きな決断をしました。補正予算を組むべきと
いう意見もありましたが、総理の決断でそのような意見を退け、この5年間、
この方針の下に景気対策を主眼とする補正予算は組みませんでした。

 改革がスタートしてしばらくした後、株価は低迷し、失業率も5.5%に
上昇し、このまま改革を続けると失業率は10%になるとの批判もありまし
たが、さらに規制改革、あるいは税制の改革、歳出の改革を推し進めていっ
た結果、不良債権は正常化し、そして景気も見事に回復しました。

 この景気回復は、かつてのように財政出動をして、一時的にカンフル注射
を打って景気を押し上げる方法にはよりませんでした。

 規制の緩和によって国民の新たな活力を引き出し、新しい産業の芽を出す
政策により、そしてまた、税制改正によるインセンティブにより、自律的な
景気の回復を果たすことができたのではないかと思います。国民の多くの方
々のご協力、あるいは、日本人のそもそも持っている能力、創意工夫の力が
活かされた結果だと思います。

 この間、改革には痛みが伴い、大変なご苦労をされた方々もいらっしゃる
わけでありますが、そういう国民の皆様の5年間の忍耐強いご協力によって
成果を出すことができたと思います。また、政治の場においては、強い意志
を持ち続けることが大切だということを改めて認識いたしました。

 私が小泉内閣の内閣官房副長官として官邸に勤務したのは2年6カ月。改
革への取り組みの定着に官邸をあげて取り組んでいた時期です。そして今、
小泉内閣の総仕上げのときに内閣官房長官に就任したことは政治家冥利に尽
きます。

 さらに構造改革を進め、簡素で効率的な政府のもと、活力ある日本を構築
していくために、総理を支え、全力で取り組んでまいります。

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山田氏 プロフィール
[特別寄稿]

● イラクのバグダッドから(前在イラク大使館公使 山田彰)

(編集部注)筆者は平成16年からバグダッドに駐在。本年5月より在スペ
     イン大使館公使として赴任予定。

 イラクから日本に伝わるニュースはどうしても暗いものが多くなってしま
いますが、現地では前向きの動きも感じられます。

 2005年を振り返ると、1月の暫定国民議会選挙、その後の移行政府の
発足と憲法草案制定、10月の憲法国民投票、12月の国民議会選挙の実施
と政治面では着実な進展がありました。テロ攻撃が止まない危険な状況の中
で、1年に3度も投票箱に向かったイラク人の勇気は賞賛に値すると言うべ
きでしょう。

 12月の選挙ではこれまで政治参加していなかった党派も参加し、投票率
は約70%に上り、イラク国民の意思が示されました。しかし、この選挙に
基づく新しい本格的政府を樹立するための党派間の交渉にかなりの時間がか
かっています。

 長年の独裁政権の下では民主的な議論は行われませんでした。自由な立場
で表明された異なる意見を集約して、妥協を図るということにイラク人は残
念ながらまだ慣れていないようです。

 民主的な選挙と憲法によって政府を作るという、今イラクで行われている
ことは、イラクの歴史上で初めての出来事であり、今月22日のイラク新首
相の選出は、国民融和の下での新政府の発足に向けた大きな進展です。

 一方、バグダッドを中心とした地域の治安は厳しい情勢が続いています。
大使館には、毎日爆音と銃声が響いてきて、緊張が解けない日々を過ごして
います。私自身も、町の中で爆発を目のあたりにすることもありました。多
くの一般市民や子供までテロの犠牲となっており、我々の身近なイラク人も
亡くなりました。このようなテロの結果に怒りと悲しみを感じざるを得ませ
ん。

 日本との関係では、イラク復興支援の実施が着実に進んでいます。イラク
に各分野の日本人を迎えるのはまだ難しい状況ですが、多くのイラク人が研
修などで日本を訪問し、学んだ技術を活かして、医療やインフラの整備など
に従事しています。昨年11月には外務大臣、12月には首相の訪日も実現
しました。

 大使館では、障害者や女性、子供のための施設の建設に協力したり、文化
やスポーツの交流にも力を入れています。

 例えば、日本はイラク柔道連盟に畳や柔道着の寄贈を行いました。大使館
を訪問した連盟の事務局長は、「生活は大変ですが、自由な世の中になった
ので、イラク柔道は色々な発展の可能性があるような気がしているのですよ。
日本の招待に応えて若手の有望株を日本に送ります。」と明るい未来を語っ
てくれました。

 日本が招聘したイラク選手は、日本の選手と練習を行い、本年1月に日本
で行なわれた国際柔道大会に参加して見事1勝を挙げました。

 非常に厳しい環境の中で生きているイラク人ですが、それでも多くの人が
未来に希望を持っているように感じられるのは、我々にとっても嬉しいこと
です。

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[官邸こぼれ話]

● 鯉のぼり

 真鯉、緋鯉に青・緑・橙。新緑が目にまぶしい季節となり、ゴールデンウ
ィークも間近に控えたこの時期、官邸玄関前のポールには、鯉のぼりが日毎
強まる日差しを受け、爽やかな風をはらんで悠々と泳いでいます。子どもの
鯉は3匹。昨年、小泉総理が「子どもを増やしたらどうか」と指示し、今年
は5匹そろってのお目見えです。

 5月5日から11日までは子どもの健やかな成長を願う児童福祉週間。行
事の一環として霞が関の省庁でも鯉のぼりがたなびいています。

 また、これに併せて、官邸内部には三段飾りの五月人形が飾られます。緑
の毛氈の真ん中には「五七の桐」。官邸では以前から、総理の記者会見の際
の演台や外国の賓客を招いての晩餐会の食器などに、この紋章が使われてい
ます。

※ 鯉のぼりと五月人形(リンクの写真は壁紙としてダウンロードできます)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0427a.html

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[編集後記]

 昨日で小泉内閣が発足して5周年。今週号の大臣のほんねとーくは初代メ
ルマガ編集長でもあった安倍内閣官房長官です。

 明日、これまで政府・与党において真剣な議論が重ねられてきた被用者年
金一元化の基本方針と教育基本法案が閣議決定される予定です。被用者年金
一元化については、私が政府側の取りまとめ役を務めてきましたので、連休
前に責任を果たすことができ、ホッとして連休を迎えることができます。

 被用者年金一元化は、もともと年金一元化を巡る与野党間の議論にからむ
ものです。これをきっかけに、中断している「年金制度をはじめとする社会
保障制度改革に関する両院合同会議」が再開されることを期待しています。

 来週はゴールデンウィークのため休刊とし、次号は5月11日に配信しま
す。休み明けには、また新たな気持ちで仕事に臨みます。皆さまも良い休日
をお過ごしください。(じんえん)
長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/04/17〜23)
   「FUROSHIKI」展、「でんじろう先生」の実験を視察、中央
  防災会議で耐震・免震模型実験、国際会議でスピーチ、公邸でカメルー
  ン大統領と会談、行革推進法案の衆議院採決、さくらの女王訪問 など

 <2CH>ビデオで見る総理
  ・日本・オーストリア首脳会議及び日・EU定期首脳協議
  ・小泉総理と「でんじろう先生」の実験室

 <3CH>総理からのメッセージ
  ・総理インタビュー−総理就任5周年を受けて−
  ・日・EU共同記者会見  

 <6CH>大臣のほんね
   松田大臣(科学技術政策担当、食品安全担当、IT担当)(後編)

  〜松田大臣の「ほんね」抜粋〜

 (松田)(若者の理数系離れ対策について)本当に国民の皆さんに科学技
  術のありがたさや面白さ、あるいはわくわく感、科学技術は楽しいとい
  う実感を持ってもらう。4月には科学技術週間ということで、親子タウ
  ンミーティングということで、いろいろさせていただいたんですけれど
  も、そんなことをしたり、あるいは更に今もっと大きな国民運動にして
  いきたいということで、今いろいろ皆さんの知恵をいただいている最中
  です。

 <7CH>改革続行中
   めざせ!科学技術創造立国〜第3期科学技術基本計画〜

 <8CH>ニッポンの元気
  ・北海道「北海道遺産〜摩周湖〜」
  ・大阪府茨木市「奏(そう)」
  ・鹿児島県
   「今、南の島「三島村」が熱い!〜グリーンキャビア海ぶどう〜」

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 日本・オーストリア首脳会談及び日・EU定期首脳協議(06/04/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/24aueu.html
  EU議長国オーストリア共和国のシュッセル首相との会談及びシュッセ
 ル首相、欧州委員会のバローゾ委員長らと協議

● 「緑の羽根」着用キャンペーン(06/04/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/21midori.html
  23日からの「みどりの週間」に先立ち、第21代日本さくらの女王ら
 の表敬を受け、「緑の羽根」を着用

● 日本・ラトビア首脳会談(06/04/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/20latvia.html
  カルヴィーティス首相と会談し、二国間関係、国連改革などについて意
 見交換

● 科学技術館を視察(06/04/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/04/20kagaku.html
  サイエンスプロデューサーの米村でんじろう氏の実験に参加し、「空気
 砲実験」や「宙にうくシャボン玉実験」を実演

● 総理主催「桜を見る会」の開催(06/04/15)
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2006/04/15sakura.html

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[ご意見、ご感想]

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)