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小泉内閣メールマガジン 第234号 ========================== 2006/05/18

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 小泉総理インタビュー「初夏の官邸から」の模様は2CHで配信!

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 挑戦の魂を忘れずに

[大臣のほんねとーく]
● 教育基本法から始まるより良い教育を目指して
  (文部科学大臣 小坂憲次)

[特別寄稿]
● 協力支援活動に従事して(補給艦おうみ通信士 3等海尉 池田由香子)
● 自然を活かした新エネルギーで地域を興す
  (高知県梼原町環境整備課長 岩本直也)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 大臣のほんね(6CH)猪口大臣(後編) など

[小泉内閣の動き]
● ジーコ監督・宮本選手の総理表敬 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 挑戦の魂を忘れずに

 小泉純一郎です。

 一昨日、ワールドカップ・サッカー日本代表のジーコ監督と宮本選手が、
官邸を訪問されました。

 ジーコ監督は、15日に、日本代表の23人を発表しましたが、数多くの
優秀な選手の中から選ぶというのは、大変だったと思います。

 宮本選手から背番号10のついたユニフォームをいただき、着てみるとぴ
ったり。思ったより厚手の生地でした。

 ワールドカップというと、4年前を思い出します。あの時は、カナダのカ
ナナスキスで開かれたサミットのすぐ後に、横浜でブラジル対ドイツの決勝
戦があったので、サミットに出席していた当時のドイツのシュレーダー首相
が、応援のために日本の政府専用機に私と一緒に乗って、カナダから日本へ
飛んできました。

 今度は日本はブラジルと1次リーグで同じ組。是非、日本は1次リーグを
突破して欲しいものです。

 世界中でサッカーほど熱狂的なスポーツはないと思います。日本はやはり
挑戦、チャレンジが大事です。日本代表のみなさんには、挑戦の魂を忘れな
いで、試合に臨んで欲しいと思います。

 昨日は、来日中のコフィー・アナン国連事務総長と官邸で会談しました。
今年は、日本が国連に加盟して50周年。国連改革、世界情勢、そして、先
日、私がアフリカを訪問した際に表明した日本のアフリカ支援のことなどに
ついて、熱心に話し合いました。

 アナン事務総長は、私が先日訪れた国、ガーナの出身。かの地で黄熱病の
研究に心身を捧げた野口英世博士の話にも花が咲きました。

 世界には、まだ貧困や伝染病に苦しむ人たちがいます。テロの脅威と戦い
ながら、自らの力で自らの国づくりに懸命に努力している人たちがいます。

 私たちは、敗戦後の苦難の時代に国際社会から受けた温かい支援を忘れる
ことなく、戦後60年、自由と民主主義と市場経済の価値を守りながら平和
のうちに発展してきた日本の経験を活かして、世界の平和と繁栄に貢献する
ために、国際社会の有力な一員としてその責任を果たしていかなければなら
ないと思います。

 日本社会には、今、さまざまな不満があります。不平があります。しかし、
今日ほど、日本の歴史の中で、豊かで平和で自由な社会はありません。しか
しまた、今日ほど不平不満の多い時代はないと言っていいほど、あちこちで
不平不満の声が聞かれます。ここが人間社会の難しいところだと思います。

 そういう中でも、日本人として失ってはならないよいものを大切にしなが
ら、やるべきことをやる、やらなければならないことをやっていこうと、苦
しくてもきつくても乗り越えていく、そこに喜びなり生き甲斐を感じる。そ
こがまた人間のよいところではないでしょうか。

 私も挑戦の魂を忘れずに頑張っていきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]
小坂大臣 プロフィール
● 教育基本法から始まるより良い教育を目指して
  (文部科学大臣 小坂憲次)

 現在の教育基本法は、昭和22年に制定され、約60年経過しました。そ
の間、教育水準が向上し、生活が豊かになる一方で、都市化や少子高齢化の
進展などによって、教育を取り巻く環境は、当時とは大きく変わりました。

 また、近年、子どものモラルや学ぶ意欲の低下、家庭や地域の教育力の低
下などが指摘されており、若者の雇用問題の深刻化など、教育について様々
な課題が生じています。このため、教育の根本にさかのぼった改革が求めら
れています。

 政府では、教育改革国民会議や中央教育審議会での議論を踏まえ、また、
国民の皆様からも幅広くご意見を頂きつつ、慎重かつ時間をかけて、教育基
本法改正の検討を進めてきました。与党でも、精力的な検討が約3年間にわ
たり行われ、今年4月13日に最終報告がまとめられました。

 これらを踏まえ、去る4月28日に教育基本法の全部改正案を閣議決定し、
国会に提出いたしました。

 改正案では、以下のように、現行法に定める普遍的な理念は引き続き大切
にしながら、今日極めて重要と考えられる理念を新たに明確にしました。

 ○引き続き規定する理念
  個人の尊厳、人格の完成、平和な国家及び社会の形成者 など

 ○新たに規定する理念
  公共の精神、豊かな情操と道徳心、職業との関連の重視、
  伝統と文化の尊重、我が国と郷土を愛し他国を尊重 など

 また、社会状況の変化を踏まえ、生涯学習、大学、私立学校、家庭教育、
幼児期の教育、学校・家庭・地域の連携協力などについて新たに規定しまし
た。

 さらに、教育施策を総合的・計画的に推進するため、国が「教育振興基本
計画」を定めることとしています。

 教育基本法の改正は、抜本的な教育改革の第一歩です。国会でしっかりご
審議を頂き、国民の皆様のご理解を得ながら改正を実現した上で、新しい教
育基本法の理念を具体化するための制度改正、教育振興基本計画の策定など
に取り組みたいと考えております。

 教育が良くなったと実感して頂けるよう教育改革や教育の振興に全力を尽
くしてまいります。国民の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

※ 文部科学省ホームページ(教育基本法案について)
 http://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/houan.htm

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池田氏 プロフィール
[特別寄稿]

● 協力支援活動に従事して(補給艦おうみ通信士 3等海尉 池田由香子)

(編集部注)9・11米国同時多発テロ事件以後、アフガニスタンでは、世
     界各国が協力してテロを取り締まる活動を実施しています。日本
     は、「テロ対策特措法」に基づき、海上自衛隊によるインド洋上
     での各国艦艇(対テロ作戦の一環としての海上阻止活動に参加)
     への給油を主とする協力支援活動などを行っています。

  私は現在、補給艦「おうみ」乗組員としてインド洋で外国の艦艇などへの
給油等の協力支援活動を行っています。

  3月に日本を出国し、本格的な活動に従事して約2ヶ月になりますが、補
給回数は20回以上7カ国に及び、多忙ながらも充実感のある毎日を送って
います。

 私の任務は、洋上補給中の外国艦艇との無線交話や電報の作成ですが、通
信がうまく設定されなかったり、直前になって開始時刻や給油量の変更要求
があったりと、迅速な対応に苦労することもあります。
 
 また気温40度、甲板上は70度以上になることもある過酷な環境に加え、
周辺海域には密輸船と疑われる船舶やそれを取り締まる各国海軍の艦艇が存
在する常に緊張感のある中での勤務は、決して楽なものではありません。し
かし、そのような状況下にあっても、乗員一人一人が自分の持ち場をしっか
りと守り、淡々と作業にあたっています。

 こうした補給活動の中にもギフトやメッセージの交換といった小さな国際
交流があります。盾などの記念品を相互に送るのですが、本艦の女性自衛官
がパンを焼いて送り、お礼のカードが届いたこともありました。

 また、手旗信号や電光掲示板を使ったメッセージの交換もしています。こ
うした小さな交流の蓄積が相互理解を深め、4年を越える日本の協力支援活
動に対する信頼を培ってきたのだろうと思います。
 
 さて、本派遣部隊には海上自衛隊の女性自衛官が初めて派遣されています。
私は防衛大学校で国際関係論を専攻し国際協力の重要性を学び、将来実任務
に就いて国防に貢献したいと思っていたので、今回参加する機会に恵まれた
ことを非常に嬉しく思うと同時に、女性自衛官としての責任も感じています。

 「おうみ」には16名の女性自衛官が乗っていますが、インド洋で活動す
る各国海軍の艦艇にはより多くの女性軍人が乗っており、彼女たちに負けじ
と総員が高い士気をもって勤務に励んでいます。私たちの後に実任務に就く
女性自衛官が続くことを心から願っています。
 
 本活動に参加し、改めて日本の活動が必要とされていることを実感し、自
分も微力ながら世界の平和と安定に寄与できるという大きな自信を得ること
ができました。協力支援活動を終了し無事帰国するまでが我々の任務です。
今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

※ 海上自衛隊ホームページ(協力活動の状況)
http://www.jda.go.jp/JMSDF/about/haken/hakenkyouryoku/zyoukyouphot/index.html

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岩本氏 プロフィール
● 自然を活かした新エネルギーで地域を興す
  (高知県梼原町環境整備課長 岩本直也)

 梼原(ゆすはら)町は、県立自然公園四国カルストを抱え、四万十川の源
流域に位置し面積の91%を占める森林や千枚田に象徴される典型的な中山
間地域です。

 わが町では新エネルギーの導入を積極的に進めています。そのきっかけは
二つあります。

 一つは公共施設の維持管理費でした。公共施設を建設したものの増大する
維持管理費は頭痛の種でした。

 二つ目は四万十川の水量の減少です。近年、森林管理が十分にできていな
いため山が荒廃し下流域に十分な水が供給されていない実態がありました。
四万十川の源流域に位置する梼原町として何ができるかを考えた末、新エネ
ルギーを導入することで、単なる公共施設のコスト削減だけではなく山や森
を守り育てる「環境の里づくり」を目指そうと取組を始めました。

 まず最初に導入したのが風力発電です。四国カルストを渡る風は非常に強
く、風力発電の条件にぴったりでした。平成11年、町営で2基の風力発電
施設(600kw/基)を建設し、この風車で発電した電力を売電し環境基
金として積み立て、「水」を作る山や森林の保全に充てています。

 これは、風力から得た収益を山に還元することにより水を作り、それが小
水力発電につながり、さらに四万十川を守ることにつながっていくとの考え
によるものです。

 さらに自然から得た財源だから、やはり自然エネルギーの導入を通して住
民の皆さんに還元したいとの思いから、住宅太陽光発電を導入するご家庭へ
の助成を実施しています。また、地熱を利用した温水プールを建設するなど
自然エネルギーを活用した循環型のまちづくりを目指して取り組んでいます。

 また、風車というわかりやすい新エネルギー導入のシンボルができたこと
から、住民においても、こうした自然循環型の取組を多くの人に知ってもら
いたい、見に来てもらいたいという町ぐるみの活動意識が育ってきたように
思います。  

 今後は、さらに自然(風・光・水・森)を活かしたエネルギーの導入を図
り、理想は自然エネルギーによる自給自足を考えています。将来、梼原町を
一つのエネルギー特区として国に認めてもらう働きかけをしていこうと思っ
ています。

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[編集後記]

 今年も昨年に引き続き、6月1日から9月30日までの間、政府、国会と
もクールビズの期間に入ります。

 昨年は、「クールビズ」という言葉が大変ブームになって、いわゆる流行
語大賞まで受賞し、言葉として定着した感があります。また、ネクタイ業界
に影響があったとか、言われていますが、今年は、「クールビズ」向けの商
品開発などが話題になっているようです。

 ここ2週間ばかり東京はあまり天気に恵まれず、もうそんな季節になった
のか、と感じる方もあるかもしれませんが、これから暑くなると思いますの
で、私もノーネクタイで仕事に頑張ります。

 クールビズは、地球温暖化防止対策の1つとして冷房温度を28度にする
ためのものです。環境省の調査によれば、約100万世帯の1カ月分のCO
2排出量に当たる46万トンの削減効果があったと試算されております。京
都議定書における温室効果ガス削減目標の達成を目指して、今年も昨年以上
の効果があることを期待しています。

 これを機会に、皆さんも環境問題への関心を深めて下さい。(じんえん)
長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/05/08〜14)
   トリノオリンピック及びパラリンピック入賞者に記念品贈呈、衆・参
   本会議、さくらの女王表敬、稲嶺沖縄県知事と会談、政府インターネ
   ットテレビインタビュー

 <2CH>ビデオで見る総理
  ・小泉総理インタビュー「初夏の官邸から」

  〜インタビューより抜粋〜

  (総理)野口英世賞を作ろうと思うんです。アフリカの医学、医療のた
   めに貢献した人、これに限定してそれをガーナのクフォー大統領とA
   U全体53カ国ありますから、アフリカ全体の。その委員長も大賛同
   してくれてね。

  ・荒川静香選手、大日方邦子選手らトリノ五輪・パラリンピック入賞者
   記念品贈呈式

 <6CH>大臣のほんね
  ・小池大臣(環境、沖縄・北方対策)(前編)
  ・猪口大臣(少子化・男女共同参画担当)(後編)

 <8CH>ニッポンの元気
   京都府京都市「京町家を受け継ぐ暮らしの風景」

 <9CH>タウンミーティング・ダイジェスト
  ・コンパクトなまちづくり(富山)
  ・科学技術と未来を考える(東京)
  ・司法制度改革(宮崎)
  ・モノ作り(東大阪)

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● アナン国連事務総長の表敬(06/05/17)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/05/17annan.html
  アナン国連事務総長が小泉総理を表敬し、国連改革、アフリカ支援、野
 口英世賞などについて意見交換

● サッカーワールドカップ日本代表 ジーコ監督・宮本選手の総理表敬
  (06/05/16)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/05/16soccer.html
  日本代表メンバーへの激励のメッセージ『挑戦』の二文字を日本代表の
 ユニフォームにサイン

● オリンピック・パラリンピック入賞者等への記念品贈呈(06/05/12)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/05/12olympic.html
  小泉総理は、「今後何を目標にするにしてもどういう分野で活躍するに
 しても大いにがんばっていただきたいと思います。」と挨拶

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)