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小泉内閣メールマガジン 第235号 ========================== 2006/05/25

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 「小泉総理ラジオで語る−野口英世賞−」を3CHで配信中!

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 北陸視察

[大臣のほんねとーく]
● 米海兵隊の「伝統」(外務大臣 麻生太郎)

[特別寄稿]
● 10年後に1000万人が訪れる街に
  ((株)黒壁前代表取締役社長、観光カリスマ 笹原司朗)

[官邸こぼれ話]
● カルガモ

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ビデオで見る総理(2CH)「石川県・富山県の文化施設視察」 など

[小泉内閣の動き]
● 財政・経済一体改革会議の初会合 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 北陸視察

 小泉純一郎です。

 先週末、石川県の能登半島と金沢、そして富山県の高岡市を訪ねました。

 3年前の1月、もっとたくさんの人が外国から日本を訪れるようになって
欲しい、日本をもっと多くの外国人が訪れたくなるような国にしていきたい、
そういう思いで、「2010年までに日本を訪れる外国人を倍増させる」と
いう目標を打ち出しました。

 以来、「住んでよし、訪れてよしの国づくり」ということで、全国各地の
観光地で頑張っている方々を「観光カリスマ」としてお願いし、「一地域一
観光」などを進めてもらっています。

 日本には、歴史や伝統、文化、自然など、魅力的なところがたくさんあり
ます。こういうところをわかりやすく紹介すれば、日本人にも外国人にも楽
しんでもらえるのではないか。フランスのシラク大統領もそう言っていまし
た。

 この思いを昨年、河合隼雄文化庁長官に話し、早速、全国の旅の好きな人
などから、これはいいですよというおすすめの旅を公募し、いろいろと提案
してもらったところ、800件近いアイデアが寄せられた。その中からよい
ものを選んで「わたしの旅100選」と題して文化庁が紹介している。いつ
か是非、私自身も訪ねてみたいものだと思っていました。

 今回は、その中でも大賞に選ばれたところを中心に、訪問することができ
ました。

 旅のはじめは輪島市。能登空港ができたおかげで、東京から直行便を利用
して1時間半ほどで行くことができました。市内で、世界に誇る輪島塗とキ
リコというお祭りにかつぐ巨大な灯籠を視察。陶器のことを英語で「チャイ
ナ」ということは知っていましたが、漆や漆器を「ジャパン」ということは
知りませんでした。日本の漆芸、日本の文化、たいしたものです。いい勉強
になりました。

 そして、以前から見てみたかった白米(しろよね)町の千枚田(せんまい
だ)、日本の棚田百選にも選ばれているところです。日本海に面した急斜面
に、地形に沿って階段状に見事に整備された1000枚以上の田んぼ。小さ
なものはたたみ半畳分ぐらいしかありません。その一枚一枚に水が引かれ、
青々とした苗が植えられている。田んぼにはオタマジャクシが泳ぎ、タニシ
もいる。久しぶりに見た懐かしい景色に、なんだか嬉しくなりました。

 景観の美しさもさることながら、急な斜面でもあきらめず、苦労して田ん
ぼを切り開いた先人たちの努力に頭が下がりました。現在は4軒の農家が耕
しているそうですが、大変な作業だと思います。こういう美しいものを私た
ちは守っていかなければならないと思いました。

 その晩は、全国から温泉客を集めている和倉温泉で一泊。最近は台湾から
の観光客も多いそうです。温泉につかり、輪島塗の素晴らしい器に盛られた
海の幸を堪能することができました。

 翌日は、金沢に移動し、旧制四高の校舎だった赤煉瓦の建物にある近代文
学館で、学生時代ここで柔道に明け暮れたという井上靖の作品に思いをはせ、
兼六園、武家屋敷跡、九谷焼の窯元(かまもと)をまわりました。

 高岡市では、土蔵造りの町家、そして江戸時代に北海道と北陸、関西など
の間を結び昆布や反物、米などを運んだ北前船の廻船問屋の屋敷など、歴史
的な建物や街並みを視察しました。

 今回は、いずれも駆け足で見てまわっただけでしたが、見所は盛りだくさ
ん。日本には、観光資源がいっぱい眠っていると実感しました。

 日本中、それぞれの地域にそれぞれいいところがあります。もっとPRす
べきことがたくさんあります。日本の歴史や伝統、文化、自然を大切にしな
がら、日本人にも外国人にも楽しめる、そして地域振興の役に立つ街づくり
を考えていただきたいと思います。

 「街づくりで大切なのは、女性にやさしく、高齢者に安全で、そして外国
人にわかりやすいこと」とおっしゃるのは、木村尚三郎先生。私も、美しく、
やさしく、安全で、わかりやすい国づくりを進めたいと思います。

* 編集部注:小泉総理の北陸視察は、政府インターネットテレビ2CHで
 ご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[大臣のほんねとーく]
麻生大臣 プロフィール
● 米海兵隊の「伝統」(外務大臣 麻生太郎)

 普天間から辺野古への基地移転、それから海兵隊将兵とその家族のグアム
移駐という、沖縄県に関わる2つの大きな課題に、なんとか解決のメドがつ
きました。

 この件、額賀防衛庁長官がきっとお書きになるでしょうから、わたしは思
い切って別のお話をします。米国4軍のうち海兵隊にしかない、一風変わっ
た伝統についてです。

 海兵隊には「誕生日」というものがありまして、11月10日です。この
日を迎えると、世界の津々浦々、それがたとえ戦地であろうが、あるいはた
った1人のポストでも、海兵隊員たるもの必ず誕生祝いをいたします。

 誕生日ときたら、バースデーケーキでしょう、特にアメリカなら。海兵隊
の誕生日でも、大きな(そして甘い!)ケーキを作ります。屈強なマリーン
(海兵隊員)と甘いケーキという、まずこの取り合わせのミスマッチが面白
い。薦被(こもかぶ)りを割ってお酒を、というのじゃありませんから。

 ケーキカットの式次第が厳格に決まっておりまして、最初に切り出したの
を、その場にいる最年長の海兵隊員がまず一口食べます。マリーンというの
は一度なったら終生マリーンだということになっていますから、この場合
「最年長」というと、退役した隊員のことが少なくありません。で、残りの
かけらが最年少の、まだ頬っぺの赤い隊員に回ります。

 これは杯が年長者から若者に渡るあの乗りと全く同じなのですが、回るの
がケーキだという絵柄にはユーモラスなものがあります。ココロはというと、
「海兵隊一家」の、世代を超える絆を確かめているんですね。ですからあく
までも大真面目、厳粛そのものです。

 米海軍や陸軍に、誕生日を祝う伝統はありません。聞けば海兵隊は戦場で
真っ先に危険へ飛び込む役目なので、その分一家意識が強いのだとか。そん
な彼らが、大挙グアムへ移っていきます。これまでいろいろありましたが、
この機会に、日本を守り、地域の平和と安定のために果たしている役割に感
謝と敬意を表したいと思います。

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笹原氏 プロフィール
[特別寄稿]

● 10年後に1000万人が訪れる街に
  ((株)黒壁前代表取締役社長、観光カリスマ 笹原司朗)

 平成元年7月1日、琵琶湖の湖岸、滋賀県長浜市にオープンした「黒壁ガ
ラス館」。今、この「黒壁ガラス館」を中心として北国街道と商店街一帯に
位置する「黒壁スクエア」には毎年200万人以上の人が訪れる。

 オープン以前、400店舗ある商店街に訪れる人は年約4万人、商店街の
約半分はシャッターが閉まり崩壊寸前であった。

 昭和63年4月に市街地の活性化と、外壁が黒漆喰だったことから地元で
長年黒壁銀行として親しまれてきた建物(旧国立第百三十銀行長浜支店)の
保存を目的に、第3セクター(株)黒壁が誕生。歴史や文化、国際性をもつ
ガラス文化を事業化し、世界のガラスに学びながら北国街道の古い建物の中
に新しいガラス文化を融合させたガラス街道を創り出した。

 長浜市には、もともとガラス工芸の技術も伝統もなかった。しかし、世界
のガラス製品の販売や、ガラス工房における生産販売などガラス文化の効果
的な情報発信がリピーターを呼び、お客様に喜んでもらえるようサービスを
向上させていった黒壁スタッフの努力がガラスファンを増やした。

 1年目に訪れた人は10万人。その後、2年目20万人、3年目35万人、
4年目50万人、8年目には100万人と年々増え続け、昨年は200万人
超まで人を呼び込んだ。訪れた人が商店街を回遊するようになり、その結果
商店街の空き店舗がなくなり活況を呈している。

 3年前、観光カリスマに認定されて以来、私は、どのようにして長浜が現
在のようになったかについて、全国を講演している毎日である。

 お客様が来る街をつくる秘訣は、文化情報発信できる街にすることだ。ま
ちおこしで成功している地域は、みな地域の文化の情報発信が上手だと思う。

 私は今、長浜への訪問客を10年後に1000万人まで増やすためにメデ
ィア研究会、観光カリスマ塾の開催、小中学生への長浜の文化教育の推進な
どの施策を提案している。

 これらの実現を通じて、長浜をますます魅力的な町にしていきたいと思う。
そして皆さんには是非、毎年長浜にお越し頂き、10年後1000万人が訪
れる長浜・黒壁の活動を見守っていただきたい。

※ 黒壁の街並
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0525b.html

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[官邸こぼれ話]

● カルガモ

 この季節になると官邸にはどこからともなくカルガモの親子がやってきま
す。官邸周辺は隙あらば子ガモを連れ去ろうとするカラスや官邸に出入りす
る車など、カルガモ親子にとっては危険がいっぱいです。

 先日はいつも泳ぎまわっている北西角にある池から官邸正面の池を目指し
て約200mの長い坂を登る大冒険に挑戦。VIP待遇で官邸の門をくぐり、
ひとしきり官邸前庭の池で泳ぎまわった後は、官邸職員に誘導され、西門側
の池に戻っていきました。

 カルガモ親子は、子ガモが少し成長するとまたどこへともなく姿を消して
いきます。ここで生まれた子ガモがいつかまた成鳥となって訪れてくれるこ
ともあるかもしれません。初夏を告げるかわいいお客さんは、官邸であわた
だしく働く職員の心を和ませています。

※ カルガモ(リンクの写真は壁紙としてダウンロードできます)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0525a.html

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[編集後記]

 総理の仕事は激務です。国会での答弁、定例の閣議・経済財政諮問会議等
の連日の重要会議、重要事案の説明聴取、外国首脳との会談、内外要人の応
接等、朝から分刻みの日程です。さらに、就任以来5年間の外国訪問は、総
飛行距離72万7,900キロ、地球18周分に相当し、歴代総理の中で一
番です。

 ここ数日の主な日程を見ても、土、日曜に、文化庁が紹介している「わた
しの旅100選」の大賞に選ばれた石川・富山両県を視察。月曜日の朝9時
から第1回の財政・経済一体改革会議、午後は医療制度改革法案等を審議す
る参議院本会議で答弁。昨日は、9時から13時まで教育基本法案の委員会
審議、引き続きマレーシアのアブドラ首相、インドネシアのカッラ副大統領
との会談。今日は、丸1日参議院で行政改革関連法案の委員会審議に出席。
明日は、朝の閣議後、沖縄県に出かけ17の国・地域が参加する太平洋・島
サミットで共同議長を務めます。

 このような激務を精力的にこなされる小泉総理の強靭な気力と体力に頭が
下がる思いです。(じんえん)

長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/05/15〜21)
   サッカーW杯ジーコ監督・宮本選手の表敬、石川県・富山県下視察、
  国連アナン事務総長の表敬、衆議院本会議、党首討論、経済財政諮問会
  議、官邸にカルガモ など

 <2CH>ビデオで見る総理
   石川県・富山県の文化施設視察

 <3CH>総理からのメッセージ
   小泉総理ラジオで語る−野口英世賞−

 <6CH>大臣のほんね
  ・小池大臣(環境、沖縄・北方対策)(後編)

  〜小池大臣の「ほんね」抜粋〜

  (小池)今、環境大臣としてもオンリーワン大臣を目指そうと思ってい
   るんです。・・・私だからできることがあるだろう。それは何だろう
   かと考えたら、PRとか、これまでのメディアでの経験などを生かし
   た形でクールビズを考えたり、ふろしきを考えたりというような形で、
   それをまた実行していく。

  ・額賀防衛庁長官(前編)

 <8CH>ニッポンの元気
   和歌山県「きのくに21〜地域パワーで和歌山を元気に!」

 <11CH>トピックス
   UNDER THE SAME SKY イラク人道復興支援活動

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 日本・マレーシア首脳会談(06/05/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/05/24malasya.html
  アブドラ首相と会談し、バイオ・エネルギー分野での協力などについて
 意見交換

● 財政・経済一体改革会議の初会合(06/05/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/05/22zaisei.html
  小泉総理は、「ここ数年来、歳出削減して成長を遂げてきた。これから
 も歳出・歳入一体となって経済を良くしていこう。」と挨拶

● 石川県・富山県下視察(06/05/20〜21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/05/20hokuriku.html
  小泉総理は、河合文化庁長官らとともに、日本人や外国人にも楽しんで
 もらえる伝統的、文化的な観光資源を視察

● 小泉総理ラジオで語る 野口英世賞(06/05/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2006/0520.html

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)