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小泉内閣メールマガジン 第242号 ========================== 2006/07/13

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 中東訪問

[大臣のほんねとーく]
● 「新たな挑戦の10年」へ〜「骨太の方針2006」の公表に当たって〜
  (経済財政政策担当大臣 与謝野馨)
● 経済成長戦略大綱について(経済産業大臣 二階俊博)

[キーワード解説]
● 集中豪雨

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ガダルカナル・タカの「我が家で学ぶ構造改革」(7CH) など

[小泉内閣の動き]
● 骨太の方針2006の決定 など
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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 中東訪問

 小泉純一郎です。

 11日に東京を出発し、イスラエルのエルサレムに到着しました。エルサ
レムを訪れるのは初めてですが、ここは、ユダヤ教、キリスト教、そしてイ
スラム教の聖地が集まる歴史ある街。夕方、ホテルのバルコニーから、石造
りの建物が豊かな緑と調和する美しい街並を見渡すと、どこからか、様々な
宗教の夕べの祈りの声が聞こえてくるような気がしました。

 昨日は、朝早く、ヤド・ヴァシェムというナチスによって虐殺されたユダ
ヤ人犠牲者のホロコースト記念館を訪れました。平和の大切さと二度とこの
ような悲惨なことを起こしてはならないという思いを強く抱きつつ、献花し
ました。

 ここには、当時、リトアニアの副領事としてユダヤ人が国外に脱出するの
に必要なビザを出し続けた杉原千畝さんを記念した樹が植えられていました。

 この日は、イスラエル北部で、レバノンにあるヒズボラ勢力からの攻撃が
あり、緊迫した情勢でしたが、イスラエルのオルメルト首相との会談は、予
定通り行いました。

 日本とイスラエルの二国間の協力関係だけでなく、北朝鮮のミサイルの問
題、イランの核の問題を含む、中東、そして世界の平和と安定について率直
に話し合いました。

 日本のできることは限られていますが、中東の平和と繁栄のために、他の
国とは異なる独自の協力ができると思います。私は、この地域の生活レベル
の向上などを通じて地域の平和と安定に貢献する「平和と繁栄の回廊」構想
を提案し、日本とイスラエル、パレスチナ、ヨルダンの4者で協議を始める
ことで合意しました。

 今日は、パレスチナのアッバース大統領と会談し、パレスチナの発展に対
する日本の支援と、中東和平の促進について話し合う予定です。

 その後、海に面するアカバという街に滞在中のヨルダンのアブドッラー国
王とバヒート首相を訪ね、日本とヨルダンとの二国間関係、中東情勢を含む
世界情勢などについて会談することにしています。

 15日からは、ロシア第二の都市、サンクトペテルブルクで開かれるG8
サミットに出席します。ロシアでのサミット開催は今回が初めて。私にとっ
ては、6回目、そして最後のサミットへの参加になりますが、テロ対策、環
境と経済の両立、エネルギー、北朝鮮問題など、様々な議題について議論が
行われることになります。

 同時に、G8サミットというのは、先進国のためだけの会合ではない、発
展途上国も含めた世界各国の発展と平和と安定のための会合です。様々な課
題について、日本としての役割、世界の主要国としての責任をよく考えなが
ら、3日間、集中的に議論してまいります。

 一昨日はインドのムンバイで列車を狙った連続爆破テロがありましたが、
このような卑劣なテロ行為は決して許すことはできません。北朝鮮による拉
致の問題、ミサイルの問題をはじめ、世界の平和と安定を脅かす脅威に対し
ては、世界各国が連携し、協力して闘わなければなりません。日本は、国際
社会の責任ある一員として、サミット参加国はじめ世界各国との連携を強化
して、世界の平和と繁栄のために責任ある行動をとっていきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]
与謝野大臣 プロフィール
● 「新たな挑戦の10年」へ〜「骨太の方針2006」の公表に当たって〜
  (経済財政政策担当大臣 与謝野馨)

 与謝野馨です。

 「恒産なくして恒心なし」との言葉があります。将来の世代が夢を持って、
安心、安全を享受しながら活躍できるように、また、豊かで美しい日本を将
来世代に引き継いでいけるように、私たちの世代が責任を持って改革を続行
しなければなりません。私は、このような思いを抱きながら、「骨太の方針」
の取りまとめに当たってきました。

 日本経済は長期停滞のトンネルを抜け出して、未来への明るい展望を持て
る状況となりました。今や私たちは、「新たな挑戦の10年」の出発点に立
っています。

 「挑戦」は3つあります。

 第一は、我が国を取り巻くいろいろなチャンスをつかみ取り、新たな成長
の芽を開花させる「挑戦」です。

 第二は、人口減少・少子高齢化の負荷、巨額の政府借金の返済を克服する
「挑戦」です。

 第三は、若年層を中心とした教育や就業のばらつきが大きくなるおそれや、
都市と地方間での不均衡などの問題を克服する「挑戦」です。

 これらの3つの「挑戦」に対応する形で、3つの取組をまとめました。

(1)成長力・競争力強化:国際競争力の強化、ITとサービス産業の革新
  による生産性の向上、地域・中小企業の活性化、「人財立国」の実現な
  ど生産性向上型の制度インフラといった経済成長戦略大綱の推進による
  成長力の強化や、民の力を引き出す制度とルールの改革を通じ、豊かで
  強く魅力ある日本経済の実現を目指します。

(2)財政健全化:次世代を担う子どもたちに、新たな発展の基盤を引き継
  ぎ、過度な負担を残さないようにすることは、最重要の課題です。この
  ため、財政健全化については、2011年度には基礎的財政収支の黒字
  化を確実に実現し、2010年代半ばには、債務残高GDP比の発散を
  止め、安定的な引下げを確保する、という時間軸と目標を設定し、継続
  的に取り組んでいきます。

   その際、「成長力強化」と「財政健全化」は車の両輪であるとの認識
  のもと、「堅実な経済前提」に立ち、マクロ経済に配慮した柔軟な対応
  を行います。

(3)安全・安心で柔軟かつ多様な社会の実現:持続可能な社会保障制度の
  総合的な改革、再チャレンジ支援、総合的な少子化対策などの取組を進
  めます。

 今回の「骨太」は、政府と与党が緊密な連携をとりつつ策定しました。特
に、歳出改革については各分野ごとの数値目標を盛り込んでいますが、これ
は、党において熱心にご議論され、設定していただいたものです。また、歳
入改革についても党にお願いし、論点を整理することができました。

 今後は、このような基本的な考え方に基づき、引き続き与党にもご協力を
頂きながら、具体的な取組を着実に進めてまいります。

※ 経済財政諮問会議ホームページ(経済財政運営と構造改革に関する基本
 方針2006)
 http://www.keizai-shimon.go.jp/cabinet/2006/decision0707.html

二階大臣 プロフィール
● 経済成長戦略大綱について(経済産業大臣 二階俊博)

 この度、政府及び与党が一体となって「経済成長戦略大綱」をとりまとめ
ました。――国民の皆さまに明るい未来の展望をお示しし、実現のための道
筋を明確にしたものであります。

 「大綱」は、「歳出・歳入一体改革」と車の両輪をなすものであり、今後
10年間に我が国が「新しい成長」を実現するために必要な経済政策を集大
成させたものであります。

 我が国では少子高齢化の進む中、人口減少がいよいよ現実のものとなって
来ました。同時に、アジアの国々の台頭に伴うグローバル競争の激化、エネ
ルギー問題など多くの克服すべき課題に直面しております。

 しかしながら、私は、人口減少下においても、あえてその逆風を突いて国
富の増大をもたらす新しい成長が可能であると考えています。困難を克服し
ながら、新しい「経済成長」を目指し挑戦する決意であります。

 ピンチをチャンスに変える。人口減少をバネとして、飛行機が飛び立つ時
のようにダイナミックな経済成長が実現できれば、今後同じ課題に直面する
諸外国の良きモデルともなると考えます。

 こうした観点に立ち、「大綱」においては、「日本型経済成長モデル」を
提示することといたしました。これは、大きく3つの柱からなります。

 第1に、日本経済の7割を占めていながら国際的にみても生産性が低いと
されているサービス産業等は、まさに製造業と並ぶ日本経済のもう一つの大
きなエンジンと考え、生産性向上を推進します。

 第2に、科学技術振興とIT革新を軸とする技術革新を推進し、我が国を
「世界のイノベーションセンター」とします。

 第3に、東アジア経済連携協定(EPA)等の実現を通じて、アジアの活
力を我が国に呼び込み、アジアとともに発展する道筋を描いてまいります。

 さらに、こうした方針の下、個別施策を着実に実行に移していくため、各
施策を2015年度までの10年間にどのようなテンポで進めるかを具体的
な工程表(タイムスケジュール)で示しております。

 私は、今後10年間で年率2.2%以上の実質経済成長を実現することを
目標に、政府・与党が一体となって大綱に盛り込まれた政策を着実に実行し
ていきたいと考えております。

 こうした取組を果敢に進めていく上では、産業界、自治体、地域等の全て
の関係者のご協力を頂くことが何よりも重要であります。「戦略」の趣旨と
内容を1人でも多くの国民の皆さんにご理解頂くよう、全力を尽くしてまい
ります。

 皆さんにお願いします。私たちは次の世代、その次の世代のためにも、今
こそ「日はまた昇る」を合言葉に、日本経済に自らの自信を取り戻し、力を
合わせて未来を切り拓いていこうではありませんか!

※ 経済財政諮問会議ホームページ
・経済成長戦略大綱(PDF)
 http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2006/0626/item2.pdf
・工程表(PDF)
 http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2006/0626/item9.pdf

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[キーワード解説]

● 集中豪雨

 集中豪雨は、狭い地域に短時間のうちに雨が集中して降ることをいい、梅
雨の終わりごろによく起こります。直径数kmから数10km程度の狭い地
域で、1時間に50ミリを超えるような非常に激しい雨を伴い、一日の警報
基準を数時間で超えるような雨を集中豪雨と呼んでいます。

 集中豪雨は、活発な積乱雲がもたらします。活発な積乱雲の発生に共通し
た気象条件としては、地表面付近の空気が非常に暖かく湿っており、上層の
空気が比較的冷たく乾いている状況です。

 梅雨の終わりなどの時期には、多量の水蒸気が継続して流入することがあ
るため、大気の状態が不安定となって集中豪雨が起こりやすくなります。

 集中豪雨をもたらす、個々の積乱雲の寿命はせいぜい1時間程度です。し
かし、積乱雲が同じような場所で、あたかも世代交代をするように次々と発
生→発達→衰弱を繰り返して、激しい雨が数時間から10数時間も継続する
ことがあります。

 平成16年7月の新潟・福島豪雨では、死者・行方不明者16名、住家屋
の損壊5500棟、住家屋の床上・床下浸水は8400棟という大きな被害
が生じました。

 また、昭和28年7月の南紀豪雨では、死者・行方不明者1124名、住
家屋の損壊10900棟、住家屋の床上・床下浸水は86500棟という極
めて大きな被害が生じました。

 集中豪雨がおきたときは素早く行動することが大切です。そのために、日
頃から洪水のハザードマップなどで、避難場所を確認すること、最新の注意
報や警報などの防災気象情報に注意すること、実際に雨が激しくなるなど危
険を感じたら速やかに避難することなどを心掛けることが重要です。

* 政府インターネットテレビ12CHで「風水害に備えて」、「2004
 年自然災害の記録(風水害編)」、「土石流災害に備えて」を配信してお
 ります。ぜひご覧ください。

・風水害に備えて
 http://nettv.gov-online.go.jp/view_moviePlay.php?programID=583
・2004年自然災害の記録(風水害編)
 http://nettv.gov-online.go.jp/view_moviePlay.php?programID=542
・土石流災害に備えて
 http://nettv.gov-online.go.jp/view_moviePlay.php?programID=541

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[編集後記]

 小泉総理は火曜日から中東訪問及び週末に行われるサンクトペテルブルク
サミットに出席するため、官邸を留守にしています。前回の外国訪問には私
も同行しましたが、今回は鈴木副長官にお願いし、私は官房長官とともに官
邸で留守番役を務めています。

 特に今回は、先週の北朝鮮によるミサイル発射があり、その上、再びミサ
イルを発射する可能性も否定できていないこともあり、官邸は主のいない静
けさはあるものの、張り詰めた緊張感が漂っています。

 我が国を含む関係各国による度重なる警告を無視した北朝鮮によるミサイ
ル発射は、国際社会の平和と安全を脅かす行為であり、毅然とした姿勢で対
応をしていかなければなりません。北朝鮮のこのような無謀な行動に対して、
国際社会の協力を得て更に圧力を強めることが必要です。官邸では、引き続
き24時間体制で監視を行い、情報の収集・分析など万全の対応をとってお
ります。(じんえん)

長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/07/03〜09)
   骨太の方針2006決定、北朝鮮ミサイル発射事案で安全保障会議開
  催、日本・ドミニカ共和国首脳会談、サミー・ソーサ選手表敬 など

 <4CH>English Version
   Delightful Japan

 <7CH>改革続行中
   ガダルカナル・タカの「我が家で学ぶ構造改革」
    〜構造改革特区・地域再生の仕組み〜

 <8CH>ニッポンの元気
   大阪府堺市「来て、見て、いいものがいっぱい!〜Passer(パッセ)〜」

 <10CH>政府からのお知らせ
   ご存じですか「共生社会を目指して」

 <11CH>トピックス
   私、ペンギンです。〜地球温暖化〜

 <12CH>防災チャンネル
   聞いて納得 見てわかる わが家の防災マニュアル

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 経済財政運営と構造改革に関する基本方針(骨太の方針)2006決定
  (06/07/07)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/07/07keizai.html
  経済成長戦略と歳出・歳入一体改革を最優先課題とし、これからの10
 年を「新たな挑戦の10年」と位置づけた基本方針を決定

● 日本・アフガニスタン首脳会談(06/07/05)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/07/05afgn.html
  カルザイ大統領と会談し、アフガニスタンの復興支援について意見交換

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
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[小泉内閣メールマガジン]

<バックナンバー・配信先変更・配信中止>
  http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)