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小泉内閣メールマガジン 第246号 ========================== 2006/08/10-24

★☆ 来週、再来週は休刊 次回配信は8月31日 ☆★

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 歴史探訪

[大臣のほんねとーく]
● 携帯電話の番号ポータビリティ(総務大臣 竹中平蔵)

[特別寄稿]
● ライフワークへの道((有)みやぎ地震対策コンサルタント 庄子敬明)

[官邸こぼれ話]
● 睡蓮

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ビデオで見る総理(2CH)「山口県下を視察」 など

[小泉内閣の動き]
● 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 歴史探訪

 小泉純一郎です。

 先週、山口県を訪問し、幕末の偉大な変革者、吉田松陰と高杉晋作ゆかり
の史跡を視察しました。

 私は、吉田松陰と高杉晋作の生き方、志、そしてその言葉に感銘を受け、
大きな関心を持ち、また、尊敬の念を抱いています。

 吉田松陰の言葉は、演説などで何度も引用させてもらいながら、今まで一
度もお墓参りをしたことがない、ゆかりの史跡も訪れたことがないことは申
し訳ないと常々思っておりましたので、今回、駆け足でしたが、視察できて、
改めてその偉業に感銘を受けました。

 吉田松陰が教えを説いた「松下村塾」、見聞をひろめようと密航を企てて
投獄された「野山獄(のやまごく)」、誕生の地と墓地など、いずれも綺麗
に手入れがされていて、今もなお地元の人たちの尊敬を集めていることが感
じられました。

 高杉晋作が身分に関係なく組織した奇兵隊。わずか80名あまりを率いて
挙兵したのが功山寺。その数はあっという間に増えて、倒幕・明治維新の先
駆けとなりました。数え年29歳で病に倒れた高杉晋作を弔うために晋作の
愛人「おうの」が結んだ庵(いおり)が東行庵(とうぎょうあん)。その裏
手にある清水山(しみずやま)に高杉晋作は眠っています。

 お墓のそばには、「動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとし」と伊藤
博文が高杉晋作をたたえた墓碑が建てられていました。高杉晋作の人生は、
戦いの連続でした。同じ長州藩の主流派、反主流派の戦い、次には長州藩と
幕府の戦い。最初から勝つという見込みはなかったと思います。そして、い
ざ倒幕が実現するという矢先に病に倒れました。

 「おもしろき こともなき世を おもしろく」と辞世の句を遺した高杉晋
作。数えで29歳といえば、今でいう27歳です。生きているうちは毀誉褒
貶(きよほうへん)相半ばするような、同じ時代の人にはなかなか理解され
ない、そういう人生だったんだろうと思います。短い生涯でよくあれだけの
偉業をなし遂げたと思います。

 「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」と詠ん
だのは江戸の伝馬町で刑死した吉田松陰。彼が松下村塾で教えていたのはわ
ずかに1年あまり。8畳一間ほどの小さな私塾から、久坂玄瑞、高杉晋作、
伊藤博文、山県有朋、山田顕義、品川弥二郎など、幕末、明治維新に活躍し
た多くの人材を輩出しました。

 吉田松陰がこの世を去ったのは、数え年で弱冠30歳、今の年齢でいえば
29歳。短い生涯でありながら、時代の変革者というものは、想像を絶する
ような熱い志を持って、苦労を重ねてきたことがよくわかりました。

 このほか、山口市内の500年以上前に雪舟が築いたといわれる見事な庭
園のある常栄寺、五重塔で有名な瑠璃光寺、広々とした丘陵地にごつごつと
した石灰岩が立ち並ぶ秋吉台、幻想的で神秘的な鍾乳洞の秋芳洞などを視察
しました。日本の魅力をたくさん発見した2日間でした。

 8月6日は、広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式、昨日9日は、長崎の
原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席し、犠牲者への哀悼と平和への祈りを捧
げました。

 先週のメルマガでお伝えした私の平和に対する思いには、たくさんのご意
見をいただきました。今日の日本の平和と繁栄は、心ならずも戦争で命を落
とした方々の尊い犠牲の上に築かれていることを、私は決して忘れません。

 今日は朝早く、モンゴルの首都ウランバートルに向けて出発します。モン
ゴルは、今年は、チンギス・ハーンが即位してから800周年にあたります。

 日本の大相撲では横綱朝青龍、大関白鵬をはじめ35人のモンゴル出身力
士が活躍していますが、モンゴル国内では十両以上のすべての取組を毎日テ
レビで生中継するほど、日本の相撲は人気が高いそうです。

 モンゴルの世論調査では、日本は「好きな国」「行きたい国」「親しくす
べき国」の全てで高位を占め、7割以上の人が日本に親しみを感じているそ
うです。

 日本の小学校の教科書には、「スーホの白い馬」というモンゴルの民話が
載せられています。今年の3月に東京でエンフボルド首相とお会いした際に
「モンゴルの小学校の教科書にも日本の民話を載せたいが、どういう話を載
せたらよいかアドバイスして欲しい」という話があったので、今回のモンゴ
ル訪問の際に、「かさこじぞう」と「鶴の恩返し」がよいのではないかとお
話しするつもりです。

 1泊2日の短い日程ですが、エンフボルド首相とエンフバヤル大統領にモ
ンゴル建国800周年への日本からの祝意をお伝えするとともに、日本とモ
ンゴルの友好関係と協力関係をますます発展させることについて話し合って
きたいと思います。

* 小泉総理の山口県訪問、広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式出席の様
 子は、政府インターネットテレビ2CHでご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[大臣のほんねとーく]
竹中大臣 プロフィール
● 携帯電話の番号ポータビリティ(総務大臣 竹中平蔵)

 携帯電話の加入者数は9000万を超え、皆さんの殆どが携帯電話を日常
で利用されていることと思います。また、携帯電話の機能も音楽やTV機能、
電子マネーなど、多彩なサービスが提供され、新聞や雑誌を連日賑わせてい
ます。

 こうした中、皆さんの中にも、これまで使ってきた携帯電話会社以外の新
しい端末や料金、サービスを魅力的に思うこともあるでしょう。しかし、同
じ携帯電話会社のまま機種を変更する場合とは異なり、携帯電話会社を変え
ると、電話番号も変更せざるを得ません。新しい電話番号を周知するのは手
間がかかることから、携帯電話会社を変えることを断念されてきた方も多い
のではないでしょうか。

 総務省では、今般、携帯電話会社を変更した場合でも、電話番号はそのま
までサービスを利用できる「番号ポータビリティ」の提供を携帯電話会社に
義務づける方向で省令を改正しました。その結果、今年11月までに携帯電
話の番号ポータビリティが導入されることになっています。

 これにより、携帯電話会社を変更しても、従来と同じ電話番号が使えるよ
うになります。また、携帯電話会社間の競争が促進されます。各社とも利用
者に魅力的な料金プランやサービスを提供することから、利用者全体にとっ
てもサービス向上が期待できることになります。

 ただし、メールアドレスは同じものを引き継げない点や、割引サービスを
契約している場合に、会社変更の際、別途費用が発生する可能性がある点な
ど、注意点もあります。日常不可欠なコミュニケーションツールとなってい
る携帯電話について、トラブルを未然に防ぐためにも正確な理解が必要です。

 皆さんのサービス選択の幅が広がる「携帯電話の番号ポータビリティ」は
まもなく開始されますが、ご自身のニーズにあった携帯電話会社を吟味する
良い機会ですので、十分に吟味してより良いサービスを選択してはいかがで
しょうか。

※ 総務省ホームページ(携帯電話の番号ポータビィリティ)
 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/mnp/index.html

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庄子氏 プロフィール
[特別寄稿]

● ライフワークへの道((有)みやぎ地震対策コンサルタント 庄子敬明)

 長い会社勤めの中で、定年後に建築家としての経験が活かせる仕事に就け
るか不安で、何時かは独立したいと考えておりました。

 そのようなとき、ある防災展示会で家具・什器等の転倒防止を訴えている
ブースを見て、建築家として、地震に強い家を造るのは得意ですが、家具等
の安全にまで目を向けていなかった事に気づかされました。

 さらに安全だと思っていた子供の幼稚園を見たときに危険な物が多数有る
ことにショックを受けました。ある時見た子供用施設でも家具に転倒防止器
具はつけてあるものの、建築家の目から見るととても安全とは言えませんで
した。

 その頃受けた退職勧告をきっかけに、また、子供が小さかったせいもあり、
「子供を守りたい」そんな思いから屋内の家具の転倒防止などをすすめるコ
ンサルタントとして独立しました。

 当初、資金もなく新参者の個人商店では信用も得られなかったところ、1
円起業制度を利用することを思いつき、ようやく信用を手に入れ営業を始め
ることができました。

 今は、保育園・幼稚園等の子供用施設を中心に営業し、宮城県登録耐震診
断士として、耐震改修等の相談、又、新たに、アスベスト調査、除去の相談
等、建築設計と合わせ忙しく充実した毎日を送っております。先月は、千葉
県流山市の幼稚園の理事長さんから、ピアノの転倒防止をしたいと要望があ
り、遠方ではありましたが、理事長の子供達を守りたい気持ちに動かされ、
経費を掛けない様に日帰りで施工して参りました。

 家具等の転倒防止は個人の責任で行う、行政等の担当者も建築に素人、家
具の転倒防止を推奨するものの方法は個人の自由。DIY等で売られている
物を使用し、安心している人が多数です。

 この仕事をするようになり感じたのですが、家庭、子供用施設、病院、会
社、事務所、すべてで危機管理が甘い様です。「今まで何ともないからこれ
からも大丈夫だろう。」そう考える方が多いように感じます。しかし、家具
・什器等が倒れてからでは遅いのです。特に弱い者が犠牲になります。背の
低い家具も子供には脅威です。

 日本は地震国です。いつ何処で起きるかわかりません。地震対策で重要な
のは、人的被害をいかに軽減し、地震後いち早く普段の生活に戻れる事では
ないでしょうか。

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[官邸こぼれ話]

● 睡蓮

 官邸南庭の池に、一月ほど前から睡蓮が咲き始めました。ずっとシャッタ
ーチャンスを狙っていましたが、なかなか天気に恵まれず、梅雨明けしてよ
うやく皆さんに写真をお届けすることができました。

 睡蓮といえばモネの絵画が有名ですが、聞けば、モネは日本風の庭園を造
り、その池に睡蓮を浮かべたとか。今、モネが官邸の庭を見たら、どのよう
に描くのでしょうか。

 青い空、木々をわたる風、池に向かってさらさらと流れる水、うるさいほ
どの蝉の鳴き声、まぶしい木漏れ日。そんな真夏の庭にぽっかりと睡蓮が浮
かんでいます。官邸内のざわめきも遮断され、時が止まったかのように見え
る真夏の庭は、ひとたび心を奪われると、一瞬現実を忘れるような幻想的な
空間です。

※ 睡蓮(リンクの写真は壁紙としてダウンロードできます)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0810a.html

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[編集後記]

 10日、11日と小泉総理に同行してモンゴルを訪問します。日・モンゴ
ル関係は政治、経済、文化を問わず極めて良好で、現在、モンゴルは大の親
日国。日本語教育熱も大変高いようです。

 モンゴルでは首脳会談が行われるほか、第二次世界大戦後、モンゴルに強
制的に抑留され亡くなった日本人の慰霊碑に花を手向けに行く予定です。故
郷を思いながら極寒の地で倒れられた方々はどれほど無念だったでしょう。
亡くなった方々への追悼の誠をささげたいと思います。

 毎年この時期になると、閣議がとりやめになり、官邸職員も交代で夏休み
を取り始めます。私は危機管理にしっかり対応できるよう、今年は東京にい
ることが多くなりそうですが、休むときには休むなどメリハリをつけて英気
を養いたいと思っています。

 このメールマガジンも、来週、再来週は休刊とさせていただき、次号は8
月31日に配信します。全国的に猛暑が続いています。皆さん、くれぐれも
ご自愛ください。(じんえん)

長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/07/31〜08/06)
   広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列、山口県下視察、神奈川
  県下視察、「平成18年7月豪雨」被害対策に関する関係閣僚会合 など

 <2CH>ビデオで見る総理
   ・広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列
   ・山口県下を視察
   ・神奈川県下を視察

 <3CH>総理からのメッセージ
   総理インタビュー〜広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式〜

 <8CH>ニッポンの元気
   夏特番!「里地で学ぼう! 里山で遊ぼう!」(福井県)

 <11CH>トピックス
   「ん〜、もぉ、アツい。(カエル)」

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列(06/08/09)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/08/09nagasaki.html
  被爆61周年を迎えた日に行われた式典の模様と小泉総理の挨拶

● 「故橋本龍太郎」内閣・自由民主党合同葬儀(06/08/08)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/08/08hasimoto.html
  日本武道館で行われた橋本龍太郎元総理の葬儀の模様

● 広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列(06/08/06)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/08/06hirosima.html
  61回目の「原爆の日」に行われた式典の模様と小泉総理の挨拶

● 山口県下視察(06/08/04〜05)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/08/04yamaguti.html
  高杉晋作ゆかりの史跡や吉田松陰が教えを説いた松下村塾などを視察

● 神奈川県下視察(06/08/02)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/08/02kanagawa.html
  三浦市で冷凍マグロが並ぶ市場の様子などを視察後、JR横須賀駅から
 観音崎まで約1万メートルの遊歩道を視察

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(8月27日まで)

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)