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   安倍内閣メールマガジン(第19号 2007/03/01)
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★☆ 花粉症対策について「お答えします」 ☆★

 北川知克環境大臣政務官が政府の取組などを説明しています。

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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 越後に息づく「結い」の精神

[ホワイエの誓い]
● みんなで支える「美しい森林(もり)づくり」
 (農林水産大臣 松岡利勝)

[お答えします]
● 花粉症対策(回答者 環境大臣政務官 北川知克)

[この人に聞きたい]
● 「道具」づくりの現場(白鳳堂社長 高本和男)

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● SONG FOR MEGUMI -ライブ・トーク官邸特別編- など

[安倍内閣の動き]
● 新潟県下視察・帰国拉致被害者と面談 など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● 越後に息づく「結い」の精神

 こんにちは、安倍晋三です。

 先週、新潟へ行きました。

 先般の新潟中越地震に見舞われた小千谷(おぢや)市には、明治維新で新
政府軍と佐幕諸藩とが激戦をくりひろげた戊辰戦争の史跡があります。長州
藩を含む新政府軍は「西軍」、長岡藩、会津藩などの諸藩は「東軍」と呼ば
れていたようです。

 地元の人たちは、東軍だけでなく、敵方だった西軍であっても、多くの若
者が異郷の地で命をおとしたことを哀れみ、「死ねば皆仏」の精神でその霊
を弔い、現在まで140年もの間、供養をつづけてこられました。わがふる
さと山口の先輩たちを含む約200名の戦死者がここに眠っています。

 新潟中越地震で、墓碑が倒壊した折、ご自身も被災されたにもかかわらず、
小千谷市の方々は、この墓地の復興のためにいち早く立ち上がってください
ました。「西軍の墓がなぎ倒されているのを見て、気の毒で涙が出た」との
地元の方の声を聞き、私は深い感動をおぼえました。

 官房長官時代に、墓地の修復完了の報告に来てくれた復興支援の会の方々
に、「いつか必ず小千谷にお参りにいきたい」と申し上げました。この約束
をようやく果たすことができました。

 長岡市では、中越地震から2年4カ月、今も仮設住宅に住む人たちとお会
いしました。ここで3度目の冬を迎えるご苦労は、察するにあまりあります
が、暗い表情はありません。「今年は家を建てたい。」「小学校を再開した。
山古志の小学生もがんばっている。」「いいふるさとにしたい。」という言
葉の中に、どんな境遇におかれても励ましあい、連帯感をもって困難を乗り
きろうという熱意を感じました。

 洋食器の産地で有名な燕市は、すぐれた技能、技術をもった零細企業が集
積しています。最近では、安い海外製品との競争や後継者不足が深刻とのこ
とです。そうした中、「磨き屋シンジケート」という共同プロジェクトを立
ちあげ、受注を伸ばそうとしている方々に出会いました。零細な研磨業の方
々が、みんなで集まってインターネットを使った共同受注に取り組んでいま
す。まさに「結い」の力です。新しい可能性に向けてがんばってほしいもの
です。

 新潟市内で、北朝鮮に拉致された曽我ひとみさん、地村さん夫妻、蓮池さ
ん夫妻と夕食をともにしました。みなさん一緒に会うのは久しぶりでした。
お子さんたちものびのびと生活しているとのことで、ご家族ともども日本の
生活に慣れてきたとの近況を聞き、安心しました。

 ご自身にも、まだまだいろいろなご苦労がおありでしょう。それでも自ら
のことよりも、まだ帰国を果たしていない被害者の方々に思いを馳せておら
れました。「自分たちにできることがあれば協力したい」という言葉に私自
身、励まされた思いです。

 今回の新潟訪問では、自分自身がどんなにつらい立場にあっても、常に人
への思いやりを忘れずにいる多くの人たちと出会いました。それは常に前向
きであろうとする強さからくるやさしさだと思います。私に勇気を与えてく
ださった多くの方々に感謝します。

 災害対策に万全を期し、がんばる地方を応援し、引きつづき拉致問題の解
決に全力をあげることによって、これに報いたいと思います。(晋)

※ 新潟訪問(ライブ・トーク官邸)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1016.html

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[ホワイエの誓い]

松岡大臣プロフィール


● みんなで支える「美しい森林(もり)づくり」
 (農林水産大臣 松岡利勝)

 こんにちは、農林水産大臣の松岡利勝です。今回は「美しい森林(もり)
づくり」について話をさせていただきます。

 日本は世界でも有数のみどり豊かな森林国で、国土の3分の2が森林にお
おわれています。また、日本の森林は新緑や紅葉など四季折々に私たちの目
を楽しませてくれます。私も、熊本県の阿蘇でみどり豊かな雄大な自然を見
て育ち、この自然の美しさこそ日本が世界に誇れるものと思っています。

 また、森林は山が崩れるのを防ぎ、豊かな水をはぐくむなど私たちが安心
し快適に暮らしていくために大切な役割を果たしています。最近は、二酸化
炭素を吸収し地球温暖化を防止するはたらきが期待を集めたり、森林セラピ
ーと言ってストレスを和らげる森林の「癒し効果」も注目を浴びています。

 森林が、このような役割を果たしていくためには、混んだ山から木を抜き
伐る間伐(かんばつ)などきちんと手入れをすることが必要です。私も小さ
い頃、親の手伝いで、山の小払い(こばらい)といって下草を刈る作業をし
ていました。

 しかし、最近では、雨が降って山から土砂が流れ出したとか、強い風が吹
いて山の木が倒れたといったニュースを耳にすることが多くなったと思いま
す。これらは、少なからず、森林を守ってきた林業・山村の活力がおち、山
の手入れが行き届かなくなったことで、森林がひ弱になっていることと関係
しています。

 一方、暗い話ばかりではありません。戦後、国土を緑にするため植えられ
た森林は木材として利用できる段階を迎えています。こうした木を積極的に
使うことが、森林や林業を再生することになります。

 「植える」「育てる」「上手に使う」というサイクルが、美しい森林をつ
くり、「美しい国、日本」につながっていくのです。

 このような中、2月に安倍総理から指示をいただき、「美しい森林づくり
推進国民運動」を政府一体となって展開していくことにしました。

 地域の森林所有者の方はもちろん、都会に住む森林所有者の方も自分の山
を見直していただく、山に関心がないという一般の方も森林ボランティアに
参加していただいたり、木でできた製品を生活の中で利用していただくなど、
皆さんの幅広い「美しい森林づくり」への参加が、森林再生の鍵となります。

 森林もこれから新緑が美しい季節を迎えます。この機会に一度足を運んで
みませんか。私達と一緒に「美しい森林づくり」に向け頑張りましょう。主
役は皆さん一人一人です。

※ 美しい森林づくり関連サイト
 http://www.rinya.maff.go.jp/utsukushiimoridukuri.html

※ 大臣の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/0301a.html

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 「今年も花粉症の季節が近づいてきましたが、安倍内閣ではどのような対
策をお考えでしょうか?スギの伐採などを行う方が保険料より遥かに安くす
むと思いますが?」(男、30代、会社員、群馬県)

北川大臣政務官プロフィール

●回答 (環境大臣政務官 北川知克)

 花粉症対策にご提言いただきありがとうございます。花粉症は今や国民の
5〜6人に1人がかかっているともいわれ、国民的な広がりをみせており、
その対策には積極的に取り組まなければなりません。政府では、花粉や花粉
症の実態調査、花粉症の原因究明、予防や治療法の開発、無花粉スギなどの
開発・普及、都市周辺において雄花の量の多いスギ林の重点的な間伐、花粉
飛散予測などの情報提供、といった対策を、関係省庁が協力して推進してい
ます。

 花粉症に使われる医療費を正確に把握するのは難しいのですが、花粉症を
含めたアレルギー性鼻炎全体の医療費は、厚生労働省の推計によれば、
約1,600億円(平成14年度)に上ると見積もられています。

 しかし一方、スギ林については、国土や水源を守る、二酸化炭素を吸収し
て地球温暖化を防止するなど様々な役割を担っています。このため政府では、
先ほどご紹介した無花粉スギの開発などの対策のほか、広葉樹林の育成など
の対策を進め、花粉の発生を少なくするよう努めています。

 環境省では、(1)スギ・ヒノキ花粉の飛散量や飛散開始時期の予測、
(2)花粉観測システム(愛称:はなこさん)を用いたリアルタイムでの飛
散情報の提供、(3)花粉症への対処法などをわかりやすく解説する「花粉
症保健指導マニュアル」の発行などの取組をすすめており、その成果は、イ
ンターネット上に花粉情報サイトを開設して情報提供を行っています。

 このほか、政府では、花粉症を含むアレルギー疾患の原因究明やアレルギ
ーワクチンの開発などの研究も進めています。

 現在のところ、花粉症を完治するのは困難です。花粉症予防対策としては、
マスクやメガネの着用、うがいなどにより花粉が体内に入るのを防ぐことが
第一です。また、医師の指導で花粉飛散前から薬を服用することにより症状
が軽くなるという報告もあります。さらに、正常な免疫機能を保つため、睡
眠をよくとり、規則正しい生活習慣を身につけることや、喫煙や過度の飲酒
を控えることで鼻の粘膜を正常に保つことも重要です。

 政府としても、引き続き全力で花粉症対策を進めていきますので、皆さん
一人ひとりも、環境省の花粉情報も活用しながら、花粉症への適切な対処法
を身につけていただくことを願っています。

※ 環境省花粉情報サイト
 http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/index.html

※ 厚生労働省花粉症特集
 http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun.html

※ 農林水産省スギ・ヒノキ花粉に関する情報
 http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/kafun/kafuntop.html

※ 内閣府総合科学技術会議「花粉症対策研究会」
 http://www8.cao.go.jp/cstp/kentoukai/index.html

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[この人に聞きたい]

高本氏プロフィールプロフィール

● 「道具」づくりの現場(白鳳堂社長 高本和男)

編集部注)今週は、伝統技術を生かした高級化粧筆で「熊野筆」の名を世界
     に広めた方から日本のものづくりについてご寄稿をいただきまし
     た。肌触りがなめらかで腰の強いこの筆には、ハリウッドスター
     のメーク担当アーティストをはじめ、国内や海外にも多くのファ
     ンがいます。

 筆とブラシの違いは何でしょうか?

 ブラシは毛を束ね、切って形を整えたもの、一方、日本の筆は毛先をそろ
え、毛先を活かして形づくったものと考えます。

 海外で弊社の化粧筆が注目されるのは、肌当たりがよく、お化粧が自然で
透明感のある仕上がりになるからで、これは、毛先がある筆という「道具」
がもつ本来の機能なのです。

 しかし、毛先をそろえて形づくることは、どうしても機械ではできず、人
間の手が必要となります。そのうえで、高品質なものを量産するという問題
の解決が必要でした。

 そのために行ったことは、工程の細分化。

 たわいもない工夫と思われるかもしれませんが、工場を設立した30年前は、
このことはなかなか理解されませんでした。

 そのころの筆づくりというのは、自宅の畳に座り、すべての作業をこなし
てこそ筆職人という認識がありました。ですから、出勤して椅子に座り、一
部分の作業をすることからして、職人さんには随分違和感があったことでし
た。

 しかし、このことによって、一人の職人がつくる品質と生産量のバラつき
がなくなります。

 そして、細分化によって、入社したての人でも簡単にできる仕事がありま
すから、仕事をこなしながら、ゆくゆくは全てができる優秀な職人に育てる
ことができます。

 ただ、その細分化と量産のために、道具を開発する必要がありました。

 たとえば、数千種類にも及ぶ穂先の形の最終判断は職人の目でおこなうに
しても、その途中に道具を使うことによって時間と労力を短縮させることが
できます。

 「コマ」と呼ばれる道具がその一つです。これは、筒の中にはそれぞれの
穂先の形に溝が切ってあり、そこに毛を入れて揺することによって、穂先が
形付けられるというものです。

 筆という道具をつくるための道具づくりとそのノウハウは、とても重要な
ことです。これは、筆に限らず日本のものづくりの基本ともいえるでしょう。

※ コマ
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/0301c.html

※ 政府インターネットテレビ「ものづくり〜技と智恵の結晶〜」
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1011.html
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[東奔西走]

 先週はアメリカを訪問し、世界で最も強い影響力を持つアメリカ主要プレ
スの記者たちに安倍内閣の基本政策等を直接説明し、より深い理解を得られ
るよう精力的に意見交換してきました。1日に設定したミーティングは最大
10本。これは大使館によると最多記録だそうです。

 私は広報担当総理補佐官に就任以来、国内プレスはもとより、従来極めて
手薄であった外国プレスとのコミュニケーションを深めることで、日本への
理解と信頼が深まり、必ず大きな国益をもたらすと信じ、総理外遊時の外国
プレス対応や、外国プレスによる総理インタビューなどに力を注いでまいり
ました。

 今回、自ら総理補佐官としてプレス対応のために訪米したことで、安倍内
閣の政策に関して一定の理解を得ることができたと確信しています。
(せこう)

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>ライブ・トーク官邸
・「新潟訪問」
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1016.html
  ・SONG FOR MEGUMI -ライブ・トーク官邸特別編-
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1009.html

 <2CH>週刊総理ニュース(07/02/19〜25)
   帰国拉致被害者らと面談、チェイニー副大統領と会談 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1017.html

 <22CH>ホットトピックス
   ものづくり〜技と智恵の結晶〜

 <23CH>くらしのお役立ち情報
   循環型社会の構築

 <31CH>ニッポンの元気
   創業者をしっかり応援します(奈良県)

 <41CH>映像ミュージアム
   皇太子ご一家のご近況(平成19年2月)

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[安倍内閣の動き]

● 日本・モンゴル首脳会談(07/02/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/02/26mongolia.html
  エンフバヤル大統領と二国間関係、国連安保理改革、北朝鮮問題などに
 ついて意見交換し、「日本・モンゴル共同声明」などに署名

● 「イノベーション25」中間取りまとめ(07/02/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/02/26innovation.html
  「イノベーションが絶え間なく創造され、夢と可能性が広がる国づくり
 を確実に進めていきたい。」と挨拶

● 新潟県下視察・帰国拉致被害者と面談(07/02/25)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/02/25niigata.html
  旧山古志村被災者と懇談、地域で共同受注グループを設立した金属研磨
 企業や商工会議所の方々と意見交換、帰国拉致被害者と面談

● 日本・ルーマニア首脳会談(07/02/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/02/22romania.html
  タリチャーヌ首相と二国間関係、国連安保理改革、北朝鮮問題などにつ
 いて意見交換

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(3月4日まで)

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[安倍内閣メールマガジン]

<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)