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   安倍内閣メールマガジン(第20号 2007/03/08)
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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 予算案が衆議院通過

[ホワイエの誓い]
● 未来をつくる、無限の可能性への挑戦
 (イノベーション担当大臣 高市早苗)

[お答えします]
● 年度末の道路工事(回答者 国土交通副大臣 渡辺具能)

[この人に聞きたい]
● 産婦人科の現場で
 (独立行政法人国立病院機構弘前病院産婦人科医長 真鍋麻美)

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ホットトピックス「赤ちゃんにやさしい病院をめざして」 など

[安倍内閣の動き]
● 日本・ボリビア首脳会談 など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● 予算案が衆議院通過

 こんにちは、安倍晋三です。

 「平成19年度一般会計予算案は委員長報告のとおり可決されました!」

 先週土曜の未明、本会議場は、大きな拍手に包まれました。安倍内閣とし
て初めて編成した予算案が衆議院を通過した瞬間です。一つの山を越えた安
堵感をおぼえつつ、「よし、次は参議院だ」と気合を入れなおしました。

 この日に通らなければ新年度からの予算の執行が困難となり、国民生活に
も大きな影響が出る、そういう局面だっただけに、この予算通過には大きな
意義がありました。

 この一カ月、予算審議にあたっては、さまざまな政策の内容、考え方、そ
の背景、詳細なデータなど、入念に勉強してきました。審議中も、議論がど
のように展開するかわかりません。一瞬たりとも気を抜くことはできません。

 質問は極めて多岐にわたり、ときには、予算や政策と離れたことも質問さ
れます。答弁が長すぎるとの批判もありますが、できるだけていねいに、わ
かりやすく、安倍内閣の方針をくりかえし説明してきたつもりです。私は、
質問者だけではなく国民のみなさん一人ひとりに対して答弁しているのだと
いうことを肝に銘じています。

 19年度予算案は、「成長なくして財政再建なし」の方針を貫きました。
成長力強化、再チャレンジ支援、少子化対策、教育再生に重点をおいたメリ
ハリのある予算配分、公務員の人件費や公共事業などで徹底した歳出削減を
行いました。総計150時間を超える審議を経て、全党が出席して採択した
ことは本当によかったと思います。

 この日の帰宅は朝4時過ぎ。総理に就任して最も長い一日となりました。

 早朝公邸にもどって、つかの間の休息をとってから、チンギス・ハーンの
半生を描いた映画「蒼き狼」を鑑賞しました。

 モンゴル全人口250万の約1%にあたる2万7千人のエキストラを動員
したスケールの大きな映画です。雄大なモンゴルの草原を疾走する騎馬隊の
迫力に眠気も吹き飛びました。

 本年は、日本とモンゴルの国交樹立35周年。先般、モンゴルのエンフバ
ヤル大統領とお会いしたばかりです。モンゴルは、2008年の国連安保理
の非常任理事国選挙で日本を支持するため、自らの立候補をとりさげてくれ
ました。大相撲の番付上位にはモンゴル力士が名を連ねます。日本とモンゴ
ルの友好がますます発展することを望みます。

 「総理大臣は、24時間かごの鳥」と言ったのは小泉前総理。今、私もそ
れを実感しています。昼も夜もほとんどが会議中での食事か、もしくは資料
を見ながらのサンドイッチ。こうした生活が5カ月を過ぎ、街中の焼肉やラ
ーメンが、ときに恋しく思える今日この頃です。

 映画のあと、久しぶりにラーメン店に立ち寄りました。味噌ベースのとん
こつスープに大きな豚の角煮はボリューム満点。徹夜明けのラーメンは格別
でした。 

 昨日からベトナムのハノイで日朝作業部会が開かれています。北朝鮮は、
拉致問題について今までの態度を改め、誠意ある対応をしなければなりませ
ん。北朝鮮との協議は容易ではありませんが、結果を出すべく全力を尽くし
ます。(晋)

※ 予算案の衆議院通過およびエンフバヤル大統領との会談の模様は、政府
 インターネットテレビ「週刊総理ニュース」でご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1027.html

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[ホワイエの誓い]

高市大臣プロフィール


● 未来をつくる、無限の可能性への挑戦
 (イノベーション担当大臣 高市早苗)

 昨年9月末に、安倍総理から「イノベーション25」策定のご指示をいただ
き、先月末に「中間とりまとめ」を発表しました(最終報告は5月末です)。
 安倍内閣の「イノベーション25」は、国民と政府が力を合わせて、新しい
考え方で技術革新や社会システムの刷新に取り組み、画期的な成果をあげて
日本の未来を創ろうとするもので、2025年までの長期戦略指針です。

 2025年には、今年生まれた赤ちゃんは、18歳の青年になっています。
 私は・・と言えば、63歳。政界引退後の夢が叶っていれば、「小料理・早
苗」という小さなお店の女将として、元気に働いているはずです。板前さん
は、72歳になった夫です(調理士免許保持者で、料理の腕は抜群です)。
 老夫婦のお店ですから、力仕事はリース契約中のロボット君にお任せです。
 食材は、店の端末から注文し、宅配サービスで仕入れます。電子タグで産
地からトレースされていますし、配達時にも、お店の鮮度検査器でチェック
しますから、食品安全には自信があります。アレルゲン計測技術でアレルギ
ーを起こさない食品製造が可能なので、お客様も安心して下さいます。
 90歳を超えた両親も、がんのオーダーメイド治療技術とアルツハイマー病
の根治薬が開発されたお陰で、時々お店に来てくれます。
 近所の大学には、世界一を誇る日本の環境技術や環境政策を学ぶため、大
勢の外国人研究者や学生が在籍していて、彼らもお店のお得意様です。携帯
型自動翻訳機のお陰で、女将や板前さんとの会話も自由自在です。
 「イノベーション25」策定作業では、数千人の科学者と専門家による技術
予測の結果も活かしており、「小料理・早苗」の光景は、決して夢物語では
ありません。並行して社会制度等の刷新を行えば、十分に実現可能です。

 「中間とりまとめ」でお示しした「2025年の日本の姿」は、「国民は、生
涯健康で多様な人生を送ることができ、障害や性別や年齢や居住地等による
ハンディキャップを感じなくてすむ」「安心・安全な社会で、生産性も高い」
「世界的課題解決に貢献するオープンな国」というものです。この様な日本
の未来像が、国民の皆様と共有できる目標であることを願っています。
 激化する国際競争の中、多くの課題を克服しなければなりませんが、安倍
内閣は、日本と日本人の無限の可能性を信じて、果敢に行動を開始します。

※ 「イノベーション25」中間取りまとめ
 http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/chukan/070226.html

※ 大臣の写真
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/0308a.html

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 「政府に対して質問なのですが、年度末になると道路工事が増えるのは何
故でしょうか?噂では予算を使い切らないと翌年の予算が取れないからとか
とんでもない話を聞きます。こんな事から改善していかないと国の借金は減
らないのではないでしょうか?」(男、40代、東京都)

渡辺副大臣プロフィール

●回答 (国土交通副大臣 渡辺具能)

 国土交通副大臣の渡辺具能です。

 お便りありがとうございます。お尋ねのように「予算を使い切らないと翌
年の予算が取れない」といったことはありません。年度末の道路工事につい
ては、全国の主要都市の国管理道路で抑制しており、例えば、3月の東京
23区の国道および都道の路上工事時間は、月平均の概ね3分の1となって
います。

 現在、政府では、年度末の路上工事を含めて、路上工事の縮減に取り組ん
でおりますので、その内容をご紹介させて頂きつつ、ご理解を賜ることがで
きればと考えております。

 路上工事については、国や道路管理者が実施する道路補修工事と、電力、
ガス、通信、上下水道等の会社が実施する占用企業工事があります。東京
23区においては、全体の約3割を道路補修工事が占め、約7割を占用企業
工事が占めています。従来、これらの工事主体が別々に工事を行う結果、同
じ道路で繰り返し工事が行われるなどの問題が指摘されていました。

 現在では、(1)道路管理者と占用企業者の調整により工事時期の平準化、
共同施工を実施(2)電気、ガスなどのライフラインをまとめて収納するこ
とで道路の掘り返し工事を防止できる共同溝を整備(3)掘り返し対策重点
エリアを設定しその地域での路上工事を5年間原則禁止、するなどの取組を
行っています。その結果、東京23区の国道および都道の路上工事件数は、
この10年間で半減しています。

 一方、道路補修工事のコスト縮減にも取り組んでいます。舗装は、従来は
概ね10年に1度の補修を行っていましたが、ひび割れにアスファルト乳剤
を注入することで、3〜5年の長寿命化によるコスト縮減を図ることができ
ます。

 また、平成18年3月には、工事の目的や時期を分かりやすく伝えるため、
新たな工事看板を全国の国道に導入しました。

 このように、国土交通省は、路上工事に関して様々な取り組みを実施して
いることをご理解頂ければと考えています。下記のホームページにおいても、
路上工事の縮減状況等を紹介しておりますので、ご覧頂ければ幸いに存じま
す。

※ 国土交通省ホームページ(路上工事の縮減)
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/rojokoji/index.html

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[この人に聞きたい]

真鍋氏プロフィールプロフィール

● 産婦人科の現場で
 (独立行政法人国立病院機構弘前病院産婦人科医長 真鍋麻美)

 「戦後すぐのこと、助産師さんに呼ばれて行ってみると、分娩停止で苦し
む妊婦さん。そこで、馬小屋に木箱を並べて妊婦さんを乗せ、蝋燭の灯の下
で緊急帝王切開を行った。」学生時代に聞いた、そんな、教授の話に壮大な
ロマンを感じ、産婦人科医になる決意を固めました。

 いざ勤め始めてみると、女医は一人だけ。「どうせ辞めるだろう。」とい
うことで、女性用当直室はなく、かといって先輩と同じ部屋に寝る訳にもい
かず、学生時代山岳部で愛用したシュラフに入り外来診察室で仮眠しました。
一年後、先輩方の同情で、女性用当直室ができました。新しい布団に入り嬉
しかったのが昨日の様です。それから20年、勤務医を続けてきました。

 産婦人科の魅力は、女性の一生に添える事だと思います。診断から治療ま
でを一貫して行い、内容も産科、手術、思春期更年期診療、終末期医療など
多岐に渡ります。私の勤める病院では、開業医や小さな病院で受け入れられ
ない重症患者全てを引き受け、治療を行わなくてはなりません。

 私たちの一日も、外来診療、婦人科手術、分娩、搬送受け入れと走り回っ
て終わります。当直回数は3日に1度、休憩時間もほとんどない状況で続け
てきたのは、格好つけると使命感。周りにはいつも仲間が居て、大変な時に
は力を貸してくれました。

 ところが、今、産婦人科医療に逆風が吹き荒れ、産婦人科医療崩壊が、マ
スコミにも取り上げられています。きつい労働、裁判に訴えられるケースの
増加、高齢化により廃業する医師が多くなる一方での若手の産婦人科敬遠な
どにより、産婦人科医師は減少。さらに医師の逮捕、看護師の内診問題が拍
車をかけ、ますます厳しい状況になっています。

 後進が希望を持って産婦人科を選択できるように環境を整え、その魅力を
伝えることが私たちの役目であると思います。

 深夜の分娩室に響く赤ちゃんの泣き声。つらい陣痛を越えてなお「えらか
ったね、がんばったね。」と我が子を抱きしめるお母さん。小さなその手を
見ながら、この子たちが見つめる未来の日本が、平和で美しいものであるこ
とを願わずにはいられません。

※ 真鍋先生の勤務する弘前病院の取組は、政府インターネットテレビ「赤
 ちゃんにやさしい病院を目指して」でご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1026.html

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[東奔西走]

 先週金曜日は怒涛の一日でした。安倍総理は早朝から院内で閣議、午後は
衆議院予算委員会、そして夜から翌日未明にかけては衆議院本会議、引き続
いてぶらさがり取材と、一日中息つく暇もない超過密スケジュール。

 こんなスケジュールの中、疲れた表情を全く見せず、土曜日の朝には昭恵
夫人とともに映画鑑賞に出かけるなど精力的に活動される総理の姿に、総理
の気力・体力は並大抵のものではないなと、改めて実感しました。

 「総理は鋳型に入れてつくっていくものではなく、鍛造品(たんぞうひん)
のようにたたかれ、鍛えられていくもの」安倍総理は今週月曜日、朝から早
速始まった参議院予算委員会で、総理となった感想をこのように表現しまし
た。安倍内閣が誕生して5カ月と少し。幾多の試練にさらされながら、また、
その試練が困難であればあるほど、より確かな本物の「安倍総理像」が形造
られていくのを間近に肌で感じています。(せこう)

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <2CH>週刊総理ニュース(07/02/26〜03/04)
   ロシア・モンゴル首脳との会談、イノベーション25、国家安全保障
  に関する官邸機能強化会議の報告書受領 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1027.html

 <22CH>ホットトピックス
   赤ちゃんにやさしい病院をめざして
   〜国立病院機構弘前病院の取り組み〜

 <31CH>ニッポンの元気
   飛騨の里(岐阜県)

 <61CH>Cool Japan
   JAPAN BRAND The New Wave

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[安倍内閣の動き]

● 日本・ボリビア首脳会談(07/03/06)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/03/06bolivia.html
  モラレス大統領と二国間関係、安保理改革などについて意見交換

● 日本・アイルランド外交関係開設50周年に際する安倍総理メッセージ
  (07/03/05)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/03/05message.html

● ロシア首相との会談(07/02/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/02/28rossia.html
  フラトコフ首相と二国間関係、北朝鮮問題などについて意見交換後、署
 名式、共同会見

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[ご意見、ご感想]

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[安倍内閣メールマガジン]

<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)