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   安倍内閣メールマガジン(第23号 2007/03/29)
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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 予算成立に思う、がんばれ地方

[お答えします]
● 食料自給率(回答者 農林水産副大臣 国井正幸)

[この人に聞きたい]
● 転勤と子育てとテレワーク
 ((株)ワイズスタッフ契約スタッフ 本間朋子)
● 助けあいの場をインターネット上につくる
 (株式会社オウケイウェイヴ 兼元謙任)

[キーワード解説]
● 地震だ!身を守れ!−緊急地震速報−

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 政府広報CM「24時間いじめ相談ダイヤル」 など

[安倍内閣の動き]
● 安倍総理の記者会見[平成19年度予算成立を受けて] など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● 予算成立に思う、がんばれ地方

 こんにちは、安倍晋三です。

 能登半島地震により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとと
もに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

 今も多くの人々が避難所で、余震に不安を感じながら、安心して眠れない
日々を送っているのではないかと案じております。水、食料、医療品、毛布
など、政府も万全の支援に努めています。住民のみなさんが一日も早く安心
して暮らせるように、全力を挙げて取り組みます。

 24日、高松市と岡山市を訪ねました。

 400年の歴史を誇り、街の中心として栄えてきた高松丸亀町商店街。バ
ブル期の地価高騰のあおりを受けて、一時は商店街の住民が100人を割り
こんだそうですが、地元のみなさんが協力して、商店街全体を一つのものと
して運営するまちづくり会社を立ち上げました。託児所などを商店街に置く
ことによって、人が住み、人が集う街づくりを進めています。

 立ち寄った和菓子屋さんで頬ばった作りたての「唐芋きん」の味覚は絶品。
インターネットで全国から注文を受けているそうです。やはり、地方にはい
いものがありますね。

 岡山では、地域の人たちによる安心安全な街づくり活動が盛んです。ボラ
ンティアの人たちが、街のパトロールや、壁の落書き消しなどの活動で、犯
罪の未然防止に努めています。岡山県内には、600近くの自主防犯グルー
プがあるそうです。

 私も若い人たちと一緒に落書き消しに参加しました。こんなに大きな落書
きを誰がいつ書くんだろうと思いながら、壁一面の落書きを10人がかりで
消しにかかりました。やっかいな仕事も、みんなでやれば楽しさも出てきま
す。

 「消してもまた書かれてしまう、消していることをアピールするように、
目立つ格好で作業しています。」とは、ボランティアの女子学生。若い人た
ちが、自分たちの街に関心をもち、こうした活動に参加することは、本当に
すばらしい。過去に落書きをしたことのある人も、今度は消す方に参加して
みてください。

 26日、平成19年度予算が成立しました。1月末から約2カ月の審議で
したが、東京で桜が満開になる前に成立できてほっとしています。これで新
年度を円滑にスタートできます。

 国会もいよいよ後半戦。この後も気を引き締めていきます。教育再生関連
法案、地域活性化関連法案、パートの処遇をよくし、また最低賃金を上げる
ための労働関連法案など、重要法案の成立に全力をあげます。

 28日、宇宙飛行士の若田さん、野口さんとお会いしました。

 現在、日本、米国、欧州、カナダ、ロシアの共同で国際宇宙ステーション
計画を進めています。スペースシャトルを何回も打ち上げて組み立てを行い、
最終的に平成22年に完成させる予定です。来年、日本実験棟である「きぼ
う」が完成し、そこで日本人宇宙飛行士が初めて長期滞在します。お二方は、
それに向けて、現在、訓練を行っています。

 重力のない宇宙での体験とはどんなものでしょうか。「宇宙ステーション
のドアを開けると、真下に地球が見えます。300km先まで何もない状況
です。最初は、手を離したらそのまま奈落の底に落ちてしまうような恐怖感
を覚えました。」という野口さんのコメントが印象に残っています。

 さらに壮大な挑戦に向けて、2人は熱く語ってくれました。打ち上げが成
功し、日本に、世界に希望を与えてくれることを心から願っています。(晋)

※ みんなでつくる街・みんなで守る街(ライブ・トーク官邸)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1067.html

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 「副大臣に質問!私は一家の台所を預かるものとして、日々心配に思うこ
とがあります。それは日本の食料自給率のことです。現在は30%切っている
と聞きました。食べなければ生きていけないのに、国の自給率がこんなに低
くて大丈夫なのでしょうか?」(女、40代、東京都)
国井副大臣プロフィール
●回答 (農林水産副大臣 国井正幸)

農林水産副大臣の国井正幸です。

 お便りをいただきましてありがとうございます。お尋ねの食料自給率につ
いてですが、我が国のカロリーベースの食料自給率は、昭和35年度の79
%から現在の40%へと低下し、先進国の中で最低の水準となっています。

 このように食料自給率が低下した要因は、国内の農業生産が消費者ニーズ
などに十分に対応しきれなかったことがあげられます。私自身、栃木県経済
農業協同組合連合会在職時には、米の消費拡大や農業と食品産業との連携の
推進に取り組んだ経験がございますが、現在では国内で自給可能な米の消費
量が昭和35年度の約半分まで減少する一方、とうもろこし等の飼料の多く
を輸入に依存する畜産物の消費が約5倍に増加し、原料となる大豆等の多く
を輸入に依存する油脂類の消費が約3倍に増加するなど、食生活が大きく変
化したことも大きな要因です。

 このため、平成17年3月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」
では、平成27年度までにカロリーベースの食料自給率を45%まで向上さ
せることを目標としており、この目標達成に向けて、生産・消費の両面にお
いて様々な取組を行っているところです。

 例えば、消費面では、米を中心とした「日本型食生活」の推進に向けて
「食事バランスガイド」の普及・活用に努めるなど分かりやすく実践的な
「食育」を進めています。

 また、生産面では、地元の野菜やイモ等を活用した新商品の開発や外食事
業者と生産者等との産地交流・商談会の開催など、食品産業と農業の連携を
促進するほか、認定農業者の育成確保や集落営農の組織化・法人化を通じ、
経営感覚に優れたやる気と能力のある担い手の育成確保を図ることにより、
需要に即した生産を進めているところです。

  このように、農林水産省では、食料自給率の向上に向けた取組を行ってい
るところですが、自給率を向上させるためには、皆さん一人ひとりの協力が
不可欠です。例えば、米を中心としたバランスの良い食事を心がけたり、地
元で採れた新鮮な食材を選ぶことは、食料自給率の向上につながります。ぜ
ひ、皆さんも、毎日の暮らしの中で、できることから始めていただきたいと
思います。

 なお、下記のホームページにおいても、食料自給率について紹介しており
ますので、ご覧頂ければ幸いに存じます。

※ 農林水産省ホームページ(食料自給率の部屋)
 http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/index.html

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[この人に聞きたい]

本間氏プロフィールプロフィール

● 転勤と子育てとテレワーク
 ((株)ワイズスタッフ契約スタッフ 本間朋子)

 私は北海道北見市で、夫と幼稚園に通う4歳の子、この3月に1歳をむか
えた子の育児に追われながら、インターネットを利用してライターをしてい
ます。テレワークは、転勤族の夫と結婚したのがきっかけで始めました。結
婚前はシステムエンジニア兼パソコンインストラクターをしていましたが、
結婚しても仕事はできると思い、夫の転勤先での生活を選んだのでした。

 しかし現実は厳しく、夫が転勤族であると告げると正社員への道は閉ざさ
れました。ましてや新婚。「これからお子さんを産むのですよね?」と面接
官のしぶい顔…。とりあえずパートを始めたもののもっとやりがいのある仕
事がしたい。このままでは私はどんどん退化してしまう。そんな強迫観念に
も似た不安とあせりの中で見つけたのが、ワイズスタッフという会社のホー
ムページでした。

 インターネットを使って在宅で仕事をする。チームを組みメールで綿密に
やり取りをしながら質の良い仕事をする。これなら、夫がどこに転勤しよう
と仕事ができる!子育てだってできる!すぐに契約スタッフになるための申
請をし、合格してライターとして再出発したのが8年前のことです。

 この8年の間に、2度の転勤を経験し2人の子どもを妊娠出産しました。
子育てを楽しみたいという気持ちから、子どもは保育園には預けていません。
日中も仕事をしますが、夜子どもが寝てからがメインの仕事タイムです。と
はいえ、仕事は家事や育児の片手間にしているわけではありません。プロと
しての自覚を持ち、常に向上心を持ちながら日々奮闘しています。勤務時間
に拘束されないテレワークだからこそ、両立できているのだと思います。

 子どもはわがままも言えば風邪もひきます。ですから、徹夜になることも
少なくありません。それでも、誰にも遠慮せずに子どもの看病をしながら大
好きな仕事をすることもできますし、子どももお友だちと遊んだり習い事に
通わせてあげたりすることもできます。

 テレワークは雇用促進や少子化対策にもつながっていく新しいライフスタ
イルだと思います。テレワークとの出会いがなければ今の私はありませんし、
子どもを2人出産することも考えられなかったことでしょう。出産、育児、
介護などさまざまな理由から仕事を離れなければならない人が多い中、私は
本当に幸せだと思います。テレワークが確立され、「後悔しない選択」をで
きる人がもっともっと増えることを願ってやみません。



兼元氏プロフィールプロフィール



● 助けあいの場をインターネット上につくる
 (株式会社オウケイウェイヴ 兼元謙任)

 私はつい先日最終回をむかえたテレビドラマ「今週、妻が浮気します」の
原作を生んだ、毎月およそ650万人の方が訪れるQ&Aサイト「OKWave」を運営
する会社を経営しています。

 私はこの会社を設立する前の2年間ほど、ホームレスをしておりました。
その経験を踏まえ、先だっては安倍首相にもお目にかかり、「再チャレンジ」
についてお話させていただきました。

 私は、子供のころ病弱な体質で、家庭の事情もあわせて、深刻な「いじめ」
にあいました。一部の心無い子供のあまりにひどい仕打ちに、自律神経に支
障をきたし、一時は車椅子にのる生活をしていました。なんとか立ち直り、
この経験を生かしたいと、デザインの道にすすみ、ボランティアで、身障者
の方々のためのデザイン活動をしてきました。

 しかし、ある誤解をまねいてしまいボランティアグループは解散、妻から
は三行半をつきつけられてしまいました。

 それから2年、都内の公園を転々とするホームレス生活をしながら、それ
までの「独りよがりな社会貢献活動」を反省しました。

 そして妻と子供とやり直したい一心で、デザインの仕事で社会復帰の再チ
ャレンジをこころみたのです。

 その過程で思いついたのが、質問と回答で参加者同士が助け合うサイトで
す。

 「自分が苦しかったとき、何でも相談できるサイトがあれば、どれだけ助
かっただろう」

 そんな思いからQ&Aサイト「OKWave」を立ち上げました。それを機に妻と
も復縁することができました。

 とはいっても、最初からうまくいったわけではありません。この事業の意
義を伝え、収益に結び付けるまでに、七転び八起きでがんばってきました。
その途中では、幾人もの先輩起業家から資本や支援にも恵まれ、事業立ち上
げから7年たって、名証セントレックスに上場することができました。

 これからも、自分に課せられた逆境をプラスに変える心構えをもち、決し
てあきらめることなく、自分のできることをこつこつと続けていきます。

 「2010年には10カ国語で100カ国にこのOKWaveを広げ、社是である「世界
中の人と人を信頼と満足でつなぐ」ことを実践していきたいと思っておりま
す。


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[キーワード解説]

● 地震だ!身を守れ!−緊急地震速報−

 25日(日)午前9時42分4秒に発生した「平成19年能登半島地震」
では、緊急地震速報をもとに、津波の到達時間や高さを直ちに推定し、従来
は早くても地震発生から4分以上かかっていた津波注意報が、9時43分4
1秒(地震発生から約1分40秒)に発表されました。

 緊急地震速報とは、気象庁が震源に近い場所で観測した揺れをもとに、大
きな揺れが来る前に到着時刻や揺れの大きさを推定していち早く情報提供を
行うもので、地震被害の大幅な防止・軽減を図ろうとするものです。

 この情報は、現在は、地方公共団体や鉄道会社などの希望する事業者等に
限って提供していますが、本年9月からは、広く一般の方への提供を開始す
ることとしています。緊急地震速報の特徴や限界、緊急地震速報を受けた場
合の正しい行動の仕方などは、政府よりお知らせしています。


<大地震の時の心得>

1.テーブルや机の下に身をかくしあわてて外に飛び出すな
2.大地震1分過ぎたらまず安心
3.テレビやラジオをつけて地震の情報を
4.海岸でグラッときたら高台へ
5.近づくな自動販売機やビルのそば
6.気をつけよ山崩れと崖崩れ
7.避難は徒歩で荷物は最小限に
8.余震が起きてもあわてずに正しい情報に従って行動を
9.不意の地震に、日頃の用意

※ 「緊急地震速報」のメカニズムや受けたときの心得は、政府インターネ
 ットテレビ51CH「10秒でできること 緊急地震速報で命を守る」で
 ご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1073.html

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[東奔西走]

 日曜日の朝、能登地方を襲った地震では1名の方が亡くなり、多くの方が
被災されました。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、被
災された方が一日も早く元の生活に戻られるよう政府としても出来るかぎり
のことをしてまいりたいと思います。

 先日このコーナーで、4月中にも国民との対話を小規模で実施するとお知
らせしましたが、正式に日程が決まりました。

 日時は4月16日(月)、場所は秋葉原にある東京都中小企業振興公社の
秋葉原庁舎の会議室です。テーマはホームページ上でご意見を募集したとこ
ろ、もっとも皆様の関心の高かった「行政改革」に決定しました。当日は行
政改革を担当する渡辺喜美大臣、また司会(コーディネーター)として、私
も出席いたします。

 この会への参加希望は昨日から4月6日(金)まで内閣官房ホームページ、
または葉書、FAXで受け付けています。詳細は内閣官房ホームページをご
覧ください。皆さんのご参加をお待ちしています。(せこう)

※ 内閣官房HP(新しい国民との直接対話の参加者募集について)
 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/taiwa/pc/070328boshu.html
世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<1CH>ライブ・トーク官邸
   第21回「みんなでつくる街・みんなで守る街」
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1067.html

 <2CH>週刊総理ニュース(07/03/19〜25)
   香川・岡山訪問、アジア・ゲートウェイ戦略会議、日・シンガポール
  首脳会談 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1068.html

 <22CH>ホットトピックス
   政府広報CM「24時間いじめ相談ダイヤル」

 <24CH>行政の現場から
   新型インフルエンザ対策

 <31CH>ニッポンの元気
   目が見えなくても心の光を『吉木小4年総合学習』(福岡県岡垣町)

 <51CH>防災チャンネル
   10秒でできること 緊急地震速報で命を守る

 <61CH>Cool Japan
  ・The Challenge of Information Security
  ・Prime Minister's Week in Review

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[安倍内閣の動き]

● 安倍総理の記者会見[平成19年度予算成立を受けて](07/03/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/03/27kaiken.html

● スウェーデン国王王妃両陛下を表敬(07/03/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/03/26sweden.html
  都内のホテルで、カール16世グスタフ国王陛下とシルヴィア王妃陛下
 を表敬訪問

● 香川県・岡山県下視察(07/03/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/03/24kagawaokayama.html
  香川県高松市で高松丸亀町商店街の方々と懇談、岡山県岡山市で岡山県
 青年館、「岡山ガーディアンズ」の方々と懇談

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(4月1日まで)

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[安倍内閣メールマガジン]

<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)