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      安倍内閣メールマガジン(第24号 2007/04/05)
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 スギ・ヒノキ花粉の終息予報は4月中旬に出される?

※ 詳細はこちらから
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1091.html

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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 満開の桜を背に

[お答えします]
● 燃料電池(回答者 経済産業副大臣 山本幸三)

[この人に聞きたい]
● 公教育に対する信頼をどう取り戻すか?
 (杉並区立和田中学校校長 藤原和博)
● 農水産物の海外輸出に挑戦する日本の生産者たち
 (アジアネット代表 田中豊)

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[官邸こぼれ話]
● 官邸の桜

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 大臣のほんね「若林正俊環境大臣(前編)」 など

[安倍内閣の動き]
● 日本・タイ王国首脳会談 など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● 満開の桜を背に

 こんにちは、安倍晋三です。

 「しき嶋の やまとごころを 人とはば 朝日ににほふ 山ざくら花」

 本居宣長の歌です。

 官邸の桜が満開となりました。桜は日本の美しさの象徴であり、桜を思う
日本人の心は、今も昔も変わりません。

 アメリカのキッシンジャー元国務長官と先週お会いしましたが、日本には
何回も来ているけれども桜の季節に来たのは初めて、とのこと。ワシントン
では、毎年桜の花が咲くのを楽しみにしているそうです。

 ワシントンのポトマック河畔には多くの桜が植えられており、毎年この季
節には桜祭りが行われ、全米から大勢の人が集まるそうです。

 この桜は、明治時代、当時の東京市長だった尾崎行雄が、両国の友好のた
めに贈ったものです。3千本の桜の苗木が太平洋を越えて以来、約1世紀に
わたって、この桜はアメリカの人々に日本の美しさを伝え続けてきました。

 遠くアメリカに渡った日本の人たちも、満開の桜を見ながら、その美しさ
を改めて感じ取り、日本人として誇りを感じたこともあったのではないでし
ょうか。

 桜の花が咲けば春。新入学や新社会人の方々が、夢や希望をもって、新し
くスタートする季節です。今年は、いわゆる「団塊の世代」の方々が定年を
迎えられ、いわば第2の人生をスタートする春でもあります。

 政府にも大勢の新人が入ってきました。青雲の志をもって公務員としての
人生をスタートしたことと思います。

 現在、公務員のあり方について、大きな改革が進みつつあります。公務員
に対する世間の目も厳しくなっています。こうした中で、昨日、私は、「新
たな国家公務員像」を強く意識せよとの思いを込め、彼らを前に訓示しまし
た。「現場を重視し、行動し、実践する公務員たれ」と。

 この時期、この世界に入った諸君には、新しい時代を切り拓く勇気をもっ
て職務に励んでいただきたいと思います。

 私自身、政治家としてのスタートをきったのは、55年体制が終焉を迎え
た大きな時代の転換期でした。自由民主党が38年間続けた政権の座を明け
渡したときです。1年後には政権に復帰しましたが、この歴史的な変化の時
代に政治家の道を歩み始めたおかげで、私は多くのことを学べたと思います。

 既存のシステムに安住してはいけない。
 批判を恐れることなく、行動し、信念を貫くべき。

 満開の桜を背に、新しい環境にチャレンジしようとする皆さんに、この言
葉をエールとして送りたいと思います。(晋)

※ 国家公務員合同初任研修訓示
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1088.html

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 「地球温暖化防止に向けた、燃料電池開発はどこまですすんでいますか。」
(60代、三重県)
山本副大臣 プロフィール
●回答 (経済産業副大臣 山本幸三)

 燃料電池は水素と空気中の酸素を反応させ電気を作り出し、利用段階では
水しか出さない装置です。燃料となる水素は、化石燃料はもとより、太陽光
・風力・バイオマスなどからも製造可能です。

 このことから、燃料電池は、二酸化炭素を大幅に削減することが可能な、
地球温暖化対策の切り札の一つとして大きな期待が寄せられています。

 さて、今回御質問いただいた燃料電池開発の状況ですが、燃料電池は、近
年、様々な用途への応用が進みつつあります。

 環境にやさしい究極の自動車である燃料電池自動車は、現在、実用化に向
けた研究の段階ではありますが、神奈川県内で燃料電池ハイヤーとして、ま
た、中部国際空港では路線バスとして利用されています。政府全体でも、平
成19年3月現在で7台の燃料電池車が公用車として利用されています。

 また、電気と温水を供給するコージェネレーションシステムとして期待さ
れる定置用燃料電池は、現在、約1,300台が家庭で実験的に運転されて
おり、2009年度には商品化される見込みです。安倍総理がお住まいの公
邸においても、現在電気と温水の供給に燃料電池が利用されています。

 さらに、携帯電話やノートパソコンの長時間使用を可能とする携帯用燃料
電池についても、メーカー各社が商品化に向けて開発を進めています。

 一方、燃料電池を本格的に普及させるためには、まだまだ乗り越えるべき
課題も多く残されています。

 例えば、燃料電池は触媒として希少で高価な資源である白金を使用してい
るため、その使用量を減らすことが重要となります。また、燃料電池自動車
の航続距離を確保するために水素を貯蔵し搭載する技術の確立なども必要と
されています。

 これらの課題を解決するため、経済産業省では様々な研究開発を支援して
います。

 具体的には、白金の使用量をできるだけ少なくするための先端研究、合金
の中に水素を大量に貯蔵する技術の開発、水素が金属疲労に及ぼす影響の解
明などに取り組んでいます。

 燃料電池は、「炭素のサイクル」を「水のサイクル」へ移行する「水素社
会」のための重要な技術です。

 「水素社会」の実現のため、経済産業省では、燃料電池の開発を強力に推
進していきます。

※ 環境に優しい自動車をこちらで紹介しています。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1082.html

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[この人に聞きたい]

藤原氏プロフィール プロフィール

● 公教育に対する信頼をどう取り戻すか?
 (杉並区立和田中学校校長 藤原和博)

 もし、あなたの出版社の発行する「雑誌」が読者の信頼を失ってドンドン
販売部数が落ちていったとしたら、社長のあなたはどんな手を打つだろうか?

 あなたがテレビ局の社長だとして、ある「テレビ番組」が視聴者の信頼を
失ってドンドン視聴率を落としていっている現実を前にして、あなたなら、
どんな手を打つか?

 「雑誌」の場合なら編集長を時代の流れをつかめる人材に替えるだろうし、
「テレビ番組」ならディレクターを替える。それが経営の鉄則と言うものだ。
 誰も、同じ編集長やディレクターに任せたまま、会議のルールを変えたり
制度をいじったりすれば、落ち目の「雑誌」や「テレビ番組」が蘇るとは思
わないだろう。

 「公教育」の世界も同じような危機に瀕している。
 ところが、この国の為政者のほとんどが、ルール(法律)と制度の変更で
「公教育」という名の「雑誌」と「テレビ番組」が蘇ると勘違いしている。

 「公教育」の世界では、編集長やディレクターにあたるのは「校長」の役
割だ。
 「校長」には人事権や予算権が自由にならない替わりに、教育課程の編成
権という強力な権限がある。目の前の子どもに何をどう教えるかを決定する
権限だ。
 こうしたカリキュラムの編成権は文部科学省にあると勘違いしておられる
輩が多いのだが、文科省にあるのはメニューの幅と量の目安を決める権限だ
けで、実際、教育の中味は現場が決定する。

 やる気のない校長は地域や保護者からの要望に対して、よく「それは教育
委員会が許さないだろう」とか「個人情報保護の観点からできない」といっ
て逃げる。なんのことはない、7割がたの校長は教員としての上がりの仕事
に安住して、面倒くさいし、失敗するのが嫌だから、チャレンジを避けてい
るだけだ。
 そうして、20年、30年経ち、「学校」という雑誌の部数と「授業」と
いうテレビ番組の視聴率が落ちるに任せられてきた。

 だから、いま、取り組まなければならない真の改革は「校長」という編集
者を交代させることである。私が「民間から3000人の校長をリクルート
せよ!」と訴えているのは、そのためだ。
 ちなみに、和田中学校では前年度から、通常50分の授業を45分とする
ことで週28コマ(時間割の数)を32コマに増量して授業を行っている。
 こうすると、1年生では英数国理社の5教科すべてで通常の1コマ増の週
4コマの授業ができるから、反復や応用問題が丁寧にでき、教員からの評判
も良い。
 教育再生会議が掲げている「授業時間の10%アップ」を先取りして「コ
マ数(時間割数)の13%アップ」を実現している。こういうことは、校長
と教員がやる気になれば、法律や制度の改正なく、また特区をとるまでもな
く可能なのだ。

 いっぽう、校長に勇気と実行力があったとしても、全国には、改革を是と
しない時代錯誤の「教育長」によって邪魔されるケースもあるようだ。
 私の耳に入っている例では、和田中と同様、授業を45分にし丁寧な授業
を可能にして評判が上がった中学校に対して、県教委が「他校と揃えて欲し
い」とストップをかけたケースがある。

 「教育長」は、最初に掲げた例え話にあてはめれば、さしずめ出版社の
「編集局長」かテレビ局の「編成局長」だ。
 ここに、時代の変化が観えない狭量な編集責任者が居座っていれば、間違
いなく、子ども達の未来が蝕まれていく。

 編集者である現場の「校長」と編集責任者である教育委員会の「教育長」
を、ふさわしい人材に入れ替えること。
 制度や法律より、こっちのほうが、よほど急務なのである。

 ならばいったい、「どんな編集者が新時代の校長として望まれているのか?」
 その答えは、拙著『校長先生になろう!』に残らず描いておいた。



田中氏プロフィール プロフィール



● 農水産物の海外輸出に挑戦する日本の生産者たち
 (アジアネット代表 田中豊)

 「まさか自分が育てた農産物が海外で完売するなんて!?」

 「アジアの人に、こんなに美味しい物は初めて食べた、と喜んでもらったッ!」

 いま、上海や香港、台北、シンガポール、バンコクなどの大都市を中心に、
リンゴや梨、イチゴ、米、長芋、日本茶、清酒、活魚、菓子、調味料など日
本産の農水産物や食品の輸出が拡大しています。私は、海外輸出に取り組む
生産者の皆さんの支援をしているアドバイザーです。

 ここ数年のアジア各国の目覚しい経済成長を背景に、本物志向、健康ブー
ム、スーパーやコンビニの普及もあって、日本の食品は広く一般市民にも受
け入れられ始めています。政府や自治体の支援も本格化し、アジアの高級百
貨店やスーパーでは全国各地の物産展や販売コーナーなどが設けられ、イチ
ゴなどは1パック(10粒程度)で約1500円するものが、数日で完売し
てしまうほどの人気です。

 しかし、生鮮品を初めて海外で販売するのですから試行錯誤の連続です。
例えば、美味しいものを提供しようと完熟した果物を輸出したら、輸送中の
衝撃で大半が傷んでしまったり、相手国の検疫検査で一匹の虫が発見された
為に貨物全てが処理されたりと、国内では考えられない問題が次々と起こり
ます。

 また、これまで海外からの安い農産物の輸入によって国内農業が大きな影
響を受けたために、多くの生産者がまだ「貿易によって輸入がさらに増えて
しまう」と懸念していることです。これも一面の事実ですが、ここで冷静に
考えてみる必要があります。

 SARSや鳥インフルエンザの流行を契機に、アジア全体で食の安全性に
対する関心が強まっています。また最近のマグロや割り箸の例にも見られる
ように世界中で資源保護の機運も高まっています。一方、北海道や九州など
を訪れる外国人観光客も急増しており、本場の日本料理を楽しみ、沢山のお
土産を買っていくようになりました。さらに一部の高級食材などは、日本で
売るより海外で売った方が、利益が高くなるものまで現れ始めているのです。

 こうしてみると、わが国は少子高齢化社会を迎えましたが、アジアまで視
点を広げてみると、時代の変化は大きなチャンスにも見えてきます。現に、
この機をとらえて自分で海外に行き、一所懸命に商品をアピールする生産者
が増えています。これらの元気人たちは、海外輸出も地産地消(*)にも均し
く創意工夫をして、より良い商品を消費者に届けようと頑張るチャレンジャ
ーばかりです。戦後の工業製品もそうでしたし、今ではスポーツの世界でも
若者たちが世界を目指して挑戦しています。農林水産品や食品でもメイドイ
ンジャパンは世界で健在です。 

 私は輸出支援の活動を通じて、わが国の持つ可能性とパワーを確信してい
ます。

(*)「地産地消」とは、「地元で生産されたものを地元で消費する」という
  意味で言われています。


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[東奔西走]

 今週4月3日(火)、いよいよ「美しい国づくり」企画会議が立ち上がり
ました。私も構成員の一人として第一回会議に参加し、文化、芸能、歴史、
産業と各界を代表する有識者の皆さんの日本に対する熱い思いを伺ってきま
した。これから、「美しい国づくり」プロジェクトの推進のため、この企画
会議で様々な企画が生まれていくことになります。

 安倍総理は就任直後の所信表明演説で「活力とチャンスと優しさに満ち溢
れ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた「美しい国、日本」を目指す」
と述べています。「美しい国づくり」プロジェクトは、私たち一人ひとりが
「美しい国、日本」をみつけ、つたえ、つくり、多くの国民の皆さんととも
に、明日の躍動につなげていこうとする取り組みです。

 まずは、これから皆さんと一緒になって、"日本らしさ"、"日本の美しさ"
を見つけていきたいと思います。

 先週お知らせした4月16日開催の小規模版「国民との対話」には、これ
まで多数のお申し込みをいただきました。募集の締切りは明日、お申し込み
しそびれた方、お急ぎください!(せこう)

※ 首相官邸HP(「美しい国づくり」企画会議)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utukusii/index.html

※ 内閣官房HP(新しい国民との直接対話の参加者募集について)
 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/taiwa/pc/070328boshu.html

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世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール 世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

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[官邸こぼれ話]

● 官邸の桜

 先週末の東京は桜も満開、各地でお花見を楽しむ人であふれていたようで
すが、一転して、週の半ばには春の嵐に見舞われ、早く咲いた花はあらかた
散り敷いてしまったようです。

 官邸の桜は春分の日の翌日、開花が確認されました。先日、天気の良い日
におさめた桜の様子を壁紙としてお届けします。春の暖かい陽射しに薄紅色
の花びらが映えて、とても綺麗です。

 また、政府インターネットテレビでは「官邸の四季」を配信しています。
こちらも是非お楽しみください。

※ 官邸の桜(リンクの写真は壁紙としてダウンロードできます)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/0404c.html

※ 政府インターネットテレビ 官邸の四季
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1086.html
 
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<2CH>週刊総理ニュース(07/03/26〜07/04/01)
  平成19年度予算成立、若田・野口宇宙飛行士の表敬
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1087.html

<3CH>総理の動き
  第41回国家公務員合同初任研修訓示(07/04/04)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1088.html

<12CH>大臣のほんね
  若林正俊環境大臣(前編)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1085.html

<21CH>美しい国づくり
  モリゾー・キッコロの美しい森林づくり はじまり篇

<23CH>くらしのお役立ち情報
 ・いま、政府が進める花粉症対策 環境省の取り組み
 ・政府広報CM「ストップ!エイズ」

<41CH>映像ミュージアム
  官邸の四季
 
<61CH>Cool Japan
 ・Eliica -Electric Vehicle-
 ・Prime Minister's Week in Review

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[安倍内閣の動き]

● 国家公務員合同初任研修で訓示(07/04/04)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/04kensyuu.html
  「常に念頭に置かなければならないのは、国民の全体の奉仕者として、
 国民の視点に立ち、その声に謙虚に耳を傾けること。」と訓示

● 日本・タイ王国首脳会談(07/04/03)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/03thailand.html
  スラユット・チュラノン首相とEPA経済連携協定について会談後、協
 定に署名

● 地方分権改革推進委員会の初会合(07/04/02)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/02bunken.html
  「美しい国・日本をつくるためには、我が国の戦後の基本的な枠組みを
 原点から大胆に見直す必要がある。国と地方の関係もその一つ」と挨拶

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(4月8日まで)

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[安倍内閣メールマガジン]

<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)