首相官邸  
安倍内閣メールマガジン トップページへ

毎週メールマガジンをお届けします
配信登録はこちらから
(パソコン版・携帯版・英語版)
メールマガジン登録
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
      安倍内閣メールマガジン(第25号 2007/04/12)
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

★☆ 星野仙一登場! ☆★

 熱いメッセージ「負けない子供を育もう」をお届けします。

※ いじめに関わる子供たち、子供を育てる大人たちに向けた星野仙一さん
 からのビデオメッセージを、政府インターネットテレビでご覧いただけま
 す。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1075.html(子供たちへ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1076.html(大人たちへ)

--------------------------------------------------------------------
□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 友好関係を超えて

[お答えします]
● 航空機の安全性(回答者 国土交通副大臣 望月義夫)

[この人に聞きたい]
● 負けない子供を育もう
 (野球日本代表監督 阪神タイガースオーナー付シニアディレクター 
  星野仙一)
● 美しい国づくり
 (「美しい国づくり」企画会議座長 平山郁夫)

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ホットトピックス「星野仙一のストップ!いじめ」 など

[安倍内閣の動き]
● 日中首脳会談 など

====================================================================
[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● 友好関係を超えて

 こんにちは、安倍晋三です。

 昨日、中国の温家宝総理が訪日されました。中国の総理をお迎えするのは
実に7年ぶりです。

 私が総理となって初めて取り組んだ外交課題が、中国と共通の戦略的利益
に立った互恵関係をつくること。私が総理就任後直ぐに北京に飛んだとき、
「氷を砕く旅」と評されました。北京、東アジア首脳会議が開かれたセブ島
と会談を重ね、今回の会談が実現しました。温家宝総理は、この訪日を「氷
をとかす旅」にしたいと表現されました。

 中国は、日本との貿易量が5年間で倍増、8年連続で記録を更新し、今や
日本にとって、アメリカを上回る最大の貿易相手国です。日本からの進出企
業は約3万5千社、日本の対中投資は、約1千万人の雇用を創出したと言わ
れ、日本と中国は、経済の面では既に切っても切れない関係となっています。

 北朝鮮による拉致問題、核、ミサイルの問題を解決するためには、両国の
連携が欠かせません。環境問題に国境はありません。地球温暖化、酸性雨、
黄砂、廃棄物処理、ともにこうした問題を解決していかなければならないの
は、隣国である宿命です。急成長を続ける中国に日本の省エネ技術、環境技
術が活かされれば、日本にとっても世界にとってもメリットです。

 外交は、それぞれ国益がかかった厳しいもの。友好は大切です。しかし、
友好であれば、すべてよしというものではありません。国益がぶつかるとき
には、当然主張すべき点は主張しなければなりません。お互い協力して、と
もに利益を得られる環境をつくる、この関係が「戦略的互恵関係」です。友
好という言葉を超えた関係です。

 今回、多くの課題についての協力に合意できたことは、この関係を具体化
する第一歩と、手ごたえを感じています。この中には、今まで認められてこ
なかった日本産のコメの中国への輸出に関する合意も含まれています。

 今年は、日中国交正常化35周年。これを記念して2007年を日中文化・
スポーツ交流年と位置づけました。来年は、日中平和友好条約締結30周年、
そして北京オリンピック、日中関係の発展が期待されます。

 昨年10月、交流事業で日本にホームステイした約200名の中国高校生
たちは、「また日本を訪れたいですか」の問いに、全員が「訪問したい」と
答えたそうです。若い人たちの交流が進んでいることを心強く感じます。

 会談後の晩餐会には、様々な分野で日中の交流にたずさわってこられた
80名の方々にお集まりいただきました。中国でも有名な歌手のアグネス・
チャンさん、後藤真希さん、谷村新司さんも参加いただきました。それぞれ
熱唱いただいた「帰って来たつばめ」「僕らが生きる MY ASIA」そ
して「昴」は、日中両国からご参加いただいた全員の心をとらえたと思いま
す。

 春爛漫の季節に、温家宝総理をお迎えすることができました。春は、新し
い芽がふき、花が咲きます。これからの日中関係に美しい花が咲くよう、両
国が共に努力していかねばなりません。(晋)

--------------------------------------------------------------------
[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 「航空機の安全性が疑問です。今度はANA胴体着陸・1歩間違えば、全
員死亡の大惨事ですよ。国土交通省は、緊張感を持って業務して下さい。」
(男、40代、会社員、大阪府)
望月副大臣 プロフィール
●回答 (国土交通副大臣 望月義夫)

 国土交通副大臣の望月義夫です。

 3月13日に高知空港で事故を起こしたボンバルディア社製のDHC−8
−400型機は、日本に導入以来トラブルが多発していたことから、昨年4
月には国土交通省はボンバルディア社と製造国であるカナダの航空局に対し、
必要な対策を強く求めていました。その結果、ボンバルディア社により、ト
ラブル軽減のための対策が進められ、最近は一定の成果が出てきていたとこ
ろでした。

 そのような中、今回起こった事故は、手動である非常操作でも前脚が降り
なかったという過去に経験したことのない安全上重大なトラブルでしたが、
大惨事に至らなかったことを心から安堵しました。

 事故の対応については、事故発生直後から航空・鉄道事故調査委員会の調
査官を現地に派遣し、徹底した事故原因の究明に着手しています。

 一方、事故以降、次のような対策を順次実施しています。

 具体的には、事故当日には事故を起こした機体と同系列型の機体すべてに
対して、事故の直接の原因となった前脚部の緊急点検を指示し、同類の不具
合がないことを確認しました。また、3月15日にはこれらを運航する各航
空会社に対し、少なくとも事故原因が判明するまでの間は、当該前脚部の点
検をこれまでの10倍の頻度で実施するよう指導しました。

 さらには、3月19日と26日にはボンバルディア機を運航するすべての
航空会社を集めて「安全対策会議」を開催し、ボンバルディア機の信頼性回
復に向け、事故の直接の原因となった部分の点検の他にとるべき追加の安全
対策について議論し、同機の点検を強化するよう各社を指導しました。

 これを受け、全日空、日本航空グループの各社は、ボンバルディア機に対
する特別点検プログラムを策定し、4月末までを目安として、全機について
1機あたり2〜3日をかけて、脚関係や主翼・尾翼など主要な部分について
点検を実施しています。

 航空機の安全を確保することは至上命題です。今後も航空機の不具合事案
に対し、このように適切な安全対策をとることにより、航空機の安全確保に
万全を図ってまいります。

※ 国土交通省ホームページ(航空機及びその運航の安全確保)
 http://www.mlit.go.jp/koku/04_outline/02_anzen/index.html

※ 空の安全を守る航空管制官の業務をこちらでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1107.html

--------------------------------------------------------------------
[この人に聞きたい]

星野氏プロフィール プロフィール

● 負けない子供を育もう(野球日本代表監督
  阪神タイガースオーナー付シニアディレクター 星野仙一)

 「おまえのお父さんまた打たれたな」「よく負けるなあ」今日学校でこん
なこと言われたと、娘が妻に泣きながら話すのをドア越しにたまたま聞いて
しまい、僕は二人のいる部屋に入れなかったことがある。

 「パパは年も取ったし肩も肘も痛めて最近は調子が出てないけど、あなた
が小さい頃にはもっと頑張っていたのよ」妻は娘に一生懸命説明してくれて
いた。僕自身は娘に何も言ってやることができず、心の中で「ごめんな」と
詫びていた。子供が学校で辛い思いをすることは親にとってもさらに辛いこ
となのだ。

 しかしその頃の僕はもう肩も肘も限界で、娘達のためにも結果を出さなけ
ればと思っても体がいうことをきかない状態だった。自分のせいで子供にま
で迷惑をかけていると感じたことも理由の一つとなって、次の年に引退を決
意した。

 現在もイベント等で子供に接する機会は結構あるが、最近の子供は賢いけ
れど、その賢さが頭にばかり偏っているように感じている。まず基本的な心
と身体を鍛えていかないとアンバランスで自分勝手な日本人になってしまう。
教育改革、教育改革と政府は言っているけど、心の教育に重点を置かなくち
ゃいけないと僕は思う。

 心の教育の基本はやはり家庭にあるだろう。最近の親は盲目的に子供を愛
しているようだけど、親の愛は厳しい愛じゃないといけない。子供だからい
たずらもするだろうが、「いいこと」と「悪いこと」の区別はきっちり教え
ていかないといけない。わが子を距離を置いて、客観的に見て、子供の変化
に気付いてあげることも大事だ。

 そして気付いてあげるためにきちんとコミュニケーションをとること。食
事はなるべく家族みんなで愛情のこもった手作りのものを食べる。食事中に
テレビはつけない。親はたとえ疲れていても子供の話を聞いてあげる、こう
いうことの積み重ねがとても大事だと思う。

 学校においては是非スポーツを通じて心と身体を鍛えてほしいと思う。時
に体と体がぶつかり合って、身をもって「痛み」を知ったり、チームプレイ
では他者と助け合うことも学べる。身体そのものが強くなること自体もその
子の自信につながる。

 実際、大人の社会にも、「いじめ」はある。そういう意味では人は一生戦
っていかなければいけないのだ。その戦いに備え子供の心と体を強く育んで
いく必要があると思う。そのために大人は時に厳しい態度で臨まなければな
らないだろうが、それは必ず子供たちの将来を助け、また子供たちからもい
つか感謝されるだろう。いじめる奴というのは、劣等感を持っていたり、人
を妬むような中途半端で弱い人間だ。そしてその「いじめ」を見て見ぬふり
をしている奴は一番ずるい勇気のない人間だ。こういうのに負けてしまって
はいけない。

 スポーツでも芸術でも何でもいい。夢やロマンをもって自分の得意なこと
に夢中になり、悔しさや我慢することを覚えながら子供は力強く成長してい
って欲しい。(口述筆記)

※ 「星野仙一のストップ!いじめ」はこちら
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1075.html(子供たちへ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1076.html(大人たちへ)




平山氏プロフィール プロフィール



● 美しい国づくり(「美しい国づくり」企画会議座長 平山郁夫)

編集部注)今週から「美しい国づくり」企画会議有識者の方々にご自身の考
        える「美しい国」についてご寄稿をいただくことになりました。

 安倍総理の政策の一つに、美しい国づくり構想があります。現在の憂慮す
べき社会現象に対して「美しい国づくり」を提唱されました。各論には各人
多様な意見やイメージがありますが、原則的には教育、社会、文化、生活の
全般に及ぶものと思います。

 私は、長年に亘り伝統的な日本画の創作をしてきましたが、国際化の今日、
創作性(アイデンティティ)を重んじています。個性の根底には、長い伝統
的な民族性の上に立った感性があります。日本人の感性は、四季の変化に富
んだ美しい自然に育まれ、叙情性、情緒性、象徴性、精神性の情感は、農耕
文化の生活の中で、自然との共生から生まれています。

 自然の恵みに感謝しながらも、時に地震、津波、干ばつ、飢きんの発生に
より、自然を畏敬する謙虚さが生まれました。こうした日本の風土に培われ
た日本人の価値観、自然観は、我々の日本文化形成の基となっています。日
本人の美学を再考する機会となるよう願っています。

 12名の企画会議メンバーは、各分野の専門家であり、これまで積み重ね
た経験による発言には重みがあります。座長の責任は、メンバーの貴重な意
見をいかに集約して、広く国民の方々に考えていただけるかどうかというこ
とにあります。同時に、基盤となる日本人の民族性や価値観を、歴史的に分
析し研究することも必要です。

 日本人の特質である感性は、日本の風土から培われています。美しい四季
の移り変わりで、日本人の叙情性は育まれています。

 平安時代には国風文化の中で源氏物語や和歌、大和絵が生まれ、建築、美
術工芸も盛んになりました。信長の時代に来日したキリスト教の宣教師は、
一般庶民について、「貧しい人々でも難しい漢字を読み、礼儀正しい。外国
人に親切である。またとても勤勉に労働する。将来、日本は栄えるであろう。」
と本国に報告しています。

 今一度、日本はいかにあるべきかを再考する時だと思います。高度な知識
や豊かな物は得ましたが、物心の不均衡が社会現象となっています。真・善・
美から考える、美しい国づくりとしたいものです。


--------------------------------------------------------------------
[東奔西走]

 お使い包み、肩掛け袋、円筒包み・・・。これらはふろしきの包み方です。
昔に比べ、日々の生活の中でふろしきを使う場面は減ってきましたが、皆さ
んはどのぐらいの型をご存知でしょうか。調べてみると案外色々な使いみち
があるようです。

 官邸には海外からのお客様が多くいらっしゃいますが、その方たちへの贈
り物として小池補佐官が考案したのがこの「ふろしき」です。ふろしきは日
本古来、幅広く使われてきた暮らしの布。人の手で包み、結び、目的に合わ
せて使ったふろしきは、解くと再び、もとの一枚の布に戻り、存在そのもの
で循環の形を見せてくれます。さらにこの「ふろしき」は一歩進んで、ペッ
トボトルのリサイクル繊維を使用しています。

 この「ふろしき」、記念すべき第1号を贈られたのは今月3日に日本・タ
イ王国首脳会談に出席したタイのスラユット首相です。昨日おみえになった
中国の温家宝総理にもお渡ししました。

 我が国の美しい四季が描かれたこの「ふろしき」をきっかけにして、環境
に優しい日本の知恵が世界に広がることを願っています。(せこう)

※ 首相官邸ホームページ(Furoshiki@Kanteiについて)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/furosiki.html

※ 政府インターネットテレビ(6つのお願い〜地球温暖化〜)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg667.html

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール 世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

 
--------------------------------------------------------------------
[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<2CH>週刊総理ニュース(07/04/02〜07/04/08)
  「日中文化・スポーツ交流年」親善大使表敬、日・タイ首脳会談 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1108.html

<12CH>大臣のほんね
  若林正俊環境大臣(後編)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1105.html

<22CH>ホットトピックス
  星野仙一のストップ!いじめ

<23CH>くらしのお役立ち情報
  楽しい旅のお守りです。海外旅行の安全対策

<24CH>行政の現場から
  航空管制官 ―空の安全を守る人々―

<31CH>ニッポンの元気
  県民総ぐるみでの緑や花づくり(栃木県)

<61CH>Cool Japan
  THE JAPAN PRIZE

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

--------------------------------------------------------------------
[安倍内閣の動き]

● 日中首脳会談(07/04/11)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/11china.html
  温総理と二国間関係、エネルギー・環境問題、北朝鮮問題などについて
 意見交換後、共同文書署名式、晩餐会

● 日本・ドミニカ国首脳会談(07/04/10)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/10dominica.html
  スケリット首相と捕鯨問題、北朝鮮問題などについて意見交換

● 日本・イラク共和国首脳会談(07/04/09)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/09iraq.html
  マーリキー首相と二国間関係、国連安保理改革などについて意見交換

--------------------------------------------------------------------
[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(4月15日まで)

====================================================================
[安倍内閣メールマガジン]

<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)