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      安倍内閣メールマガジン(第29号 2007/05/17)
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★☆ 5月16日、今国会初の党首討論 ☆★

 安倍総理は、小沢一郎民主党代表に
「教育の現場を刷新していく。このことを約束したい。」と述べました。

 党首討論の様子は、政府インターネットテレビ3CHでご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1165.html

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★☆ システムメンテナンスに伴うサービス停止のお知らせ ☆★

 システムメンテナンスのため「政府インターネットテレビ」は、5月23
日(水)午前0時から午前6時までの間、閲覧が出来なくなりますのでご了
承下さい。

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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 国民投票法の成立

[お答えします]
● 保険金不払い対策(回答者 内閣府大臣政務官 田村耕太郎)

[この人に聞きたい]
● 「アジア・ゲートウェイ構想」について
 (アジア・ゲートウェイ戦略会議座長 伊藤元重)
● 子供たちのために考える「美しい国づくり」
 (「美しい国づくり」企画会議有識者 井上八千代)

[キーワード解説]
● 悪質商法から身を守る−高齢者・障害者見守りネット−

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ホットトピックス「新しい国民との直接対話」 など

[安倍内閣の動き]
● 「アジア・ゲートウェイ構想」とりまとめ など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● 国民投票法の成立

 こんにちは、安倍晋三です。

 今週月曜日(14日)、「日本国憲法の改正手続に関する法律」が成立し
ました。

 憲法96条には、国会の「三分の二以上の賛成」を経た後、「国民投票」
における「過半数の賛成」によって、憲法改正を行うことができると規定さ
れています。

 しかし、その「国民投票」の具体的な手続きは、定められないまま60年
間放置されてきました。今回手続きが初めて整備されたことにより、国民が、
自らの手で憲法を改正することが可能となります。

 国会において精緻な議論が行われ、立法府としての責任を果たされたこと
に対して、敬意を表したいと思います。

 憲法は、国のかたち、理想を物語るものです。

 「国際社会において、名誉ある地位を占めたい」
 戦後の焼け跡の中から発信された、憲法前文にある理想は、外交の基本と
して、その後日本が国際社会へ積極的に貢献する姿勢へとつながりました。

 国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という、憲法の基本原則は、日本
の平和と繁栄に極めて大きな役割を果たしました。現行憲法が持つこうした
基本的な価値は、今後も変わることはありません。

 一方、この60年の間で、私たちを取り巻く情勢は、随分変わりました。

 環境権などの新しい価値観が生まれました。冷戦が終わり、大量破壊兵器
の拡散や国際テロといった新たな脅威が出現するなど、国際社会も大きく変
化しました。さらに、世界第2位の経済大国となり、国際社会における責任
も大きくなっています。

 それでも憲法は60年前のままでよいと思っている人は、どれほどいるの
でしょうか。私は、国民の中にも、時代の変化を正面から受け止め、今こそ
憲法について議論すべき、という声が大きくなっていると感じています。

 私は、行政府の長たる内閣総理大臣として、また、一政治家として、当然、
現行憲法を遵守し、尊重します。一方で、21世紀にふさわしい日本の役割
とは何か、守るべき新しい価値とは何か、といった議論をすべき時が来てい
ると確信しています。

 年頭に当たって、私の内閣として憲法改正を目指すことを参議院選挙でも
訴えていきたい、と申し上げたことについて、憲法論議を政治問題にすべき
ではないとか、国民の生活から遠い憲法を争点にすべきではない、といった
批判がありました。

 私は、これらの批判は理解できません。選挙は、国民のみなさんに自らの
考えを説明し、議論する重要な機会です。こうした機会で、国家ビジョンに
関わる憲法論議を避けることは、不誠実と考えます。

 私は、政治家を志したときから憲法改正を目指し、総理に就任する際にも、
憲法改正を政治スケジュールにのせていく、と申し上げてきました。私は、
これからも、こうした考えを隠すことなく誠実にみなさんに説明していきた
いと考えています。

 「日本がどうなるかということではない、日本をどうするかということ」
 「われわれ自身の手によって運命を開拓する外に途はない」
 現行憲法の制定にも関わった芦田元総理は、日本の将来はどうなるか、と
問う若者たちに、このように答えたそうです。

 憲法は、私たち自身のものです。国民投票法の成立を契機として、この国
の将来と、私たちの憲法について、落ち着いた環境の中で、静かに、そして
広く、深く、国民的な議論が行われることを期待しています。(晋)

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 生命保険の不払い。事故保険の不払い。被害者として分かった場合はどう
したら善いのか、教えて頂きたいと思います。ガス器具とか暖房器具は、会
社が広告して対応していますが、保険も御願いしたいですね。(女、70歳
以上、無職、東京都)
田村政務官 プロフィール
●回答 (内閣府大臣政務官 田村耕太郎)

 こんにちは、内閣府政務官の田村耕太郎です。

 昨今、保険会社による保険金の不払いが問題となっています。保険会社は、
契約者に万が一の事故や病気が発生した際に保険金を支払うために存在する
ものです。保険金は支払うべき時にはきちっと支払わなければなりません。
このようなことは本来あってはならないことです。

 ご質問いただいた件ですが、皆さんが実際に不払いの被害に遭っていると
思った場合には、まずは、皆さんが入っている保険会社の本社に「お客様相
談室」といった相談窓口があるので、そちらに相談をすることが重要です。
契約者の方々からの相談を専門に受け付けている担当の方々がいるので、何
が起きたかを説明すれば、次にどうすればよいか教えてくれると思います。

 保険会社は、これらの電話番号を、ホームページや新聞広告などでお知ら
せしていますので、相談される際はそちらをご覧ください。

 会社によっては査定のやり直しを求めることもできます。前に不払いと判
断した人とは別の人が、改めてその支払いについて審査を行うので、審査の
やり直しの結果保険金が支払われる、という可能性もあります。まずは保険
会社に相談してみることが重要です。

 次に、保険会社に直接相談しづらい場合のために、生命保険協会や日本損
害保険協会といった団体にもお客様のための相談窓口を設けて対応している
他、和解のあっせんなどをしています。

 また、金融庁においても金融サービス利用者相談室において皆様のご意見
を受け付けております。行政当局である金融庁は皆様が加入している個別の
保険の中身について直接関与することはできませんが、皆様からいただいた
声を保険会社の監督を行うに当たっての参考とさせていただいております。

 不払いの問題が取り上げられ、金融庁による業務停止命令や業務改善命令
といった処分などが行われてからは、保険会社も業務の見直しを進めている
ところです。

 今後はこのような事態の再発を防止するため、保険会社がもっとしっかり
経営の態勢を整えていくことが大切です。金融庁としても、保険会社の業務
改善をフォローアップするなど、保険会社の態勢整備に向けた取り組みを後
押ししていきたいと思います。

※「金融サービス利用者相談室」(金融庁ホームページ)
 http://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/index.html

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[この人に聞きたい]

伊藤氏プロフィール プロフィール

● 「アジア・ゲートウェイ構想」について
 (アジア・ゲートウェイ戦略会議座長 伊藤元重)

 21世紀はアジアの時代である。通貨危機後のアセアン諸国の復興や、中国
の台頭は、アジアの成長力の高さを実証した。今や「世界の成長センター」
であるアジアは、東アジア共同体構築の名の下に、非常なスピードで変化を
続けている。

 日本の経済社会は、このアジアの激変という現実から切り離して考えるこ
とはできない。少子高齢化の中で人口減少の局面を迎えた日本でも、社会の
開放のスピードを加速化し、近隣諸国との絆を強化することで、アジア諸国
と繁栄を共有することができる。

 こうした背景から「アジア・ゲートウェイ構想」は、アジアなど海外の活
力を取り込むため、人・モノ・資金・文化・情報の流れにおいて日本がアジ
アと世界の架け橋となることを目指す戦略として、安倍政権の政策の柱の一
つに位置づけられている。

 この構想を担当する根本匠総理補佐官は、これまでに国内外で活躍する第
一線の専門家100名以上と意見交換を重ねてきた。これは、官邸主導による
機動的な意志決定を行う上で必要な、総理にベスト・アドバイスを行うため
の、複線型の情報収集と意見具申を可能にするためである。こうした議論を
経て、5月16日に「アジア・ゲートウェイ戦略会議」において最終的な結果
が取りまとめられた。その主な政策課題は次の通りである。

 まず、これまでの航空政策を大転換し、「航空自由化」を、スピード感を
持って推進することを打ち出した。これは、人・モノ・資金など全ての交流
のインフラとなる空のネットワークを戦略的に構築するため、消費者の利便
性の向上、地域経済の活性化といった広い意味での国益の観点からの判断で
ある。また、2010年に増大する羽田空港の国際線発着枠については、これま
での基準を見直して更なる国際化を推進することも求めている。

 政府が重点的に取り組む教育改革についてもグローバル化という視点を欠
かすことができない。大学の国際化や留学生政策の再構築を提言した。

 また、金融資本市場の強化については、「アジアの利用者にとって最も魅
力的な金融市場の構築」という切り口からインパクトのある政策を提示して
いる。

 さらに、農業など国内需要対応を主としてきた産業の成長の可能性も示し
ている。農業分野についても、グローバル化に適応した強い農業に変革する
ために必要な、経営力の強化を重視している。異業種のノウハウを取り込ん
だ、農業の発展を実現するための政策を示した。

 このように詳細かつ具体的な政策課題がリストアップされているのは、そ
れだけ日本が取り組むべき課題は多いからである。この構想の具体化に当た
っては、皆様の御協力と積極的な参画をいただきたいと思っている。

※ アジア・ゲートウェイ戦略会議(首相官邸ホームページ)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/asia/index.html


井上氏プロフィール プロフィール

● 子供たちのために考える「美しい国づくり」
 (「美しい国づくり」企画会議有識者 井上八千代)

 美しい国、ということを考える上では、当たり前のことながら、そこに人
が生きているということを考えねばなりません。

 人が和やかに暮らせる環境として、まず第一に自然があり、生活を支える
様々な機構、人と人との対話の中に生まれるお互いを大切にする心、嬉々と
して日々を送るために大切なことは何かなどに思いを巡らせます。

 私は、日本舞踊の中でも特殊な上方舞、その中でも、京都に生まれ育った
京舞という舞踊に携わっております。

 以前、モスクワオリンピックの節、政治情勢に鑑み、日本が出場を辞退し
たことがありました。スポーツの世界でもそうなら、有事に先ず不要なのが
芸能でしょう。人の心に留まらぬ限り、形として残らぬ儚いものです。

 ただ、芸能者の使命は、究極的には人間が生きていることのあかしを、何
らかの形で舞台に表出させ、生命の力を御覧いただくことと考えております。
一期一会と申しましょうか、舞台は、あくまで「生もの」で、その時、その
場に居合わせたお客様と演者のみが共有できるものです。いわば、心のキャ
ッチボールです。訴えかけの強さはさまざまですが、それぞれの思いを投げ
かけ、受け止め、感じていただくことに意味もあり、喜びもあると申せまし
ょう。

 今の子供たちが苦手とするのは、他者と時間、空間を共有することでしょ
う。多くの人の中で心の葛藤を繰り返すことを避け、自分の中に閉じこもり
がちです。芸能の源ともいえるお祭りや年中行事、様々な儀式などに触れる
ことも少なく、個の存在に重きを置きすぎたことや、メールなどが重宝すぎ
たのか、目を見て語り合うという本来の意思疎通のあり方を忘れがちです。
ヴァーチャルな世界に遊びすぎることも一因でしょうか。

 元来日本人は萬木千草に生命を感じ、死と対峙しつつ、更に生きることに
意味を見出してまいりました。限りのある生命を知ることで、美しいものを
感じる心を呼び覚まし、他者と共にある自分の心を鍛え、子供たちに誇れる
「美しい国、日本」のあり方を考えよう、と思っております。

※ 「美しい国づくり」プロジェクト公式ホームページ
 http://www.kantei.go.jp/be-nippon/index.html

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[キーワード解説]

● 悪質商法から身を守る−高齢者・障害者見守りネット−

 モニター商法、催眠商法、内職商法、資格商法・・・。これらはいずれも
「悪質商法」あるいは「悪徳商法」と呼ばれるものです。悪質商法とは、消
費者の欲望や弱み、無知につけこんで、高額な商品や粗悪な品質の商品を売
りつけるものですが、この悪質商法によって消費者が被害を受ける例が後を
絶ちません。

 最近では、悪質商法の巧妙化・悪質化がいっそう進んでおり、悪質商法の
情報に触れる機会が少ない高齢者や障害のある人たちが悪質業者の標的とな
る傾向にあります。

 全国の消費生活センターに寄せられた相談件数をみると、60歳以上の高齢
者がトラブルに巻き込まれた件数は平成8年度に48,229件であったのに対し、
平成17年度は300,075件と10年間で約6倍となっています。また、「認知症
高齢者、障害のある人などが契約当事者である相談」の件数については、平
成8年度には2,116件であったのに対し、平成17年度は14,899件と10年間で約
7倍に増加しています(平成18年12月末日現在)。

 「高齢者・障害者見守りネット」は、このような人たちを守るために、各
地の消費生活センターに集まる悪質商法の情報を、内閣府がインターネット
を通して、関連の団体に提供し、民生委員やホームヘルパーなどを介して、
高齢者に提供するものです。

 例えば、島根県出雲市でも、民生委員が中心となって、この見守りネット
を利用し、悪質商法に関する情報を高齢者に提供する活動を進めています。

 毎年5月は「消費者月間」です。地方公共団体、消費者団体、事業者団体
などの広報誌を通じて消費者月間についての広報を積極的に行っているほか、
都道府県や政令指定都市の主催により、消費者問題に関する学習会が全国各
地で開催されています。ぜひご参加ください。

※ 消費者の窓(内閣府ホームページ)
 http://www.consumer.go.jp/

※ 「悪徳商法にご用心!〜地域で育てる、見守りネット〜」は政府インタ
 ーネットテレビでご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1161.html

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[東奔西走]

 暦の上ではすでに夏になったとはいえ、ここ数日、東京は最高気温が25
度前後の日が続いています。東奔西走する私にとっては、日中も仕事で上着
を手放せず、悩ましい季節です。

 6月からはいよいよクールビズが始まります。平成17年に始まったクー
ルビズも今年で3年目になります。6月1日の閣議は、安倍総理の発案によ
り、沖縄県特有の「かりゆしウエア」を着て開催することになりました。

 私もクールビズに備えてデパートで買い出しをしたり、環境省とクールビ
ズの広報について打ち合わせをしたり、準備に余念はありません。

 クールビズは、単に涼しい格好をすることではありません。冷房温度を高
めに設定するなどの地球温暖化対策に一人でも多くの人が意識を持ち、実行
に移すことが目的なのです。

 6月にはドイツで、安倍総理が初めて出席するサミットが、地球温暖化を
主要な議題として開かれます。各国首脳が意見を交わすことももちろん重要
ですが、私たち一人ひとりが地球温暖化対策のためにできることを実行する
ことも同じくらい大切だと思います。(せこう)

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール 世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<2CH>週刊総理ニュース(07/05/07〜07/05/13)
  社会保険庁改革関連法案の審議スタート など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1163.html

<3CH>総理の動き
  「党首討論(第166国会国家基本政策委員会合同審査会)」(07/05/16)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1165.html

<22CH>ホットトピックス
  新しい国民との直接対話

<23CH>くらしのお役立ち情報
  悪徳商法にご用心!〜地域で育てる、見守りネット〜

<24CH>行政の現場から
  新たな職場での挑戦〜国家公務員の配置転換〜

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[安倍内閣の動き]

● 「アジア・ゲートウェイ構想」とりまとめ(07/05/16)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/16asia.html
  アジア・ゲートウェイ戦略会議において、日本がアジアと世界の架け橋
 となりともに成長するための「アジア・ゲートウェイ構想」をとりまとめ

● 日本・ラオス人民民主共和国首脳会談(07/05/14)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/14lao.html
  ブアソーン首相と日本・ラオス間の民間投資協定の早期締結や外交査証
 の相互免除について意見交換

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(5月20日まで)

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[安倍内閣メールマガジン]

<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)