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      安倍内閣メールマガジン(第30号 2007/05/24)
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★☆ 「安倍総理のライブ・トーク官邸」 ☆★

 安倍総理と薬物乱用防止キャンペーンソングを制作した谷村新司さんのビ
デオメッセージをご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1175.html

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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 教育は人なり

[お答えします]
● 裁判員制度(回答者 法務副大臣 水野賢一)

[この人に聞きたい]
● 歌だから伝わるメッセージ(歌手 谷村新司)
● 素晴らしい日本人が創る「美しい国」
 (「美しい国づくり」企画会議メンバー、東映代表取締役社長 岡田裕介)

[数字でみる日本]
● 1万8,936人

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ライブ・トーク官邸第24回「ダメ。ゼッタイ。「ギーターへの想い」
 −谷村新司さんと−」 など

[安倍内閣の動き]
● 薬物乱用防止キャンペーンソングの贈呈 など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● 教育は人なり

 こんにちは、安倍晋三です。

 愛知県長久手町で、発砲立てこもり事件が起きました。事件解決にあたっ
た、将来ある警察官が殉職したことは本当に断腸の思いです。心からご冥福
をお祈り申し上げます。暴力、そして、不法な銃の使用、所持の撲滅に全力
をつくす決意です。

 安倍内閣の最重要課題は教育再生。このメルマガでも幾度か私の教育観に
ついてお伝えしてきました。昨年末、60年ぶりに改正した教育基本法を受
け、これを具体化するため、3つの法律案を提出しました。

 子どもたちのモラルや学ぶ意欲の低下が指摘され、いじめや未履修問題が
表面化する中で、これらの問題に対し、学校や教育委員会が適切に対応でき
なかったことは、子どもの命や安全、教育を受ける権利の侵害について責任
をもつ国として反省しなければなりません。

 「教育は人なり」という言葉がありますが、すばらしい先生にめぐりあえ
るかどうかは、子どもたちに将来にわたって影響を与えます。私自身、小学
校から学生時代を通じて、すばらしい先生方に出会えたことは、本当に恵ま
れていたと思います。

 今もいい先生が大勢がんばっています。しかし、中には、人を教えること
に向かない、能力が及ばない先生がいることも事実です。時代の変化、技術
の進歩が著しい今、一旦教員になったら生涯身分が保障され、各人の適性に
かかわらず先生を続けるというやり方で果たしていいのでしょうか。

 私は、先生には、自信と誇りをもって教壇に立っていただきたい。常に自
己研鑽を怠ることなく責任感と緊張感をもって指導にあたってもらいたい。

 今国会で提出している案は、10年に一度、研修を受けることによって新
たな能力を身につけてもらうというものです。どうしても向かない先生には、
教壇を去ってもらう。これは、子どもたちにとっても、その先生にとっても、
いい結果をもたらすに違いない。私はそう信じています。

 他方で、教育指導以外の管理業務、事務作業など先生の負担が増えていま
す。忙しい中で、子どもたちの指導に専念するのは大変なことだと思います。
学校事務を効率的に処理し、先生が生徒と向き合う時間を確保し、増やして
いかねばなりません。

 学校では、新米先生もベテラン先生も平等な立場ですが、それぞれが役割
を分担し、経験のある人が経験の浅い人を指導する本来組織がもつ力を発揮
できれば、こうした問題も乗り越えられるのではないでしょうか。

 主幹教諭、指導教諭といった職を学校内につくれるようにして、組織の力
で教育を支えていく環境を整えていく考えです。

 このように教育の現場において、全ての子どもの才能を伸ばせる組織づく
り、いじめなどの問題にしっかり向き合える組織づくり、そして、国がその
責任を果たすことができる体制を整えることが、教育3法案の目的です。

 「人々貴き物の己に存在するを認めんことを要す」
 私の尊敬する吉田松陰先生は、述べています。人には、それぞれに、すば
らしいものがある、それを発見しながら、そのよさを認めることだと。

 自分にも優れたものがあると自覚すれば、それが自尊心となり、克己心に
もつながっていきます。才能を見つけ、認めてくれる先生、私は、全ての子
どもが、そうした先生に出会ってもらいたいと思います。

 問題を抱えているから、学校の授業についていけないからといって、その
子たちを置いていく、捨てていくということを私は絶対に認めません。

 学校だけでなく、家庭や地域が当事者意識をもって、社会総がかりで教育
再生に取り組まなければなりません。教育新時代を拓いて、全ての子どもた
ちに高い水準の規範意識と学力を身につける機会を保障する、この責務を果
たしていきます。(晋)

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 2年後に裁判員制度が始まるが、有給休暇制度や職場での理解の浸透とい
った条件を整え、仕事をしているものが参加しやすい環境を整えて頂きたい。
(男)
水野副大臣 プロフィール
●回答 (法務副大臣 水野賢一)

 こんにちは、法務副大臣の水野賢一です。

 「裁判員制度」という新しい制度が2年後に始まります。裁判官が裁判を
行うというのがこれまでの常識でしたが、裁判員制度では、プロの裁判官3
人と国民から抽選で選ばれた6人(この6人を裁判員といいます。)の合計
9人が話し合って裁判をします。つまり、一般国民から選ばれた裁判員も、
裁判官と一緒に被告人が有罪なのか無罪なのか、有罪の場合どのような刑に
するかを決めるわけです。

 裁判員は20歳以上の国民から選ばれます。1年間に裁判員になるのは2
万8000人くらいと予想されています。また、70人に1人くらいは一生
のうち一度は裁判員に選ばれることになると試算されています。

 裁判員になることは原則として拒否できないことになっています。そうは
いっても病気の場合、家に要介護の人がいる場合、とても重要な仕事があっ
て、本人でないと大きな損害が出る場合などは辞退が可能です。

 また、仕事で忙しくしている人たちにも安心して裁判員になっていただけ
る環境づくりも進めています。

 まず、裁判官、検察官、弁護士の法曹三者が協力して裁判にかかる日数を
短くする努力をしています。裁判員が参加する裁判のうち、7割は3日以内
で終了すると見込まれています。

 早めのスケジュール調整ができるような工夫もしています。裁判所に来て
いただく方には、裁判の6週間から8週間程度前までには、お知らせする予
定です。このお知らせでは、裁判員に選ばれた場合に、裁判員として仕事を
していただく予定期間もお知らせします。 

 また、企業の方に、裁判員制度を理解していただく取組みもしています。
裁判員の仕事に必要な休みを取ることは法律で認められていますし、裁判員
をするために仕事を休んだからといって、不利益に扱うことは法律で禁止さ
れています。こういったことを説明会を開いて企業の方に理解していただい
たり、従業員が裁判員に選ばれたときのための休暇制度を作っていただくお
願いをするなど、裁判に参加しやすい環境づくりをお願いしています。なお、
裁判員の日当は、1万円くらいになる見込みです。

 これからも、仕事をしている方でも裁判員として参加しやすい環境づくり
に取り組んでいきます。説明会を希望される方は、お近くの検察庁にお問い
合わせ下さい。担当者が説明にうかがいます。

※ 法務省ホームページ「あなたも裁判員!」
 http://www.moj.go.jp/SAIBANIN/index.html

※ 映画「評議」(予告編)を政府インターネットテレビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1169.html

※ 中村雅俊さん監督・出演の「裁判員制度−もしもあなたが選ばれたら−」
 を政府インターネットテレビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg243.html

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[この人に聞きたい]

谷村氏プロフィール プロフィール

● 歌だから伝わるメッセージ(歌手 谷村新司)

編集部注)薬物乱用防止キャンペーンソングを制作された谷村新司さんに歌
     にこめられた思いなどについてお話をうかがいました。

−キャンペーンソングのタイトル「ギーター」は聞きなれない言葉ですが?

 たぶん皆さん最初に「ギター」かなと思ったと思うんですけど、実はこの
「ギーター」というのは古代インドのマハーバーラタという叙事詩の中でバ
ガヴァッド・ギーターと表現するんですけれども、これはダンテが書いた
「神曲」、神の曲という意味なんですね。

 僕は、そのギーターというのを神の歌というふうに表現したいなと思って、
その神の歌っていうのは、僕は、実は自分を生んで育ててくれた両親が歌っ
てくれる子守唄のことだろう、そういう詩を書いたんです。

 歌詞の中にもギーターという言葉は出てこないんですけど、feel me 
touch me もっと感じて自分に触れて欲しいという思い、子どもたちの思い
を伝えたいと思いました。

−この歌にはどのような思いが込められているのでしょうか?

 今世界中はモノの時代からココロの時代にどんどん移っています。我々も
モノや数字に振り回されて生きてきた時間が長かったものですから、だんだ
んとモノに囲まれていても本当に幸せと感じるかどうかを考え始めました。

 そこでやっぱりココロというのが一番大切なものだとみんなが気付き始め
たとき、特に薬物を乱用し始めるとココロ自体がなくなってしまうという。
だから子どもたちが大人の私利私欲によってそのように侵されていくことは
一番避けなくてはいけないことだと思いました。

 子どもたちは我々の未来であって、地球の未来でもある。だから、今自分
たちが大人としてやれることはなんだろう、そういう歌を作ること、そして
それを歌って広めていくというふうに感じて、そういう作品をつくりました。

−薬物乱用防止キャンペーンに参加された思いをお聞かせいただけますか?

 薬物のルーツをたどっていけば、やっぱり大人たちの私利私欲であったり、
名誉欲であったり金銭欲であったり、そういうことに全部つながっていくと
感じてますし、そのために子どもたちが被害を受けることは絶対に避けなく
ちゃいけないと常々思っておりました。

 僕は自分達が音楽でできることは、とっても大切なことだとずっと思って
いますし、音楽がやっぱり素晴らしいなと長年やっていて感じるのは、歌を
歌った瞬間に国とか主義とか民族とかそういうことを超えていけるんですね。
一緒に一つの歌を歌っているという心のつながり感、他のものではなしえな
いことが音楽では可能になると感じていましたから、音楽を通じて今回のキ
ャンペーンにご協力できることは一番嬉しいと思います。

 この歌を僕が今大学で授業を行っている中国の人たちやアジアの若いアー
ティストたちが歌い始めてくれることによって、大人である僕らの世代と彼
ら子ども世代が一緒に何かメッセージを出していけるようになっていけば素
晴らしいと思います。

※ ダメ。ゼッタイ。「ギーター」への想い−谷村新司さんと−
 (ライブ・トーク官邸)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1175.html


岡田氏プロフィール プロフィール

● 素晴らしい日本人が創る「美しい国」
 (「美しい国づくり」企画会議メンバー、東映代表取締役社長 岡田裕介)

 「美しい国」という言葉は曖昧模糊としていて、人それぞれ定義が違うよ
うに思われます。私は次の観点から、このプロジェクトに参加させていただ
きたく思っています。

・自信を持てる国とは何か?
 戦後日本は欧米化が進み、すべての受け入れが進んでいる。これにより、
本来大事にしなければならない事柄(習慣、言葉、経済システムetc、あら
ゆるものを含む。)が、ないがしろにされてきている。日本独自のものが忘
れさられようとしているように思われる。

・命を大切にする社会
 戦争、病気、自殺・・・。いろいろな事が考えられるが、人間本来の生き
ていきたいと思える心も、美しい心と考える。

・物を作っていく社会
 諸外国に煽られ、株投資をはじめとする虚業が流行となっている。私は、
原点に帰り、実業を大切にすることが今の日本に大切なことのように思う。

・敬語を大切にする社会
 最近、教育の問題が、論議されることが多くなった。いろいろな角度から、
様々な意見があり、大切なことのように思う。
 その中で、私は敬語を提案したい。日本語が世界に誇れる独自性は、これ
が存在することだ。謙譲語は日本にしかないのではないだろうか?しかし今
の若者は敬語が使えない。今の犯罪も、間接的ながら防げるのではなかろう
か。

 私は、素晴らしい「日本人」が一番美しいのではないかと考えています。
銃を持って良いと考える国とは、どこかが違うのです。銃を嫌う日本人を誇
りに思います。

 この会議を通じて、私も、もっともっと日本"らしさ"について教えていた
だき、勉強していきたいと思っています。

※ 「美しい国づくり」プロジェクト公式ホームページ
 http://www.kantei.go.jp/be-nippon/index.html

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[数字でみる日本]

● 1万8,936人

 平成18年6月30日、政府は、国の行政機関の定員を平成22年度末ま
での5年間に1万8,936人以上純減し、これを達成するために必要とな
る職員の配置転換や採用抑制を行うという方針を閣議決定しました。

 この約1万9,000人という数は、人口260万人規模の政令指定都市
で働く一般行政職員数に匹敵します。

 本年4月には700人を超える職員が新たな職場に配置転換となり、新た
なスタートを切っています。
  
※ 「新たな職場での挑戦 国家公務員の配置転換」を政府インターネット
 テレビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1162.html

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[東奔西走]

 既に報道等でご存知の方も多いかと思いますが、先週18日、安倍内閣と
しての大臣と国民との直接対話を行うに当たっての基本方針が決定され、同
日、塩崎官房長官から発表がありました。

 新たな直接対話を行うに当たっての名称は「政策ライブトーク〜言いたい、
聞きたい これからの日本」。この場で国民の皆さまと大臣とがまさに直接、
ライブの形でこれからの日本について議論することにより、より良い日本を
作り上げていきたいとの思いが込められています。

 過去のタウンミーティングの反省を踏まえ、無駄な経費をかけない、テー
マや参加者はオープンな形で公募する、広聴機能を重視し国民の声を政策形
成過程に取り込む努力をするなどの改善を行っています。近々テーマに関す
る国民の皆さまからの意見募集も開始する予定です。

 7月にも開催が予定される第1回まで残された時間はあるようでないもの
です。じっくりと、漏れがないように準備を進めていきたいと思います。
(せこう)
 
※ 「新しい国民との直接対話−行政改革−(渡辺喜美大臣)」を政府イン
 ターネットテレビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1160.html

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール 世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<1CH>ライブ・トーク官邸
  第24回「ダメ。ゼッタイ。「ギーター」への想い−谷村新司さんと−」
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1175.html

<2CH>週刊総理ニュース(07/05/14〜07/05/20)
  アジア・ゲートウェイ構想とりまとめ など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1176.html

<22CH>ホットトピックス
  輸出のチャンスをつかめ〜農林水産物輸出先進事例に学ぶ

<23CH>くらしのお役立ち情報
  エコてつ君と行く鎌倉 鉄道エコの旅

<31CH>ニッポンの元気
  ITを活用したまちづくり(岐阜県)

<41CH>映像ミュージアム
  映画「評議」(予告編)

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[安倍内閣の動き]

● 日本・マレーシア首脳会談(07/05/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/22malaysia.html
  「外交関係開設50周年にあたる本年、日本とマレーシアの更なる発展
 に努力していきたい。」と強調

● 薬物乱用防止キャンペーンソングの贈呈(07/05/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/21yakubutu.html
  谷村新司さんから薬物乱用防止キャンペーンソングの贈呈を受けた後、
 懇談

● 安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会の初会合(07/05/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/18anpo.html
  「忌憚のない議論を行って頂き、国民の安全を守っていくために最良と
 思われる方向性につき提言して頂くことを期待している。」と挨拶

● 障害者施策推進本部(07/05/17)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/17syougaisya.html
  本年度で現行の重点施策実施計画が終了することを踏まえ、新たな「重
 点施策実施5か年計画」を本年末までに取りまとめることを決定

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
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[安倍内閣メールマガジン]

<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)