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      安倍内閣メールマガジン(第43号 2007/08/23)
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★☆ 台風による被害を防止・軽減するためには? ☆★

 気象庁の発表する台風情報が、より見やすく、より詳しくなっています!
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1319.html

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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● アジア外交を進める

[お答えします]
● 緑のオーナー制度(回答者 農林水産副大臣 国井正幸)

[この人に聞きたい]
● 妖怪による町おこし
 (境港市観光協会会長、水木しげる記念館館長 桝田知身)

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 行政の現場から「陸自中央即応集団」 など

[安倍内閣の動き]
● インドネシア・インド・マレーシア訪問(インドネシア共和国) など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● アジア外交を進める

 こんにちは、安倍晋三です。

 今週はインドのニューデリーからです。今回は、インドネシア、インド、
マレーシアを訪問し、アジアの連帯と絆を深める旅です。

 インドネシアとマレーシアは、いずれもASEANの重要国です。

 ASEANは、今年、設立40周年を迎えました。政治的、文化的、宗教
的な違いを乗り越え、お互いを分断することよりも、共生と調和の道を選択
し、三歩進んで二歩下がる試練も経験しながら、「共同体」へ向けて着実な
歩みを進めてきました。

 「多様性の中の統一」―― アジアにおける統合のプロセスは、欧州に比
べて遥かに困難な道のりとも言われますが、それでも、ASEAN諸国のま
とまりの進展は、かつてベネルクス諸国が欧州共同体を牽引したように、将
来の拡大アジアの深化・統合に大きな意味を持つことは間違いありません。

 20日に、インドネシアのユドヨノ大統領との間で、経済連携協定に調印
しました。垣根を越えてモノが自由に往来することを保証する自由貿易協定
とは違い、垣根そのものを低くしながらお付き合いしましょう、というのが
この協定の意味です。「人の交流」、そして「心のつながり」が重要になり
ます。

 インドネシアでは、民主国家に相応しい警察改革を進めようとしています
が、日本の警察のモラルの高さが、柔剣道などを学んだ経験から来ているこ
とに着目しているという話を聞きました。日本の武道を、その精神面を重視
して取り入れよう、との姿勢に感銘を受けました。

 そして、世界最大の民主主義国家であるインドとの関係も大変重要です。

 大学に在籍する日本への留学生が10万人を超える中で、インドからはわ
ずか500人。インドとの交流は、まだまだこれからです。経済にとどまら
ず、人、学術、教育・文化、科学技術、そして安全保障と広範な分野での交
流と協力を深め、両国の知力を結集して、世界に貢献をすべきです。

 昨日、インドの国会で「二つの海の交わり」と題する講演を行いました。
「二つの海」とは、太平洋とインド洋のことです。

 講演の中で私は、日本とインドは世界で最も可能性を秘めた二国間関係で
あることを強調しました。

 もとより両国は、仏教が伝えられて以来、深い精神的交流の歴史を持って
います。50年前、戦後の復興プロセスにあったその時、当時のネルー首相
は、日本にあたたかいエールを送ってくれました。そして、貧しさからはい
上がった日本が、初めてODAを供与した国がインドでした。

 日本が未曾有の不況から脱しようとしている2001年5月、「太陽(ス
ーリャ)」という名の象を贈り、「陽はまた上る」と励ましてくれたのもイ
ンドです。

 このような深いつながりを持つ日本とインドが、アジアのほぼ両端に位置
する民主主義国家として、互いに協力していけば、必ず二つの海は一つにつ
ながり、アジア全体の大きな繁栄が生まれることになる――そうした私の主
張に対し、シン首相をはじめとし、多くの国会議員の方々が、拍手と机をた
たくことによって、暖かい賛意を示してくれたことを光栄に思っています。

 アジア地域全体の平和と安定、さらには、地球環境問題という人類規模の
課題に向けた日本の責任の重さを、私たちは忘れてはなりません。「美しい
星50」構想も、徐々に世界に理解されつつあります。

 今後も、「主張する外交」をさらに進めていくつもりです。(晋)

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 林野庁に聞きたい。先日のニュース番組で、林野庁の投資話で大半が元本
を割っているとの報道を見ましたが、この案件は国の政策の投資であるのだ
から元本は最低でも国が負担をして支払うべきでないのか。また、一般国民
の反感を買う話である。(男性、40代、会社員、埼玉県)
国井副大臣 プロフィール

●回答 (回答者 農林水産副大臣 国井正幸)

 農林水産副大臣の国井正幸です。緑のオーナー制度についてご意見ありが
とうございます。

 国有林が実施している分収育林(緑のオーナー)制度に対し、多くの緑の
オーナーの皆様からご心配・ご不満をいただいているところです。
 
 緑のオーナー制度は、国民の皆様に森林づくりに参加していただくととも
に、森林へのふれあいの機会を提供することを目的として、昭和59年度に
始まりました。当時のマスコミでも都会の人たちが森づくりに参加するきっ
かけとなることを歓迎する論調で取り上げられていました。
 
 森林の手入れや管理については、国(各地方の森林管理署)が、緑のオー
ナーの皆様との間の契約書に定めた計画に従って実施することになっており、
適切に行われています。

 ただし、この分収育林制度は、おおむね20年から30年程度の長期の契
約期間を設定した上で、生育した樹木を販売した収益を分配するものです。
国有林の樹木(分収木)は、原則として一般競争入札により最も高い値段の
札を入れた者に販売することになりますが、販売時の木材価格の動向(木材
市況)に大きく左右されますので、分収額は、費用負担額を上回ることも下
回ることもあります。

 近年では、木材市況の低迷を受け、これまでに満期に達して樹木を販売し
た9割以上の箇所の受取額が契約者の負担額を下回るという残念な結果とな
っています。なお、わが国の木材価格は、外材との競合の中で、制度が始ま
った昭和59年度と比べ現在では、価格がヒノキで1/3に、スギでは1/5
程度にまで落ち込んでいます。

 分収育林制度は、生育途上にある森林を、国と契約者の皆さまで共同経営
していただこうという考えの下、国と契約者により国有林の樹木(分収木)
を共有して育て、契約期間満了時に分収木を販売し、分収することが契約で
定められた制度であることから、価格が下がっても契約者の費用負担額を保
証する仕組みとはなっていないところです。

 緑のオーナーの皆様のご心配・ご不満を真剣に受け止め、制度当初の考え
方、これまでの運用の実態についてしっかり検証を加え、対応して参りたい
と考えています。

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[この人に聞きたい]
桝田氏 プロフィール

● 妖怪による町おこし
 (境港市観光協会会長、水木しげる記念館館長 桝田知身)

 境港市は、全国で一番人口の少ない鳥取県(約60万人)の一番小さい市
(3万7千人)である。ひところ全国一の水揚げを誇った漁港であったが、
これといった観光資源はなかった。バブル崩壊後、駅前商店街はさびれる一
方であった。

 境港は妖怪漫画家水木しげるの生誕地であるが、平成にはいって、「水木
妖怪のブロンズ像設置による町おこし」構想が立ち上がった。当初は反対し
ていた地元商店街も、平成5年の「水木しげるロード」(境港駅から約800
メートルつづく駅前商店街ロード)のオープン式典がメディアの大きな注目
を浴びたことから、賛成に転じた。その後の水木ロードのハード、ソフト両
面の整備状況を羅列すると以下のとおりになる。

平成 5年 「鬼太郎列車」運行開始。(ロード入り込み客 2万人)
   8年 第一回世界妖怪会議開催。(38万人)
  10年 水木しげるロード振興会発足。(46万人)
  12年 妖怪神社建立。(61万人)
  13年 妖怪倉庫お目見え。(60万人)
  14年 「第一回境港妖怪ジャズフェスティバル」開催。(61万5千人)
  15年 「水木しげる記念館」開館。この年、ブロンズ像が86体とな
      り、市はハード事業打ち切りを宣言。(85万人)
  16年 妖怪ブロンズ像の全国公募開始。(78万人)
  17年 ブロンズ像は86体から120体に"増殖"した。JR境線の「妖
      怪路線化」完成。角川「妖怪大戦争」公開。(85万5千人)
  18年 隠岐向け「鬼太郎フェリー」就航。「妖怪そっくりコンテスト」
      実施。「第一回妖怪川柳コンテスト」実施。「第一回境港妖怪
      検定」実施。(93万人)
  19年 「妖怪人気投票」実施。ロード沿いの「妖怪街灯」を公募し、
      42基設置。松竹映画「ゲゲゲの鬼太郎」公開。新作テレビア
      ニメも公開。

 平成5年に、ロードへの入り込み客はわずか2万人だったのが、15年の
水木しげる記念館開館の年には85万人に増えた。翌16年は78万人に落
ち込んだが、上記のような様々な企画で17年は増勢に転じ、85万5千人
の新記録を達成。18年は93万人。19年は8月20日付ですでに悲願の
大台100万人を突破し、135万人を超えそうな情勢である。いまや、境
港の水木妖怪ワールドは鳥取県ダントツ1位の観光地となった。

 また、ひところはロード沿いの約100店舗のうち25店くらいが空き店
舗になっていたが、現在では全部が埋まり、売り上げも当初予想の倍以上と
賑わっている。

 今後も、「妖怪の泉」「鬼太郎飛行機の就航」「鬼太郎空港の愛称化」な
ど、活性化に積極的に取り組み、この勢いをひきつづきキープしていきたい。

※ 水木しげるロードも登場する「日本全国お国自慢!地方の活力は国の活
 力」を政府インターネットでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1306.html

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[東奔西走]

 20日にインドへ渡ってから、翌日に総理がインドに到着するまでの間、
私は、インドのプレスや欧米のプレスに対して、今回の訪問の意義やアジア
において日本の果たすべき役割を事前に説明しました。

 総理に先乗りしてのプレス対応は、昨年の中国、今年の米国などでも経験
済みですが、一口に事前説明と言っても、訪問国における日本への関心やメ
ディアの状況などを考慮しながら毎回工夫を重ねています。インドでは、記
者達の日本への関心、知識のレベルが高いことに驚かされました。

 また、今回の総理のインドネシア、インド、マレーシアへの訪問には、今
年の中東訪問時を上回る200人以上からなる経済ミッションが同行。さら
に、インドでは、日印の主要大学の学長懇談会も開催されるなど、産学官一
体となってこれらの国々との関係強化を図っています。(せこう)

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール 世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール
-------------------------------------------------------------------- [政府インターネットテレビ番組ガイド] ●新着情報 <2CH>週刊総理ニュース(07/08/13〜07/08/18)   全国戦没者追悼式に参列 など http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1320.html <24CH>行政の現場から   陸自中央即応集団 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1318.html <31CH>ニッポンの元気   夏特番!鳥羽少年探偵団(三重県鳥羽市) http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1317.html <51CH>防災チャンネル   新しい台風情報〜台風による被害を防止・軽減するために〜 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1319.html <61CH>Cool Japan   GO CHI SO http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1301.html ※ 政府インターネットテレビ http://nettv.gov-online.go.jp/ -------------------------------------------------------------------- [安倍内閣の動き] ● インドネシア・インド・マレーシア訪問(インドネシア共和国)  (07/08/19〜07/08/21) http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/08/20indonesia.html   ユドヨノ大統領と首脳会談後、日本とインドネシア両国の貿易・投資の  拡大やエネルギー安定供給などを盛り込んだ「経済連携協定」に署名 ● 内閣総理大臣メッセージ(ペルーにおける地震災害:安倍総理大臣のお  見舞いメッセージの発出)(07/08/17) http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/08/17message.html ● 新潟女将の会会長などによる総理表敬(07/08/16) http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/08/16okami.html   「風評被害については、政府としても政府広報で安全だということを広  報して行きたい」と挨拶 -------------------------------------------------------------------- [ご意見、ご感想]  おんらいん読者感想   ※メールマガジンの登録者が対象です。(8月26日まで) ==================================================================== [安倍内閣メールマガジン] <配信先変更・配信中止> http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/ 総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三 編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成 発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)