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      福田内閣メールマガジン(第22号 2008/03/13)      
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□ 目次

[「きぼう」の第一歩。福田康夫です。]

[文部科学大臣の渡海紀三朗です。]
● 一人ひとりの子どもに確かな学力を−新しい学習指導要領のねらい

[私の住むまち]
● 道路を車から人へ取り戻すささやかな取り組み
 (青森県十和田市長 中野渡春雄)

[編集長のひとこと]
 (編集長 大野松茂)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]

[福田内閣の動き]

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[「きぼう」の第一歩。福田康夫です。]
【写真】福田総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
 「きぼう」の第一歩。福田康夫です。

 春闘もいよいよ大詰め。昨日、多くの企業が、労働組合の要求に対する回
答を行い、給与を引き上げる考えを明らかにしました。

 去年の今頃と比べると、100ドルを超えた原油価格や米国経済の減速な
ど、景気の先行きに不安を感じつつも、ほとんどの企業が去年並みの給与引
き上げを確保する回答を行い、中には満額回答を行った企業もありました。

 これは、改革の果実を今こそ国民と分かち合うべきことや、経済を拡大す
るためにも給与の引き上げが必要だとの理解があったからだと考えています。

 政府としても、景気の先行きへの不安を少しでもやわらげるため、できる
かぎりの対策を進め、企業の前向きな努力を支えていきます。

 とりわけ、景気回復の波に乗り切れず、いまだに苦労されている中小企業
については、企業の体質強化や雇用の改善、地域活性化につながる政策を中
心とした成長力強化策をできるだけ早期に実施します。

 雇用をめぐる問題は、給与だけではありません。フリーターやアルバイト、
派遣社員などの非正規雇用は、最近の統計でも雇用全体の3割を超えていま
す。

 バブルの後遺症に苦しんだ時期でも、企業は、雇用を守るために努力して
きました。その中で、非正規雇用に頼らざるを得なかった時期がありました。

 しかし、これまで不安定な雇用に耐えてがんばってきた人たちのために、
ここで、経営者の皆さんには、もう一段の努力をお願いしたいと思います。

 安定した雇用は、消費を増やし経済の拡大にもつながります。企業と家計
は車の両輪。正規雇用を増やす必要性は、経済界もご理解いただけるはずで
す。政府も、そうした取組を後押しする政策を、早急にとりまとめていきま
す。

 一昨日、土井隆雄さんを乗せたスペースシャトル「エンデバー」が無事打
ち上げられました。

 日本を含む世界15カ国が協力して進めている国際宇宙ステーションに、
日本の実験施設「きぼう」を建設するのが、今回の土井さんの一番大きな任
務です。

 「宇宙に『日本の家』ができる。」

 打ち上げ前に土井さんはこのように語っていたそうです。待ちに待った
「日本の家」を築く第一歩が、今ようやく、踏み出されようとしています。
土井さんの活動の成功を、心より祈っています。

※ トピックス「きぼうの、その先へ〜1J/Aミッション」
 (政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1717.html

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[文部科学大臣の渡海紀三朗です。]
【写真】渡海文部科学大臣 プロフィール
● 一人ひとりの子どもに確かな学力を−新しい学習指導要領のねらい
 (文部科学大臣 渡海紀三朗)

 新聞・テレビの報道でご存知の方も多いと思いますが、まもなく学習指導
要領が10年ぶりに全面改訂されます。学習指導要領は、学校で教える教科
などの目標や内容を文部科学大臣が定めているもので、いわば学校教育の大
枠の基準です。

 今回の改訂の特徴は大きく分けて3つあります。

 一つ目は、一昨年改正された教育基本法には「公共の精神」「生命や自然
の尊重」「環境の保全」「伝統や文化の尊重」といった子どもが育っていく
上で非常に大切な内容が盛り込まれましたので、それらを踏まえた教育内容
にすることです。

 二つ目は、国民の皆様から非常に関心の高い「学力の低下」という指摘に
応えた改訂です。すなわち、学力の3つの要素、(1)基礎的、基本的な知
識や技能の習得、(2)知識や技能を活用しての問題を解決するための思考
力・判断力・表現力の育成、(3)子どもたちの学習意欲の向上を図るため
に、特に言語活動や理数教育を充実します。

 三つ目は、子どもたちの豊かな心とたくましい体をはぐくむための、道徳
教育や体育の充実です。

 こうした教育内容の充実を実現するため、国語、社会、算数・数学、理科、
体育・保健体育、外国語の授業時数をだいたい一割程度増やすこととし、か
つ、保護者の皆さんの不安感に応えるため、理数系を中心に可能な部分は前
倒し実施するよう指示しています。

 現行学習指導要領で育った子どもたちが「ゆとり世代」などと揶揄されて
おりますが、私は「生きる力」をはぐくむという目標自体は間違っていなか
ったと思っています。ただ、関係者にそのねらいが十分浸透せず、あるいは
誤解されたのではないかという想いは拭えません。このため、今回は、あら
ゆる機会を捉え学習指導要領の改訂の趣旨について正確にご理解いただく努
力を続けることがもっとも重要と考えています。

 また、学校が多忙化する中、がんばっている先生たちを応援するため、先
生や事務職員の数を増やしたり、優れた施設・設備や教材を提供するなど、
学校に対してもっと条件面での支援を行うことが新しい学習指導要領を活か
す上での一つのキーポイントになると思っています。

 現在、新しい学習指導要領とともに、初めての「教育振興基本計画」の策
定も進めています。いうまでもなく、教育改革は、あらゆる人に関わる大き
な問題であり、たゆまぬ努力が必要であります。国民の皆さんにおかれまし
ても、ぜひ、教育に対して強い関心を持っていただき、今後も、学校教育を
ご支援いただきますようお願いします。

※ 「『大臣のほんね』渡海紀三朗文部科学大臣」
 (政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1541.html

※ 大臣と語る「渡海大臣と語る 希望と安心の国づくり〜ダイジェスト版」
 (政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1542.html

※ 新しい学習指導要領(文部科学省ホームページ)
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

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[私の住むまち]
【写真】中野渡氏 プロフィール
● 道路を車から人へ取り戻すささやかな取り組み
 (青森県十和田市長 中野渡春雄)

 十和田湖や奥入瀬渓流をはじめとした豊かな自然で知られる十和田市。
「武士道」の著者新渡戸稲造の祖父である新渡戸傳(つとう)による開拓を
きっかけに市街地が形成されてきた比較的新しいまちです。

 市では、他の地方都市と同様、空洞化が進む中心市街地のにぎわいを取り
戻すきっかけとして、どこにでもあるインフラ「道路」に着目しました。整
然と区画された街並(碁盤の目状なので迂回路が取りやすい)を活かし、以
前から道路を使った様々なイベントなどが行われていましたが、そこで問題
になるのが「交通規制」でした。

 平成17年3月、市町村や所轄警察署のほか地域住民、事業者などからな
る地域参加型の協議会が策定したまちづくり計画に基づき都道府県警察が交
通規制を実施することを認める構造改革特区に十和田市の中心市街地が国か
ら認定されました(「十和田市中心市街地にぎわい特区」)。所轄の警察を
はじめ地域の各種団体が集い話し合われた内容なら、県警察も柔軟に交通規
制に応じることができるようになったので、道路を使ったイベントなどがや
りやすくなりました。

 新しい試みとして、商店街の道路を使って毎月1回多彩な催し物が行われ
る「とわだストリートフェスタ」が始まり、そのイベントをサポートするボ
ランティア団体「中央商店街おたすけ隊」が結成されるなど、特区をきっか
けに市民参加型のまちづくりの気運が盛り上がってきました。

 特区認定から1年あまりでこの規制の特例措置が全国展開されましたが、
これは特例措置の効果が認められた結果だと考えています。これからも、市
民の熱の高まりを逃さず、工夫をこらして中心市街地の活性化に取り組んで
いきたいと思います。

※ 写真を見る 
 http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2008/0313e.html

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[編集長のひとこと]

 教育改革はあらゆる人に関わる大きな問題であり、たゆまぬ努力が必要と
渡海大臣は語っています。今回紹介している学習指導要領の改訂もふまえ、
この国の将来を担う子どもたちのために学校教育を充実させるよう、政府と
してさらに取り組んでいく必要があると考えています。

 「私の住むまち」では、青森県十和田市の中野渡春雄市長が、構造改革特
区制度を活用して中心市街地ににぎわいを取り戻す取組を紹介。この特区の
交通規制に関する特例措置の成功もあって、この特例措置は全国的な規制改
革につながりました。地域の工夫が国の政策に生かされる好例だと思います。

 麻しん(はしか)の患者が増えており、休校する学校も出てきています。
はしかは毎年春から初夏にかけて流行が見られます。特にはしかに今までか
かったことがなく予防接種の経験もない方は、予防接種による対策を心がけ
ましょう。(まつしげ)

※ 「麻疹(はしか)」(国立感染症研究所感染症情報センターホームページ)
 http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/

大野内閣官房副長官プロフィール 【写真】大野内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<2CH>週刊総理ニュース(08/03/03〜08/03/09)
  地球温暖化問題に関する懇談会初会合、防衛省改革会議 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1720.html

<13CH>大臣と語る
  泉大臣と語る食品の安全
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1645.html

<20CH>くらしの安全・安心
  花粉症を防ごう!〜メカニズムを知って早めに対策
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1718.html

<21CH>地球環境
  コウノトリとともに生きる町〜生物多様性を考える
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1716.html

<22CH>トピックス
 ・きぼうの、その先へ〜1J/Aミッション
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1717.html
 ・受け継がれる不屈の精神〜野口英世アフリカ賞
 〜峰竜太のナッ得!ニッポン
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1711.html
 ・仕事と生活の調和の実現に向けて〜ドゥ!JAPAN
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1710.html
 ・生涯を通じて健康で明るく〜女性の健康週間〜Just Japan
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1712.html

<24CH>この人に聞く
  健康大使 加藤剛さんの「元気をプロデュース!」
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1709.html

<31CH>地域の元気
  芥川倶楽部の活動(大阪府高槻市)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1715.html

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[福田内閣の動き]

● 「立ち上がる農山漁村」有識者会議(08/03/12) など
 http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaphoto/index.html

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総編集長:内閣総理大臣 福田康夫
編集長 :内閣官房副長官 大野松茂
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)