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      福田内閣メールマガジン(第25号 2008/04/03)      
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★☆ 平成20年度予算成立 ☆★

 平成20年度予算成立と道路関連法案に関する福田内閣総理大臣の記者会
見は、政府インターネットテレビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1759.html

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□ 目次

[政治の責任。福田康夫です。]

[内閣府特命担当大臣の岸田文雄です。]
● 消費者・生活者が主役となる社会の実現へ

[この人に聞きたい]
● 第1回野口英世アフリカ賞の授賞に寄せて
 (野口英世アフリカ賞医療活動分野推薦委員会座長、クワズル=ナタール
    大学学長 マレガプル・マホバ)

[編集長のひとこと]
 (編集長 大野松茂)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]

[福田内閣の動き]

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[政治の責任。福田康夫です。]
【写真】福田総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
 政治の責任。福田康夫です。

 ガソリン税などの道路特定財源のあり方については、先週のメルマガで、
政府の考え方に固執することなく、見直すべきは大胆に見直す、と申し上げ
ました。

 それは、野党の皆さんとの話し合いの機会をつくり、3月末までに話をつ
けて、国民生活や地方財政に大きな混乱をもたらさないように、と考えたか
らです。

 そして、メルマガを皆さんに送った日の夜に、私は、緊急に記者会見を開
いて、道路財源改革のための新たな提案を行いました。

 内容は、第一に、無駄使いの根絶のお約束です。娯楽用品を買うなどとい
った不適切な支出はもってのほかです。さらに、道路予算に大きく依存して
いる公益法人の廃止・民営化を進め、不透明な天下りも徹底的に排除するこ
とです。

 第二に、ガソリン税を、地球温暖化対策や救急医療体制の整備、少子化対
策など、様々な政策にも使えるようにすることです。このために、道路特定
財源制度を今年かぎりで廃止し、21年度からガソリン税などの使い途を道
路整備に特定しない「一般財源」とします。

 第三に、10年間にも及ぶ道路整備計画を5年間に短縮し、本当に必要な
道路に限定するため、新たなデータを用いて計画内容を見直すこととしまし
た。

 これらの提案は、いずれも国会審議の中で明らかとなった問題への回答で
あり、民主党をはじめ野党の皆さんにも、話し合いのテーブルについていた
だけるものと考えました。

 残念ながら、民主党との話し合いはつかず、結局、野党が多数を占める参
議院では、ガソリン税にかかる法案審議が3月中に一度も行われないまま、
ついに時間切れとなりました。

 食品をはじめとした物の値上がりで家計への負担が増大するなかでは、税
金が少しでも安い方が、国民の皆さんにとっていいことは間違いありません。

 「税金を引き下げます」と申し上げることは、とても楽なことです。

 しかし、ガソリン税が引き下げられたままになると、消費税1パーセント
に相当する2兆6千億円もの財源が失われます。地方の自治体によっては、
福祉や教育など幅広い住民サービスの見直しにつながりかねません。

 今後、温暖化対策でも、医療でも、福祉でも、政府がやるべきことは山積
しており、しっかりとした財源の確保が不可欠です。

 一方で、現在、国・地方の財政はともに大きな借金を抱えています。見通
しもなく安易に税金を引き下げ、子どもや孫たちのツケを大きくしてしまう
ようでは、政治の責任を果たしたとは言えません。

 人気取りに走るのではなく、必要なことであれば国民の皆さんにご負担を
お願いするのが、国民の生活と経済を守るべき政治の責任であると考えまし
た。

 繰り返しとなりますが、そのための大前提として、皆さんからお預かりし
た税金に、一円たりとも無駄があってはならないことは、言うまでもありま
せん。

 道路財源に限らず、すべての支出について「ムダ・ゼロ」を目指し、公益
法人のあり方や不透明な天下りを徹底的に是正します。

 民主党をはじめ野党の皆さんとの話し合いの努力も、ねばり強く続けてま
いります。野党の皆さんには、一日も早く、参議院で審議に入っていただき、
結論を出していただきたいと願っています。

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[内閣府特命担当大臣の岸田文雄です。]
【写真】岸田内閣府特命担当大臣 プロフィール
● 消費者・生活者が主役となる社会の実現へ
 (内閣府特命担当大臣 岸田文雄)

 明治以来、わが国の諸制度は、生産者やサービスの提供者を中心とした発
想を起点に形成されてきた、といっても過言ではありません。消費者・生活
者はこれよりも一段弱い立場、すなわち事前規制などにより「保護されるも
の」と位置づけられてきました。消費者政策の基本理念を定めた法律も、消
費者保護基本法という名称だったのです。

 しかしながら、経済社会の複雑化・多様化に伴い、従来型の事前規制が時
代に合わなくなると同時に、消費者・生活者は、「自立した主体」として、
積極的に自らの利益を確保することが求められています。こうした変化を反
映するため、消費者保護基本法も、平成16年、議員立法により消費者基本
法へと改正しました。

 最近では、「消費者市民社会(Consumer Citizenship)」という考え方が
提唱されています。消費者・生活者は、自らの利益を追求するのみならず、
地球環境、将来世代、倫理などに考慮した消費活動などを通じて、社会経済
の発展に貢献すべきだという考え方です。すなわち、消費者・生活者が自ら
の権利と責任を社会の主役として果たしていくことが求められているのです。

 福田内閣が現在進めている「生活安心プロジェクト」。消費者・生活者が
主役となる社会を実現するために、国民生活に関係する法律、制度、事業を
幅広く総点検しようというプロジェクトです。本日は、「食べる」「働く」
「作る」「守る」「暮らす」の5つの分野の行政のあり方についてご議論い
ただいた、国民生活審議会からの提言が福田総理に提出されます。

 この提言を基に、政府として実施すべきことについてのアクションプラン
を早急に作成し、消費者・生活者が主役となる社会の実現に向けた改革を進
めてまいります。

※ 「『大臣のほんね』岸田文雄内閣府特命担当大臣」
 (政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1761.html

※ 大臣と語る「岸田大臣の「子どもの施設の安全点検」〜生活安心プロジェ
 クト」(政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1737.html

※ 大臣と語る「交通事故のない社会を目指して
 〜岸田文雄大臣・桂小米さん 交通安全を語る〜」
 (政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1646.html

※ 生活安心プロジェクト(内閣府ホームページ)
 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/tenken.html

※ 国民生活審議会(内閣府ホームページ)
 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/shingikai/kokuseishin/kokuseishin-gaiyou.html

※ 消費者行政推進会議(首相官邸ホームページ)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shouhisha/index.html

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[この人に聞きたい]
【写真】マレガプル・マホバ氏 プロフィール
編集部注)野口英世アフリカ賞は、平成18年5月の小泉総理(当時)のア
    フリカ訪問及び野口英世博士没後80年を記念して、同年7月、閣
    議決定により創設されたものです。この賞は、アフリカでの感染症
    などの疾病対策のため、医学研究・医療活動の2部門を対象に、顕
    著な功績を挙げ、アフリカに住む人々の保健と福祉の向上に貢献し
    た方々に授与されます。先月、第1回受賞者が決定しました。今週
    は、野口英世アフリカ賞医療活動分野推薦委員会座長のマレガプル・
    マホバ氏(南アフリカ共和国)にメッセージをお寄せいただきまし
    た。
    ※ 野口英世アフリカ賞についてはこちらをご覧ください。
     http://www.cao.go.jp/noguchisho/index.html

● 第1回野口英世アフリカ賞の授賞に寄せて
 (野口英世アフリカ賞医療活動分野推薦委員会座長、クワズル=ナタール
    大学学長 マレガプル・マホバ)

 日本国政府による野口英世アフリカ賞の創設は、国際保健問題への取り組
み、及びそうした取り組みの認知・表彰のあり方を本質的に変える画期的な
ものです。本賞は、アフリカ問題を国際保健における最大の課題と位置づけ、
この難題に挑戦する、質の高い医学研究や医療活動を強化することが狙いで
す。同時に、アフリカ人に向け、教育や経済、開発を妨げてきた保健分野の
不平等や立ち遅れを、自らの手で克服するよう促すものです。こうした賞の
理念や使命は、世界の科学・医療界に大きな意識変革をもたらし、より良き
世界を目指す人々に対する希望と挑戦を提示することになりましょう。

 野口英世アフリカ賞は、医学研究と医療活動の2つの部門が同等かつ独立
に顕彰されます。選考委員の国籍は多様で、業績を人間の価値や尊厳と結び
つけるという新たな顕彰の形を提示しています。

 この賞は、アフリカ大陸という、取り残されてきた大陸に、学問的探求心
と人類愛をもって向き合った野口英世という科学者の名を冠しています。彼
の努力は、その後の日本とアフリカとの間のパートナーシップのさきがけと
なっています。各部門1億円という賞金は、野口英世アフリカ賞を他の権威
ある国際医学賞と比べても高い競争力を有する、人々が欲しいと感じる賞に
しており、世界の人々、とりわけ科学者たちの想像を刺激・魅了しています。
同時に、人権、尊厳、公平、透明性を求める人々にとって、新たな希望を象
徴しています。

 ノーベル賞、ラスカー賞などの著名な医学賞のなかには、民間財団により
運営され、個人の科学的業績に主眼があり、社会との直接的なつながりを求
めていないものもあります。そのような賞の科学の増進や保健の向上に対す
る貢献は、素人には難解で、すなわち科学のための科学という形でした。高
い権威がありますが、エリートや先進国のための賞という面もあり、途上国
の科学者や彼らが直面する現実の問題への視点を時として欠くことがありま
す。選考過程や構造は秘密で覆われ、選考委員の多様性や国際性が不十分で
す。これらの伝統的な賞が、新たに現出する現代社会の様々な問題や、新た
な座標軸を掲げて登場した野口英世アフリカ賞にどう向き合っていくのか、
非常に興味深いものです。

 最後に、日本がエイズ・結核・マラリア対策グローバル基金をG8沖縄サ
ミットで提案し、その結果、いかにこれら3大疾病への取り組みが変化し、
人類の歴史が変わったかに思いを致すことは有意義と考えます。

※ 本原稿は内閣府による仮訳です。原文は英語でお寄せいただきました。

※ 「野口英世アフリカ賞〜ドゥ!JAPAN」
 (政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1649.html

※ 「受け継がれる不屈の精神〜野口英世アフリカ賞〜峰竜太のナッ得!
 ニッポン」(政府インターネットテレビ)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1711.html

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[編集長のひとこと]

 先週28日、平成20年度予算が成立しました。課題が山積するなかで政
策の停滞は許されないことであり、新予算のもとで、成長力の強化、国民生
活の安全・安心、地域の活性化など、ひとつひとつの政策を引き続き着実に
進めていきます。

 一方で、歳入のうちガソリン関係の税制改正法案がまだ成立していないこ
とは極めて残念です。政府としては、総理が表明した平成21年度以降の道
路特定財源の一般財源化などを進める一方で、ガソリン税の暫定税率の期限
切れに伴う国民生活の混乱を一日も早く払拭するため、全力を尽くします。

 5月28日から横浜で開催される第4回アフリカ開発会議(TICADIV)
の際に、アフリカに関する医学研究や医療活動で優れた功績をあげた方々を
日本が表彰する野口英世アフリカ賞の授賞式が行われます。「この人に聞き
たい」では、同賞の医療活動分野推薦委員会で座長を務められたマレガプル・
マホバ学長が、この賞の意義を語っておられます。この賞を通じて、アフリ
カでの疾病対策に貢献する方々がひとりでも多くなることを心から願ってい
ます。(まつしげ)
大野内閣官房副長官プロフィール 【写真】大野内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<1CH>総理の動き
・ 20年度予算成立と道路関連法案の年度内未成立に関する福田内閣総理
 大臣記者会見(08/03/31)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1759.html
・ 道路関連法案・税制の取り扱いに関する福田内閣総理大臣記者会見
 (08/03/27)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1752.html

<2CH>週刊総理ニュース(08/03/24〜08/03/30)
  道路関連法案・税制で新たな提案、地球温暖化に関する目標達成計画を
 決定 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1769.html

<12CH>大臣のほんね
  『大臣のほんね』岸田文雄内閣府特命担当大臣
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1761.html

<20CH>くらしの安全・安心
  はしかにならない・はしかにさせない
 〜麻しん風しんワクチンで2回目の接種を受けよう〜
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1760.html

<21CH>地球環境
  地球のためにできること〜フロンの管理と処理
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1762.html

<22CH>トピックス
・ アニメ「めぐみ」
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1754.html
・ 生きる力をはぐくめ!〜新学習指導要領〜峰竜太のナッ得!ニッポン
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1767.html
・ 政治資金規正法って?〜ドゥ!JAPAN
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1764.html
・ 女性の力で農山漁村を元気に〜食アメニティコンテスト〜Just Japan
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1763.html

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[福田内閣の動き]

● 国家公務員合同初任研修で訓示(08/04/02) など
 http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaphoto/index.html

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総編集長:内閣総理大臣 福田康夫
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発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)