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      福田内閣メールマガジン(第39号 2008/07/11)      
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★☆ 福田総理 G8北海道洞爺湖サミット議長記者会見 ☆★

 福田総理が、北海道洞爺湖サミットの議長総括を発表した記者会見の様子
を、政府インターネットテレビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1981.html

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□ 目次

[違いを乗り越えて。福田康夫です。]

[公務員制度改革担当大臣の渡辺喜美です。]
● 公務員制度の大転換

[この人に聞きたい]
● 「持続可能な人類の発展」を目指して(北海道大学総長 佐伯浩)

[編集長のひとこと]
 (編集長 大野松茂)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]

[福田内閣の動き]

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[違いを乗り越えて。福田康夫です。]
【写真】福田総理大臣 プロフィール English
 違いを乗り越えて。福田康夫です。

 七夕の日に始まった北海道洞爺湖サミットが、一昨日、大きな事故やトラ
ブルもなく無事に終了しました。これも北海道の地元の皆さんや、警備関係
者、ボランティアの方々などの協力のお陰です。本当にありがとうございま
した。

 今回のサミットは、近年に例を見ないほど、極めて重要かつ世界の関心も
高いサミットになりました。

 なぜならば、地球温暖化の進行、原油や食料の価格高騰、金融市場の緊張
など、世界規模の問題が人々の生活に直接そして大きな影響を与える中で開
かれたサミットだったからです。

 これらの課題を前に、首脳同士が一つのテーブルを囲んで、時にはお互い
に激しくやりあう場面もありましたが、3日間にわたって、昼夜をわかたず
真剣かつ率直な議論を行い、多くの成果をあげることができました。

 まず、地球温暖化を防ぐために2050年までに世界全体の温室効果ガス
の排出量を少なくとも50%削減するという長期目標については、昨年のサ
ミットでは、「真剣に検討する」との表現にとどまっていましたが、今回は、
米国を含むG8はもちろん、これを世界全体の目標として採択することを求
めていくことで合意することができました。
 
 皆さんの家計を直撃し、そして貧しい国々にとっては死活問題ともなって
いる原油や食料の価格高騰の問題についても、各国が果たすべき役割につい
て熱心な議論が重ねられました。

 原油については、増産や省エネ・新エネへの取組を加速することに加えて、
金融市場が価格高騰に悪影響を与えないよう、より詳しい在庫情報の公表や
先物市場の監督体制の強化などに取り組むことで合意しました。

 また、食糧については、途上国の農業生産力を引き上げるための支援を強
化するとともに、緊急対応として、輸出規制の撤廃や食糧備蓄の放出を呼び
かけました。

 政治分野では、核不拡散の問題を重点的に取り上げ、北朝鮮とイランにつ
いて充実した議論を行いました。

 北朝鮮については、朝鮮半島の非核化の実現に向けて、しっかりと検証し
ていくことで一致し、また、拉致問題については、その解決の重要性につい
て、ブッシュ大統領を始めとする各国首脳から力強い支持を得ました。

 今回のサミットでは、G8に加えて中国やインドなど16か国の首脳、5
つの国際機関の代表を招いて、世界が直面する課題の解決策について、首脳
同士で、長時間にわたり率直な意見交換を行うことができました。

 それぞれの国で、立場が異なり、意見が違うのは当然です。しかし、今、
私たちの前に立ちはだかる問題は、いずれも一つの国やグループだけでは解
決できない地球規模の課題です。違いを乗り越えてこそ、具体的な解決につ
ながるということを、首脳間で共有し、一緒にこれに取り組んでいくという
強い意思を世界に向けて表明することができました。

 33年前、「共通の信念と責任を分かち合う」国々が集い、フランスのラ
ンブイエ城で、最初のサミットが開かれました。北海道洞爺湖で、このラン
ブイエ精神を再確認し、それをG8を超えて世界に広げるきっかけ作りがで
きたのではないかと思います。

 議長をつとめ、地球環境問題をはじめ世界規模の課題解決にあたり、我が
国に対する世界の期待の大きさを改めて痛感しました。世界にとってなくて
はならない国、国民が世界に誇れる国をめざして、引き続き、国民の皆さん
と一歩一歩前に向かって進んでいきたいと思います。

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[公務員制度改革担当大臣の渡辺喜美です。]
【写真】渡辺大臣 プロフィール
● 公務員制度の大転換(公務員制度改革担当大臣 渡辺喜美)

 こんにちは。渡辺喜美です。

 通常国会において、福田総理の強いリーダーシップの下、国家公務員制度
改革基本法が成立しました。皆様に厚く御礼申し上げます。

 私は、「官僚主導から政治主導への転換」、「各省縄張り主義の打破」、
「身分固定的キャリア制度の廃止」の3本柱を主張しました。この基本法の
成立は憲政史上画期的な改革の幕開けを告げるものです。

 日本の公務員制度の原型は、明治初期に近代諸国の最先端の制度を導入し、
能力ある若者を身分・門地にかかわらず国家の官吏として登用したものです。

 この制度が、1940年前後に政治が否定され、政党が排除される中で、
究極の官僚主導体制に変容し、戦後に引き継がれていきます。

 生き残った国家社会主義の「革新官僚」は、GHQを利用して財閥解体や
農地解放という彼らの戦時プランを実行に移します。

 世の中には「常識には反するが、真実だ」ということがありますが、戦中
と戦後が実は官僚制度の中で連続していたという事実が、それを物語ってい
ます。

 高度成長時代には、各省が競い合って政策を企画・実施することにより、
官の領域が拡大し、天下りポストも増加。官僚主導体制も各省割拠主義も威
力を発揮していました。「日本は世界で最も成功した社会主義国家」である
と言われたものです。

 しかし、ベルリンの壁崩壊以降、大競争時代が到来し、世界経済が一体化
しました。政治改革や省庁再編は行われましたが、官僚主導体制は延々と続
き、我が国は大激動の時代に遅れをとるようになりました。

 車のボディのモデルチェンジはしたけれど、エンジンが相変わらず旧式で
あるため、時代に合ったスピードで走ることができなくなってしまったので
す。

 私達は今、このエンジンを新しいものに取り換える作業に取り掛かってい
ます。

 国民の公務員制度に対する信頼を回復し、公務員が高い志と誇りを持って
使命を果たせるよう、近く、内閣に「国家公務員制度改革推進本部」が設置
されます。内閣主導体制の整備、幹部職員等人事の内閣一元化、キャリア制
度の廃止など、公務員制度改革の具体化に向けた取組が進められていくこと
になるのです。

 戦略は細部に宿ります。基本法に魂が入るよう、福田総理のイニシアティ
ブの下、担当大臣として公務員制度改革を全力で推し進めてまいります。

※ 国家公務員制度改革基本法について(行政改革推進本部事務局ホームペ
 ージ)
 http://www.gyoukaku.go.jp/

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[この人に聞きたい]
【写真】佐伯氏 プロフィール
● 「持続可能な人類の発展」を目指して(北海道大学総長 佐伯浩)

 7月7日から3日間、北海道洞爺湖でG8サミットが開催されました。主
要なテーマとして、世界経済、環境問題それにアフリカの発展といった、我
々が早急に解決すべき課題について話し合われました。

 北海道大学は、1876年に札幌農学校として創立されて以来、真理を探
求し、人類に貢献する大学を目指して、自然環境と人類の共生の在り方を追
求してきましたし、2004年の国立大学法人化にあたって本学の教育研究
の理念として掲げた「フロンティア精神」、「国際性の涵養(かんよう)」、
「実学の重視」それに「全人教育」は、持続可能な人類の発展を支える本学
の基本理念であり、この理念に基づき、本学は2005年に「持続可能な開
発」国際戦略本部を設置し、国際的な「知」の発信にも力を入れてまいりま
した。

 本学では、その活動の一環として、G8サミットの洞爺湖での開催が昨年
決まったことを受けて、地元の大学として貢献すべく、サステナビリティ・
マラソンと銘打って、9月から地球温暖化による地球規模の環境変化や、持
続可能な発展に関する本学の研究成果を、国際シンポジウムや市民向けの公
開講座などを通じて積極的に発信してまいりました。特に、G8サミットの
前後の6月23日から7月11日までの約3週間をサステナビリティ・ウィ
ーク2008−G8サミットラウンドとし、約30の国際シンポジウムなど
を活発に実施しているところです。

 さらに、6月29日から7月1日の3日間、「G8大学サミット」が札幌
で開催され、本学は事務局をつとめましたが、日本から国公私立大学14大
学、他のG8諸国から13大学、それに韓国、中国、オーストラリア、イン
ド、ブラジル、南アフリカから7大学、それに国連大学の合計35大学が参
加しました。

 「グローバル・サステイナビリティと大学の役割」のメイン・テーマに加
え、より議論を深めるため、2つのサブテーマを設けて話し合いが行われ、
最終日には、この会議の成果をG8の首脳に対するメッセージとして、「札
幌サステイナビリティ宣言」を発表しました。7月4日には、首相官邸で宣
言の手交とG8大学サミットの報告を福田総理に行いました。

 これからも様々な取組を通じて、この宣言の実現のために努力してまいり
たいと思います。

※ G8大学サミットホームページ
 http://g8u-summit.jp/index.html

※ 北海道大学サステナビリティ・ウィーク2008
 http://sw2008.jp/index.html

※ 写真を見る 
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2008/0711e.html

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[編集長のひとこと]

 7日から9日まで北海道洞爺湖サミットが開催されました。サミットの議
長である総理が首相官邸に不在の間、私は官房長官とともに、危機管理に遺
漏がないように備えながら、東京で留守番役を務めていました。サミットが
無事に、また成功裏に終わり、私自身、とても喜ばしく思っています。東京
に戻ってきた総理の表情には、議長の大役を果たした達成感がうかがえまし
た。

 世界の注目が集まるなか、サミットでは、各国首脳による率直な議論が行
われ、世界経済や地球環境問題など重要な課題について強いメッセージが出
されました。これに沿って、引き続き政府として全力で諸課題の解決に取り
組んでいきます。

 渡辺大臣が公務員制度改革について語っています。公務員制度に対する皆
さんの信頼を回復するための改革に取り組む大臣の強い意気込みが伝わって
きました。公務員制度改革は、内閣の重要課題。一丸となって改革を着実に
進めていきます。

 「この人に聞きたい」では、北海道大学の佐伯浩総長に、G8大学サミッ
トや、サミットに関連した取組について紹介していただきました。持続可能
な人類の発展のために不可欠な若い人材が、ひとりでも多く大学で育つこと
を願っています。(まつしげ)
大野内閣官房副長官プロフィール 【写真】大野内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<1CH>総理の動き
・ 福田総理によるG8北海道洞爺湖サミット議長記者会見(08/07/09)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1981.html
・ 北海道洞爺湖サミット(3日目)拡大会合・主要経済国会議・議長記者
 会見 ほか(08/07/09)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1969.html
・ 北海道洞爺湖サミット(2日目)G8ワーキングセッション・日露首脳
 会談・日伊首脳会談 ほか(08/07/08)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1970.html
・ 北海道洞爺湖サミット(1日目)日英首脳会談・日独首脳会談・拡大会合
 ほか(08/07/07)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1971.html
・ 北海道洞爺湖サミット(前日)国際メディアセンター視察・日米首脳会
 談・日加首脳会談(08/07/06)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1972.html

<2CH>週刊総理ニュース(08/06/30〜08/07/05)
  潘基文・国際連合事務総長との会談、安全功労者表彰式 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1980.html

<20CH>くらしの安全・安心
・ 本当に必要なときだけに…〜救急車の適正利用を!〜MY JAPAN
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1976.html
・ 何を食べたら良いか?考えるためのヒント〜一緒に考えよう!食の安全
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1979.html

<21CH>地球環境・サミット
・ 日本からの環境メッセージ〜公害の克服
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1973.html
・ 日本からの環境メッセージ〜美しい水環境をつくる
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1974.html
・ 日本からの環境メッセージ〜省エネルギー・リサイクル技術
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1975.html
・ 世界に発信 SATOYAMAの魅力〜Just Japan プラス
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1977.html

<22CH>トピックス
  Yokoso!JAPAN大使〜外国人を日本へ!〜峰竜太のナッ得!ニッポン
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1978.html

<31CH>地域の元気
  癒しと安らぎに満ちた祈りの道(長崎県)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1968.html

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[福田内閣の動き]

● 北海道洞爺湖サミット(第3日)拡大会合・主要経済国会議・議長記者
 会見(08/07/09) など
 http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaphoto/index.html

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総編集長:内閣総理大臣 福田康夫
編集長 :内閣官房副長官 大野松茂
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)