麻生内閣メールマガジン(第10号 2008/12/11)
法務大臣の森英介です。
[裁判員に選ばれたら]
 「朝、何気なくポストを見たら『最高裁判所』と書かれた大きな封筒が入っていた・・・。」

 今、このメルマガをお読みの方々の中にも、そんな体験をされた方がおられると思います。

 11月28日、約30万人の国民の方々に、最高裁判所から一斉に通知が送られました。この通知を受け取られた方は、裁判員の候補者に選ばれ、来年の夏以降、裁判員として裁判に参加することになるかもしれない、ということになります。

 通知を受け取られて、何となく嬉しく感じた、不安に感じた、また、通知が来なかったことでがっかりした、ほっとしたなど、皆さんの思いはさまざまあるようです。いずれにしても、裁判員制度がスタートに向けて現実に動き始めたわけです。

 ところで、私が法務大臣に就任してからというもの、裁判員制度について聞かれない日はないというくらい、多くの方々からこの制度について尋ねられます。

 「裁判員になってみたい。」という意欲的な方もいらっしゃいますが、「法律の素人なのに大丈夫でしょうか。」という声もよく聞きます。私自身も法律の専門家ではありませんから、皆さんが心配に思われる気持ちは、とてもよく分かります。

 しかし、裁判員制度は、皆さんに法律的な知識を求めているものではありません。皆さんは、職場やご家庭でさまざまな経験や知識を積まれていますし、社会で起きた事件や出来事についても、いろいろな思いや意見をお持ちだと思います。そういった日常の中で皆さんが培われた常識や感覚こそが、裁判員制度で求められているのです。

 ですから、通知を受け取られた皆さん、裁判員に選ばれたら、肩の力を抜いて、思ったこと、感じたことを率直に発言して下さい。皆さんの常識と裁判官の法律的な知識が合わさることで、裁判はよりよいものになっていくと、私は信じています。

 私は、これからも、1人でも多くの皆さんに安心して裁判員になっていただけるよう、最大限の努力をしていきます。

※ よろしく裁判員(法務省ホームページ) 

※ スタート直前!裁判員制度〜Just Japan プラス(政府インターネットテレビ)

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