麻生内閣メールマガジン(第17号 2009/02/05)
国土交通大臣の金子一義です。
[高齢者向け住宅政策 〜福祉と住宅の連携〜]
 国土交通大臣の金子一義です。

 我が国は、世界に類を見ない長寿国となっており、豊かな経験や人的なつながり、蓄えなどを活かして長寿を楽しむ高齢者の方々が増えています。

 長生きできることは人生最大の喜びでありますが、一方で、長生きに不安を感じる人々が増えているのも現実です。こうした不安を解消し、家族や友人、コミュニティとの絆の中で、健康長寿の喜びを十分に楽しんでいける国として福祉を充実していくことが大切であると考えています。

 高齢者の福祉といえば介護が思い浮かびますが、福祉の先進国北欧においては、「福祉は住宅に始まり、住宅に終わる」といわれているように、住宅は福祉の重要な要素です。

 住み慣れた自宅で、使い慣れた自分の物に囲まれて生活を続けられるよう、自宅をバリアフリー改修する際の税の軽減などの支援を行うとともに、介護サービスなどが受けられる住宅や住環境の整備を進めていきます。また、ケア付き住宅を整備して、一人暮らしなどの高齢者の方が安心して生活できる住まいを増やしていきます。

 そして、私は、福祉政策との連携を抜本的に強化して、高齢者の住まいに関する安心を確保していきたいと思います。このため、住宅と福祉の両面から高齢者の住まいを計画的に整備する仕組みをつくり、デイサービスセンターなどと一体となった住宅を増やしていく法律案を現在開会中の通常国会に提出しました。これにより、高齢者の方が安心して暮らしていける住まいが全国で整備されていくことを期待しています。

 この政策により、高齢者の方が健康長寿を全うされ、豊かな気持ちで暮らし続けられる社会の実現につながればとても喜ばしいことと思います。

 皆さまからの更なるご支援、ご協力をお願い申し上げます。


※ 高齢者の居住の安定確保に関する法律の一部を改正する法律案 概要 (国土交通省ホームページ)

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