麻生内閣メールマガジン(第18号 2009/02/12)
この人に聞きたい
編集部注)2月は「省エネルギー月間」です。今週は、積極的に省エネルギーに取り組まれている中川善樹さんにメッセージをいただきました。

[急いで始めよう、家庭の省エネ大作戦!]
(財団法人省エネルギーセンター省エネルギー普及指導員 中川善樹)

 地球がおかしいぞ。氷河が、シロクマが、サンゴが危ない。日本では「ゲリラ豪雨」。とうとう地球温暖化が身近にもあらわれはじめたように思われます。そこで、我が家でできることはすぐに始めようと家族で一念発起。1990年に比べて温室効果ガス排出量を6%削減するという、京都議定書で日本に課せられた目標をクリアしよう、と家族3人の省エネ大作戦を始めました。

(省エネ活動はグラフで「見える化」がとても大事)
 「省エネナビ」(*)で毎日のエネルギー消費量をグラフ化して「見える化」しました。この「見える化」で省エネ活動が家計に得になることが家族で確認できようになり、さらに、新たな省エネに前向きな工夫を考えるきっかけを与えてくれます。データ付けと「見える化」はやめられなくなりました。

(全国の取り組みを参考に、我が家も負けじと奮起!)
 環境省が行っている「我が家の環境大臣」事業の環境家計簿に実績を入力し、我が家が全国的に見て進んでいるか、まだ取り組みが甘いかなどを知ることもとても参考になります。去年の夏は、オール電化のみだったところに太陽光発電を加え、オール電化の時と比べて光熱費をさらに4割ほど減らすことができました。

(経済的余力で省エネ住宅にグレードアップ)
 省エネ家電や設備にはたくさんのお金がかかるから、すぐには手が出せません。補助金や省エネ優遇税制があったことで、2年前に決断ができました。省エネには住宅性能向上が有効です。窓は省エネガラスに取り替えて熱を遮断、さらに、太陽光発電システムを取り付けて「省エネ住宅へグレードアップ」。省エネ効果は抜群です。光熱費削減と売電料金の合計から買電料金を差し引くと、累積で「光熱費ゼロ」を達成中。「光熱費ゼロ円住宅」も夢ではありません。

(NPOに参加して普及・啓発)
 自宅に太陽光発電を設置している人や設置を検討中の人などが参加するNPOの会員として活動するとともに、埼玉県地球温暖化防止活動推進員も務めています。私の住む埼玉県和光市では、国や市の補助金もあって太陽光発電を設置した住宅が50か所以上になっています。でも、初期費用や維持費用、さらには処分費用もまだまだ自前で対応しなければなりません。CO2を減らす人や企業が報われ、CO2をたくさん出す人や企業には相応の負担を求める経済社会にすることが必要になってきていると思います。

(*)「省エネナビ」とは、現在のエネルギーの消費量を金額で知らせるとともに、利用者自身が決めた省エネ目標を超えるとお知らせし、利用者自身がどのように省エネをするのか判断させる機器のことをいいます。

※ 写真を見る

※ 執筆者の紹介