麻生内閣メールマガジン(第19号 2009/02/19)
この人に聞きたい
[「日本をもっと世界へ」 新テレビ国際放送の取り組み]
(株式会社日本国際放送代表取締役社長 高島肇久)
 毎日24時間、日本とアジアの情報を世界の隅々まで伝える新しいテレビ国際放送が今月2日にスタートしました。「NHK World / jibtv」という名称で、基本パターンは、毎正時から30分がニュース、残り30分が情報番組。使用言語は英語です。ニュースと番組の大半をNHKが制作しますが、番組の一部は民放各社も参加して設立された日本国際放送(Japan International Broadcasting Inc.)という会社が担当し、「オール・ジャパン体制」で日本からの情報発信に取り組んでいます。

 初日の2日から7日間、このチャンネルで「Japan in the First Person My Life, My Nation」というシリーズが放送されました。日本経済と世界経済の行方を国際派財界人の小林陽太郎さんがエコノミストのロバート・フェルドマンさんと語り合い、世界に知られる工業デザイナー奥山清行さんがプロフェッショナルの心を説く。バイオリニストの五嶋みどりさんは音楽を分かち合う喜びを、またノーベル賞受賞者の利根川進博士は科学者のあるべき姿を熱く語りました。7日には高円宮妃久子殿下が出演されて歌会始や根付の映像をバックに日本の伝統文化を話され、8日の総集編では世界の視聴者に向けた麻生総理大臣のメッセージが流れました。

 番組に登場した皆さんはそれぞれの考えを、英語で30分間じっくりと話して下さり、どれも大変に聞きごたえがありました。イギリスでこの番組を見た60代の男性からは「話の内容が素晴らしい。こういう番組を見たかった。」というメールが届いています。

 「日本の主張を世界に伝えたい。等身大の日本をもっと見せたい。」と言われて久しいのですが、日本にはご自分の考えをグローバル言語の英語で自由闊達(かったつ)に語る方が多数おられることが改めて示されました。こうした方々が次々と番組に登場して下されば事態は変わるのではないか。そんなことを予感させる1週間でした。もう1つ。このシリーズは民放各社が制作に協力し、聞き手に局アナが登場するなど新しい試みが随所に見られました。この放送を文字通り日本の放送界の力を結集したものにするよう今後とも努力してまいります。

 このテレビ国際放送は日本以外の地域が対象ですが、ニュースと一部の番組を国内でもインターネットでご覧いただけます。日本にお住まいの皆様にも私達の取り組みを知っていただけたらと願っています。

※ 新国際放送のニュースと一部の番組はこちらでご覧いただけます。

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