麻生内閣メールマガジン(第20号 2009/02/26)
総務大臣・道州制担当大臣の鳩山邦夫です。
[道州制と消防 みなさんご一緒に]
 こんにちは。鳩山邦夫です。

 先日、宇都宮市を訪れ、麻生内閣の国民対話第一弾として、道州制をテーマにみなさんから率直なお話を聞かせていただきました。

 会場からは、「道州制になると国がばらばらになってしまう」、「基本法以外の立法は道州でできるようにすべき」、「道州の区域は、いきいきとした自治が可能な一体の範囲がよい」、「州都ばかりでなく、各地域が発展するような方策が大切である」などの意見が出されました。会場から、みなさんの真剣な思いが伝わってきました。

 私は、日本の道州制はアメリカのような連邦制を目指すものではないと考えています。その上で、道州制には大きく3つのメリットがあると思っています。

 まず、地方分権の推進です。道州制になれば、権限、財源、それに人材が、国から地方へ大幅に移されます。子育て世帯のニーズにあった夜間・休日保育、地元の要望に応えた医師の育成や配置なども可能になります。地域が権限と責任を持って、それぞれの地域の経営を行えるようになるのです。

 次に、例えば全国を10程度の区域とすれば、オランダやスイスなどと同じ経済力を持った道州が各地で自立します。文明論的には、森のクニ、山のクニなど4つ程度に分けても良いかもしれません。これらがお互いに競争をすれば、地域が元気になり、自らの文化を育て、行政サービスの水準も高まるでしょう。

 さらに、道州制になれば、国と地方の二重行政がなくなり、行政のくくりが大きくなり、お金の使い方が住民から見えるようになります。こうして行政が効率化されます。

 道州制は「国のかたち」を変える大きなお話です。議論の途中では賛成も反対もあって大いに結構だと思います。みなさん、これからも一緒に考えていきましょう。

 もう一つ、私が担任しているものから、身近な消防のお話をします。3月1日から7日まで、春季全国火災予防運動が実施されます。今年の全国統一防火標語は「火のしまつ 君がしなくて 誰がする」です。期間中、全国各地で消防訓練などが行われます。いざという時に備えて、みなさんも積極的にご参加ください。

 また、毎年多くの方が住宅火災で亡くなっています。平成19年には1,148人が亡くなられ、その多くが逃げ遅れによるものでした。アメリカでは「住宅用火災警報器」が普及して、住宅火災による死者が半減しています。火災から大切な命を守るため、「住宅用火災警報器」の設置をお願いします。

 火の取扱いや後始末には十分注意して、火災予防に心がけてください。

※ 鳩山大臣の国民対話ダイジェスト〜道州制(政府インターネットテレビ)
※ 道州制ビジョン懇談会(内閣官房ホームページ)
※ 平成21年春季全国火災予防運動の実施(総務省ホームページ)
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