麻生内閣メールマガジン(第21号 2009/03/05)
麻生太郎の「強く明るく」
[ある少女からの手紙]
 先日、小学校5年生の女の子から、お手紙をいただきました。「頑張ってください」という小学生らしい、私への激励とともに、新型インフルエンザのことを大変心配しているという内容が、鉛筆書きで一生懸命綴られていました。その中には、定額給付金を配るのをやめて、新型インフルエンザ対策をやってください、といった提案もありました。

 小学生でありながら、社会全体のことを考えてくれている。大変、胸をうたれました。本当に感動しました。次代を担う子供たちのためにも、今の困難を何としても克服して、活力のある国づくりをせねばならないと意を新たにしました。

 一方で、政府として、補正予算などの内容を、国民の皆さんに、いままで以上に、丁寧に分かりやすく説明をしていかなければならないなあと思いました。

 女の子には、次のような返事を出させていただきました。

 「お手紙をいただき、ありがとうございます。大変、貴重な意見だと思います。

 お手紙にもあるように、今、日本は経済不況の真っただ中にあります。この状況から、少しでも早く抜け出さねばなりません。そこで、みんなで知恵を絞り、総額75兆円の対策をやろうとしています。

 その中にはもちろん、心配されている新型インフルエンザ対策も含まれています。また、赤ちゃんが生まれたときに支給されるお金を増やしたり、高速道路の料金を引き下げたりします。

 定額給付金もその中の1つです。つまり、75兆円の中の2兆円がこの定額給付金にあてられるのです。

 これは景気が悪い時の対策として、世界各国で行われているものです。国民のみなさんに等しく税金をお返しし、それを有効に使ってもらおうというものです。つまり、国民1人1人が参加できる景気対策なのです。国会で正式に決まれば、みなさんのお手元にも届きます。

 お父さんやお母さんと相談して、ぜひ有意義に使ってください。私の知っている女の子は、電子辞書を買いたいと言っていました。

 あなたは、国のことをしっかり考えることのできる素晴らしい人です。これからもしっかり勉強して、夢をかなえてください。応援、本当にうれしかったです。これからも全力で頑張ります。」

 そんな内容を手紙に書かせていただきました。

 定額給付金は、もともと、「生活支援」と「景気刺激」の2つの目的がありました。当初は、原油の高騰により、ガソリンの値段が1リットル185円を超えるなど、「生活支援」という目的が大きいものでした。

 このため、高額所得者は受け取るべきではない、という議論も出ていたくらいです。その状況下では、私のような者が受け取るのは、「いかにもさもしい」と思っていたことも事実です。

 しかし、その後、経済情勢は大きく変わり、現在では、景気の下支えの役割が大きく期待される状況となっています。こうした状況変化に対応して、私としても、給付金を受け取り、ただちに使って、消費拡大、ひいては、景気回復につながることを期待しています。

 昨日、第二次補正予算の関連法案が成立し、ようやく、景気対策の3段ロケットの第2段目を打ち上げることができるようになりました。メニューは多彩です。

 地域での雇用を創出する4000億円の雇用対策基金、高齢者の介護や給食サービスの充実にも使われることでしょう。妊婦健診は14回まで無料化されます。高速道路料金の引き下げ、中小・小規模企業の資金繰り対策の保証・融資枠も拡大。給付金だけやるのではありません。あらゆる手段を総動員せねばなりません。

 最大の景気対策は予算の早期成立と執行。就任当初から言い続けていることです。第3段目のロケットとなる21年度予算と関連法案の年度内成立に向けて、全力を尽くしてまいります。

※ 現下の経済情勢への緊急対応

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内閣府特命担当大臣の小渕優子です。

[子どもとインターネットについて、一緒に考えましょう!]
内閣府特命担当大臣 小渕優子
 お子様の進学・進級の時期が近づいて参りました。ご家庭では、子どもにケータイやパソコンでインターネットを利用させるべきか、とお悩みの方もいらっしゃると思います。
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この人に聞きたい

[晩餐会に響いた日韓の子どもたちの歌声]
ソウル日本人学校長 関谷秀明
 1月11日(日)のソウルは、寒いソウルでもことのほか寒い日でした。いつもよりはるかに風が強く、冷たく、コートの上から肌に突き通るような寒さを感じたのは私だけではなかったと思います。そのような寒い日、日韓シャトル外交は行われました。
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編集長の
ひとこと
内閣官房副長官 松本純
 いよいよ、定額給付金を皆さんにお届けできることとなりました。総理は、受け取り、使い道は奥様と相談するそうですが、直ちに使うとのこと。もうすでに使い道を決めて、待っておられる方も多いことでしょう。皆さんお一人お一人にぜひ有効にお使いいただきたいと思います。
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総編集長:内閣総理大臣 麻生太郎/編集長:内閣官房副長官 松本純
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