麻生内閣メールマガジン(第25号 2009/04/02)
麻生太郎の「強く明るく」
[安心と活力のための政策総動員]
 現在、金融サミットに出席するため、ロンドンに来ています。ロンドンでは、珍しく空が晴れわたっています。久しぶりにロンドンに来ましたが、街が見違えるほどきれいになっていて驚きました。昨年前半まで景気が良かったからでしょう。

 サミットでは、世界経済の成長回復に向け、地球規模での協調を強化するため、日本の経験を生かし、積極的にリーダーシップを発揮したいと思います。

 先週金曜日、平成21年度予算と関連法が成立しました。私は、「予算の早期成立が、最大の経済対策である」と申し上げてきました。これで、昨年度の二度に渡る補正予算に加えて、「景気対策の3段ロケット」が完成しました。

 新年度予算では、雇用保険の加入対象者を、これまでは1年以上雇用される見込みのある人だけだったのを、6カ月へと短縮し、非正規雇用の方の生活保障を強化します。雇用保険料自体も引き下げます。例えば、年収500万円の標準世帯では、会社とご家庭あわせて、年間で約2万円の負担減になります。

 医師の確保や救急医療機関への支援の充実、新型インフルエンザ対策の強化など、国民生活の安心の確保に、重点的に措置を講じました。

 また、介護従事者の報酬を3%引き上げ、処遇の改善と人材の確保を図るとともに、出産一時金を42万円へ引き上げるなど、安心して出産・子育てできるように、支援を拡充します。

 すでに実施中の平成20年度の第一次、第二次補正予算は、おかげ様で大きな成果を上げつつあります。

 中小企業の金融支援については、「緊急保証」と「特別融資」とで、これまでに、約50万件、10兆円が実行され、300万人を超える方々の「雇用の安心」につながっています。

 地方の高速道路については、28日から「休日はどこまで行っても千円」が始まりました。多くの方に利用していただいています。先行した本四架橋やアクアラインでは、周辺の観光地にも賑わいが戻った、と伺っています。

 妊婦健診の実質無料化も実現しました。

 定額給付金も4月中には、ほとんどの自治体で給付が始まります。既に給付金を受け取ったというご意見も頂いております。是非、消費拡大に使ってください。

 しかし、先日発表された雇用情勢は、有効求人倍率が6年振りに0.6を下回るなど、経済は厳しさを増しています。また、2月の国内の自動車生産が、前年比で半分以下に減少するなど、日本経済は、今なお、「経済危機」とも言える状態にあるとの認識で、危機感を持っています。

 私は、先月、合計10の分野で、80名を超える各界の有識者から、幅広く、ご意見を伺いました。オール・ジャパンで知見を集め、国民一体となって、この危機に立ち向かうことが必要です。

 このような状況を直視し、私は、ロンドンに出発する直前、政府・与党に、「新しい経済対策」の策定を指示しました。

 政府としては、これまでの経緯にとらわれることなく、大胆な発想で、最大限の対策に取り組む。私は、これを「安心と活力のための政策総動員」と表現します。

 今やらなければならないポイントは3つです。景気の底割れを防ぐこと、雇用を確保し、国民の痛みを和らげること、そして、未来の成長力強化につなげることです。

 経済危機脱出のための、第4段ロケットを作ります。3つのポイントをキーワードに、政府・与党で力を合わせ、政策を具体化し、4月半ばに皆さんにお示しできるよう、早急に検討を進めます。

 景気回復を確実にすることが、私に与えられた最大の使命。断固たる決意を持って、出来うる限りの政策を集中的に実施します。

 さて、4日から8日にかけて、北朝鮮が、国連安保理決議に違反して、飛翔体を発射すると発表しています。

 北朝鮮による飛翔体の発射は、わが国を含む北東アジア地域のみならず、国際の平和と安定を損なう挑発的な行為であり、断じて容認できません。世界各国と緊密に連携し、北朝鮮に対し、引き続き、発射の自制を強く求めていきます。

 仮に、発射がなされた場合、万が一の事態に備え、防衛大臣に破壊措置命令を出させ、警戒体制を強化しています。

 発射が強行された場合には、すみやかに、テレビやラジオなどを通じてお知らせします。政府として、国民生活の安全を守るため、万全を期してまいります。

※ プロフィール

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厚生労働大臣の舛添要一です。

[待機児童対策について]
厚生労働大臣 舛添要一
 最近では、経済情勢が悪化し、これまで専業主婦であった方でも、家計のために仕事に出たいという方が増えています。このため、保育所の利用の申し込みがさらに増え、特に、都市部における保育所をめぐる状況は深刻なものだと感じています。
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[『おくりびと』と『つみきのいえ』の米アカデミー賞受賞について]
知的財産戦略本部コンテンツ・日本ブランド専門調査会委員、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 浜野保樹
 滝田洋二郎監督の『おくりびと』と加藤久仁生監督の『つみきのいえ』が、2月22日(現地時間)に米アカデミー賞を受賞しました。
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編集長の
ひとこと
内閣官房副長官 松本純
 金融サミットに出席する総理に同行してロンドンに来ています。現在の危機は一国で対処しても克服できません。世界各国が協調することが不可欠です。日本としてやるべきことをきちんと実行し、各国に働きかけを行うとともに、連携をはかっていきます。
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総編集長:内閣総理大臣 麻生太郎/編集長:内閣官房副長官 松本純
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