麻生内閣メールマガジン(第26号 2009/04/09)
国家公安委員会委員長の佐藤勉です。
[春の全国交通安全運動]
 昨年、5155人の方々が交通事故で亡くなられました。

 交通事故死者数は年々減ってきており、昭和45年のピーク時における1万6765人と比べると、3分の1以下となりましたが、それでもまだ、これだけの尊い命が失われています。また、飲酒ひき逃げといった悪質な事件も後を絶ちません。

 このような悲惨な交通事故を1件でも減らすため、警察では、交通安全教育、指導取締り、交通事故捜査、交通安全施設の整備、運転免許の管理等、日々着実に対策を講じています。これらの取組みももちろん大切ですが、私は、国民の皆様一人一人が、交通事故で年間5千人以上の命が失われていること、交通事故はどのような原因で起こるのか、どうしたら交通事故を防止できるのかといったことに思いをめぐらし、交通ルール・マナーを守っていただくことも交通事故の抑止に当たってとても重要なことだと考えています。

 今年も春の全国交通安全運動が4月6日から始まっています。警察では、「子どもと高齢者の交通事故防止」を基本テーマとして様々な取組みが行われています。例えば、自動車学校の教習コースを使った幼児と高齢者に対する交通安全教室、また、ある県では、県内すべての小学6年生を「家庭の交通安全推進員」に委嘱して家族や下級生に交通安全指導を行う取組みなど、最近は、参加される方々が家族などとの交流の中で交通安全の大切さを身近に感じていただける機会を作るよう努めています。

 次代を担う子どもたちを交通事故から守る、高齢者の方々が安心して安全に歩ける、そのような交通社会の実現は、国民の切なる願いであり、我々の責任でもあります。

 今年のはじめ、麻生総理から「今後10年間で、更に死者数を半減させる」という新たな目標が示されました。警察では、交通安全運動等の機会を通じ、目標達成に向けて、自治体や交通安全関係団体と協力して、広報啓発を始めとした交通安全対策を一層強力に推進してまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

※ 平成21年度春の全国交通安全運動(警察庁ホームページ)
※ 交通事故死ゼロをめざして〜春の全国交通安全運動〜Just Japan プラス(政府インターネットテレビ)
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