麻生内閣メールマガジン(第27号 2009/04/16)
麻生太郎の「強く明るく」
[国際社会が一致団結]
 「安保理は、安保理決議に違反する、北朝鮮による2009年4月5日の発射を非難する。」
 「安保理は、北朝鮮がいかなる更なる発射も行わないよう要求する。」
 「安保理は、すべての加盟国が決議の下での義務を完全に遵守するよう要請する。」

 これは、今週、北朝鮮のミサイル発射に関して、国連安全保障理事会が、国際社会の一致したメッセージとして出した、議長声明の骨子です。

 通常は、「遺憾」とか「懸念」といった表現が多く使われるところ、日本の主張が認められ、「決議に違反」「非難する」といった、異例に強い内容の議長声明となっています。

 わが国を含め関係各国が自制を求めたにもかかわらず、北朝鮮が、ミサイル発射を強行したことは、決して認められるものではありません。

 国連では、ミサイル発射直後、初めは、自国の頭の上をミサイルが通過して、もっとも深刻な危険にさらされた日本と、受け止め方に差がある国々があったのは事実です。

 そこで、私は、一貫して、
 1) 強いメッセージとすること(これまでの安保理決議違反として非難すること、決議の完全履行を求めること)
 2) 国際社会が一致して対応することを示すこと
 3) かつ迅速にメッセージを出すこと
などを最優先として、私自身や、中曽根外務大臣を含め、あらゆるレベルで外交努力を傾注し、行動しました。

 この週末に行ったタイでは、日中、日韓の首脳会談を行い、特に、日中首脳会談では、温家宝総理と、予定時間を30分以上もオーバーして、この問題を真剣に話し合いました。さらに、その後の日中韓首脳会議で、韓国の李明博大統領も交えて、三カ国の間で議論し、考え方を収斂することができました。

 国連でのメッセージの発出は、北朝鮮をめぐる拉致、核、ミサイルという深刻な問題への対応のひとつのステップです。今回、私は、決議か議長声明かという形式もさることながら、「一致して、強い」メッセージを、「迅速に」出すことを優先しました。その結果、異例に強い内容の議長声明を実現することができました。

 国民の安全を守るため、私は、世界各国と連携を密にしながら、引き続き、全力を尽くしてまいります。

 今回のタイ訪問では、本来であれば、北朝鮮問題に加え、アジア各国の首脳に対して、日本とアジアが一緒に成長していく、「アジア経済倍増へ向けた成長構想」を提案する予定でした。

 タイの国内事情から、急遽、帰国を早めた結果、羽田に到着したのは午前4時。今回は、残念なこととなりましたが、引き続き、この経済成長構想を、アジア各国に説明し、その輪を広げ、日本と共にアジアの将来の成長を確実なものとしていきたいと思います。

※ プロフィール

太郎ちゃんねる
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外務大臣の中曽根弘文です。

[北朝鮮のミサイル発射を受けての安保理議長声明の発出]
外務大臣 中曽根弘文
 13日(ニューヨーク時間)、今回の北朝鮮のミサイル発射問題に対し、国連安保理において議長声明が発出されました。国際社会がこの問題に一致して対処することができたことはとても喜ばしいことです。発射から議長声明発出までの1週間は、まさに怒濤の如く時間が過ぎていった感じです。
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私の住むまち

[「こしの都お買物券」の発行]
福井県越前市長 奈良俊幸
 越前市は、越前和紙や越前打刃物に代表される伝統産業から、電子部品などの先端技術産業に至るまで幅広い産業が集積し、福井県一の製造品出荷額を誇る産業都市です。
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編集長の
ひとこと
内閣官房副長官 松本純
 11日、反政府デモで騒然とするタイのパタヤ市内。ASEAN(東南アジア諸国連合)関連会合が中止を余儀なくされる状況の中、麻生総理は、冷静に状況を判断し、近隣のホテルに滞在していた中国、韓国の首脳との会談を速やかに設定するよう指示を出しました。
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総編集長:内閣総理大臣 麻生太郎/編集長:内閣官房副長官 松本純
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