麻生内閣メールマガジン(第37号 2009/07/02)
麻生太郎の「強く明るく」
[国家・国民の安全と繁栄を目指して]
 今週日曜日、李明博大統領が来日されました。私が総理に就任して以来、8回目の首脳会談になります。ほぼ月に1回。過去、これほど頻繁に、日韓の首脳が会合を重ねたことはありません。まさに「シャトル外交」の定着です。

 会談では、北朝鮮の拉致、核実験、ミサイルの問題に多くの時間をかけました。

 北朝鮮は、この春以降、ミサイル発射と二度目の「核実験」をたて続けに強行しました。明らかな脅威です。全会一致で採択された、国連安保理決議第1874号が着実に実施されなければなりません。

 日本は、この強い決議の採択に向け、安保理をリードしてきました。この決議を実施するため、日本は、金融面や貨物検査を含め、具体的な行動をとっていきます。北朝鮮の武器の輸出入を防ぐため、船舶の検査を行うための新法の国会提出に向け、大急ぎで準備を進めています。

 首脳会談では、日本と韓国、そして米国を含む日米韓が、より一層、協力を密にして、北朝鮮問題に対処することを確認しました。

 中国、ロシアとも緊密に連携し、北朝鮮に対して強い圧力をかけることが必要です。北朝鮮の、これ以上の挑発行為は、何の利益にもつながらないことを、国際社会の一致した声として、北朝鮮に分からせねばなりません。

 一方で、対話による解決の扉も閉ざしてはいません。北朝鮮に対し、安保理決議を誠実かつ完全に実施し、拉致、核、ミサイルといった問題の包括的な解決に向け、目に見える行動をとるよう、断固として求めていきます。

 私は、外交の目的は、「国家と国民の安全と繁栄を確保することにある」と考えています。

 北朝鮮問題で明らかなように、日本の安全と繁栄は、日本一国では確保できません。まずは、日米同盟の実効性を確保していく。日米双方の不断の努力を通じ、日米安全保障体制を常に万全なものとしていくことが必要です。

 同時に、国連など、国際社会の場で、日本の国益を主張し、関係諸国の協力を得ていくには、日本自らが、目に見える形で、国際的な責任を果たしていかねばなりません。

 この点で、最近、日本は、一歩前進しました。海賊対処法の成立です。海賊から国民の生命・財産を守るため、わが国も多くの国々と同様、アデン湾・ソマリア沖に、海上自衛隊の護衛艦などを派遣しています。法の成立により、今後は、船籍に関わらず、外国船にも対応することが可能となりました。

 先日、来日された、アロヨ・フィリピン大統領からも、温かい賛辞を頂きました。実は、日本の外航船舶の船員の7割以上は、フィリピンの方々です。

 ソマリアでは、20年近くも内戦や混乱が続き、人々は、想像もつかないほどの苦難に直面しています。治安の向上、雇用の創出など、安定化のための支援も、全力で行っています。自衛隊や海上保安庁による活動と、ソマリア及び周辺国への、治安・民生面の支援は、いわば「車の両輪」です。

 私は、「国家・国民の安全と繁栄を守る」外交の実現に向けて、具体的行動を取り続けます。

※ プロフィール

太郎ちゃんねる
※メールマガジンの登録者が対象です。
前内閣府特命担当大臣(経済財政政策)の与謝野馨です。

[「経済財政改革の基本方針2009〜安心・活力・責任〜」について]
前内閣府特命担当大臣(経済財政政策) 与謝野馨
 6月23日の臨時閣議において、「経済財政改革の基本方針2009〜安心・活力・責任〜」が閣議決定されました。
 全文を読む
この人に聞きたい

[感謝の気持ちを込めて、歩み続ける女優の道]
女優 森光子
 風薫る五月に、連日大入りのお客様にご覧いただくことができました「放浪記」帝劇公演の幕がおりまして、早や一月、すっかり夏空となりました。
 全文を読む
編集長の
ひとこと
内閣官房副長官 松本純
 昨日、麻生総理は、森光子さんに国民栄誉賞を贈り表彰しました。森さん主演の舞台「放浪記」は、約半世紀にわたって上演2000回を達成し、多くの国民の皆さんを魅了。
 全文を読む
政府インターネットTV
 政府情報などを動画で提供しています。
総編集長:内閣総理大臣 麻生太郎/編集長:内閣官房副長官 松本純
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)