麻生内閣メールマガジン(第39号 2009/07/16)
エコポイントにかける思い
[私の1万2千ポイント]
 メルマガ読者の皆さん、こんにちは。経済産業大臣の二階俊博です。

 旅行券や、おこめ券。JRで使えるカード。町の商店街の商品券。さらには、紀州みかんや、夕張メロン。

 これらは、すべて、「エコポイント」を使って交換できる商品です。商品券や地域の産品など、全部で2万品目。魅力のある商品ばかりです。

「エコポイント対象商品」
 こんなロゴマークを、お近くの電器店などで、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 対象は、エアコン、冷蔵庫、地デジ対応テレビの3品目。このうち、エネルギー効率の特に高いものを購入すると、「エコポイント」を得ることができ、それをさまざまな商品と交換することができます。

 このエコポイント事業は、麻生内閣が4月に決定した「経済危機対策」に盛り込まれ、5月に成立した21年度補正予算により、実施されており、大変好評です。

 そのねらいの第一は、省エネ性能の高い家電を広めることで、家庭内の消費電力を抑え、地球温暖化の防止につなげることです。まさに、「エコ」です。

 第二に、たくさんの家電を買っていただければ、景気対策ともなります。景気がよくなり、企業が元気になれば、雇用の拡大にもつながります。実際に、増産を行う企業も出てきました。

 電機・電子産業は、我が国の製造業の15パーセントを占めています。また家電は、多くの部品を使って製造されるなど、材料、部品、流通、販売といった、非常にすそ野の広い産業です。今回のエコポイント事業によって、経済効果として、4兆円の効果を見込んでいます。

 第三に、2年後に迫ったアナログ放送終了に向けて、地デジ対応テレビの普及も進めることができます。

 まさに、「一石三鳥」をねらった、世界にも類を見ない、大いなる試みです。この制度を発表して以来、私が参加した国際会議の場でも高い評価をいただくなど、外国政府などからも注目されています。

 国民全体が、エコポイントという新しい仕組みに背中を押されて、ちょっとずつ頑張ろうという気持ちになってきています。まさに「もったいない精神」の日本独特の成功事例を世界に示すことができています。

 制度がスタートした5月15日、さっそく、私も、東京都世田谷区にある烏山駅前通り商店街の電器店に伺いました。

 視察だけのつもりが、商店街の活気と、地域の電器店ならではの人なつっこいご主人のご案内や、近所の商店街の役員の皆さんの笑顔に後押しされて、地デジ対応テレビを購入することとなりました。これで1万2千ポイントいただくことができます。

 今月1日からは、いよいよ申請受付が開始しました。1万2千ポイントの使い道に、私は今、頭を少し悩ませています。

 このホームページをご覧になれば、皆さんの地元の産品や商品券をはじめ、お気に入りの商品がきっと見つかると思います。

 申請手続がむずかしいという方には、家電販売店の方にサポートしていただく制度も用意しています。「エコポイントサポート販売店」というロゴマークがあるお店で、ご相談いただきたいと思います。

 このエコポイント制度も、スタートから2ヶ月。おかげさまで、大変評判がよく、売れ行きは実に好調です。

 こうした景気状況の中にもかかわらず、エコポイントの対象となっている家電の売上は、種類によってばらつきはあるものの、平均すれば、昨年の同じ時期を2割程度上回っています。

 期限は、来年3月末まで。長年使ったエアコンや冷蔵庫、アナログテレビをお持ちの方は、この機会に是非買い換えをご検討いただき、この「エコポイント」の輪に加わっていただきたいと思います。

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