麻生内閣メールマガジン(第41号 2009/07/30)
行政改革担当大臣の甘利明です。
[行政の生産性を高める「質の行政改革」の推進を]
 皆さんは、国の役所の窓口で待たされたり、補助金の申請をしてもなかなか結論が出なかったりといった経験は有りませんでしょうか。

 政府では、これまで行政改革を進め、国家公務員や地方公務員の人数を5年間で5.7%純減したり、独立行政法人17法人の廃止・民営化を決定するなど、私が担当している期間だけでも、約3,000億円のムダの削減や約19,000人の国家公務員の純減を行い、行政改革について相当な成果をあげつつあります。これらは、歳出の削減にはなるものの、国民の皆さんからすれば、「自分たちにどのようなメリットがあったの?」「役人の数を減らして、行政サービスは良くなるの?」などなどの疑義もありました。

 そこで、新しい行革として、行政の生産性を高め、行政サービスの受益者たる国民の皆さんが、行革の成果をじかに実感できるものにしようと考えました。つまり、これまで進めている行革が「量の行政改革」だとしたら、新しい行革は、「質の行政改革」です。これによって、ユーザーである国民の皆さんの「顧客満足度」を引き上げます。

 「質の行政改革」では、まず、国民の行政に対するニーズがどこにあるかということを把握し、改善の目標値を掲げます。例えば窓口でいえば、待ち時間を3割短くするとか、申請の書類の量を3割減らすとか、そういうことに具体的に取り組むこととします。

 その上で、その業務の作業開始から結論が出るまでの工程を分析し、最適化を図るという「業務工程改革」を行います。これは、民間ではBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)と呼ばれていて、業務の再構築に使われる手法です。

 このような「質の行政改革」については、先月、取組方針(概要本文)を決定しています。各府省は9月末までに業務工程改革の計画を作り、12月末までに成果を公表します。国民の皆さまが行政改革の成果を実感していただけるよう、しっかりと取り組んでまいります。

 また、「質の行政改革」では、国民の皆さんのニーズを把握することが重要であり、ご意見やご提案を頂きたいと考えております。こちらから、どしどしお寄せ下さい。

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