麻生内閣メールマガジン(第43号 2009/08/13-08/27)
この人に聞きたい
[国際数学オリンピックに参加して]
(国際数学オリンピック金メダリスト 筑波大学附属駒場高等学校3年 副島真)
 国際数学オリンピックという大会に参加してきました。今年は50周年記念の大会であり、ドイツのブレーメンで開催されました。今回は、104カ国・地域から565名の選手が参加して、2日間かけて6問の数学の問題を解きました。

 今年出題された問題には、例えば、"数直線上にバッタがいる。数直線上には(ある条件で)障害物がいくつか置かれている。バッタがうまく跳べば、すべての障害物を跳び越えられることを示せ"、というようなものがありました。(こちらに問題文が載っているので、興味を持った人は挑戦してみてください。)

 コンテストが終わった後は、観光や国際交流などもしました。また、今年は50周年記念だったので、有名な数学者の講演会なども行われました。

 数学が好きになったきっかけはよく覚えていません。少なくとも、記憶に残っているうちで最も古い時期には、すでに数学が好きになっていたと思います。ただ、すべての人が数学を好きにならなければならない、とは思いません。自分の好きなことを探し、そのことを熱心にやっていけばいいと思います。

 数学オリンピック以外では、情報オリンピックやTopCoderなどのブログラミングのコンテストにも参加しています。しかし、特にTopCoderでは、プログラミングの技能はあまり要求されず、数学的に考えることが求められています。

 数学オリンピックに参加して得られた最も大きなことは、多くの数学が好きな人たちと知り合えたことです。数学オリンピックに参加すると、国際大会、日本国内での合宿などで他の参加者と会えるので、数学に興味を持った人と知り合う良い機会だと思います。

 最後になりましたが、数学オリンピックを支えて下さった関係者の方々、ありがとうございました。高校生以下の方は、是非来年の数学オリンピックに参加してみてください。

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